新生児の下痢

赤ちゃん(新生児)の下痢の見分け方と対処法




新生児を含め赤ちゃんの体はとてもデリケート。通常赤ちゃんの便は大人の便に比べてゆるめなので、下痢を起こしているかどうかは一見判別がしにくいものです。

赤ちゃんの健康状態を把握するためには、便の状態はもちろん、色やにおい、回数、ゆるさなど細かい部分までチェックする必要があります。

どの程度からが下痢なのか?
どの程度の下痢から病院へ連れて行くべきか?

と、判断が難しいかもしれません。

そこで今回は、

・赤ちゃん(新生児)っていったいどこからが下痢なの?
・下痢になったときはどうしたらいいのか?
・下痢っぽいときは何をしてはいけないのか?

と迷うお母さんへ、その見分け方や対処法についてご紹介します。

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赤ちゃんの排便と下痢について

赤ちゃんの排便と下痢について

新生児の排便は、産まれてから24時間以内に最初の排便が行われます。12時間以内や48時間以上を超える場合もありますが、最初の排便は「胎便」と呼ばれ、そこから「移行便」「普通便」に変化していきます。

母乳から栄養を摂っている赤ちゃんの便は黄色で、ビフィズス菌によって乳酸発酵が起き、便からは甘酸っぱいにおいがします。

人工栄養(粉ミルク)の赤ちゃんの便は黄色寄りのクリーム色をしていて、腐敗臭がします。

両方とも正常な便であり、下痢はここからさらにゆるい状態になります。

下痢は一般的に水分を多く含んでいる便で、形がなく液状です。排便回数も自然と増えますが、1回起きただけでも水分が通常より多ければ下痢になっているといえます。

ただし新生児の便はやわらかいのが特徴なので、お母さんにとっては異常のサインと疑ってしまいますが、黄色い色やクリーム色をしていて、甘酸っぱいにおいがしていれば腸内は健康な状態です。

もしかして病気?新生児のウンチの色で体調を判断しようの記事も参考に、普段から赤ちゃんのうんちの状態を確認しておきましょう。

新生児が下痢を起こすと、1日に10回以上水の便が出るようになります。排便の仕方も穏やかではなく、激しく吹き出すような便が特徴です。

下痢の原因

下痢の原因

赤ちゃんの便は新生児のうちはゆるく、回数も多めです。しかし、いつもより水っぽく回数も明らかに多い場合は、何らかの原因による下痢と考えられます。

赤ちゃんが下痢の起こす原因のほとんどがウイルスもしくは細菌によるものです。

ウイルス性の下痢

夏風邪ウイルス、ノロウイルス、ロタウイルス、アデノウイルス等、さまざまなウイルスがありますが、それらに罹患すると下痢が発症します。

便の色が通常より白色になることもウイルス性下痢の特徴です。

細菌性の下痢

新生児は免疫力が低いので、細菌による下痢も起こりえます。

サルモネラ菌、黄色ブドウ球菌、腸炎ビブリオ菌、病原性大腸菌などによる細菌性感染症で、食中毒が多く発生する夏に罹患するケースが多いです。

細菌性の下痢は腹痛や発熱を伴い、下痢が続くと同時に血便が出る場合もあります。

病原性大腸菌に感染している場合は、血尿や肝機能障害なども同時に発症します。

薬や食べ物の影響で起こる下痢

細菌感染などにかかり、抗生物質を服用している最中に下痢が出る場合があります。ただし薬剤の影響によるものなので、腹痛や嘔吐などはほとんどなく、赤ちゃん自身も不快感を感じない場合がほとんどです。

また、生後6ヶ月頃を過ぎた赤ちゃんに与える、卵、大豆、牛乳などの離乳食が原因でアレルギーを起こし、下痢になることもあります。

アレルギー性の下痢

発熱や嘔吐がなく、腹痛もなく下痢だけが続いている場合は、母乳やミルクの消化が上手くいかず下痢になる「乳糖不耐症」が考えられます。

ウイルス性の下痢になったあとで腸粘膜内の乳糖分解酵素が流れていってしまい、乳糖不耐症を併発することもあります。また乳糖不耐症には生まれつき乳糖分解酵素がない先天性乳糖不耐症の場合もあり、こちらは遺伝による極めて稀なケースです。

下痢を見極める方法

下痢を見極める方法

まずは赤ちゃんの便をチェックしましょう。チェックしていなければ、いつもより回数は多いか少ないかを判断することができません。

下痢の場合は排便の回数が増えたり、水っぽくなるのが特徴ですから、形状や回数などは常に把握しておきましょう。

便の色やにおいがいつもと違う場合も、注意深く観察が必要です。もしも下痢に加えて熱や嘔吐がある場合は病院を受診しましょう。

また、下痢の症状として便に粘液らしきものが混じっている場合があります。油ものを与えた場合粘液がまじる可能性が高まりますが、まったく油ものを与えていない場合は腸の炎症の可能性があります。

赤ちゃんの腸は非常にデリケートな状態なので、少しでも便の状態に異常がみられたら医師に相談しましょう。

病院の診察が必要な下痢チェック表

病院の診察が必要な下痢チェック表

下痢の中には、緊急処置が必要な場合もあります。以下に、簡単なチェック方法を記載しています。

・熱があり、血便が出ている。
・下痢をしていて水分を受けつけない。
・激しい腹痛がある様子がうかがえる。
・顔色が悪い。
・ぐったりとした様子である。

熱があったり、血便が出ている場合は細菌性胃腸炎、急性腸炎の可能性があります。赤ちゃんは免疫力が大人よりもずっと弱いので、大人には考えられない病気にもかかりやすいのです。

腸炎にはアレルギー性腸炎やロタウイルス腸炎等、いくつも種類がありますので心配な場合は必ず病院を受診するようにしましょう。上記以外で、下痢が疑われる場合も小児科を受診しましょう。

下痢への対処法

下痢への対処法

赤ちゃんの体質によっては、果物の果汁や離乳食によって下痢が起こる場合があります。しかし赤ちゃんが特に不快でなく、便だけがゆるいようであれば心配はいりません。

下痢気味でも表情が明るかったり、いつものようにミルクや離乳食を口にできるなら問題はありませんが、あまりにも下痢の回数が多い場合は、念のため診察を受けられることをおすすめします。

まずは水分補給

排便の回数が頻繁な時は、まずしっかりと水分補給をさせてあげましょう。

麦茶やほうじ茶、ミルクの回数をいつもより増やしてあげることで、スムーズに水分を補給させてあげることができます。

下痢の回数が多くなればなるほど、長引けば長引くほど、脱水がどんどん進んでしまいます。

赤ちゃんが脱水症状を起こすと大人の脱水症状以上に深刻であり、命にかかわる危険もあります。脱水症状に対処しきれなくなった時は、すぐに病院に行きましょう。

また、発熱によって脱水症状がさらに進む可能性もあるため、熱が出たらすぐに病院の受診を受けましょう。

下痢の時、与えてはいけないもの

下痢になった時は、さらに下痢を促進する柑橘類の果汁や糖分、乳酸菌の多い飲み物は避けましょう。

胃腸に負荷をかける可能性のある熱いもの、冷たいもの、刺激的な味のものも避けます。

胃腸を刺激すると下痢が悪化し長引く可能性があるので、便がゆるくなった時は赤ちゃんの口に入れるものは特に慎重に選びましょう。

お尻を清潔に

下痢になったら、そのまま放置しているとおむつかぶれの原因にもなります。

小まめにおむつを交換し赤ちゃんのお尻を常に清潔に保つことも大切ですが、特に下痢の場合にはおしり拭き等できれいに拭いたつもりでも、かぶれてしまうことがあります。

ボトルに入れたぬるめのお湯で、排便の度に洗ってあげるといった工夫が必要です。お尻をシャワーで軽く流してあげてもいいでしょう。

もしかぶれてしまった場合には、下痢で診察を受けるついでに軟膏などを処方してもらうといいでしょう。

二次感染にも気を付けよう

新生児の赤ちゃんの下痢は、ほとんどがウイルス性の下痢です。そのため、下痢中の赤ちゃんのおむつを交換する方にも注意が必要になってきます。

なぜなら、お母さんやお父さん、兄弟への感染の恐れがあるからです。お母さんが同じウイルスに感染し、倒れてしまっては看病してあげることもできません。

小まめなオムツ交換やお尻の洗浄等やることが一気に増えて大変ですが、手洗い、消毒といった二次感染への配慮も忘れないよう気を付けましょう。

photo credit: amberlynnlane via photopin cc

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