産後院

芸能人も利用している産後院!?そのサービスと利用法




女性として出産をして母になるということは想像以上に大仕事です。特に出産直後というのは身体もまだまだ本来の調子に戻っていませんし、心も不安定、赤ちゃんのことも全然分からないという状況のお母さんが多く、心身ともに疲労困憊してマタニティーブルーや産後クライシスになる人も珍しくありません。

このような出産直後の女性のあらゆる場面を支えるのが産後院というもので、有名芸能人も産後に利用するなどと話題になり、じわじわと日本にも広がってきています。

そこで今回は、

・産後院に興味がある
・産後院は何のためにあるのか知りたい
・産後院にはどんなサービスがあるのか知りたい

といった方に、産後院とは一体どのようなものなのか詳しくご紹介します。

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産後院とは?

同じアジアでも韓国や中国では、産後院という施設が一般的に広く普及しています。日本ではある有名女優が出産後に韓国の産後院を利用したということで話題になりましたが、産後の女性の身体、心、育児・・と様々な面から全面的にサポートして、ゆったりとした気分で産後回復を行う施設です。

韓国などでは、出産後、産院から退院するとすぐに産後院に入院するというのが一般的で、ゆっくり体を回復させて、育児にも慣れてから自宅に戻るという流れになっています。

産後院は基本的には個室ですが、セレブが利用する高級リゾート型のものから一般の人が低料金で入院できる施設まで様々あります。

日本では助産院に併設されている産後ケア施設が主ですが、セレブ産院に併設されている産後院があったり、公立病院でも産後のケア専門の入院施設を持った病院が徐々に完備されてきました。

昔は日本でも、産褥期の女性を大家族がみんなでサポートしてやってきましたが、核家族化が進む中、里帰り出産をしない人、産後のお手伝いをしてくれる近親の人がいない、高齢出産で産後の回復が困難という人にとってありがたい施設といえます。

産後院では何をしてくれるの?

産後院では、産後の肥立ち(妊娠・出産とを終えた女性の身体が妊娠前の状態までに回復すること)を全面的にサポートしてくれます。

産後回復のためにお母さんが安心してゆっくり休むことができたり、産後の女性の身体とこころのケアや、初めての育児に関する不安や疑問に対するサポートなど、各専門家によってあらゆるサービスを細かく受けることができます。

身体

出産直後を産褥期といいますが、妊娠、出産を終えた後の女性の身体はダメージが大きく、すぐに普通の生活を送ることができる身体ではありません。安産であった女性でも出産後しばらくは、生理よりもひどいくらいの悪露(おろ)という出血が続きます。

出血があるので貧血状態でもありますし、お産のときに会陰切開などしている場合は、傷の痛みや違和感があります。出産するときに骨盤が緩んだり、歪んだりしていますのでいつもどおりに歩くこともなかなかできず腰痛にも悩まされます。

帝王切開で出産した人も、出産直後は傷口の痛みや子宮収縮のための痛みで径膣分娩の人よりも回復が遅くなります。1週間ほどの入院が必要ですし、その後の身体もすぐに今までどおりに動ける身体ではありません。

そこで産後院では、まだまだ本来の体調に戻っていないお母さんの身体の回復を全面的にサポートしてくれます。

骨盤矯正

出産によって起こる骨盤へのダメージ回復をサポートしてくれます。専門のスタッフが個室でどの程度出産で骨盤が歪んだか、緩んでいるかということをチェックし、適切な施術をしてくれます。

出産後すぐに退院してしまうお母さんは、骨盤のゆがみや緩みを感じながらも育児に追われて整骨院を受診することがなかなかできません。産後すぐの時期は骨盤のダメージが大きい時期ですが、骨盤が動きやすいので矯正しやすい時期であるともいえます。

出産を機会に適切な骨盤矯正をすると、妊娠前よりも骨盤が締まって体型が良くなるということも珍しくありません。産後すぐに骨盤矯正できるということは、美容上もとっても有意義なものなのです。

アロママッサージ

出産直後の女性は動物的本能が強いので神経が過敏になっていて、情緒不安定で心からリラックスすることが難しくなっています。そこで、赤ちゃんを一時預けてお母さんがゆっくりアロママッサージを受けることによって気分を和らげます。

マッサージもしますので身体の疲れも取れます。優雅な雰囲気の中でゆったり施術されていると、出産後である自分を忘れてしまうほどです。

赤ちゃんといつも一緒にいると、不安や心配が常にありますが、少し離れて気分を落ち着かせるためにもアロママッサージは有効です。

エステ

普段からエステを利用しているという人はまだまだ少ないと思いますが、人生の中で数回しかない出産という大仕事をしたお母さんへのごほうび的な意味もあります。

妊娠によって女性ホルモンの急激な変化でお肌の調子を崩していたり、敏感肌になってケアがなかなかできていないという人でも、専門のエステティシャンによる施術でフェイシャルケアや体のケアを受けることができるので人気があります。

おっぱいケア

出産すれば誰でも母乳育児が順調に行くというものではありません。母乳が良く出る人、出ない人・・・おっぱいに関する問題は様々です。

初めて出産した人は、出産する前はおっぱいケアの重要性や必要性をあまり感じていませんが、育児を始めてみるとおっぱいに関する悩みが尽きないことに初めて気づきます。

お母さんのおっぱいの分泌量と赤ちゃんがおっぱいを飲む量との関係が上手くいっていない時期なので、よくおっぱいが出るお母さんなどは乳腺炎などになりやすい傾向があります。また、あまりおっぱいの出ないお母さんはおっぱいケアを充分に行って分泌を良くするマッサージを受ける必要があります。

家庭で自分でケアする方法もありますが、できれば専門の助産師さんなどのケアを身近に受ける事ができれば、よりスムーズに母乳育児ができるようになります。

産後院ではおっぱいトラブルの専門家が常駐している場合が多いので、安心して過ごすことができます。

こころ

出産は人生の中でも非常に大きな出来事ですが、出産を成し遂げた直後からみたこともないような小さな我が子をポンと任されたお母さんのこころはどんなに不安でいっぱいでしょうか。

出産の大きな喜びが吹き飛んでしまうほどの不安や恐怖が次々と育児では起こりますので、お母さんのこころは非常にナーバスになっています。

ホルモンのバランスが急激に変化するせいで情緒不安になるという面もありますが、突然ハイテンションになったかと思うと、ちょっと不安なことや自信のないことに出くわすと涙が止まらなくなるほど気分が沈んだりします。

このような状態のお母さんが家で一人きりで育児をすると、産後うつなどのトラブルに発展する場合が多く、産後うつから子どもを虐待したり、放置したりする事件が起こる可能性があります。

産後院では育児に直面していろいろな不安や疑問をもったお母さんが、いつでも素直にこころのうちを話せる体制を用意しています。

なぜ泣き止まないの?おっぱいは足りているの?お母さんとして私はやっていけるの?という育児に関する相談を受けたり、家族との関わりなど、何でも不安に思っていることや、心配していることに寄り添って、お母さんのこころの健康を維持するためにカウンセリングのサービスがあります。

育児サポート

授乳や沐浴など、どれだけ出産前に勉強やシミュレーションをしていても、実際に自分の赤ちゃんで実践してみるとうまくいかなかったり、思ってもいなかった不安や疑問がでてくるものです。

産後院ではそういった育児に関する指導を専門のスタッフから受けることができます。

授乳指導

初めて育児をするお母さんにとって、授乳も初めての経験である人がほとんどです。母乳育児をする場合は、おっぱいの飲ませ方やおっぱいのケアの仕方、赤ちゃんがおっぱいをどれぐらい飲んでいるかという疑問にも専門のスタッフがアドバイスしてくれます。

おっぱいが足りない時は粉ミルクを足しますが、どれぐらい飲ませるかということはなかなかお母さんも分からず、不安になります。出産した産院でも指導はしてもらえますが、4~7日ほどの経験ではまだまだ分からないことばかりです。

自宅で一人で慣れない授乳をしていると、これで大丈夫なのかと心配でこころが休まりませんが、産後院では24時間体制で母子を見守ってくれるのでお母さんが安心できます。

沐浴指導

首も据わらない、体がふにゃふにゃの赤ちゃんをお風呂に入れるのは、慣れない人にとって一大仕事です。お湯を沸かして温度を管理したり、どうやってお風呂に入れるのかというコツはしばらく実際にやってみないとわかりません。

家庭で自分だけで沐浴させる前に専門家の前で練習できるというのはお母さんにとって心強いことです。お風呂に入れて、体をふいて、産着を着せる、クリームを塗る・・といった細々した作業の練習に付き合ってもらえるのが嬉しいサービスです。

生活のサポート

ただでさえ慣れない育児に追われる上に、普段の家事まで行うことは産後のお母さんにとって非常に負担となることばかりです。

産後院では、それらの負担を取り除き、できるだけ安心してゆっくり産後の回復ができるようサポートしてくれます。

食事

退院後、自宅に帰って一人で育児をしながら買い物にいき、夕食の準備をするというのはほぼ不可能です。

誰か食事のサポートをしてくれる人がいるか、お弁当を買ってくるパターンが多いのですが、サポートをしてくれる人によっては気を使ってしまいますし、お弁当だとメニューが偏ったり、栄養が充分取ることができません。

産後院では、専門の栄養士が産後のお母さんの為に充分な栄養、ヘルシーで美味しいメニューを常に考えて用意してくれます。

洗濯

産後院にいる間の洗濯をお願いすることができます。家事でいろいろ動き回ることが産後の肥立ちに悪いので、産後院では可能な限り安静にするためのサービスです。

家族の宿泊

産後院によっては、赤ちゃんの家族である人を産後院で宿泊させてもらうことが可能であるところもあります。旦那さんが会社帰りに泊まりに来たり、兄弟が泊まることができるので、お母さんはうちに残してきた家族のことを心配する必要がありません。

もちろん夕食も産後院の中でみんなで食べることができます。家族も新しい家族を突然家で迎えるよりも、ワンクッション置いて受け入れる方がこころの準備ができるので安心です。

夜間の赤ちゃんのお世話

身体が元に戻っていないのに、夜泣きがひどくてお母さんの睡眠がまともに取れない、どんどん体力がなくなっていくという状況である場合に、産後院ではお願いすれば夜中にずっと赤ちゃんを預かって面倒を見てくれます。

自宅で一晩中泣かれて困り果てるという状況は産後院ではありません。お母さんが休みたい、眠りたい、ゆっくりしたいという時には、子どもを安心できる専門家のシッターさんに預けることができます。

お母さんは静かな部屋でゆっくり睡眠を取ることができるので体力の回復が早くなります。安心して赤ちゃんを任せることができることがお母さんの一番安心できるところです。

その他、お母さんが食事を取ったり、エステを受けたり、マッサージを受けている時も赤ちゃんをしっかり見守ってくれます。

産後院に産後どれくらい滞在するの?

産後院を利用する場合、どれぐらいの期間利用する人が多いのでしょうか?これにはかなりの個人差があるのですが、短い人では産院から退院して産後院に来る人で、1週間から10日くらいです。

長い人は、いわゆる産褥期が終わるころである、出産から1ヶ月後まで滞在します。1ヶ月滞在すれば、お母さんの体力もほぼ戻ってきますし、生後1ヶ月経てば、赤ちゃんの体もしっかりしてきますし、何よりお母さんの育児が板についてきます。

母子ともに自信をもって産後院を退院することができれば、その後の育児もきっと上手く乗り越えられるでしょう。

また、産院を退院した後に自宅に帰ったという人でも育児についてちょっと相談したいことがあれば、日帰りで受け付ける産後院もありますし、お母さんの寝不足解消の為に親子で産後院に入院し、1泊か2泊して充分睡眠を取るという目的だけの為に産後院を利用する人もいます。

産後院の費用はどれくらい?

産後院の費用についても、産後院のランクや滞在日数、受けるサービスの種類などによりますのではっきりしたことはいえません。都市部だと一泊3万円程度かかるところも多いですし、一週間滞在で15万円くらいから30万円くらいのところもあります。

助産院に併設されている産後ケア施設や自治体のサービスならば、比較的リーズナブルな費用設定になります。

産後院の予約状況

じわじわ日本にも広まってきた産後院ですが、まだまだ利用者も少なく、施設も充分ではありません。しかし、産後の生活に不安を抱える人が多いので、産後院は予約でどこもいっぱいであると考えておきましょう。

産院で産後ケア施設が併設されている場合は比較的予約も取りやすくなりますが、別の施設などは出産予定日がわかり次第予約を入れておきましょう。

積極的に産後院を利用しよう

女性にとって命をかけた出産を終えた後は、しばらくゆっくりしたいものです。しかし、現在の日本の産院のシステムや家庭環境では、なかなかゆっくり産後を過ごせる女性は少ないです。

産後院という施設を産後の女性が積極的に利用しだすと、よりたくさんの産後院ができます。女性が安心して子育てできる社会のためにも積極的に産後院を利用し、メジャーなものにしていきたいものです。

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