赤ちゃんと保育園

赤ちゃんを保育園に通わせたい!待機児童問題と入園条件




女性の社会進出やバブル崩壊後の共働き世帯の増加などで、赤ちゃんが生まれたらすぐにでも保育園に預かってもらい、できるだけ早く元の職場に復帰したり、新たな職場を探して働こうとしているママは増えています。

しかし、厚生労働省のまとめによると、現在全国で保育園に入りたいのに入れないという待機児童の数は2万人を超えているとされています。

そこで今回は、

・待機児童ってなに?
・働いていないと保育園に入れないの?
・生まれてすぐの赤ちゃんって入れるの?
・住んでいる地区で入れないなら、職場の近くに入れるのはできる?

といった方に、どうしたら自分の赤ちゃんを保育園に預けることができるのか、どのような場合は優先して保育園に入園できるのか調べてみました。なるべく早く保育園に入れるよう是非参考にしてください。

関連記事>>保育園にかかる費用と保育園の選び方

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待機児童とは

待機児童とは、認可保育園に入園を希望し申請しているにもかかわらず、入園できずに順番待ちをさせられている子供のことです。

政府や地方自治体もこの問題を重く受け止めており、保育園自体を増やしたり、定員を増やしたりして受け入れ人数を増やしてはいます。

しかし、国内景気の動向があまり思わしくない状況が長く続いているために、年功序列型制度での賃金制度が崩れたり、非正規での雇用が増えたりしていることなどか増加しており、一世帯あたりの賃金が増加せず、子供ができても夫婦で働かなければ生活できないという世帯の子供の人数が、保育園で受け入れを増やしても、その数を上回っていることから慢性的に多くの待機児童が存在しています。

待機児童の中でも0~2歳の赤ちゃんが85パーセントを締めており、東京を中心とした首都圏や、政令指定都市を中心とした大都市部に待機児童が集中しているというのもその特徴です。

国が待機児童という言葉の定義を変えたために、認可されていない保育園を利用している子供については待機児童としてカウントしていないため、待機児童の実際の数というのははっきりとは把握されていません。

また、本来は子供を預けて働きたいと思っていても預かってもらえるところがないので、仕方なく育児休暇を延長して取っているという場合も待機児童の数には入っていません。

保育園に入園できる条件

保育園に入園するための条件などは、その自治体ごとに違ってくるのでご自分のお住まいの地方自治体の入園条件を、まずしっかり確かめるということが大切です。

ほとんどの地方自治体では、認可保育園への入園は点数性で管理されています。家庭環境や家族構成、仕事の有無などで細かく点数を付けて、点数が多い子供ほど優先的に保育園に入園できるという仕組みです。

入園したい保育園を登録しておいて、その保育園の中で欠員が出た場合は点数の高い人から順番に入園できます。

そのため、点数が高くても、人気があったり、欠員が出ない保育園を希望している場合は待機期間が長くなってしまいます。子供の育児をする人が全くいないというのが、入園するための第一優先順位です。

保護者が共に家の外に働いていて(フルタイム)、祖父母も近所に住んでいないので自分は絶対入園の優先順位が高いと思いがちですが、そのような条件の人は山ほどいます。

その上で、兄弟がいたり、一人親世帯だったり、疾患があったり・・・とさまざまな条件がポイント制で加算されます。

簡単な入園の条件として、

●保護者が家以外で働いている
●保護者が家で働いている
●保護者に疾患や身体障害が、あるかないか
●同居親族で介護が必要な人はいるか
●母親が産前産後であるか
●災害の被災地域であるか

その上で、

●生活保護世帯かどうか
●一人親世帯かどうか
●両親が居ない世帯かどうか
●認可外であるか保育施設を利用しているか
●その子供が障害児であり支援を必要とするか
●兄弟が既にその保育園に入園しているか
●同時に兄弟申し込みがあるか

という細かい点も加点対象になります。

全く子供の育児ができないという状態であっても、すでにその希望の保育園で同じような世帯が待機していた場合は入園できません。同点世帯があった場合も、抽選で選ぶ場合もありますが、より詳しい家庭調査をされて加点が多い方が優先されます。

保育園に入園するコツってある?

自治体ごとにいろいろな条件の差はありますが、ほとんどの自治体が家庭環境や家族構成などで細かく点数を設定しています。

保育園に入園するコツがあるとすれば、できるだけ自分の住んでいる自治体の入園条件の状況を把握し、一点でも他の世帯よりも点数を高く取れるようにすることです。

保育園に入園できる、できない、誰を優先するかということは保育園独自に決められているわけではなく、その保育園を管理する地自体の役所の福祉課や保育課などが決めています。

そのため、役所に通ってその地域の待機児童の状態を詳しく把握することが大切です。

家と保育園との立地条件や保育園の雰囲気などこだわりをもって、保育園を選びたいという場合はあまり意味がありませんが、もうどこでもいいから赤ちゃんを預けたいと考えるならば、どの保育園が待機児童の数が少ないのか、自分の点数だと入りやすい保育園はどこなのかということを調べて希望を出すということが大切です。

いくら希望の保育園があっても、状況的に考えて自分の点数がその保育園のボーダーラインから程遠い状況だと、いつまで待っても待機児童のままで入園できないということになります。

生まれてすぐの0歳児

生まれてすぐの赤ちゃんを入園させたいと考える人は実際あまりいません。その穴をついて生まれてすぐに希望を出せば、比較的待つことなく入園できるのではないかと考える人がいます。

ひと昔前までは、希望の少ない0歳児から希望すれば入園しやすいという状況はあったようです。

しかし、現在は0歳児でも預かってほしいと希望する世帯は急増しており、0歳児を受け入れる保育園の数も少ないので、0歳児が一番入園しにくいという状況の自治体も多くみられます。

0歳児から入園させたいと考える場合は、まず役所で待機児童の状況を聞いて分析してみましょう。

パート勤務

就労といってもパート勤務よりもフルタイムで働く人の方が、保育園入園の優先順位が高いというのは誰もが知っていますが、パートタイム勤務だと就労要件そのものに該当しないため、保育園に入園できないとされる自治体があります。

例えば、一週間に4日ほどの勤務であったり、1日の労働時間が6時間未満の場合は就労と認められないという地域もありますので注意しましょう。

保育料の滞納

現代は社会問題になるほど、保育料を滞納するという人が多い世の中です。

滞納している世帯を見逃して子供を入園させてもらえるほど甘いものではないと考えておく必要があります。保育料は世帯の収入によって違います。

収入が多い家庭は保育料も高いですし、収入が低い家庭では保育料も低く設定されています。

それにもかかわらず、お金がないといって保育料を払わずに滞納するのは論外です。

兄弟が先に入園していれば入園の優先順位が多少なりとも上がりますが、上の子供の保育料を納めていない時点で上の子供も退園させられます。いくら保育が必要な赤ちゃんがいたとしても保育料を滞納している世帯の権利は認められないと考えましょう。

住んでいる自治体の保育園にしか入園できない?

認可保育園の場合、公立でも私立でも自分が住んでいる地域以外の市区町村の保育園に基本的には入れません。

もし、勤務先までの通勤事情で他の地域の保育園に通わせたい場合や、今まで保育園に入っていて、引越しなどで住居の場所を変えたけれども、前の保育園に通わせたいという場合はお住まいの役所で広域入所の手続きをすることができます。

しかし、地域にもよりますが、住民票に載っていない地域の子供を優先させてまで、自分の地域の子供たちを待機児童にさせると考える自治体は少ないと考えておきましょう。

広域入所の手続きはできますが、優先順位は下がると頭に入れておいた方がよいでしょう。

ちなみに、勤務先に近い認可保育園に入園するのはかなり困難ですが、以前から既に通っている他地域の保育園を希望する場合、認められることもあります。

勤務先に近い場所で保育園を探すならば、無認可の保育園をあたる方が賢明です。

障害のある赤ちゃん

保育園に入園できる条件は、障害の有無にかかわらず、「保育にかける理由」があることです。これはどの自治体でも同じことがいえます。

自治体によっては障害があるということで保育に欠ける条件がなくても入園させるところもあるようですが、都市部に関しては障害があってもなくても待機児童の一部として捉えますので、障害があるからといって優先順位が上がることはありません。

障害を持っている場合、待機児童がたくさんいるような地域で保育園に入園するためには、学年枠に加え、障害児枠もクリアしなければ入園できませんので、健常児と比較しても入園が困難である場合が多いです。

障害児を持つ親としては、自分が働くので仕方なく入園させるという人ももちろんいますが、本音は「障害のない健常児たちが集まる場所でいい刺激を受けさせてやりたい」というところもあります。

しかし、保育園の本来の目的は保育に欠ける理由がある子供の生命を守ることです。

障害児に健常児と触れ合う機会を与えることを目的とした場所ではありません。実際、障害児が入園してくると、障害児のために保育士を増員したり、他の子供のための時間が割かれることがあります。

これでは保育園の本来の目的が果たせないということになりますので、基本的には障害児の受け入れには保育園は積極的ではないと考えておきましょう。

障害児を入園させたいと考えるならば、保育園の見学などに行った場合「保育に欠ける理由」を補うために入園を希望している、ということをアピールしましょう。

求職中は論外!まずは就職先を見つける

以前から勤めている会社に復帰するという場合はよいのですが、赤ちゃんを保育園に預けて再び一から働き口を見つけたいと思っている人はなかなか入園できません。

地方などで待機児童が比較的少ない地域などは求職中でも入園できる場合があります。入園してから2ヶ月以内の間に(自治体によって異なる)仕事を見つけて就業証明を提出することで保育園に通い続けることができます。

しかし、待機児童が多い都市部などでは、現在仕事をしておらず、求職中という理由だけでは、なかなか赤ちゃんを預かってくれる保育園などありません。

そこで重要なのは、就職証明は保育園入園申請をする前に取っておくことです。特に職業にこだわることなく働くところを決める。

自営業をしている知人などがいれば、事情を説明して一時的に就職させてもらう。就業証明書を出して、赤ちゃんを保育園に預かってもらい、働きながら本当にやりたい仕事を探す。それも、ひとつの方法です。

赤ちゃんを保育園に入れるためにはまずリサーチ力

生まれてすぐに赤ちゃんを保育園に入れたいと考えているならば、生まれる前から住んでいる地域の待機児童について詳細なリサーチを開始しなければいけません。

両親が共働きでフルタイムでも、すぐに入園できない自治体に住んでいるのであれば、少しでも点数を増やす方法を考えるか、点数が低くでも入園できる保育園を探す、若しくは引っ越してでも入園できる保育園を確保して準備しておかなければいけません。

大切な我が子を少しでも環境のよい、信頼できる保育園に預けたいと考えるのは当たり前です。

何を優先するのか、何を捨てるのかという指針を夫婦できちんと決めて、早くから保育園選びを開始することが保育園入園への成功の鍵となります。

信頼できる居心地のいい保育園を探すことは親としての大切な義務でもあります。

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