母乳がでない

母乳がでない!?今すぐ試せる母乳不足の解消法!


赤ちゃんがおっぱいに吸いついても、すぐに離して泣いてしまい、母乳が出ていないのだと判断するのは間違っていませんが、それにはさまざまな原因があります。

そこで今回は、

・母乳のでが悪いと悩んでいる
・赤ちゃんが母乳を飲んでくれなくて悩んでいる
・母乳をしっかりと出すために、自分にあった方法を探している

といった方に、すぐに試せる母乳不足の解消法から、母乳によい食生活についてや、授乳のやり方についてご紹介します。

全く母乳がでないというお母さんは、2万人に1人の割合です。ほとんどの方は出ないのだと『思い込み』、ヘタをすると悩み過ぎてノイローゼになってしまう方もいます。

特に、生後3・4カ月頃になってくると、母乳がでないと感じるお母さんは多くなりますが、そうなる前に、ここでご紹介する方法を試してみましょう。

母乳が不足しているサイン

母乳育児の場合、ミルクと違って母乳が不足していないかどうかの判断がしづらいものですが、

・授乳直後も機嫌が悪く、すぐ泣く
・授乳時間が極端に短い、もしくは長い
・授乳間隔が短い
・おしっこの回数が少ない
・うんちの回数が少ない、便秘気味
・なかなか寝ない
・体重が増えない

などが見られる場合は、母乳不足を疑ってみましょう。

ただ、個人差があることと、体調が悪い、おむつが汚れているなどの原因もあるため、一概に母乳不足だともいえません

一番わかりやすい目安が体重の変化です。新生児の場合、1日に平均20~30gの体重増加を目安に体重を測定してみましょう。

また、授乳前と授乳後の赤ちゃんの体重を量ることで母乳の量を調べることもできます。授乳量の目安など、詳しくは新生児の母乳育児|授乳量の変化と母乳の過不足の見極め方の記事にてご紹介していますので、参考にしてみましょう。

すぐに試せる母乳不足の解消法

すぐに試せる母乳不足の解消法

母乳が減っているのは確かだとしても、増やすように対処することは可能です。まずは、できるところから変えてみてはいかがでしょうか。

授乳の回数を増やしてみよう

赤ちゃんにおっぱいを吸われることで乳管が開いたり、刺激を受けることで母乳が作られます。

あまりにも長い時間無理に吸わせる必要はありませんが、1日10回は授乳するようにしましょう。その際は、乳首に負担がかからないように気を付けてください。

乳首を保護する目的のグッズも売られていますので、痛みが出る前に活用してみるのもいいでしょう。

母乳は、消費した分に応じて作られる量も増加します。一度に出る量を増やそうと思うなら、一度の授乳で全てを飲みきるか、または全て絞り出しましょう

初めの頃は、何度も吸わせていると「どのくらい母乳が出ているか」「赤ちゃんに足りているか」と色々心配になると思いますが、頑張って続けるよう心がけましょう。

睡眠不足を解消しよう

新生児の頃は授乳の回数も多く、ミルクであれば消化にも時間がかかるので、授乳の間隔も開きますが、母乳だと3時間置きにはあげなければなりません。

日夜その状態だと、必然的にお母さんは睡眠不足になります。ただ、母乳を作りだすためには、お母さんの睡眠時間も大切です。

リラックスするひとときを作るために、お父さんにもできる限り協力してもらいましょう。

運動不足を解消しよう

運動は軽いものでも大丈夫なので、身体を動かすように心がけましょう。

特に、雑巾がけはオススメです。四つん這いになって雑巾がけをすることで、胸が揺れます。これは母乳に良い働きをします。

しめつけがきついと母乳を生成する妨げとなりますので、自然に揺れるくらいゆるいブラジャーをつけるようにしましょう。

生まれる前の妊娠後期からゆるめのブラジャーに切り換えると、母乳の出も良くなりますし、子宮口が開きやすくなってお産も楽になります。

マッサージをしてみましょう

母乳が出なくなる原因のひとつに、乳管が詰まってしまうことが挙げられます。

乳管がつまると母乳の質が落ち、赤ちゃんはそれが分かるので飲まなくなります。そうなると、余計につまってしまいますので、悪循環に陥るのです。

マッサージをすることで乳管のつまりを取り除いてあげましょう。マッサージする際には、オリーブオイルや馬油など使用してあげると肌が傷つかないのでオススメです。

乳房のマッサージ

やり方は簡単です。

1.親指と人差し指を直角になるように開きます。
2.そのまま胸を囲むようにして手をあて
3.親指は上下に、人差し指は左右に動かしてあげます。

乳腺を痛めないように、優しく撫でるようにしてあげることが大切です。

乳首のマッサージ

乳首を圧迫するマッサージがあります。こちらも簡単なので試してみましょう。

1.まず、乳輪部分を上下につまんで3秒間圧をかけます。
2.今度は左右につまんで同じく3秒間待ちます。

乳腺はさまざまな方向にありますので、多方向から刺激を与えてあげるのが効果的です。

マッサージと同じくらいに効果があるのが温め効果です。お湯で絞ったタオルをおっぱいにあててあげると、母乳の量も増加します。

身体を温めましょう

タオルを胸に当ててあげても効果がありますが、なにより全身を温めると効果が出やすくなります。

1カ月検診で異常がなければ、それまでシャワーのみだったのが、入浴OKになります。ゆっくりと湯船につかって身体全体を温めてあげましょう。

血行がよくなることで、睡眠不足や慣れない育児の疲れで凝り固まった筋肉もほぐれていくはずです。

それも難しいようであれば、足だけのフットバスを使用してもいいでしょう。

昼寝をしましょう

首が据わってくる頃になると、お母さんと一緒に赤ちゃんも外出できるようになってきます。

可愛い赤ちゃんとの外出が楽しみになってくると、自分の疲れに鈍感になりがちです。昼寝で身体を休めると、母乳の分泌を促すプロラクチンというホルモンが出やすくなります。

赤ちゃんも外出するようになると疲れて、しっかりお昼寝をするようになりますので、2人で一緒に横になってみるといいでしょう。

リラックスできる時間でもありますので、スッキリとした気分でまた授乳ができるはずです。

ストレスを溜めない

母乳はホルモンの影響を受けやすいものです。そのため、母体が少しでもストレスを感じると母乳量も極端に減少する事があります。

それが原因となり、ますます母乳の出が悪くなるという悪循環を生じてしまいます。

睡眠不足や慣れない育児にストレスを感じる機会も多いと思いますが、できる限りストレスを溜めないよう心がけましょう。

良い母乳を出すための食事

良い母乳を出すための食事

お母さんが食べたものは、そのまま母乳の成分になります。

母乳の出を良くするためにも、母乳の質を上げるためにも、食事は規則正しくきちんと取りましょう。内容も、脂っこい物や高カロリーの物は乳管を詰まらせる原因になります。穀物や野菜を中心としたヘルシーなものにしましょう。

母乳に良いおすすめの食材

では、摂取をお勧めする食材を見ていきましょう。

米類

白米・米粉パンなど。無農薬の米がベストです。毎食2膳ずつ食べると母乳が良く出ます。

小麦粉類

うどん・そうめん・そば

豆製品

豆腐・味噌

海藻

わかめ・昆布・ひじき・もずく

菓子類(和菓子全般)

甘酒・お汁粉・わらびもちなどを、疲れている時や母乳の出が悪い時に食べると復活します。

野菜

大根・人参・ホウレンソウ・ねぎなどの青菜。じゃがいも・ごぼう・人参・ピーナッツ・里いもなどの根菜。

緑黄色野菜でも、特に青菜は血液をサラサラにして、母乳を詰まりにくくする効果があります。

ナスやキュウリ・かぼちゃ・トマトの夏野菜は身体を冷やす原因になりますので、控えたほうがいいでしょう。

上記が、母乳の質をよくし、量を増やす食材です。和食が中心になるでしょう。

母乳によくない食材

では反対に質を悪くしてしまう食材を見てみましょう。

米類

おもち・赤飯などもち米を使用したもの。

カレーライスなどは白米で食べますが、刺激物になりますので避けましょう。玄米も消化がよくありません。

小麦粉類

ラーメン・スパゲティー。ハンバーガーなどファーストフードは、もっともよくありません。

乳製品

生クリーム・牛乳・バター・アイスクリームなど乳製品全般をできるだけ摂取しないことをお勧めします。

肉類

牛肉と鶏肉は避けましょう。卵は1日1個までで、できるだけ火を通しましょう。生のお刺身も止めましょう。

参考記事>>産後もお寿司は食べたらダメ!?考えられる影響と食べる時の注意点

果物

柿や梨は身体を冷やしてしまいます。

油もの

天ぷらやカツなど。マヨネーズも避けましょう。

ケーキ類

ケーキなどの洋菓子全般は乳腺の原因にもなりますので止めましょう。チョコレートもお勧めしません。

以上が、オススメできない食材です。絶対に摂取してはいけないという食材ではありませんが、人によっては少し食べただけでおっぱいが詰まってしまい、母乳が出なくなってしまうことがあります。

お母さんが大丈夫でも、赤ちゃんにとってトラブルとなってしまうこともありますので注意が必要です。

出産時に出血量が多く、貧血、貧血気味だったお母さんは、貧血を改善するための食事も取るといいでしょう。母乳は水分でできていますが、母乳を作るのに必要なのは血液です。

特に必要となってくるのが、鉄分やカルシウム、たんぱく質です。それでも症状が改善しない場合は、医師に相談して鉄剤の服用をすることをおススメします。

水分をたくさん取りましょう

母乳の99%は水分でできています。身体を冷やしたり、糖分を取り過ぎると良くありませんが、

・食事以外に3リットル
・夏場には5リットル

を目安に飲むと母乳の出が良くなりますが、なかなかそんなに飲めるものではありません。

母乳にいい飲み物

番茶・ほうじ茶・麦茶・タンポポ茶などもおすすめですが、加糖のものを避ければ、100パーセント果汁ジュースもいいでしょう。

最近はスーパーフルーツと呼ばれるサジーのドリンクが人気です。

母乳の出はお母さんの胃腸にも関係があります。疲れていると出が悪くなりますので、ハーブティーを飲んでみると改善効果があります。

母乳育児を目的に開発されたお茶やドリンクというのは、あまり多くの企業が扱っていませんので、商品数がまだまだ少ない状況です。そんな中でもおすすめの商品をいくつかご紹介します。

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こちらの記事では、上記商品の特徴について詳しくご紹介しています。
>>母乳不足に効果的なおすすめハーブティー

避けるべき飲み物

サイダーやコーラ、スポーツドリンクなどには多量の糖分が含まれています。母乳の質がとても悪くなりますので止めましょう。

ビールなどのアルコールも厳禁です。コーヒーなどのカフェインを含むもの、ウーロン茶や緑茶も控えましょう。

ちなみに、喫煙も母乳に悪影響がありますのでタバコも控えましょう。産後も喫煙と飲酒はダメ?赤ちゃんに与える影響と嗜む際の注意点の記事にて詳しくご説明しています。

毎朝1杯だけと決めればカフェインの入ったものでも大丈夫です。我慢しすぎることでストレスになってしまうことも良くありません。

母乳育児に効果的なサプリメント

母乳に効果的なハーブティーでは効果が実感できなかった、ハーブティーそのものが苦手だったり、合わない、といった方は、サプリメントを利用するのも一つの方法です。

また、母乳以外にも、葉酸やビタミンなど、赤ちゃんとお母さんにとって嬉しい成分も一緒に摂取できるサプリメントもあるため、上手に活用してみましょう。

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授乳の姿勢に注意しましょう

授乳の姿勢に注意しましょう

赤ちゃんに授乳する回数を増やしても、うまく吸えなければ意味がありません。実際、上手く授乳できていない場合、赤ちゃんが苦痛と感じているケースが多いようです。

赤ちゃんの姿勢はもちろんの事、お母さんの姿勢と両方に気を配ってみましょう。

授乳の姿勢お母さんの注意点

変に無理な体勢をすると肩こりや腰痛、腱鞘炎等を起こす事もありますので、思うように授乳ができていないのであれば、授乳方法を工夫してみましょう。

背筋を伸ばす

猫背にならないようにしましょう。背中が丸まって赤ちゃんを覗き込むような姿勢になってしまいがちですが、背筋を伸ばした方がお乳の出が良くなります。

左右での抱き方を変える

左右で授乳のやりにくさを感じる等の意見も多いですが、こうした事が赤ちゃんの授乳を妨げているかもしれません。左右での抱き方を変えて見る事も時には必要です。

リラックスできる姿勢

お母さんにとっても、赤ちゃんにとっても、リラックスして授乳できる体勢が一番です。授乳の姿勢を見直してみると、スムーズな授乳ができる事が多くなります。

赤ちゃんのサインを感じる

乳首を噛まれる等のトラブルも授乳をあきらめる原因としてありますが、こうしたトラブルはやはり赤ちゃんが授乳時の体勢を苦痛と感じている証拠です。

抱き方などその子に合ったスタイルを見つけてみましょう。

授乳中の赤ちゃんの姿勢の取り方

母乳の出を良くするためには、おっぱいをすべて飲んでもらう事が理想です。しかし、姿勢が正しくないと赤ちゃんも思うように飲みきることができません。そうなるとおっぱいの出が悪くなるという悪循環に陥ってしまいます。

いろいろな抱き方で赤ちゃんの母乳の飲み具合を比べてみてもいいでしょう。

横抱き

身体が密着するので安定しますし、一般的な飲ませ方です。

斜め抱き

胸を支える手が横向きとは逆になりますので、自然と吸う場所が変わります。

縦抱き

おっぱいが赤ちゃんの口に入りやすいので、乳首が陥没・短い人にオススメです。首をしっかりと支えてあげましょう。

ラグビー抱き

縦抱きより安定します。首が据わる前でもできますし、クッションを置いてあげるとさらに授乳しやすくなります。

抱き方以外の注意点

また上記の抱き方以外の、赤ちゃんにおける注意点は口元です。

小さな口で乳首の先だけをつまむようでは上手く吸えません。アヒルのように大きな口で、乳輪部分までしっかりとまっすぐにくわえさせましょう。

授乳をしていると身体をひねったり、急に反ったりしますので、きちんと抱きかかえてあげると安心です。

慣れるまでにお互い時間がかかるかもしれませんが、おっぱいの出が良くなれば授乳も楽になり、出る量も自然に増えてきます。苦痛を感じることなく、授乳をスムーズに行える正しい姿勢を見つけてみましょう。

まとめ

まとめ

母乳は赤ちゃんにとって大変メリットの大きいものです。しかし、生後3・4カ月ごろの赤ちゃんの授乳量の増える時期に、ほとんどのお母さんがおっぱいの出に不安を感じています。

授乳の回数やおっぱいの張り具合などが変化するのも、そう感じる要因です。どうしても、不安な場合は赤ちゃんの体重などで足りているかを判断すると良いでしょう。

こまめに母乳を与えることで多くのお母さんは、また従来通り、母乳不足の不安を感じる事がなくなるといいます。

少しの間トライすることで、解決する簡単な問題と、大きな気持ちを持って乗り切ることも大切です。まずは、深く考えない、母乳不足は回数でカバーするといった気楽な考えもこの時期には必要です。

まずは、できることから試してみましょう。

いろいろ試してみたものの、それでも母乳がでないようであれば、粉ミルクへの変更も視野にいれなければいけません。母乳と粉ミルクの違いとは?授乳の基礎知識について!では、母乳と粉ミルクの違いをご紹介しています。

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