産後 理想

産褥期に無理をしないで!産後の理想の過ごし方




新米ママにとって、出産は1つの大きな目標であり、ゴールだと考えていた人がほとんどだと思います。妊娠、出産という大事業を成し遂げることは女性として大きな一大イベントですので、まずはそれを乗り切ることで頭がいっぱいです。

無事に元気な赤ちゃんを産むためにがんばろう!赤ちゃんに必要なものを出産までにそろえよう!陣痛ってどんなものなの?など出産までのことには色々と目がいきますが、出産した後の自分のことはなかなか想像もできない人が多いのです。

そこで今回は、

・出産後のママにはどのような変化があるのか
・産褥期とは何か知りたい
・出産後の過ごし方で気をつける点は?

といった方に、理想的な産後の過ごし方についてご紹介します。

出産後のママは身体、心、生活に大きな変化があります。その変化を上手に受け入れながら理想的な産後を過ごしてみましょう。

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出産後の現実

出産という大きな仕事を終えたママが、1ヵ月ほどの休養を経て子育てに突入できるのなら、それほどママの身体にも心にも負担をかけることなく、楽しい育児ができる人が増えるはずです。

また、出産前から出産直後のママの現実をもっとはっきりと理解していればある程度心構えができているので、現実を受け入れやすいのかもしれません。実際、2人目、3人目のママは出産後の育児の大変さを既に知っているので、あまりトラブルなく過ごせたという人もたくさんいます。

出産によって疲れきった身体をいたわる時間もないまま、出産の瞬間から育児が始まります。母子同室の体制を取っている産院などは、ママがゆっくり眠ることもできないという現実があります。

少し眠ってはオムツを替え、おっぱいを飲まし、体重を量って・・・という生活を繰り返し、1日中、意識が朦朧としてくるママもいます。あまりに過酷な育児の現実に涙を流すこともあるほどです。

おっぱいが出ない、赤ちゃんが眠らない、体重が増えない・・・という理想通りにいかない自分の育児に自信を持てなかったり、体調が思わしくないので気分まで落ち込んで、産後直後からうつになる人も珍しくありません。

産院にいる時はまだ助けてくれる専門家が近くにいて、多少気持ちも楽なのですが、退院した後、誰の助けもなく自分ひとりで育児する人の現実は過酷そのものなのです。

出産直後のママの変化

出産後は育児に追われる生活になるだけではなく、ママ自身の身体や心にも大きな変化が起こります。では具体的にどのような変化があるのでしょうか。

身体

出産直後の身体は、人それぞれ全く違います。元気な人は、たった今出産したばかりなのに、スタスタと歩いて分娩室から病室に、自力で何事もなかったかのように笑顔で返帰っていく人もいますし、ぐったりとうなだれ車椅子に乗せられて病室に帰る人もいます。

車椅子に自力で乗ることもできず、数人の看護師に抱きかかえられてやっと座れるという人もいます。大きなお腹がなくなって身軽になったにも関わらず、赤ちゃんと胎盤を出したママの身体は筋肉が伸びきり、相当なダメージを受けています。

骨盤は出産によって緩み、歩くこともできませんし、身体のいたるところが痛くて自分で座ることができない人もいます。体内からは生理のとき以上の出血が続き、会陰切開した場合は、縫い傷もしばらく痛みます。

トイレに行くだけでも大変な人は、赤ちゃんを抱いたり、おっぱいを飲ませたり、オムツを頻繁に替えたり、それ自体は簡単なようですが、かなり過酷な作業になります。

やっとかわいい赤ちゃんに会えたので嬉しさいっぱい、幸せいっぱい!と想像していたであろう新米ママは、上手くできない育児にイライラしたり、メソメソしたり、我が子がかわいいと思えない自分に母親失格の烙印を押して落ち込んだり・・・。

また、反対に異常なほどハイテンションになってしゃべりまくったり、笑い出したりと精神不安定になります。気分のムラが大きいことは特別ではなく、このうつのような状態からマタニティーブルーになります。

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家での過ごし方

妊娠中は時間にも自分にもゆとりがあるので楽しい時間を過ごしていた人でも、出産後家に帰ると、年中無休24時間営業の育児という仕事が待っています。

産後、実家に戻ったり、実母などが育児の手伝いに来てくれている場合は、家事などの負担が減るので気持ちも身体も楽になりますが、助けがない場合は、家事と育児に追われてまさに戦場のようになります。

それでも身体が元気な場合は何とか乗り切れますが、身体が元に戻っていないママには一番辛い時期になります。数時間おきに、おっぱいを飲ませ、ゲップをさせて、オムツを替えて、お風呂に入れて、泣き止まない時は抱っこする・・・というサイクルがずっと続くのですから大変です。

こんな状態で買い物に行ってご飯を作って掃除をするというのはなかなかできることではありません。基本的には生後1ヶ月くらいは外に赤ちゃんを連れ出せないので、ママも外出できず気分転換もできません。

核家族である場合は、話し相手も相談相手もいないので、精神状態はますます不安定になります。育児ノイローゼはちょうどこの頃に起こります。

産褥期(さんじょくき)とは

産褥期の「褥」という字には、「布団」という意味があります。昔から、産後1~2ヶ月ほどは部屋に布団を敷いたまま、できる限りママは横になって身体を休めることが大切とされている時期でした。

出産後はとにかく無理をせずに、しっかりと休養をとって身体を回復させることが一番重要で、この産褥期に無理をするとその後のママの身体に問題が生じるとされていました。

昔のように、家の中に何世代もの家族が同居している場合は、産褥期をしっかり休養することが可能でしたが、現代では核家族化が進み、家事をする人がママ一人の状況である場合が多くなると、産褥期という言葉さえなかなか聞かなくなりました。

出産は病気ではないという周囲の雰囲気があると、産後にゆっくり横になること自体が怠けているような気持ちになり、真面目でがんばりやさんなママほど一生懸命育児と家事をこなそうとします。

しかし、出産という事自体は、昔も今も変わりません。産後の女性の身体に昔と今も差がないにも関わらず、産褥期の過ごし方が少しずつ変わってきているために現代の出産後の女性の身体には大きな負担がかかっています。

産褥期に無理をすると?

産褥期に無理をして動くと後で身体を壊すと昔からいわれていますが、これはあながち迷信ではありません。

本人は気合があって、がんばろうという気持ちに満ち溢れていても、本人が気づいていないところで、出産による身体へのダメージが大きい場合があります。体力が回復していないにも関わらず、育児による睡眠不足などで身体の抵抗力も落ち、ちょっとしたことで大きく体調を崩すこともあります。

骨盤が緩んだままであるにもかかわらず、家事をこなせばいつまでも骨盤は元に戻りません。また、出血もあるので貧血にもなりやすい状態になっており、フラッとすることもあります。

貧血で倒れるだけでも倒れ方が悪ければ大事故にもつながります。赤ちゃんを抱いていたとすれば、被害も拡大します。

一人で乗り切ることはできない!

元気な人でも新生児の生活を一人で支えることはなかなか大変です。赤ちゃんは大人の生活など全く無視して生活しています。

昼夜逆転して生活してしまっている赤ちゃんもいますし、おっぱいの飲み方が下手な赤ちゃんもいます。ウンチの出にくい赤ちゃんもいれば、寝たままなかなか起きない赤ちゃんもいます。

どんなに騒音がうるさくてもすやすや眠る子もいれば、ちょっとした物音で泣き叫ぶ子もいます。かわいいけれども、わがまま放題なのが赤ちゃんなのです。

こんな赤ちゃんを、心身ともにまだまだ元に回復していないママが一人で育てるのは、所詮無理なことです。新米ママが、育児をサボっているわけでも、怠けているわけでも、駄目なママであるわけでもないのです。

自分を責めるべきではないのに、この辛い時期を一人で乗り越えようと無理をすると、心身ともに悲鳴をあげてママがダウンしてしまいます。できないのは自分だけじゃないということをしっかり自覚して、できるだけ楽な気持ちで過ごしましょう。

実家のお母さんでも、お姉さんでも、旦那さんでも、友達でも誰でもいいので助けを求めてみましょう。実際に助けてもらえなくても、電話で話し相手になってもらうなど、相談相手がいるだけでも大きな支えになります。

特に同居している旦那さんにはできるだけ家事を助けてもらいましょう。また、お住まいの自治体にファミリーサポートサービスなど、有料でベテランママさんに家事をお手伝いしてもらえるサービスなどがないか調べてみて利用するのも良いでしょう。

理解ある旦那さんになってもらう

男性は、自分の子どもでもなかなかすぐには愛情が沸いてこないという人も珍しくありません。妊娠や出産も自分が経験したわけではないので意識が低いですし、産後の奥さんの心身の辛さなど、なかなか想像がつきません。

イクメンの父親が増えてきたとはいえ、最初からイクメンぶりを発揮し、育児の戦力になってくれる旦那さんは少ないと認識しておきましょう。

男性本人にイクメンになるという自覚がない限り、後は子育てを通して徐々にイクメンになってもらうようになることが大切です。オムツを替えたり、お風呂に入れたり、抱っこしたりするのも練習が必要です。

旦那さんをできるだけ褒めて褒めてその気にさせて、イクメンに育てていきましょう。最初は見ていてイライラすることも多いでしょうが、慣れてきたり、赤ちゃんとたくさん触れあうことで、最初は実感のなかった父親としての自覚が芽生えたり、赤ちゃんに対しての愛情が生まれてくるきっかけにもなります。

育児は心配で任せられないと思うならば、家事を重点的に手伝ってもらいましょう。ご飯のお買い物や調理、ごみだしや洗濯、掃除など家事を手伝ってくれると本当にありがたく感じます。

感謝の気持ちをしっかり伝えて支えてもらいましょう。また、ママが育児に追われて家事に手が回らないことも多発しますが、多めにみてくれるようにお願いしておくことも大切ですね。

産後のママが大切な時期に、しっかり理解して助けてくれる旦那さんがいる家庭はその後も信頼関係ができて上手くいきますが、逆に、協力が得られずに夫婦関係が崩れてしまうことが多いのもこの産後直後の時期です。

しっかり食べて、しっかり休養する

産後に何より大切なことは、赤ちゃんとママの健康です。赤ちゃんの健康には何かと気を使っても、自分の健康に気を使えてない人が多いのです。

まずは食事ですが、たくさん食べる必要はありませんが、忙しいからといっていい加減な食事ばかりしていてはいけません。パンやお菓子、コンビニフードばかりで栄養を摂るのではなく、豪華でなくてよいので普通の和食を心がけましょう。

ご飯に味噌汁、ちょっとしたおかずを一品で充分です。お味噌汁などは多めに作っておいて、その都度作らなくていいようにすると手間も省けます。

食事が作れない場合は、食事の配達などを短期間利用するとよいでしょう。完全な完成品を配達してくれるものもありますし、食材のセットを届けてくれるサービスもあります。

産後1ヶ月ほどは、食事の手伝いをしてくれる人が見つからない場合、色々なサービスを利用できるように産前からチェックしておきましょう。基本的な和食を摂っていると母乳の調子もよくなります。

また、この時期のママが一番欲しいのは睡眠です。出産するまでは、ゆっくりと静かに眠れましたが、赤ちゃんがいる家庭では、この長時間の睡眠を取ることが至難の業になります。

夜泣きするたびに、授乳して、おっぱいを飲ませて、抱っこしていると気がついたら朝になっていた、という日が続くと、ママは肉体的にも精神的にも疲れがピークになってしまいます。

睡眠をとることは、健康を維持するためにも非常に重要なので、赤ちゃんがちょっとでも昼寝したらママもその横でゆっくり眠りましょう。赤ちゃんが寝ている間に何かをしようとすると全く睡眠が取れない悪循環になります。

抱っこから降ろすとすぐに泣く赤ちゃんもいますが、周りに大人がいる場合は遠慮せずに、抱っこを変わってもらってゆっくり眠りましょう。隙間時間に家事をするのではなく、しっかり眠ることが重要です。

理想を追わない

育児書やインターネット上では、育児に関する様々な「こうあるべき」というマニュアルがあります。これらの理想の育児マニュアルに振り回されて、自分を見失っているママが非常に多いのです。

育児はマニュアルどおりにいかないことばかりです。そしてマニュアルどおりにいかなくても赤ちゃんが元気に、ママがニコニコ過ごすことができたら何も問題ありません。

産後の身体をできるだけ早く回復させるためにも、ママは無理をしてはいけません。凝り固まった理想を追うことなく、できるだけ楽に、ゆっくり産後を過ごしましょう。

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