排卵日

排卵日が妊娠しやすいとは限らない?排卵日の基礎知識




妊娠を希望している人にとって排卵日というのは、妊娠するために大切な日といえます。排卵とは受精する前の卵子が卵巣から出ることです。

その後に精子と出会い、受精卵になって妊娠するに至るのですが、体内で起こる排卵が一体いつ起こっているのかということがなかなか普通では分かりません。

そこで今回は、

・排卵日とは何か知りたい
・排卵日と妊娠確率の関係を知りたい
・排卵日を正確に知るにはどうすればいいのか?

といった方に、排卵日について詳しくご説明していきます。

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排卵日とは

排卵とは、卵巣の中で2センチほどに育った卵胞に、「排卵しなさい」という脳からの命令ホルモンが分泌されます。

このホルモン分泌を「LHサージ」(黄体化ホルモンが大量放出される)といいますが、LHサージがあると、人間の場合、24時間から36時間以内に卵胞が卵巣から出るという排卵が起こります。

つまり、排卵が起こる日を排卵日というわけです。

排卵日っていつ?

妊娠したいのであれば、排卵日がいつかは気になります。生理周期だけで排卵を正確に知ることはなかなかできませんが、おおよその見当はつきます。

排卵日から次の生理開始までを黄体期といいますが、生理周期に関係なく約14日です。ですから、次回生理が分かっているならば、その日から逆算して14日前が排卵日ということになります。

生理周期が安定している人はだいたいの予想ができますが、生理周期が安定していない場合や、月によって28日周期だったり、34日周期になるなど多少のばらつきがあるという人は排卵日を生理周期だけで判断することが難しいと考えられます。

排卵日に起こる症状とは?

排卵日には女性ホルモンのバランスが崩れることなどによって不快な症状があらわれる人がいます。毎月起こることなので、人によっては症状が起こることによって排卵日を自覚するという人もいます。

排卵日の症状には個人差がありますが、

・下腹部痛
・排卵出血
・唾液の変化
・体重の変化

が、一般的な症状となります。それぞれみていきましょう。

下腹部痛

排卵日が近づくとお腹の下の方が何となく重く感じたり、チクチク痛みを感じるという人がいます。これが排卵痛と呼ばれるものです。

毎月排卵は左右の卵巣で交互に起こるので、月によって右や左のお腹が痛くなるという人もいます。この排卵痛の原因としてはいろいろ考えられますが、大きくなった卵胞が卵巣から出てくる時に出血をしたり、卵胞が腹膜を刺激することによって腹痛が起こると考えられています。

排卵痛をはっきり感じる人もいますし、全く分からないという人まで様々です。

排卵出血

卵胞が成熟して大きくなると、排卵にともなって腹膜を刺激し出血することがあります。この出血のことを排卵出血といいます。

次回生理開始日から14日ほど前あたりに出血らしきものがあると、排卵したと考えられます。排卵出血を経験する人は女性の約5パーセントなので全ての女性に起こるものではありません。

むしろほとんどの女性は排卵出血はないものと考えられます。排卵出血は体調不良や病気ではなく、生理的現象ですので特に気にする必要はありません。排卵出血といっても出血の量は非常に少なく、1~3日程度です。

出血する血の色は黒っぽいという人から鮮血のように鮮やかな赤である人もいます。しかし、排卵出血ではなく、子宮内膜症や子宮頸管ポリープでも排卵出血のような出血を起こす場合がありますので、不正出血には気をつけましょう。

唾液のネバネバ

排卵日に起こる女性ホルモンのバランスの影響で、唾液がネバネバして粘度が増すという人がいます。

体重の変化

排卵が起こると分泌される黄体ホルモンは、妊娠継続の為に必要な女性ホルモンです。この黄体ホルモンは、子宮内を受精卵が着床し易い状態を維持する役目もあり、体液を体内とどめる働きがあるので、排卵日前後に微妙に体重が増加するという人がいます。

排卵日とおりものの関係

排卵日前後にはおりものの粘度が変わったり、量が変わったりしますので、注意深く観察しましょう。

また、おりものの変化は個人差や年齢差によっても変わってきますので、おりものの状態だけで排卵日を推測することは困難です。基礎体温や他の体の症状などと絡めて排卵日を推測しましょう。

基本的には排卵日前後は、女性の身体の生理サイクルの中で考えると特におりものの量が多い時期です。おりものには卵子が受精するまでに精子の到着を助ける作用があるため、排卵日前後はおりものの量が増えるとされています。

生理後からしばらくはおりものの量は少なくなり、排卵日直前あたりで一気にピークを向かえ、その後また量が減り、再び生理前に分泌が増えるというサイクルになります。

排卵日のおりものの色

おりものの色は透明か少し白っぽい感じの色です。卵の卵白のような色だと考えましょう。

排卵日前後のおりもの粘度

前回の生理開始から10日ほどすると、それまで少なかったおりものが少しずつ粘り気のある状態になります。そして排卵日が近づいてくると、膣内の水分量が増加するのでサラサラのおりものが大量に出るようになります。

排卵日直前には糸を引くような粘り気のあるおりものに変化します。このころのおりものの粘度はかなり高く、指で伸ばしても10センチ近く破れずに伸びます。また、そのおりものを水に入れても固まりのままで溶けません。

排卵日以外のおりものは水に入れると溶けるので試してみるとよいでしょう。排卵日が過ぎると乳白色の少量のおりものが出ます。

排卵検査薬

排卵日を知るために排卵検査薬というものがあります。国産のものは普通のドラッグストアで購入できますし、海外のものは通販などで簡単に手に入ります。

海外のものは一般的に安いのですが、日本製の方が取り扱い説明書などが日本語できちんと表示されていますし、取り扱いが簡単なので使用しやすいです。

この排卵検査薬は尿の中に含まれる黄体形成ホルモン(LHホルモン)の濃度を検査して行います。LHホルモンとは卵胞が成熟したことによって、脳内から排卵することを命令するために分泌されるホルモンです。

つまり、排卵される直前にLHホルモンの濃度が最大になることを利用して排卵日を推測するというものです。LHホルモンの濃度が上昇し始めて36時間以内に排卵が起こるという仕組みを利用した検査法です。

排卵検査薬は排卵が起こると予想される前から数日間検査します。生理周期が規則的な人は次回生理開始日から14日前あたりが排卵日と予想されますので、前回生理開始日から11日目あたりから使用し始めます。

生理周期がはっきりしない人は前回生理開始日から10日ほど経過すると使用し始めるとよいでしょう。各メーカーの排卵検査薬によって陽性反応後の排卵日が違いますので、説明書を良く読んで使用しましょう。

排卵日と基礎体温

排卵日を知るために、体の症状を観察したり、おりものの状態を見たり、排卵検査薬を使用したりと様々ですが、それぞれ単体では決して正確な判断ができません。より正確な判断を求めるなら、面倒でも基礎体温をしっかり長期間にわたって記録しましょう。

基礎体温に関しては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
>>基礎体温の計り方と妊娠超初期の基礎体温の変化

一般的には基礎体温が排卵日にガクンと下がるのでそれを目安に排卵日を推測するといわれていますが、人によっては低温相があってもガクンと一段下がる日がないという人もいます。

また、低温相の最終日が排卵日であるという説も多いのですが、専門医の超音波の診察と基礎体温表を比べてみても低温相最終日に排卵があるのは約10パーセントほどという結果もあります。

しかし、基礎体温表で低体温期の最終日から、高体温に体温が上昇し始めた日より1~3日の間に、超音波診断による排卵を確認したケースが約75パーセントとされています。

過去の基礎体温を参考に自分に排卵が起こるのはいつなのかということを考えてタイミングを取ると妊娠する確率がアップするといえるでしょう。

もっとも妊娠しやすい日は排卵日ではない!

妊娠を希望する場合、排卵日を知ることが一番の妊娠への早道と考えて熱心に排卵日を推測し、タイミング療法を取る人がいます。産婦人科を受診するには少しハードルが高いと考える人が特に参考にする方法です。

関連記事
>>タイミング法で妊娠確率アップ!?基礎知識と成功率を上げる方法

しかし、よく誤解されていることは、排卵日にタイミングを取るともっとも妊娠しやすいと思われていることです。排卵日にタイミングを取る必要はありません。

妊娠確率の一番高い日は?

個人差もありますが、一般的には排卵日の2日前が一番妊娠する確率が高いとされており、排卵日には既に妊娠する確率は下がっています。妊娠する確率のある日はひと月に6日間あります。

それは排卵日の5日前から排卵日の1日後で、妊娠する確率が上がってくるのは排卵日4日前から排卵前日までです。そして排卵日の2日前から排卵日前日までが最も妊娠する確率が上がるとされています。

排卵日前日と前々日の妊娠の確率は排卵日の約4倍です。これには精子と卵子がそれぞれ体内でどれくらいの期間生きているかという時間が関係しているからです。

精子は卵子よりも受精に対応する待機時間が長く、体内に入ってから5~6時間で精子貯蔵所にたどりついて卵子を待ち受けています。精子貯蔵所に約2日ほど経過すると徐々に弱っていき受精することができなくなります。

2日間も体内で精子が生きることに比べて、卵子は排卵されてから6時間前後で弱っていきます。このことから、排卵されるであろう卵子を万全の体制で精子が体内で待ち受けて、排卵された卵子がすぐに受精するのがベストであるとされるのです。

精子が体内で2日間ほど生きるということを逆算すると排卵日の前日、前々日にタイミングを取るのが一番妊娠しやすいという事実に納得できます。

排卵日の二日前を過ぎてしまったら?

排卵日の2日前を過ぎ、排卵日には妊娠確率が下がるとはいえ、排卵後の卵子は体内で1日ほどは生きていますし、精子も2~3日は体内で生きていますので妊娠する確率はあります。

早く妊娠したい場合は排卵日を調べてその4日ほど前からタイミングをとれば妊娠する確率が上がります。

妊娠する確率がある日がひと月で6日あるのですから、あまり神経質にならずにその期間に1日おきにタイミングをとるとよいでしょう。

産婦人科で排卵日を調べてもらう

基礎体温をつけたり、体の症状を感知したり、おりものを見たり・・・と排卵を調べるためにいろいろな方法がありますが、確実に排卵日を知りたい場合は思い切って産婦人科の医師に診察してもらう方法が一番確実です。

不妊治療などでタイミング療法をしている方は、超音波エコー検査で卵巣や卵胞の状態をチェックして排卵日を特定し、妊娠しやすい期間を特定してもらいます。普段は2~3mほどしかない卵胞が排卵2日前には16~17mほどに成長しますので確実に排卵2日前を特定できます。

もっと確実に排卵日を特定するためには血液検査を併用するとよいですが、血液検査までする人はそういません。

排卵日が特定できれば男女の産み分けができる?

男女の産み分けをしたいという場合に、排卵日をしりたいという方もいます。

女の子を希望する場合、排卵日の2日前をピンポイントで見分けることが必要であるとされているために、女の子を欲しがっている人は産婦人科で排卵日の2日前を確実に判断してもらう人が多いのです。

産み分けに関しては、産み分けは可能?高確率で男の子・女の子を産み分ける方法とはにて詳しくご紹介しています。

まとめ

現在では色々な検査薬や情報があるので、生理周期が順調である人は80パーセントの確率で排卵日を予想することができるとも考えられています。ですが、確実に排卵日を知る必要のある人は産婦人科に相談することをおすすめします。

排卵日をできるだけ正確に知ることが妊娠への第一歩ですね。

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