妊娠後期に起きやすい偏頭痛!頭痛の原因を知って対策しよう

妊娠後期に起きやすい偏頭痛!頭痛の原因を知って対策しよう




妊娠中はさまざまな体の変化や体調不良があらわれますが、中でも妊娠後期にやってくる頭痛に悩まされる妊婦さんは多くいます。

出産前の体調不良は気持ちが沈んでしまいます。頭が痛いと1日中何もする気になれなかったり、ひどいときには寝込んでしまう方もいます。

頭痛にもいろいろな種類があり、タイプによって痛みのあらわれ方や原因は異なりますが、妊娠中は偏頭痛が起こる妊婦さんが多くいます。

そこで今回は、

・妊娠後期に偏頭痛が起こりやすいのはなぜ?
・普通の頭痛と偏頭痛の違いとは?
・妊娠中の偏頭痛の原因や対処法が知りたい!

といった方に、妊娠後期にあらわれやすい偏頭痛について詳しくご紹介します。

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Kirala Kirala

偏頭痛?片頭痛?どう違う?

「へんずつう」と聞いたときに「偏頭痛」と「片頭痛」のどちらの漢字を思い浮かべるでしょうか。

どちらも「へんずつう」と読みますし、実は違いはありません。医学会用語としては「片頭痛」を正式な呼び方として使います。

一方、辞書では「偏頭痛」と記載していることが多く、どちらの漢字でも頭部の片側か頭全体ではなく一部で痛みがある頭痛のことを指します。今回は偏頭痛で統一して内容を進めていきます。

偏頭痛とは?どんな症状?

偏頭痛?片頭痛?どう違う

偏頭痛とは、片側もしくは両こめかみから目の周辺にかけて、脈拍に合わせてズキンズキンと痛む拍動性の頭痛です。

痛みが出るのは片側だけのケースが多いですが、ときには両側が痛むこともあります。常に痛みがあるわけではなく、間欠的に時々起こります。

偏頭痛が起こる前には前兆として、目の前にチカチカと星が見えたり、フラッシュのような光が走ったり、視野が一部見えなくなる閃輝暗点(せんきあんてん)が出ることもあります。

眠くないのにあくびが出たり、肩こりや首筋が張っているときにも起こりやすいという特徴があります。

また、偏頭痛の痛みは1~2時間でピークに達し、ピークに達すると吐き気をもよおすこともあります。

痛みは4時間から長いときで72時間ほど続くことがあるため、生活に支障が出ることもあります。

偏頭痛は動くと痛みが増す

偏頭痛は体を動かすことで痛みが増します。悪化することで仕事や家事など日中の活動に支障が出ることもあり、痛みがひどい方だと寝込んでしまうこともあります。

痛みが強いときには、姿勢を変えたり、頭を少し傾けるだけでも痛みが増します。活動を控えて安静にしていましょう。

偏頭痛が起こると他の症状も併発する

ズキンズキン、ガンガンといった頭の痛みだけではなく、吐き気がしたり、胃がムカついたりすることもあります。

他にも、普段はなんでもない明るさの光が急に眩しく感じたり、音に敏感になったりもします。においが気になり出す方もいるため、偏頭痛が起こることで五感が敏感になる傾向があります。

偏頭痛が起こる原因は?

一般的には、血管が拡張し、そのせいで血管周囲の神経が引っ張られることで痛みが起こります。

なぜ血管が拡張するのかその原因は正確にはわかっていませんが、睡眠不足などで生活習慣が乱れていたり、緊張が解けたとき(ホッとしたとき)、熱いお風呂やサウナの後、女性であれば月経も偏頭痛の要因となっていることが多いです。

他にも人混みでは頭痛が起きやすかったり、リラックスしすぎているときにも痛みが起こることがあります。

また、偏頭痛は遺伝性の可能性もあります。いずれにしても、血管の収縮と拡張のリズムが乱れると頭痛が発生するので、自立神経に影響を受けて引き起こされているとされています。

妊娠後期に偏頭痛が起こりやすくなるのはなぜ?

妊娠後期に偏頭痛が起こりやすくなるのはなぜ

それでは、妊娠後期に偏頭痛が起こりやすくなるのはなぜでしょうか。それには、貧血による脳の酸素不足が原因として挙げられます。

妊娠すると赤ちゃんへ栄養を送るため血液が多く必要となりますが、臨月になると赤ちゃんも成長しているため、必要な血液量が妊娠初期の頃よりも多くなります。

もともと妊婦さんの脳に送られるはずだった血液が、赤ちゃんへと優先的に送られるため、血液量は不足します。

妊娠中は常に鉄分が不足している状態となりますが、鉄分が不足し貧血になると、酸素を運んでいた血中のヘモグロビンが減少することになるので、脳まで酸素が運ばれなくなってしまいます。

この脳が酸欠の状態が、痛みとなってあらわれることがあります。

妊娠中の貧血については、妊婦さんと貧血の関係と妊娠中の貧血への対処法の記事にて詳しくご説明しています。

鉄分が不足すると、頭痛以外にもめまいや立ちくらみ、動機や息切れも起こりやすくなるので、症状があらわれたら無理をせず、部屋を暗くして安静にしましょう。

妊娠中に頭痛が起こりやすくなる理由

妊娠中に頭痛が起こりやすくなる理由

妊娠すると、月経サイクルを作っていたプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌量が増加します。

そのため、ホルモンバランスが崩れてしまい、脳内の血管が拡張しやすくなり、偏頭痛が起こりやすくなります。

妊娠中は初期の頃から頭痛が起こりやすい状態です。原因を知って症状があらわれるようであれば早めに対処できるようにしておきましょう。

1、妊娠高血圧症候群

妊娠中に何かしらの原因で高血圧になり、尿蛋白や血管障害、臓器障害などを発症する疾患が妊娠高血圧症候群ですが、この病気を発症すると、症状の一つとして頭痛が挙げられます。

血圧が上がるため、脳の血管が拡張して偏頭痛を起こすのです。

頭痛の他にはめまいや倦怠感もあらわれますが、妊娠高血圧症候群では多くの場合むくみが出ますので、頭痛とあわせてむくみがあるときにはこの病気の可能性があります。

妊娠高血圧症候群が原因で起こる頭痛は、冷やすことで痛みが治まりますが、高血圧を解消しなければ頭痛は何度でも起こるので、根本的な治療が必要となります。

また、妊娠高血圧症候群になると、子宮や胎盤に流れる血液の量が減るため、胎盤の働きが悪くなります。

胎盤の働きが悪くなると赤ちゃんの成長に影響が出るので、早産や未熟児などの原因となる可能性があります。

肺水腫、常位胎盤早期剥離、脳出血など、母体が危険となる合併症を引き起こす確率も高まるので、食事療法を行い安静に努めましょう。

関連記事
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2、ストレスなどの緊張からの頭痛

妊娠期間中には精神的なストレスがかかりやすく、ホルモンバランスの乱れ以外にも自律神経が崩れる要因がたくさんあります。

自律神経のひとつである交感神経は、ストレスに左右されるため、筋肉が弛緩しにくくなると頭痛が起こります。

妊娠後期の出産が近づく頃には、赤ちゃんが生まれてくる喜びや嬉しさが溢れる一方で、子育てに対する不安や元気な赤ちゃんが生まれてくるかどうかなどの緊張などで、妊娠期間中でも特にストレスを感じやすい時期です。

ストレスが多いと頭痛も起こりやすくなるので、好きな音楽を聴いたり映画を見たり、リラックスできる方法を見つけて、できるだけストレスを解消していきましょう。

3、水分補給が足りない

妊娠すると代謝が上がるため、汗をかきやすくなります。赤ちゃんが成長すると体重も増えますし、少しの移動でも妊娠前より体力を消耗しますし、思った以上に汗をかいています。

ですが、自覚がなく水分補給が足りていないと、血液が濃くなり頭痛が起こる場合があります。

妊娠中はむくみも出やすいので、あまり水分を取りたくない気持ちもありますが、水分が取れていないと脳貧血にもなりやすくなるため、お医者様から特別な注意を受けていない方は水分補給もしっかりと行いましょう。

4、体のバランスが崩れるため

出産が近づくと母体は準備を始めます。弛緩ホルモンを分泌して骨盤を緩め、赤ちゃんの通り道を広げようとするのですが、この出産準備ために骨盤が開くことで、これまで保っていた体のバランスが崩れてしまいます。

バランスが崩れた体で、お腹をかばいながら立ち上がったり座ったりなどの動作を行うことで、これまで使っていなかった筋肉を使わなければいけないなどの負荷がかかり、筋肉の緊張や体の疲労が頭痛となってあらわれます。

体の不調が頭痛になってあらわれたり、肩凝りなどが原因で頭痛も起こりやすくなります。妊娠後期は特に赤ちゃんが成長しているため、頭痛が起こりやすい体の状態にあると思っておきましょう。

ストレス、水分不足や体のバランスが崩れることで起こる頭痛は「緊張性頭痛」であることが多いので、対処方法は入浴などで偏頭痛とは異なり、基本的には温めるようにします。マッサージや指圧、ストレッチも効果的です。

緊張性頭痛とは?

緊張性頭痛とは

頭をギューッと締め付けられるような痛みや圧迫感が特徴の頭痛。頭に重みを感じるような鈍痛から始まって、一度痛み出すとダラダラと痛みが続きます。

痛みが出る箇所は後頭部が中心で、頭の両側に痛みがあらわれます。また頭痛と一緒に、首や肩の凝りや目の痛みが伴います。

筋肉の緊張が原因で頭痛が起こりますが、姿勢が悪い方や骨格や体型に歪みがある場合に症状が出ます。

筋肉の緊張なので、首や肩の凝りなどでも頭痛が起こります。眼精疲労や噛み合わせ、ストレスが影響して頭痛が発生していることもあります。

緊張性頭痛の予防と対処方法ですが、筋肉の緊張を解消させてあげることです。骨盤が開いたことが影響して発生している頭痛であれば、産後に骨盤を締めなおせば頭痛はおさまります。

首や肩の凝りも同様に、妊娠が影響しているものであれば出産を機によくなることはあります。

ただし、赤ちゃんを抱っこしたり胸が張ることでも肩凝りは起こりやすくなっていますし、慣れない育児のストレスなど出産後も頭痛が続きそうな環境ではありますので、あまりに症状や痛みが強い場合には一度病院で相談してみましょう。

偏頭痛への対処方法は?

偏頭痛への対処方法は

偏頭痛は脳内の血管が拡張して血管が引っ張られていることで痛みが発生しています。ですので、拡張を抑えてあげることが大切です。

血管の拡張を止めるには脳の活動を抑えるのが一番の解消方法です。

1、光や音を遮断する

視覚や聴覚で感じている刺激や影響をできるだけ避けるようにしてみましょう。頭痛が起きたら、室内を暗くします。

テレビが点いていたら消して音楽も止めましょう。暗い静かな部屋で横になり安静にします。持っていればアイマスクや耳栓などを使って、物理的に光や音を遮断するのも効果的です。

2、濡れタオルを当てる

偏頭痛は患部を冷やすと痛みに効果的です。首筋や頭の痛いところに濡れタオルやアイスノンなどを当てて冷やしましょう。

冷やすことで拡張した血管が収縮するため、痛みが和らぎます。逆に温めてしまうと、血管をより広げることになるために痛みが強くなります。

入浴したい場合には、湯船で温まるのはやめて温めのシャワーで済ませましょう。

3、血管を圧迫する

血管の拡張を止めたいので、血管自体を圧迫するという方法もあります。頭にタオルなどを巻いて血液の流れをせき止めることで痛みが緩和されることがあります。

こめかみ周辺が痛む場合には、指で圧迫しても効果があります。

4、カフェインが効く

カフェインを摂ると偏頭痛が治るといわれています。コーヒーやお茶に含まれるカフェインには、血管を収縮させる働きがあるので、偏頭痛のような血管の拡張が原因の頭痛には効果があります。

妊娠中なのでカフェインは避けている方も、あまりに偏頭痛がひどい場合には1日1杯程度の量であれば試してみても良いでしょう。

ただし、摂りすぎはお腹の赤ちゃんにも影響しますので、心配なときには先に産婦人科や産院でお医者様に相談してみましょう。

参考記事
>>妊娠超初期からコーヒーに注意!妊婦にカフェインが及ぼす影響
>>妊娠中期のコーヒーは安全?妊娠中に気を付けたいカフェイン

頭痛があらわれたら頭痛薬は飲める?

頭痛があらわれたら頭痛薬は飲める

妊娠前は市販の頭痛薬で対処していた人も多いかもしれませんが、妊娠中は赤ちゃんへ影響を及ぼす可能性があるため、使用は控えましょう。

しかし、妊娠後期には服用しても問題ない薬もあるので、一度お医者様に相談してみるのがベストです。

くれぐれも自己判断で薬を飲むのだけはやめておきましょう。また、市販薬よりも病院で処方された薬の方が効き目が良いこともあるので、症状がひどい方は受診してみましょう。

関連記事>>妊娠中の風邪薬の関係と妊娠週数毎の胎児への影響

頭痛が起こるタイミングを記録する

頭痛が起こるタイミングを記録する

頭痛が起こった場合、どのようなタイミングで痛みが出たのかを把握しておくと後々に対処がしやすいです。

頭が痛くなったタイミングを書き留めておき、何か傾向がないかを探ってみます。

蛍光灯やスマートフォンなどの光に反応している場合もありますし、お腹がいっぱいでリラックスしていた後であれば、胃の拡張や気持ちが弛緩していること自体が原因のこともあります。

寝不足が心当たりの方は、前日の睡眠時間も一緒に記録しておくと良いです。頭痛が起こる原因にも個人差がありますので、どのような状態で頭痛が起こりやすいのか、自分の傾向を知っておくことで頭痛を予防することはできます。

妊娠中は、つわりの時期にも頭痛が起こりやすく、頭痛が原因で脱水症状が深刻化すると、妊娠悪阻まで悪化することもあります。

妊娠悪阻とは、通常のつわりとは違い、何度も嘔吐を繰り返してほとんど食事ができないという状態が1日中続くため、進行すると母子ともに危険な状態となります。万が一兆候があれば、早めに対処するようにしましょう。

妊娠中の頭痛は症状が出る前に予防を

妊娠中の頭痛は症状が出る前に予防を

妊娠中の頭痛は、妊娠による体の変化が影響していることが多いので、どの妊婦さんにも起こる可能性が高いです。

日頃から健康に気をつけて、ストレスを溜めないようにするなど出来る限り予防して、妊娠後期も晴れやかに過ごせると良いですね。

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