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「卵活」を知っていますか?妊活だけじゃない妊娠のための選択肢




将来の妊娠に備え、妊娠しやすいように体作りをしたり、妊娠をするために不妊治療などの活動を前向きにしていく、いわゆる妊活をする夫婦がほとんどだったわけですが、この活動も今や時代遅れと言われつつあります。

その代わりと挙げられているのが、卵活です。まだまだ妊活に取り組む人の割合が多いなか、新たなる選択肢としてこの卵活が注目されています。

そこで今回は、

・卵活ってなに?
・卵活にデメリットがあるの?
・晩婚でも妊娠する可能性を少しでも高くしたい

といった方に、卵活について詳しくご紹介していきます。

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卵活とは?

卵活とは、将来、妊娠を望む女性が若いうちに元気な卵子を採取して保存をしておく活動のことで、方法としては主に卵子凍結保存法が挙げられます。

今までは、不妊治療中の既婚者の女性、子宮がんによる治療で健康な卵子を維持できなくなってしまう女性にのみ認められていましたが、2015年現在では、未婚の健康な女性でも卵子を保存しておくことが可能です。

卵活が増える理由

卵活に取り組む女性が増えている理由としては、妊娠しにくくなる原因の1つとして卵子の老化も含まれているからです。つまり、卵活を早めに行っておくことで妊娠の可能性が高くなる若い頃の卵子を保存しておくことができます。

仮に結婚が35歳以降と遅くなってしまったとしても、卵子の老化で妊娠が難しいケースを防げます。女性も社会的地位を持ち、長く働ける時代ですから妊娠に対して焦らずに済むように保険をかけておく女性が増えていることでもあります。

日本生殖医学会と呼ばれる日本の生殖医学・医療の基盤を担う学会も卵子凍結保存を認めるガイドラインを発表していますので、これからも卵活に取り組む女性は増えるでしょう。

卵活のガイドライン

ガイドラインの内容としては、未婚の女性でも可能になった他に年齢制限を設けています。対象は成人女性に限り、採取時の年齢は40歳未満、また凍結保存をした卵子を使用する場合には45歳までと定めています。

これは、生殖可能年齢を踏まえた面もあり、本人の生殖可能年齢を過ぎてしまった場合には、通知の上、破棄されることも明記されています。また、不確かな技術や法外で悪用されることがないように使用目的を定め、実施手続きも細かく設定されてます。

卵活のメリット

卵子を凍結保存することを主な目的とする卵活ですが、妊活のように活動として話題になってきたのはつい最近のことです。しかし、なにかしらのメリットがあることは間違いなく、一般的に次のようなメリットが挙げられます。

妊娠率がアップする

年をとっていくと、血管など衰えていくものがあります。妊娠成立にはなくてはならないものである卵子もその1つです。妊娠できずに悩む夫婦の中には、この卵子の老化が原因の場合も多いです。

早めの妊活や不妊検査が求められるのには、卵子の老化による妊娠へのタイムリミットも挙げられます。自然妊娠の確率から見ても、20代で約80%のところ、30代前半で約60%と一気に20%落ち、結婚する年齢で多くなりつつある35歳以降で約50%、40代前半では約30%になってしまいどんどん下がっていってしまいます。

ここで卵活をしておくと、年齢が若ければ若いほど元気な卵子をそのまま凍結保存することができます。また、不妊治療でも妊娠しにくくなる年齢に縛られなくなるので、実年齢よりも妊娠できる確率がアップすることが期待できます。

仕事に打ち込める

女性も社会で活躍する時代ですから、現在では夫婦共働きが珍しくありません。できるかぎり仕事を続けたい女性がいることも事実です。

男性と違い女性は妊娠をしてしまうと、企業のバックアップ制度にもよりますが、以前のように働くことも難しくなります。出産した後は、周囲の協力がなければ仕事と子育ての両立も大変です。

もちろん、妊娠をすれば働けなくなるわけではないのですが、まだまだ日本では妊娠しても働きたいと思う女性へのフォローが少ないのが現状です。そこで、卵活をしておくことで働きたい女性は妊娠への時間的余裕ができることにもなります。

思う存分仕事に打ち込んで、産みたいときに産むことができるわけです。実際、既婚者だけでなく結婚の予定もない独身女性が将来を考え、卵活をしていることも多いです。妊娠する時期を調整できますので、働く意欲のある女性にとってはメリットです。

不妊治療による負担を軽減

不妊治療の中でも、高度生殖医療―体外受精や顕微授精では、排卵直前の成熟した卵子を卵巣から採取する採卵と呼ばれる施術をします。

これはただ、卵子を採取するだけでなく、自然排卵が望めなない場合には複数の卵子を採ることができるように排卵誘発剤を使用して卵巣を刺激する場合もあります。

個人差はありますが、この薬剤を使用するとお腹が張る副作用がありますし、ここで上手く採卵ができたとしても妊娠に結びつかなかった場合には、もう一度繰り返すことになりますから、身体的にも女性への負担は大きいです。

また、その度に排卵誘発剤を含めた費用がかかってきますし、治療方針にもよりますが、毎日通わなければいけない場合もあります。卵活をして卵子を複数保存しておけば、採卵も1回で済みますので身体的及び経済的な負担が軽くなります。

卵活のデメリット

卵活も良いことばかりではありません。確かに自分がいつ結婚できるか、妊娠するかという人生プランを考えれば良いのかもしれませんが、結局のところパートナーを見つけなければ保存した卵子も意味がなくなってしまうからです。

また、このほかにも次のようなデメリットが考えられます。

費用が高い

不妊治療を繰り返すよりは、安く済むのは間違いではないのですが、卵活における卵子凍結保存にはそれなりの費用がかかります。保険適用外の治療法でもあるので、費用も受診する病院やクリニックによって異なるからです。

だいたい検査から採卵までにかかる金額は70万~100万円程度、病院によっては採卵した卵子の数で金額が変わってくるところもありますし、採卵した後の保存料は別に負担することになるので、金額は更に上がることが予想され、決して安いとはいえないのです。

採卵した卵子の保存費用は1個あたりで計算されることが多く、目安としては1個につき1万円。保存してもらうのも1年単位で費用がかかります。凍結保存された卵子は解凍しなくてはいけませんし、外へ出された卵子は体外受精などの治療法で用いられますから、解凍費と体外受精の治療費が後々加わります。

必ず妊娠できるわけではない

妊娠できる確率が高くなりますが、100%ではありません。いくら元気な卵子を採取したとしても文字通り凍結させるので、そのときに卵子がダメージを受けてしまう場合もあります。

解凍する際は受精卵でも死滅することがあるので、解凍した卵子が治療で活用できなくなってしまうことも考えられます。また、人工的な方法で受精卵にする体外受精などは、受精卵まで持って行くことは比較的高い確率でできますが、着床になるとそればかりは神頼みになってしまいます。

不妊の原因は、卵子の質だけでなく様々な原因が考えられ、特定することは難しいと言われており、質の良い卵子だったとしても、加齢や他の原因による妨げによって妊娠できないことも十分に考えられます。卵活をしたからと言って必ずしも結果に繋がるとは保証できないのです。

凍結保存以外の卵活を

卵活とは、卵子凍結保存であると考えがちですが活動内容はそれだけではありません。日常においても食事や生活習慣で卵子を気にしてあげることで、卵巣機能を整えていくことも卵活です。

ビタミンEは体をサビさせる活性酸素を撃退する抗酸化作用を持ち若返りビタミンですが、これは老化した卵子にも有効で、妊娠率の向上が期待できます。またビタミンE以外にも、生活に必要な5大栄養素に入る、たんぱく質、糖質、脂質、ミネラルは卵子を元気にするためには欠かせないものです。

また、睡眠時間をしっかりとることと、適度な運動によって血流を良くすることも卵子の状態を良好にすることに大きな影響があります。

妊活とも併用しましょう

元気で質の良い卵子を保存できる卵活は、確かに妊活より新しいですがデメリットも踏まえると、妊活より優れた手法だともいいきれません。

卵活をしたからといって、体の妊娠力が年齢と共に落ちていくことは止められませんし、また、卵活は女性の卵子に重点を置いているので男性に不妊の原因があることも考えると、卵活だけが全てではないです。

やはり妊娠力を上げるためにも妊活は必要な活動で、卵活にはないメリットを持っていますから、妊活にしても卵活にしても1つの選択肢と考えておきましょう。

まとめ

卵活は女性がメインの活動ですが、女性の独断で決めることではありません。妊娠・出産へのビジョンもありますが、パートナーとよく話し合って決めることが大切です。

卵活は質の良い卵子を保存する方法もあるという、いわば1つの選択肢です。医師への相談も含めたうえで、夫婦にとって後悔のない方法を選びましょう。

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