スリングって何?新生児の抱っこに便利なスリングの使い方!

スリングって何?新生児の抱っこに便利なスリングの使い方!




「スリング」というものがあるのをご存知ですか?

スリングとは、赤ちゃんを抱っこするときの「抱っこひも」の一種です。

抱っこひもといっても種類はさまざまですが、スリングは幅の広いの布をたすき掛けにして赤ちゃんを包み込む仕様になっています。

近年、この抱っこひもが赤ちゃんにとっても抱き心地が良いことで注目されるようになってきました。

そこで今回は、

・スリングって何?
・抱っこ紐とスリングの違いとは?
・どんなスリングを選べばいいの?
・スリングを使用する時の注意点を知りたい!

といった方に、街でよく見かけるようになったスリングについて詳しくご紹介します。

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スリングはどこの発祥?

スリングはどこの発祥

スリングは正式には「ベビースリング」といい、幅の広い布をたすき掛けにすることで、赤ちゃんを抱っこしやすくする便利グッズです。

布を使った抱っこひもは、日本以外の国では昔かから伝統的に使用されており、その歴史も古く、一枚布で赤ちゃんを包み込む方法は、何千年も前から用いられているといわれています。

スーパーで買い物をしたり、レストランで食事ができるのは現代社会であり、大昔は狩りをすることで人間は生きていました。

男性が狩りに出かけている間に女性は家を守ります。家の中には赤ちゃんがいますが、ベッドなどがあるわけでも、育児をしてくれる人がいるわけでもありません。

粗末な家で赤ちゃんを置いていると、目を離した隙に獣に襲われてしまいます。家事をしながら、赤ちゃんを抱っこしておく必要があり、そこでスリングが誕生しました。

この時代に使用されたスリングは、一枚の布を上手に結んで赤ちゃんを抱き寄せることができるだけのものでした。

現在のようにリングなどを使用し、より安全で体に合わせて調整ができるスリングができたのは1981年のことです。

イギリスのレイナー・ガーナー博士によって新しいデザインが考え出されました。

ガーナー博士が考え出したリング付きスリングは、またたく間に世界中に広がり、日本では1980年後半から輸入が始まったとされています。

スリングの特徴について

スリングの特徴について

では、スリングの特徴と便利な点について詳しく見ていきましょう。

長期間使用できる

幅広の布をお母さんがたすき掛けにし、袋状になった部分に赤ちゃんを入れて、布で包み込むようにして抱っこできるのがスリングです。

特徴としては、赤ちゃんの成長に合わせて抱き方をさまざまに変化させられるところにあります。

生後1ヶ月〜3歳頃まで使用可能で、長期間スリングを活用することができます。

密着度が高く赤ちゃんが安心する

スリングは「第二の子宮」と呼ばれるように、お母さんと赤ちゃんの密着感が高いです。

見た目は布で締め付けられているように見えるのですが、赤ちゃんは窮屈ではなく、お母さんの肌をより感じられるので落ち着くそうです。

一般的な抱っこひもは、赤ちゃんの股で体を支えるようにできているものが多いです。この作りだと、足がブラブラと宙に浮いてしまい、赤ちゃんにとってはあまり安定がありません。

一方のスリングは、体全体を包み込むので、赤ちゃんは包み込まれている状態となり、不安定さがなくなります。

実際にスリングを愛用している方からは、どんな場所でも落ち着いておとなしくしてくれている、という声が多く、安心感が高いようです。

また、スリングを使うと寝つきが良くなったり、あまりぐずらなくなったということも聞きます。お腹の中にいるような感覚なのかもしれません。

お母さんへの負担が少ない

スリングは他の抱っこひもと比べると、肩や腰への負担が少ないのがメリットです。

一般的な抱っこひもには、腰ベルトがついていても赤ちゃんを支えるのは肩となり、肩こりになりやすい形状です。例えると、重たいリュックサックを前向きにかけているような感じです。

はじめは重さを感じなくても、徐々に肩に疲労を感じてくるのが、このタイプの抱っこひもです。

比べてスリングでは、背中と肩を使って赤ちゃんを支え、布の幅が広いため、お母さんの体にかかる力も分散されます。そのため、スリングは長時間使用しても疲れが少ないのです。

装着が簡単

一般的な抱っこひもでは、赤ちゃんを一度抱っこひもの上に寝かせて装着が必要です。

また、数カ所ベルトのバックルを止めなければいけませんし、慣れないうちは手助けが必要なこともあります。

スリングも慣れるまでには戸惑うこともありますが、元は一枚布から作られているものなので、本来作りはシンプルです。

カバンの中に入れて持ち運んでもかさばりませんし、使いたいときにサッと支えて便利です。

ファッションとして楽しめる

抱っこひもといえば、無機質なバックルがたくさんついていて、いかにも育児用というものが多いです。

スリングを見たことがある人はわかるかもしれませんが、見た目にオシャレで、一見ストールを巻いているように見えなくもありません。

布のデザインによって種類も豊富なので、他の人とデザインがかぶることはまずありません。

自分で好きな布を選べば、オリジナルのスリングもできますし、赤ちゃんとの外出も楽しくなります。

スリングにはどんな種類がある?

スリングにはどんな種類がある

スリングには、大きく分けて3種類のタイプがあります。リングタイプ、チューブタイプ、バックルタイプと、それぞれに特徴がありますので紹介していきましょう。

リングタイプ

スリングの先に2つのリングがつけられているものがリングタイプです。

取り付けられたリングに「テール」というスリングの先を通すことで、簡単にサイズの調整ができるようになっています。

リングタイプであれば、何段階にも調整ができるため、赤ちゃんの成長に合わせての微調整も可能です。

抱っこひもとしても要素だけでなく、赤ちゃんの肌かけとしても使える他、活用用途が広いのがリングタイプの良いところです。

使い慣れるまでには時間がかかることもあるので、生まれてすぐの赤ちゃんには向かないかもしれません。スリングが注目されるようになったのは、このリングタイプが開発されたからともいえます。

フレアーテールタイプ

布の端がヒラヒラしたままで、余った布の部分を授乳時のカバーにできたり、赤ちゃんに掛けてあげたりすることができます。

ベルトテールタイプ

テールの部分が縫い付けられていて手に持ちやすくなっているので、装着時にリングに通しやすく扱いが楽です。初心者向き。

チューブタイプ

大きな一枚布を筒状に縫い合わせ、まさに「チューブ」状になっているタイプです。

作りはとてもシンプルで、調整する必要もなく、お母さんはたすき掛けにするだけですぐに使用することができます。

着脱などの取り扱いが簡単なので、新米ママ向きのスリングです。リングタイプやバックルタイプに比べると細い部品が付いていないので、収納については一番コンパクトに収まります。

洗濯も楽にできます。ただし、サイズが小さめになるので、2歳を過ぎると使えなくなるものもあります。

また、微調整ができない分、お母さんのサイズで購入すると旦那さまはサイズが合わず使えないことがあるため、体格が違うと一緒に使用することは難しいかもしれません。

抱っこすきタイプ

抱っこすきタイプは、チューブタイプと同じようにサイズの微調整ができないため、チューブタイプと同じ種類に分けられることが多いです。

背中に当たる箇所を屏風折りに畳み、縫い合わせてあります。赤ちゃんを入れる部分が扇状に広がるようになっているので、チューブタイプよりは赤ちゃんが安定して収まるように作られています。

バックルタイプ

バックルを使ってスリングの長さを調整できるのが特徴のバックルタイプは、リングタイプよりも調節が簡単にできます。

取り扱い方はリュックサックと同じです。

リングタイプは、リングをテール部分に通すなどの手間がありますが、バックルをはめるだけなので、より扱いがより易しく、新米ママにも人気のあるタイプです。

デメリットとしては、人によってはバックルが当たって痛くなることがあります。

最近では改良が進み、布にクッション性を持たせ、赤ちゃんをしっかりと支えられる作りになっているものや、肩に痛みを感じないようにパッドが入っているものなど工夫がされています。

使い心地の部分で個人差が出やすいで、使用感を確かめてから購入しましょう。

スリングの選び方は?

スリングの選び方は

いくつもの種類があるスリングですが、どう選べばいいのでしょうか。

安全性を重視する

スリングは自分でも手作りできますし、もちろん好きなメーカーのものを選んでも良いです。ただ、赤ちゃんを抱っこするためのものなので、安全で質の良いスリングを選びましょう

実はスリングが普及してきたのは最近のことなので、法律としての安全基準などは設けられていません。

しかし、先にスリングがブームとなったアメリカでは、間違ったスリングの使用によって赤ちゃんの健康被害が発生するようになりました。

問題になったのは、首が座っていない赤ちゃんにスリングを使用し、器官が折れ曲がって窒息してしまうという事故が起こったのです。

これを受けて、日本でもベビースリングの安全性に関する対策が試みられるようになりました。

2003年に発足した日本ベビースリング協会にて、新生児の抱っこはスリングの利用時でも「縦向きに抱っこすること」を提唱し、セーフティスリングマーク(SSマーク)を作り、第三者機関において安全のためのテストを行い、それに合格できた商品に表示をするようになりました。

SSマークは、日本ベビースリング協会に加盟している法人だけが取得できるものなので、全部の商品をテストしたわけではありません。

テストしていないスリングの中にも良い商品はありますが、強度検査が実施されている商品の方が安心して使用できるので、SSマークも一つの判断基準として、購入するスリングを選ぶのも一つの方法です。

使いやすいこと

スリングの種類でもご紹介しましたが、スリングには長さが調節できるタイプとそうでないタイプのものがあります。

長さが調整できるタイプのものであれば、家族が共通で使用することができますし、赤ちゃんの成長に合わせてその大きさを変えることができます。

長く使用するのであればバックルタイプやリングタイプはオススメです。しかし、着脱や赤ちゃんの乗せ降ろしの面では、チューブタイプの方が利便性があります。

コンパクトに収納できるため、荷物が多くなりがちな外出時の持ち運びにも便利です。

使いやすいかどうかはお母さん次第なので、それぞれのスリングの特徴や好みを比較して一番使い勝手が良かったものを選びましょう。

実際に使っているママ友に試させてもらったり、お店によっては試着もできるので、使用感を確かめてみましょう。

パッドの有無

スリングはお母さんの体に負担が少ないとはいえ、それでも赤ちゃんは日々成長して体重も増えていきます。

お米と同じくらいの体重の赤ちゃんを、長時間抱っこしておくとなると、やはり肩や腰への負担はそれなりのものです。

スリングは最大で16kgくらいまでなら抱っこできるとされていますが、スリング自体は重さに耐えられても、果たしてお母さんの肩は耐えられるでしょうか。

ですので、スリングを選ぶときには、肩や腰への負担が少ないものを選ぶようにしたいです。

最近では肩の部分にパッドが入っているものも多く、長時間使用しても疲れにくい商品も開発されています。

また、頭を保護できるように赤ちゃんが入る部分にパッドが付いているものもあります。肩へ負担や赤ちゃんはより安全に包まれますが、持ち運びにはかさばります。

パッド入りを良いと感じる方と、邪魔だと感じる方に分かれるので、こちらも使用感を確かめてみましょう。

素材や生地を選ぶ

スリングの素材で人気があるのは綿などの天然素材です。しかし、スリングはお母さんの体と赤ちゃんの密着度が高いため、冬場はお互いに暖かくて良いですが、夏場は暑いです。

汗もかきますので、赤ちゃんの肌にトラブルが起きないかどうかの心配もあります。ですので、できるだけ通気性がよく快適に過ごせる「しじら」に人気があります。

しじらとは、縦横どちらかの糸を縮ませて織る織物のことです。

他にも伸縮性を重視するのであればニットのような素材のものもあります。

伸縮性に優れているので、よく動く赤ちゃんにはオススメです。

素材によっても使い心地が異なるので、デザインだけでなく、使用感を確かめる時は素材や生地に何が使われているかもチェックしましょう。

スリングを使用するときの注意

スリングを使用するときの注意

スリングは生後3ヶ月以内の、首が座っていない赤ちゃんに使用する場合に注意が必要となります。

以下は特に注意が必要な場合です。

新生児に使用する際の注意

スリングの新生児の使用については、股関節脱臼を防ぐために、赤ちゃんの脚をカエルのように開き、膝を持ち上げた状態で抱っこするのが鉄則となっています。

特に日本人は、新生児期に股関節脱臼になりやすいために、細心の注意が必要です。

また、リング付きタイプは、正期産で生まれて呼吸器官も正常な新生児であれば、生後2週間から使用することができますが、リングなしタイプはサイズを微調整できないので使用が難しいです。

赤ちゃんの姿勢に注意する

スリングを使って抱っこしたときに、赤ちゃんとお母さんが、キスできるくらいの顔の位置でキープしましょう。スリングに入っている赤ちゃんのあごを引きすぎないように注意します。

アメリカで多発したスリングでの事故は、赤ちゃんがスリングの中で、横抱きの状態になり丸くなりすぎていたことが原因で起こりました。

赤ちゃんの首や背中が曲がってしまうと、将来の骨の発育不良につながるともいわれています。

特に新生児期にスリングを使用するときには、スリング内での赤ちゃんの姿勢には十分に注意しましょう。

赤ちゃんをスリングから降ろすときにも注意します。

お母さんがスリングを着用したまま、赤ちゃんを取り出すのではなく、スリングごと寝かせてから出してあげましょう

まずはお母さんが布団などのそばまで行きスリングを緩めます。そして赤ちゃんの首を支えながらスリングごとその上に寝かし、スリングから抜け出すようにして赤ちゃんを取り出します。

使用方法を守って安全に

使用方法を守って安全に

スリングは便利でオシャレなアイテムですが、新生児に使用するときは取り扱いに注意するなど、気をつけなくてはいけないこともあります。

しかし、装着方法や着脱に気をつけてあげれば、とっても便利で使い勝手の良いオススメグッズです。

お昼寝のブランケットや食事の時の保護ベルトとしても使えて、活用方法は幅広く、赤ちゃんが保育園に行く頃まで長く愛用できます。

種類もたくさん出ているので、使いやすく、お気に入りのものを探してみましょう。

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