新生児の便秘解消

新生児の便秘の見分け方と便秘の原因や解消法




新生児の便秘の原因には、さまざまな要因が考えられます。

新生児の場合、便秘が長期にわたると機嫌が悪くなるだけでなく、発熱など、体の症状としてあらわれてくることもあり、たかが便秘と安易に考えては危険です。お母さんの常日頃からの注意が必要です。

そこで今回は、

・新生児のうんちで健康かどうかわかるの?
・赤ちゃんが便秘気味のときはどうすればいいの?
・新生児の便秘を解消する方法がしりたい!

といった方に、新生児の便が便秘かどうか見分けるポイントや、便秘になるさまざまな原因と、それぞれの解消法をご紹介します。ぜひ、赤ちゃんの健康維持の参考にしてみてください。

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新生児の便秘の見分け方

新生児訪問で、助産師に向けられる質問で圧倒的に多いのが、便秘の問題です。

多くのお母さんが心配するのは、うんちの頻度。「どの位の間隔でうんちが出ていれば、良いのか?」「何日間、うんちが出なければ便秘と判断すればいいのか?」という疑問です。

新生児の排便には個人差があり、一概に何日間でないから便秘と決めつけることはできません。その子その子に合った排泄間隔があり、その間隔と比較して便秘を判断しなくてはなりません。

たとえば、一日五回程、便をしていた赤ちゃんが、次の日から一日一回、または便が出なくなってしまった場合は、明らかに便秘といえます。

逆に、3日に一度のペースで便をしていた赤ちゃんが4日に一回に変わってしまっても、便秘とはいえません。

便秘かどうか判断する場合には、その子の普段の排便の頻度と比較して、判断しましょう。一日でなくても、次の日以降、通常通りの排便が行われるケースもありますので、まずは本当に心配が必要な便秘なのかをお母さんが適切に判断することが大切です。

新生児の便秘の判断基準

新生児は、便秘で苦しいということをお母さんに訴えることができません。お母さん側が赤ちゃんの変化を読みとってあげる必要があります。

以下の項目に当てはまる場合は、赤ちゃんが便秘で苦しんでいることが疑われますので、適切な処置をとってあげましょう。

1)便の出る頻度が明らかに長くなっており、赤ちゃんの機嫌が悪そう。
2)下腹部を軽く押すと、いつもより硬い感じがする。
3)便をもよおす度に、苦しい表情をする。
4)便をもよおすと、痛がって泣くことがある。
5)便の量がいつもと比較して、少量である。
6)普段と比較して、母乳やミルクを飲んでくれなくなっている。

などです。一つでも当てはまる場合、便秘傾向が疑われます。

便秘解消法を試して、便秘が悪化する前に自宅で対処してあげましょう。それでも改善が見られない場合には、医師に相談することをお勧めします。

特にお腹の硬さ等の判断は難しいですので、常日頃から健康な状態を知っておくよう心がけておくと安心です。

新生児の便の特徴

新生児のうちは、栄養を母乳からとっているのか、ミルクからとっているのかで便の頻度が違ってきます。

赤ちゃんのうんちについては、もしかして病気?新生児のウンチの色で体調を判断しようの記事にて詳しくご紹介していますので、あわせて参考にしてください。

母乳の便

すべて母乳で育てている場合、新生児の便は悪臭が少なく、ツーンとした酸味がかった匂いがします。

これは、腸内の健康を保つため、善玉菌であるビフィズス菌が多く含まれている証です。そのため、母乳を飲んでいる新生児は、便が柔らかく、比較的便秘をおこしにくいとされています。

ただし、母乳育児で育った赤ちゃんでも生後1か月程すると、腸内の環境が整ってくるため、便の頻度が少なくなります。

お母さんによっては、この便の回数が減る時期に便秘と勘違いすることが多いです。

母乳は消化吸収が良いため、赤ちゃんの成長とともに便の回数が減ってくることが原因でおこるものですので、赤ちゃんの機嫌がよく、ぐずるといった変化が見られない場合には、特に心配の必要はいりません。母乳環境で便秘の心配が必要な場合は、母乳の質が原因となっているケースです。

ミルクの便

一般的に母乳と比べ、ミルクを併用している赤ちゃんやすべてミルクで栄養を摂っている赤ちゃんの便の回数は少なく、また便が堅めです。

近年では徐々にミルクの質も上がり、成分が母乳に限りなく近づいていることから、新生児の中には緩めの便をする子もいます。

ミルクで栄養を得ている場合には、便の回数よりも便の状態や新生児の機嫌などを参考に便秘を判断しましょう。

二・三日、便が出なくても便に柔らかさがあり、定期的に出ていれば心配の必要はいりません。

逆に便が少し出ていても、ウサギの排便のようにコロコロしている場合は便秘傾向と判断できますので、医師に相談するか、後記する対処法を実践してみましょう。

新生児の便秘の原因

新生児の便秘の原因は、大きく分けて体内で栄養素となるミルクなどが理由でおこる、内的要因の便秘と、外的要因の便秘に分けることができます。

便秘を解消させるためには、自分の赤ちゃんがどうして便秘をおこしているのかを知ることが一番です。

対処法もさまざまありますが、原因が分かれば、容易に対処法を選んで実践でき、赤ちゃんを苦痛から早く解放してあげることができます。

便秘になってから慌てるのではなく、一度便秘の原因を頭に入れておくことも役立つものです。便秘の原因となるものを一緒に見ていきましょう。

内的要因(赤ちゃんの飲んだミルク等、内側に原因があるため、便秘をおこすもの)

それでは、母乳で育てている場合とミルクで育てている場合の便秘の原因を見てみましょう。

母乳の質

母乳の質は、赤ちゃんの便秘と深く関係しています。ですが、母乳の栄養が良いか、悪いかは、実際お母さんでも判断が難しいものです。

母乳が原因で便秘が発症しているかどうかは、お母さんが食べている食品で判断しましょう。

便秘を引き起こす母乳は、脂肪分の量が多い母乳です。お母さんが食事で乳製品や肉などの脂肪分の多い食事を多く摂っていると、母乳は脂肪をたくさん含みドロドロになります。

新生児のような特に腸の未発達な赤ちゃんは、上手く消化しきれず便秘になってしまうのです。

赤ちゃんが便秘傾向がある場合には、まずはお母さんが食事で脂肪分を控えることが大切です。食物繊維の多く含まれている食事を積極的に摂ることで改善が見られますので、試してみましょう。

また、お母さんの水分摂取が少ないと母乳がドロドロになり、これまた赤ちゃんの便秘の原因になります。質の良い母乳には十分な水分も必要ですので、授乳前後にしっかり水分を補給するよう心がけましょう

母乳は、赤ちゃんの健康に関わる重要なものですので、常日頃から母乳の質には注意を払いましょう。

ミルクが合わない

腸の未発達な新生児の赤ちゃんは、ミルクに含まれている微量の成分によって、便秘の原因となる場合があります。

産院で薦められたミルクを継続している方もいると思いますが、ミルクはメーカーや銘柄によって成分が異なります。

サンプルなどで頂いたミルクに変えたところ便秘がスムーズに解消されたというケースもありますので、他に理由が見当たらない場合には、飲んでいるミルクの成分に原因があるかもしれません。

授乳量の問題

便が出ていないのではなく、母乳やミルクそのものが不足して便秘になることがあります。

十分量の栄養が摂れていないせいで、排便量が減り、上手く外に出しきれず、お腹の中で硬くなり便秘をおこすことがあります。

母乳の場合、量が足りているかの判断が簡単ではありません。授乳後もっと母乳やミルクを欲しがっている場合は、量が十分足りていないのかもしれません。体重の増加と合わせて、助産師や医師に相談してみましょう。

赤ちゃんの水分不足

赤ちゃんは大人と同じ量の汗腺を持っているため、汗もかきやすく、夏などは水分が不足しがちです。

部屋で過ごしていても、新生児がいると冷房をガンガンかけることもできず、夏は暑いです。

また、新生児は沐浴などで多くの水分が失われます。沐浴後や暑い時期は、白湯や麦茶等で水分補給をさせてあげましょう。十分な水分量を与えることで、便秘が改善できることも少なくありません。

ミルクの赤ちゃんはミルク自体の量を増やしてあげることで水分量を補うことも可能です。

ミルクの温度

ミルクで育児している赤ちゃんの場合、このミルクの温度によって便秘を引き起こすことがあります。

まだ胃や腸内の整っていない新生児の赤ちゃんにとって、冷えたミルクはお腹の調子を狂わせる要因になります。

普通は人肌ぐらいに冷まし、温度を保って与えるものですが、時として冷めすぎたものを与えてしまうことも。

再度温め直すなど、赤ちゃんのお腹のためにひと手間を惜しまないことも便秘解消に繋がります。

外的要因(ストレス等、外からの要因で便秘をおこすもの)

母乳やミルク以外で便秘の原因となるものは以下の場合が挙げられます。

お尻の痛み

オムツかぶれや排尿の刺激によって傷つきやすい新生児のお尻は、回復も早いですが、切れ痔などは大人同様の痛みを感じます。

そのため排便の痛みを避けようと、新生児でさえ便をしたくても我慢してしまうことがあります。

排便のがまんを繰り返すと、当然便は時間とともに蓄積され、硬くより出にくくなってしまいます。こうしたことが原因で便秘になってしまうこともあるのです。

普段からお尻の周りを清潔に保ち、痛みの要因となるお尻かぶれや腫れ、切れ痔を作らないようにしましょう。

体の冷え

赤ちゃんは大人より一枚少ない位で丁度良いといいますが、大人より体温を調節する機能が未発達のため、少し冷えを感じただけでお腹の調子が狂うことがあります。

お腹は暖かくしていた方が正常に働くという特徴もありますので、薄着をさせていてもお腹周りだけは暖かくしておきましょう。

腹巻やバスタオル(毛布)等を上手に利用して、温度を保つ工夫をしてあげましょう。

新生児の便秘解消法

新生児の場合、便秘になったと気づいてからでも、外側から少しの刺激を与えてあげることで便秘がスムーズに解消できます。まずは以下の方法を試してみましょう。

「の」の字マッサージ

聞いたことがある方も多いと思いますが、お腹をひらがなの「の」の字を書くようにマッサージする方法です。

柔らかい新生児のお腹は、わずかな刺激を与えてあげることで便がスムーズに出口に向かって運ばれていきます。

新生児は特にお腹周りの筋肉が、まだ便を押し出すまで発達していないので、このマッサージ法は効果的です。

毎日優しく2・3回程マッサージしてあげる、または排便をもよおした時に行ってあげましょう。

体を動かしてあげる

赤ちゃん特に新生児は、寝たきりのことが多いため、腸が思うように動かず、便を押し出すことができません。

オムツ替えや沐浴の時に、赤ちゃんの足をもって自転車のペダルをこぐように、股関節周りを動かしてあげましょう。

砂糖水を飲ませてあげる

お湯の中に砂糖を溶かして、砂糖水を作り飲ませる方法です。

5%の割合で砂糖を溶かし適温に調節して与えます。のどの渇いている沐浴の後はよく飲んでくれますので、与えてみましょう。

綿棒で刺激する

オイルをたっぷり含ませた綿棒を使い、お尻の入り口に先端部分を入れて刺激を与えてあげる方法です。

便がたまって苦しそうなときに、大変有効な方法ですが、あまり頻繁に繰り返すと癖になることがありますので、注意が必要です。

お尻の出口が堅くなり、また刺激がないと排便しなくなり、習慣化するのが問題といわれています。

浣腸なども綿棒同様、常習化するため、使用頻度には気を使いましょう。

それでも改善しない場合は

赤ちゃんにマッサージしてあげたり、いろいろ試してみたもののなかなか改善がみられない場合や、あれもこれも試す時間がない。といった場合は、オリゴ糖を与えてみましょう。

離乳食やミルクに少量のオリゴ糖を混ぜて与えるだけで、腸内環境の改善が期待できるため、赤ちゃんもスッキリしやすくなります。

下剤で小さな赤ちゃんが苦しそうにするのも可哀想なので、ひどい便秘になる前に対処してあげましょう。

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まとめ

便秘は、自然と解消されることもありますので、過度に心配する必要はありませんが、赤ちゃんが苦しそうな場合には病院で浣腸の処置をしてくれます。

ひどい便秘の場合、熱を出す赤ちゃんも珍しくありません。どうしても便が出ないといった心配がある場合には、小児科等で診察をしてもらい適切な処置をお願いしましょう。

photo credit: surprised via photopin (license)

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