初産の平均分娩時間

初産で平均分娩時間を目指すには?安産のためにできること




出産にかかる時間は本当に個人差があります。基本的には経産婦さんの方が短時間で産まれますが、初産の人でもあっという間に産んでしまう人もいます。

平均すると初産の場合、お産にかかる時間は15時間~16時間ほど、経産婦は6~8時間ほどです。しかし、中には初産で丸2日ほど陣痛に苦しんだという人もいます。

自分が出産する時はできるだけ分娩時間は短くて陣痛に苦しまずに、元気な赤ちゃんを産みたいですよね。

そこで今回は、

・初産の平均分娩時間を知りたい
・分娩中はずっと苦しいのか?
・安産ためにできることを知りたい

といった方に、初産の平均分娩時間を目指して、出産までにできる方法をご紹介します。

関連記事>>安産出産するための5つの条件

スポンサードリンク

安産といわれる平均分娩時間は?

良いお産というのは単に出産時間が短いお産ではありません。時間がかかっても、お母さんも赤ちゃんも無事で元気であるお産が良いお産であるということを忘れてはいけません。

何十時間もかかるゆっくりとしたお産でも、トラブルのないお産であることが大切なのです。ただし、お産が長引くとお母さんが体力や気力を保つことができなくなってしまい、赤ちゃんの心拍が落ちるなど生命の危険も多くなります。

初産婦さんの平均的な分娩時間は15時間~16時間ほどといわれており、この平均時間で出産するのが望ましいといわれています。

出産はずっと痛いわけではない

初産の人は陣痛がどんなものなのか、どれぐらい痛いものなのか分からないので、自分は乗り越えられるのか、最後まで耐えられない場合はどうしたらいいのだろうかと、不安や恐怖ばかりが先行し、分娩所要時間の平均が15時間~16時間程かかると聞くと、それだけでブルーな気分になってしまいます。

しかし、分娩時間とは本格的な陣痛が始まってから出産までの時間(先に破水した人は破水から分娩までの時間)なので、長い時間ずっと耐えられないような痛みが続くわけではありませんので、安心してください。

また、陣痛は個人差が大きいものです。腰をダンプカーで引かれる感じ、生理痛の数千倍の痛みと表現する人もいれば、重度の下痢症状のときの痛みというくらいにしか感じない人もいます。

ほとんどのお産の場合、分娩が始まった当初は雑談や冗談を言うゆとりも、ご飯を食べるゆとりもあるほど穏やかな痛みです。重い生理痛を20分ごとに感じる程度のものですので、皆さん比較的明るい気持ちで過ごすことができます。

子宮口がなかなか開かない人は分娩までの時間が長引きますが、子宮口がどんどん開いてきて8センチほどになるまでの間に徐々に痛みのレベルが上がっていき、それにつれ耐えられずうなってしまうほどの痛みになります。

その間も陣痛の間隔はどんどん短くなっていきますが、絶えず痛みが続くことはなく、陣痛がないときは普通に会話もできます。

出産の瞬間に近くなると、陣痛の波はひっきりなしに押し寄せてパニック状態になる人もいますが、その頃になると早く産みたいと必死になっていますし、もうゴールは間近であることが分かるので、肯定的に痛みを受け入れることができる人がほとんどです。

15時間安産を目指そう

出産は医師や助産師さんが行うものではなく、それらの人々は医学的に出産を助ける人であって、あくまでお母さんと赤ちゃんが主役です。

病院の人に産ませてもらうという受動的な考えでは安産にはなりません。いざ出産という場面になって急に現実的に焦り出すようでは、陣痛の痛みや時間に耐えられず、訳が分からずに出産をした、という結果になってしまいかねません。

安産で産むためには、出産に備えたお母さんの色々な努力や心がけが大切なのです。初産で15時間以内に安全に赤ちゃんを産むためにできることをいくつかご紹介します。

お産の流れをよく勉強して、イメージトレーニングする

誰でも、漠然と得体の知れないものに対して大きな恐怖を持ちます。しかし、自分か今から立ち向かう壁があったとしても、その壁がどんなものかということを知れば不安が少しは減ります。

不安や恐怖ばかり持っていると痛みに負けるというよりも、心が先に折れてしまうので最後までがんばることができないことが良くあります。

お産には個人差が大きいので分娩時間は人によって変わりますが、お産の流れはほとんどの人が同じです。

子宮口がどの程度開いたらここまでお産が進んだという具合に、お産を1つの山を登りきるようなイメージをしてシミュレーションしておくと、痛みが強くてもゴールまでのある程度の時間が予想できるのでパニックにならずにがんばることができ、結果的に安産につながります。

参考記事
>>陣痛シミュレーションで出産に備えよう
>>初出産に挑むママの基礎知識「おしるし」と「陣痛」

身体をリラックスさせる

安産の為に助産師さんが一番気を使うことは、妊婦さんをリラックスさせることだそうです。

人間は気持ちや身体がリラックスできていないと筋肉が固まってしまって、自分ではコントロールできなくなります。

出産はどの妊婦さんにとっても非日常なことですのでどうしても緊張しますが、まずは自分で緊張しないように、明るい雰囲気を作ることが大切です。

話す

不安や緊張状態のときは、誰かと話してみると気がまぎれてリラックスできます。助産師さんとお産の進み具合について話してみたり、全く関係ないことを話してみるのもいいでしょう。

付き添いに家族がいるときは一緒に楽しい話をしてみるのもいいですね。陣痛が痛いからとイライラしてしまう気持ちは分かりますが、イライラすると余計に身体がこわばります。

入浴する

陣痛がなかなか強くならないということはお産が進んでいないということです。弱い陣痛がずっと長引くと母子ともに体力がなくなっていきます。

そこで陣痛を強くするために助産師さんが入浴をすすめることがあります。ゆっくり入浴して身体をあたためると気分もリラックスできますし、血行もよくなって子宮口付近の筋肉も柔らかくなるせいか子宮口が開きやすくなります。

生理痛のときにカイロなどでお腹付近を温めると痛みが和らぐように、お産の時でも身体を温めると、陣痛に対して鈍感になるのか痛みをそれほど感じることがないという人もいます。

入浴前は全く陣痛が強くならなかったという人も、入浴後にぐんと陣痛が強くなり1時間以内に出産したというエピソードはたくさんあります。また、陣痛の間隔がまだあるので自宅でしばらく待機と産院で言われたという人は自宅で入浴して待つというのも良い方法です。

しかし、人によっては入浴によって陣痛がどんどん進んでしまう場合があるので、一人の時に入浴するのは危険ですので止めましょう。なお、先に破水してしまっている人が入浴すると胎児に細菌感染の危険性があるので入浴は避けましょう。

入浴できない場合は、シャワーや足湯でも効果はありますので試してみましょう。

アロマや音楽でリラックスする

陣痛室が個室の場合は、部屋を自分仕様に自由に変えてリラックスしましょう。まずはアロマの効果でリラックスできるように、事前にリラックス効果の高いエッセンスを用意しておきます。

オイルを小皿に数滴垂らすだけでも良い香りがしますが、コンセントに差し込んでアロマオイルを熱するものや、加湿機能のある器具などがあれば病室に持ち込んで使うこともできます。

また、自分の好きな音楽を聴くというのもリラックス効果があります。CDプレイヤーを用意して音楽を聴いたり、スマホなどから音楽を流すのも手軽なリラックス方法です。

歩いたり、階段を上り下りする

陣痛を強くするために、陣痛の合間に歩くことが効果的です。歩くために立って足を動かしますので、赤ちゃんは重力で下に下がり、股関節が動くので身体を動かしやすくなります。

じっとベットに寝転んでいてもお産が進まないときは、能動的に赤ちゃんを下げるために歩くことが重要になってくるのです。

陣痛がまだ弱く、自宅待機している時などに近くを散歩したり、家の掃除をすると効果的ですが家族が自宅にいない場合は急にお産が進む危険もあるので避けましょう。

産院に入院した場合は、陣痛が来ていないときに廊下をせっせと歩くように言われて歩いている人はよくいます。また、病院に階段などがある場合は助産師さんや看護師さんに付き添ってもらって階段の上り下りをしましょう。

歩く場合も、破水してしまっている妊婦さんは赤ちゃんが危険な状態になる可能性があるので、自分の判断で歩いてはいけません。担当の医師にきちんと許可をもらってから歩くようにしましょう。

おっぱいを刺激する

37週を過ぎて赤ちゃんがいつ生まれてもいいという時期になると、おっぱいマッサージをするように言われます。

おっぱいマッサージとは乳輪や乳頭を刺激しておっぱいを出やすくし、赤ちゃんが飲みやすいおっぱいにしておくことですが、おっぱいマッサージをするとオキシトシンというホルモンが分泌されます。

このホルモンは子宮を収縮する作用のあるホルモンですので、赤ちゃんがお腹にいなければいけない時期にマッサージをすると子宮が収縮して早産につながる恐れがあるのでできません。

ですが、出産の時はその力を利用して子宮収縮を外部から起こすことに効果があるので、陣痛が強くなって欲しい人には適した方法です。陣痛の合間に是非試してみましょう。

ある程度乳頭を刺激するとおっぱいがじわじわ出てきますので、温めたうすでのタオルでカバーしながら試してみましょう。

三陰交(さんいんこう)を刺激する

陣痛が弱い時はツボを刺激してみるのも良い方法です。三陰交は生理痛や逆子予防、冷えにも効果があり、女性の身体には大変大きな関わりがあるツボです。

場所は足のくるぶしの内側から指4本分上の辺りにあるツボです。温めながら刺激するほうが効果があるので、入浴できるならば入浴した際に自分でゆっくり三陰交を押してみましょう。

入浴できない場合は足湯を用意してもらって助産師さんに押してもらうか、家族にお願いしてみましょう。もしできるならばお灸をすえるとより効果があります。

軽く食事する

出産は体力が要ります。初産の場合は長引く可能性があるので、緊張ばかりせずに好きなモノを食べると体力もつきますし、気分も明るくなります。

おにぎりなどが一番簡単で体力を蓄積するにはよいのですが、自分の好きなものを買ってきてもらって陣痛の合間に食べておくとよいでしょう。

妊娠中は体重の増加を気にして甘いチョコレートなどを控えていた人も、陣痛の時は甘いものを口にするとリラックスできますし、ブドウ糖を効果的に身体に取り込むことができるのでおすすめです。

陣痛で気分が悪くなっている人は、ゼリーやアイスなど口当たりのよいもので体力をつけましょう。陣痛では喉も渇きますので、水やお茶で小まめに水分補給することも大切です。体力がつくと陣痛に耐える力や精神力もアップします。

陣痛促進剤の使用に関して

微弱陣痛とは陣痛の強度不足や、陣痛の頻度が狭まらないために子宮口が開かない状態です。つまり、陣痛開始からなかなか陣痛が強くならなかったり、お産の途中で急に陣痛が弱まるなど、お産が進まなくなってしまうことです。

陣痛で長時間苦しむのも辛いですが、赤ちゃんが生まれるためには強い陣痛がないと産まれることができません。陣痛の弱い状態が続くとお産が長時間になります。

するとお母さんの体力疲労が著しくなり、胎児の心音が低下するなど命の危険にもつながります。陣痛が強くならない場合は医師の判断で陣痛促進剤を使用して陣痛を強めたり、子宮口が開いている場合は吸引分娩などを行います。

また、陣痛促進剤などが効かない場合や、胎児、母体の命の危険がある場合は緊急帝王切開での分娩に変わります。

陣痛促進剤を使用すると赤ちゃんの旋回と子宮口の開き具合などが伴わず、陣痛だけが強くなってしまうという過強陣痛というリスクなどがあるため、できるだけ陣痛促進剤を使いたくないとこだわる妊婦さんもいますが、専門医が安全なお産をするために陣痛促進剤を使用した方がよいと判断をした場合は、陣痛促進剤を使用して分娩する方が安全です。

いざという時に、安心して陣痛促進剤を使用するためにも、あらかじめ担当の専門医とお産が長引いた場合のリスクなども話し合っておくことが大切です。

陣痛促進剤について詳しくは、陣痛促進剤は本当に危険!?そのリスクとメリットは?の記事でご紹介しています。

無事なら全てよし!

どんなに健康な人でも、どんなに検診では健康な赤ちゃんでも、出産では何が起こるかわかりません。

出産を経験してみると、無事で生まれてくるということがどんなに難しいことか、奇跡的なことであるかということを誰もが実感します。陣痛がひどかったり、長いお産であっても元気な赤ちゃんの顔を見れば、誰でもその苦しみは一瞬で忘れてしまいます。

分娩時間にこだわるのではなく、生まれてくる赤ちゃんの姿を思い浮かべて、楽しく、明るく出産を迎えましょう。

この記事が役に立ったらシェアしよう!


はじめての方はこちら!

  • 妊活まとめ
  • 妊娠初期まとめ
  • 妊娠中期まとめ
  • 妊娠後期 産後まとめ
  • 産後ママの悩みまとめ
  • 育児の悩みまとめ

おすすめの葉酸サプリ

妊活中または妊娠の疑いのある場合は、葉酸を摂取するようにしましょう。

米仏でもNo,1獲得!ララリパブリック

  • 注目商品
  • |定期購入 2,980円

100%天然!はぐくみ葉酸

  • No,2
  • |定期購入 3,980円

初めての妊活はこれ!ベジママ

  • No,3
  • |定期購入 2,750円(初回)
葉酸サプリの選び方を見る

妊娠周期ごとのまとめ記事

はじめての妊娠の方に、読んでもらいたい記事をまとめました。周期ごとのママや胎児の様子を把握しておきましょう。



関連するカテゴリの記事一覧を見る
出産

スポンサードリンク

目次
をみる
関連記事
をみる