不妊相談

子供が欲しい夫婦の強い味方、不妊専門相談センターとは?




夫婦で正常な性生活を過ごしていながら子供に恵まれないのは珍しいことではありません。

かつて10組に1組の割合で、不妊に悩んでいる夫婦が多かったのですが、現在では7組中1組と増加傾向にあります。早い病院では1年経っても妊娠の兆候がない場合を不妊症と定義している所もあります。

原因としては、結婚年齢が高くなり子供を作り始めるのが遅くなっていることが挙げられますが、もはや不妊症は女性だけでなく男性にも問題があると考えるのが普通のため、簡単に原因を1つに絞ることはできません。

不妊症の疑いがあるなら、年齢的な部分もありますから、すぐにでも検査を受けるべきです。しかし、何から始めたらいいのかわからない人も多いようです。そんなときの心強い味方が、不妊専門相談センターなのです。

そこで今回は、

・不妊について相談できる相手が欲しい
・不妊の専門家の意見が聞きたい
・不妊の悩みを解消したい

といった方に、不妊専門相談センターについて詳しくご紹介していきます。

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不妊専門相談センターとは?

不妊専門相談センターとは、母子保健医療対策等総合支援事業のメニューであり、不妊専門相談センター事業のことを指します。不妊に悩む夫婦を対象としたもので、厚生労働省を中心に都道府県各地に設置が進められています。

概要としては、「不妊に悩む夫婦に対し、専門的知識を有する医師、心理に関して知識を有する者等が、医学的な相談や心の悩み等について相談指導を行う」「不妊について悩む夫婦に対し、診療期間毎の不妊治療の実施状況などに関する情報提供を実施」と定められています。

このほかにも、不妊専門相談センターを存続するにあたっての専門相談員の研修や、不妊相談に必要な事項を概要に盛り込んでいます。

不妊症かもしれないと思っていても、検査や治療でなにをするのかわからないし、経済面も気になってきます。また、赤ちゃんを授かれない不安や焦りなど友人や家族に相談しにくい内容もあることでしょう。

この不妊専門相談センターは、そういった不妊に関しての相談であれば何でも受付けているのです。

不妊専門相談センターはどこにあるの?

設置場所は主に大学病院や健康センター、保健所などの施設内、もしくは不妊専門相談センターとして設置されています。

市区町村ごとにとまではいきませんが、都道府県ごとに設置が進んでいますので、厚生労働省のページをチェックしてみましょう。

>>全国の不妊専門相談センター一覧|厚生労働省

たとえ、近くになかったとしても、センターにより内容は異なりますが看護師、カウンセラーによる電話相談を受け付けている所が多いので、電話してみるのも1つの手段です。

電話相談に比べると月に1~4回と少なく要予約ではありますが、医師や助産師による面接相談をしているセンターもあります。中にはメール相談を実施している地域もあります。

相談目的での利用は少ない

不妊に関しての悩みや不妊治療などの相談を受付けている不妊専門相談センターですが、最近の利用状況を見るとそういった内容の相談はあまりないようです。

元々、このセンター事業が創設されたのは平成8年度で、現在ほど不妊治療が一般的ではない時期で支援機関も少なく、インターネットも普及していなかったので、不妊に関する基本的な情報を入手しにくいときでもありました。

今では不妊治療の種類や医療機関などの情報であれば自宅のインターネットで簡単調べることができ、治療件数の増加といった背景もあって珍しいことではなくなってきています。

わざわざ不妊の情報を聞くために不妊専門相談センターを利用することはなくなってきています。

男性の利用者も

一昔前までは、不妊治療は女性メインで行うものでした。しかし現在では、女性だけに原因があるのは41%、男性だけに原因があるのは24%、男女共となると24%と、男性に原因があるだけでも48%になります。

不妊は女性だけの問題ではなくなりつつあります。そのためか、不妊専門相談センターでは男性の不妊への対応のニーズが高まってきています。

男性ならではの不妊治療を行うときに感じる苦痛や、悩みもあるようです。なかには、「検査や治療をする上で、奥さんの体が心配」と相談してくる男性もいます。

不妊専門相談センターはこんな取り組みをしています

不妊で落ち込んだときにどうするかと妊活経験のある女性に聞いてみると、夫に相談するという回答が多かったです。この背景には不妊専門相談センターの認知度の低さや、時間的に利用できないのもあります。

各不妊専門相談センターではそういった利用者の声を踏まえ改善に努めています。例えば、次のような県では不妊専門相談センターでこうした取り組みを行っているのです。

栃木県

栃木県の不妊専門相談センターでは「おしゃべりサロン」と呼ばれる、同じ悩みを持つ人に“会いたい「聞きたい」「話したい」人たちの集まりを年に2回ほどの割合で実施しています。(平成27年時点)

要予約制ですが進行に相談員1名が加わって、その時の参加者同士で不妊などの悩みについて話をしたり、治療や生活などの情報交換を行うなどのフリートーク中心で進行していきます。

特徴としては、会の中では仮名やニックネームでも大丈夫だったり、話したくないことは話さなくても良い、そして他人の意見を否定、批判しないとの約束事もあります。

特に、参加するにあたっては現在、不妊治療中の人、治療をこれから考えている人、一時中断している人など不妊に悩む女性が対象です。

この「おしゃべりサロン」は不妊に悩む女性の会だけでなく、流産に悩む女性、不妊治療をやめた女性の会などがいくつかあります。

岡山県

岡山県の不妊専門相談センター「不妊・不育とこころの相談室」では、通常の相談業務のほか、講習会や研修会などさまざまな活動を行っています。(平成27年時点)

学会によるシンポジウムのようなものから、映画の上映といった鑑賞会もあります。専門家(産婦人科医・泌尿器科医・不妊カウンセラーなど)による、専門的なプログラム構成がされた本格的な講演会や相談会も実施しています。

また、生殖医療を受ける人をサポートするために「生殖医療サポーターOKAYAMA」が設立されており、月に1回生殖医療のスタッフ同士の話し合いが開催されています。

医学的、心理的、社会的な問題などについての情報交換や問題点を多くの視点から考察し解決に努めていこうと言う背景もあるようです。

大分県

大分県は、センター長による年に1回の講演があります。専門職や一般の人を対象にした講演会の開催、もしくは母子保健担当者との勉強会が開催されています。(平成27年時点)

大分には栃木県の「おしゃべりサロン」に似た「おいで語ろう会」というものがあり、不妊治療中の人や治療を考えている人など、不妊に関する話題に興味のある方が対象に第2水曜日の14時から1時間、月に1回のペースで開かれています。

この会だけでなく「不育や流産を語る会」などいくつかの会に分かれています。治療や施設の情報交換や、夫婦二人の人生など日頃話すことのできない話、今後の情報など、色々な立場にいる参加者で語る場所とされています。

まとめ

このように、不妊専門相談センターは悩める人たちの交流の場にもなっています。もちろん、県ごとに取り組みは変わってきますから改善途中のセンターもあります。

ですが、不妊専門相談センターが子供の欲しい人の味方であることに変わりはありません。これを機に1度、近くのセンターを利用してみましょう。

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