赤ちゃんの事故と対処法

万一の対処法を知っておこう!赤ちゃんのに起きやすい事故と対処法




新生児の赤ちゃんから幼児、小学生・・と子どもは大きくなるにしたがって、行動範囲も広がって活発になっていきます。

色々なことが出来るようになったり、行けるところが増えてくると、それだけ危険なことに出くわすことも多くなります。

子どもは大人よりも元気で好奇心旺盛なので大人が想定する範囲を超えて行動します。

小さな子どもの思わぬ事故がニュースなどで流れますが、他人事ではありません。子どもの事故はそれを見守る大人の過失です。

そこで、今回は

・子供はどんな事故にあいやすいの?
・病院に連れて行った方がいいの?

といった方に、子供の事故の種類と事故にあった時の対処法をご紹介します。

万が一、子どもが事故にあってしまった場合、大人はできるだけ早急に判断して措置するなど対策を考えておくことが重要です。

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子どもの事故ってどんなものがある?

転落

子どもの痛ましい事故にマンションなど建物からの転落事故があります。

これはある程度自分で歩いて動き回れるようになった時期の赤ちゃんから子どもが多くなります。

柵のない窓がある部屋で、窓の近くにあった棚などによじ登ったり、マンションのベランダにおいてあるエアコンの室外機の上に乗って遊んでいて誤って転落するというパターン。

また、家の二階から階段で転んだり、足を滑らせたり、誤って転落したり、ソファーや椅子の上からの転落事故もあります。

ある程度高さのある高層階から転落しても奇跡的に無傷なこともありますが、死亡事故につながる場合もあります。

身体の柔らかい赤ちゃんは階段から転落しても怪我1つない場合もありますが、ちょっとした椅子の上から転落した場合でも打ち所が悪かったりすると命の危険につながる怪我にもなるのです。

転倒

歩けない赤ちゃんでも座れるようになると転倒事故にあう可能性が出てきます。

ちょっと目を離した隙に、バランスを崩して後ろにひっくりかえって頭を強打したり、何かに当たって頭部から大量に出血したりすることもあり、打ち所が悪ければ脳挫傷など重傷を負うこともあります。

歩くようになったり、走るようになると転倒することが多くなり足や手の骨を折ったり、頭を打ったり、内臓を損傷することもあるので注意しましょう。

誤飲

誤飲が多いのはやはり赤ちゃん時代です。

赤ちゃんは何でも口に入れてモノを確かめようとするので、口に入るくらいの大きさのモノには特に気をつけましょう。

もう少し行動範囲が広くなると、昨日まで手の届かなかった机の上や、登れなかった椅子にある日突然登れるようになったりするので、大人がたぶんここには手が届かないと過信しておいたものを、気がつくとさわって口に入れていたということがあります。

基本的に誤飲すると何とか飲み込んだものを吐かせようとしますが、後記しますが、モノによっては吐かせない方がいいものもあります。

鼻にモノを詰める

誤飲とよく似ていますが、赤ちゃんや子どもは食べ物や石ころのようなモノを、自分の鼻の中に入れてしまうことがあります。

子どもが指を鼻に入れて、入れてしまったモノを取ろうとしてもどんどん指で奥に押し込んでしまい、その結果取れなくなるということがあります。

やけど

やけどは新生児でも起こりうる事故で、明らかに親や大人の不注意が原因であることが多いです。

動き回ることのできない新生児でも寝かされている場所に周りの人がお茶をこぼしたり、寒いのでホットカーペットの上で長時間寝かされていると低温やけどになります。

また、少し動くようになった赤ちゃんは非常に危険です。

特に冬場など火の気があるところに自分で移動してストーブなどを触ったり、倒したり、上に乗せてあるやかんのお湯を浴びたりしてしまいます。

つかまり立ちするようになると、何にでもつかまって立とうとしますが、テーブルクロスを立つときに引っ張って、テーブルの上の熱いお茶をかぶってしまう、という事故が後を絶ちません。

台所もやけどをする危険が一杯で、お手伝いしようとして揚げ物の油を誤って倒したり、熱く熱せられたフライパンを触ったりでやけどをします。

おぼれる

海やプールに行かなくても家でも充分水におぼれて死亡する事故は起こります。

家での水の事故はやはりお風呂です。

親がきちんと見守っている場合は、足を滑らせて水に沈んでも、抱いている赤ちゃんをお風呂のお湯に落としてしまってもすぐに引き上げて助けることができればそれほど大事にはならずにすみます。

しかし、親がちょっと目を離した隙に浴槽でおぼれるという事故が後を絶ちません。

子どもが水におぼれるには、何も浴槽にいっぱいお湯がある場合だけではありません。浴槽に10センチも水が溜まっていれば充分溺れ死ぬ危険があるのです。

たった10センチの深さの水でも口と鼻が浸かってしまってあがれないときは窒息します。数秒目を離すだけでもおぼれる時は危険な状態になります。

特に赤ちゃんをお風呂に入れているとちょっとした忘れ物があったり、ちょっと持ち場を離れてしまいそうになることもありますが、その数秒が命取りになる可能性があると考えておきましょう。

また、赤ちゃんと上の子どもを二人にしているから安心して目を離す方もいますが、これも絶対に危険ですので止めましょう。

上の子どもが、赤ちゃんがおぼれていることに気がつかない場合もありますし、二人でおぼれている可能性もあります。子どもに責任を押し付けて目を離すことは危険です。

もしも事故にあった場合の対処法

いつ事故が起こるかわかりませんが、いつでも対応できるように心積もりをしておくことが大切です。

転落した場合

言葉を話せない赤ちゃんが椅子などから転落した場合、まず頭を打ったようであっても直後に大きな声で泣き出したら、意識がしっかりあるということでひとまず安心できます。

その後しばらく、ママは赤ちゃんの様子を注意深く観察しましょう。

転落した後、泣いた場合も少し時間がたってから、嘔吐したり、顔色がなく元気がなかったり、手足の動きが鈍かったり、苦しそうな様子が見られた場合はすぐに病院を受診しましょう。

転落してから丸一日ほどはしっかり様子を見守ります。

また、転落直後に泣かない、意識が朦朧(もうろう)としているといった様子の時は、頭を強く打ったために脳に損傷を受けていることが考えられますので至急病院を受診してください。子どもの場合も同様に対応してください。

誤飲した場合

誤飲したかな?と思った場合は、まず口の中をそっとのぞいてみます。

まだ口の中にモノがある場合はママが声をかけた時に、誤って飲んでしまってはいけないので、びっくりさせないようにそっと見ます。

口の中のものを指で取り出せそうなら指で掻き出しましょう。

誤飲すると心配なものに、ボタン型電池があります。

ボタン電池は、誤飲時に食道にとどまり、放電の影響によって短時間(僅か1時間)でも潰瘍ができて穴が開いてしまうなどの重篤な症状を生じることがあり、場合によっては死に至るなど大変危険です。

食道の壁が溶け電池がめり込み処置が難航して、取り出すまでに長時間かかるので、至急病院を受診してください。

ほかに、よく誤飲するものに

・紙
・乾燥剤
・クレヨン
・石鹸
・線香
・化粧品
・絵の具
・粘土

などがあります。

これらは少量飲み込んでもあまり心配がありませんが、できるだけ手で取り除き、しばらく様子を観察しましょう。

調子が悪くなった場合は至急病院を受診します。

飲み込んだものを吐かせるときは頭を低くさせてのどの奥に指を入れて舌を下げます。

タバコを誤飲した場合

タバコを誤飲した時は、吐かせるのが原則ですが、口の中にタバコの葉が残っている場合は早く葉を取り除きます。

飲み込んでしまった場合、ニコチンが消化器官で吸収されるのを防ぐために水や牛乳は飲ませてはいけません。

2センチ以上飲み込んだ場合は病院を受診します。

また、タバコが浸かった水を飲んだ場合はただちに病院を受診し、処置を受けましょう。

ニコチン中毒の症状が出ると吐き気がしたり、顔色が悪くなったり、ぐったりしてきますので病院にすぐに連れて行ってください。

誤飲しても吐かせてはいけないもの

画びょうやガラス片、ホチキスの真など鋭利なものは肺や食道を傷つけるので吐かせてはいけません。

また、強酸、強アルカリの洗剤などは、水や牛乳を飲ませますが、吐かせると食道や口を損傷するのではかせずに至急病院を受診します。

特に危険なもの

石油、ガソリン、除光液などの揮発性(蒸発しやすい)のもの

これらは救急車を呼んで病院に行く必要があります。

また、誤飲して意識がなくなったり、痙攣を起こしている場合も救急車を呼びましょう。

誤飲でなくても、飲み込んだとたんに激しく咳き込み出した場合や呼吸の状態が変わったとき、顔色が悪くぐったりしている場合は、気道内に異物がある場合が考えられます。

強く咳をしている場合は、自力で異物を出せる可能性がありますが、気道をふさがれているようで自分ではどうにもできない場合、子どもの頭を下げさせて大人の片方の腕にうつぶせさせて下あごを固定し、大人のもう片方の手で子どもの背中を4~5回叩きます。

それでも異物が取れないときは救急車を呼んで病院へ行きましょう。

やけどをした場合

やけどはとにかく患部をしっかり冷やすことが大切です。患部を冷やすことで皮膚の深い部分へ熱が行くのを防ぎます。

また、冷やすことで痛みも少なくなります。

患部を冷やすために保冷剤や冷えるシートを使用する人がいますが効果がありません。流水や氷水を利用して最低20~30秒間以上(理想は20分)冷やします。

痛みが消えたら止め時です。氷水など非常に冷たい水につけて患部の感覚を感じないくらいがよいとされています。家の中ならお風呂場へ連れて行って水シャワーするとよいでしょう。

また、服を着たまま熱いものをかぶってしまった場合は、服を着たまま冷やします。

服の上から熱湯をかぶった場合などにあわてて服を脱がせると、ひどいやけどになると皮膚が一緒にはがれてしまうことがあるので注意しましょう。

水ぶくれができたときは、水ぶくれをつぶさないようにしましょう。やけどは傷を負った2日後くらいからその状態がはっきりしてきます。患部の様子がおかしいと感じたらすぐに専門機関を受診しましょう。

赤ちゃんの場合、身体の表面積が大人より狭いので小さなやけどでもショック症状を起こすことがあります。

また、赤ちゃんは痛みに対する防御反応が鈍いので熱から逃げる時間が遅れて重傷になることも多いのです。

赤ちゃんの皮膚は大人の皮膚に比べて非常に薄いので細胞が破壊されやすくなっています。

大人が低温と感じるものでも、短時間だと思っていても重傷のやけどになる場合がありますので注意しましょう。やけどの範囲が直径2センチ以下で痛みがなく、赤くなっただけならば家で様子を見ます。

身体全体や広範囲のやけどは救急車を呼びます。

救急車を待っている間もとにかく冷やすことが大切です。大きなタオルかシーツを水が滴るほどびしょびしょにして身体を包むか、水を張った浴槽に入って救急車を待ちます。

また、広範囲のやけどでなくても、やけどの箇所の皮膚が固く白くなったら、筋肉や皮下組織が破壊されている可能性があるので救急車を呼びましょう。

顔や性器にやけどした場合は、後遺症がでる可能性もあるのでしっかり冷やしてから病院を受診しましょう。

鼻にモノを詰めた場合

子どもはよく鼻の穴に、石や豆などを入れて詰めてしまいます。

ママは焦って指やピンセットで取ろうとしますが、余計に奥に入ってしまったり、鼻を傷つけることになりますので、ピンセットで取れないようなら、まずは冷静になり落ち着いてください。

まず、異物が入っていない方の鼻の穴を閉じて息を大きく吸わしてもう一方の鼻で息を出させましょう。

この方法は赤ちゃんの場合なかなか難しいのですが、子どもでも2~3回試して駄目なようなら無理せずに耳鼻科に行って取ってもらいましょう。

鼻からもっと奥に異物が入って気管などに異物が入ると命の危険もありますので至急病院を受診します。

ボタン式の電池などは鼻の粘膜を怪死させてしまう可能性もありますので、この時も至急耳鼻科を受診しましょう。

おぼれた場合

プールや海、お風呂などでおぼれた場合はすぐに水から引き上げて名前を呼んだり、足の裏などを刺激して意識の度合いを調べます。

意識がある場合は、しばらくそのまま様子をみましょう。

水を飲んでいる場合は背中を叩いて水を吐かせるなどの処置をします。

頭を低くして口に指を入れると吐きやすくなります。意識がない場合は、至急救急車を呼びます。救急車が来るまでできるだけ心臓マッサージの処置をします。

まとめ

赤ちゃんや子どもは大人が考えられないようなことで事故に合う事が多いです。

出来るだけ危険のないように部屋の家具の配置を変えたり、危ないものを部屋に置かない、危ないものの近くへ近寄らせない工夫も大切です。

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