ハーブの効果

妊娠中のハーブに注意!安心して利用できるハーブとその効果




ハーブは、人類の起源にまでさかのぼるといわれるくらい、歴史の古い植物です。様々な効能を持っているので、エッセンシャルオイルやオーガニック化粧品に成分として配合されたり、料理やお菓子の香りづけとして利用されるハーブもあります。

特にハーブは香りが良く、心と体をリラックスさせる力があるので、何かとストレスを感じやすい妊娠中に、ハーブティーを飲む妊婦さんも多いようです。

赤ちゃんへの影響も気になってくるこの時期は、化学成分が配合されたものは怖いイメージがありますし、妊娠による体質の変化から体に合わないというママも増えてきます。

そこで今回は、

・ハーブ製品とはどんなものか知りたい
・妊娠中にハーブ製品を使用するときの注意点を知りたい
・妊娠中におすすめのハーブを知りたい

といった方に、妊娠中に安心して利用できるハーブやその効果、注意点についてご紹介します。

妊娠中はハーブティーをはじめ、天然な成分の代表であるハーブを配合したものを利用するママも多くなるようです。だからといって、100%安心なわけではありません。むしろ、ハーブだからこそ、妊娠中の利用には注意が必要です。

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ハーブ製品ってどんなもの?

妊婦さんが使うハーブ製品と聞いてまず思いつくのが、オーガニック化粧品などのハーブのエキスが配合された化粧品です。

普段より肌が敏感になっている妊娠中は、石鹸やシャンプーなどお風呂セットにも同じようなことがいえるのですが、アルコールや香料、防腐剤など普段なら感じないちょっとした刺激に反応してしまう敏感肌状態になります。

ハーブなどの天然の成分は刺激が少ないので、自ずとハーブ配合の化粧品にお世話になる機会が増えてくるのです。肌からの成分吸収は微量とはいえ、赤ちゃんのことを考えると成分はこだわりたいところですから、ハーブに注目するのも自然なことといえます。

しかし、ハーブは妊娠中でなくても、至るところで使用されています。例えば、料理であればハーブティーはもちろんのこと、スパイスや肉類の臭みを取る為にも使用されますし、食用オイルにも配合されています。

入浴剤や洗浄剤、消臭剤の香り付けに利用されていることもあります。こうして挙げてみると目に見えない分、実感が湧きづらいですが、ハーブ製品は知らないだけで結構使われていることがわかります。

実際にハーブを利用する妊婦さんはどれくらい?

ハーブ製品について挙げたものの、実際に日本でハーブを利用する妊婦さんの数は、海外に比べ少ないというのが現状です。

これは、サプリメントの利用状況を調査した研究報告で結果が出ているのですが、サプリメントの面でいえば、日本はビタミンやミネラルなど食材だけでは不足しがちな栄養の摂取を目的に利用する妊婦さんが多く、勧められている割には利用する妊婦さんが少ないことが分かっています。

参考までに挙げると、ハーブと関わりが深い海外ではアメリカで26.6%、西ヨーロッパで27.7%、東ヨーロッパで51.8%、オーストラリアで43.8%の妊婦さんがサプリメントを含めたハーブ製品を利用しているようです。

ノンカフェインで安心という理由から、ハーブティーを好んで飲む妊婦さんも増えてきているようですが、全体的にみれば、ハーブはまだまだ日本では馴染みが浅いといえます。だからこそ、自己判断での摂取に気を付けなければいけません。

どうして注意が必要なのか?

では、海外の妊婦さんも利用していながら何故注意が必要なのかというと、種類によっては妊娠中のママ、そして胎児にとって悪影響になる作用を持つハーブがあるからです。

ハーブの中には毒性成分を持つ種類もありますし、子宮刺激作用があるものや、子宮収縮を促し、流産や早産を誘発してしまう作用があるものも多いからです。

また、便通を促すハーブもありますが、人によってはお腹をゆるくし、下痢になってしまう可能性があります。

そして植物だからこそ、花粉症のように体質によっては元々合わないハーブが出てくることもあるので、使う際には気を付ける必要があるのです。

ハーブ先進国といわれるヨーロッパなどの海外諸国でも、ハーブの使用に関しては注意喚起やアドバイスを行っており、妊娠中に利用するハーブ製品が必ずしも安全ではないことを示しています。

気を付けておきたいこと

妊娠中におすすめのハーブであっても安心というわけではありません。特に妊娠初期など不安定な時期は、自分でも意識して控えるなどの注意が必要です。

少ない量であっても、毎日摂取するのは控え、サプリメントや漢方でハーブを利用する際には、担当の医師に必ず相談して下さい。

過剰摂取や濃縮された状態のハーブを利用するのは、妊婦さんにもお腹の中の赤ちゃんにも何らかの悪影響を与える恐れがあります。どんな形であれハーブ製品を利用する時は使用量に気を付けましょう。

妊婦さんでも安心して利用できるハーブ

ハーブの注意するべき部分が分かったところで、妊婦さんでも安心して利用できるハーブを参考までにご紹介します。

ただし、おすすめとはいえ誰にでも良い効果が期待できるわけではないので、体調が悪くなるようであればすぐに使用を中止して下さい。

化粧品など、肌へ直接使用するハーブ製品であれば、肌の目立たないところでパッチテストを行い、痒みといった反応がないかどうか確認してから利用するのもポイントです。

ローズヒップ

バラの花の部分ではなく果実を指し、その中でもドックローズという野ばらの品種をはじめとしたバラの果実を総称したものになります。使用する際には、果実を日干しして乾燥させ、細かく砕いて使用したり、砕かずに丸ごと使用することもあります。

成分

「ビタミンCの爆弾」という別名を持つほど、ビタミンCを豊富に含んでいます。その含有量はレモンの約20倍もあり、また、ローズヒップに含まれるビタミンCはバイオフラボノイド―ビタミンPとも呼ばれるフラボノイドの一種である天然のビタミンCを含んだものになります。

通常のビタミンCは熱に弱く、脆いので、化粧品などでも吸収されにくいことが弱点だったのですが、このバイオフラボノイドにはビタミンCを壊れにくくする作用を持っており、それを20%持つローズヒップは酸化されにくい上、本来なら弱点であるはずの熱に強い性質を持っているので、たとえ少量であっても効率良く体内に吸収されるのです。

バイオフラボノイド以外にも、リコピン、ビタミンA・B群・Eなどのビタミン類、カルシウムに鉄分、ミネラルなど日常では不足がちな栄養もたくさんありますし、ティリロサイドというポリフェノールの一種である成分も含まれています。まさに爆弾と呼ぶにふさわしいハーブといえるのです。

美肌効果

豊富に含まれるビタミンCの特徴である美肌効果で、肌に美しさを与えてくれます。ビタミンCは強力な抗酸化作用を持っているので、ストレスなどを原因に体に発生する、活性酸素を除去してくれます。

そして、メラニン色素の生成を抑え、コラーゲンの生成を促進してくれる効果もあるので、肌のシミやくすみを予防し、肌のハリを保ってくれるのです。また、ビタミンCの他に同じく強い抗酸化作用を持つビタミンEも含まれているので、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの肌のハリを保つ成分の劣化も防いでくれます。

心身を健やかにする

肌だけの効果に留まらないのがローズヒップの嬉しいところで、摂取をすれば体の免疫力を高め、関節痛の症状を緩和させることも可能です。

豊富に含まれるビタミンCの効果により、体に害を与える細菌や、ウイルスを攻撃する白血球の1つ、好中球の働きを活発にしパワーアップさせると考えられ、強い抗炎症作用もあるので、特に変形性関節症による関節の痛みを和らげる効果が期待されています。

たっぷりあるビタミンCによって、精神的な疲れやストレスにも効果を発揮してくれます。

使用例

妊娠中に必要な栄養素を含み、子宮収縮作用といった母体にも赤ちゃんにも悪影響がある作用もなく、加えてノンカフェインという理由から、産婦人科の先生も勧めることがあるローズヒップの使い方は、摂取しやすいハーブティーをはじめ、ジャムにして食べることも可能です。

細かく砕けばお茶の葉だけでなくお菓子に混ぜることもできます。ドッグローズから抽出したローズヒップオイルは肌のスキンケアに利用できます。バスソルトやポプリとして香りを楽しみながら利用することもできるので、気になる方は調べてみて下さいね。

販売されているものは乾燥させたローズヒップが丸ごと入っている物、パウダー状に砕かれている物がありますが、使いやすい方で構いません。

ただし、体に良いとはいえむやみに摂るものではなく、一度に過剰摂取すると場合によっては吐き気をもたらすこともあります。

ハーブティーとして利用するなら1日3杯が限度のようです。使う際には用量に気を付けましょう。

ダンデライオン(西洋たんぽぽ)

ダンデライオンとは、春に見かける黄色い花-たんぽぽのことで、西洋たんぽぽのことを指します。ハーブとして利用する時には葉と根で分けることができ、葉であればダンデライオンリーフ、根であればダンデライオンルートと表記されます。

成分

主な成分は、葉であればビタミンA・B群・C・Dとビタミンが豊富で、この他にもカルシウム、特にカリウムと鉄分といったミネラルがたっぷり含まれています。たんぽぽT-エキスと呼ばれる多糖体の一種も成分に入っているので、様々な働きが期待できます。

根の部分には、苦味成分である、タラキサステロールというフィトステロール、そしてタラキサシン、クロロゲン酸、根だけでは葉の部分に比べると成分は劣ってしまうようですが、ビタミンやミネラル、たんぽぽT-エキスも含まれています。

むくみ予防と改善

ダンデライオンには、葉を中心にカリウムを多く含んでいますから、利尿作用が高いです。その為、摂取することでいらない水分や、老廃物を体の外へ出してくれるので、むくみの改善が期待できます。

また、筋肉を使う時、エネルギーをたくさん使うことになるのですが、カリウムはその際のエネルギー代謝などを関節的にサポートしてくれます。ダンデライオンの効果により血流がよくなるので、むくんでしまいがちな足を改善することもできます。

便秘解消、リラックス効果も

妊娠中、悩むママが多いのが便秘です。お腹がはって苦しいですし、老廃物が体に溜まったままだと体にとっても良くありませんから、なんとかお通じを良くしたいのですが、無理矢理力んで出そうとすると痔に繋がる原因にもなってしまうのが悩ましいところです。

ダンデライオンには解毒作用があり、毒素や老廃物が体に溜まってしまっているのを肝臓や腎臓が除去するのを助け、便秘を解消する効果が期待できます。

また、便秘のお悩みに関しては、妊婦さんの便秘や下痢にオリゴ糖が良い理由とおすすめのオリゴ糖で詳しくご紹介していますので併せてお読みください。

また、妊娠中はつわりなどで食欲不振にもなりがちですが、ダンデライオンの葉と根に含まれる苦味成分が、消化管などを活性化させてくれるので、食欲や消化を助けてくれます。

食欲は栄養を赤ちゃんに送るためにも必要なことですから、嬉しい効果といえるでしょう。弛緩作用も期待でき、ノンカフェインなのでリラックスしたい時にもオススメです。

使用例

葉の部分であれば、若葉を利用してサラダ、天ぷらなど料理の材料として利用することができます。おひたし、油いためとレパートリーはあるようなので、調べてみても良いかもしれません。

簡単に摂取するなら、やはりハーブティー。たんぽぽコーヒーも有名です。ハーブティーとしてなら、葉と根で分れているものからミックスされたもの、たんぽぽコーヒーの場合は根を乾燥させて砕いたものを使用しています。

お茶としては妊娠中から授乳中まで飲むことができるダンデライオンですが、キク科アレルギーを持つ人は注意が必要になります。また、胆のう炎や腸閉塞、胆道閉塞の人は使用しない方が良いといわれているので、安全とはいえ使用する前に医師へ相談をしてから利用しましょう。

その他

この2点の他、ルイボスやネトル、エルダーフラワー、レモンバーベナにハイビスカスと、妊娠中でも使用できるハーブは豊富にあります。

妊婦さんになるとつわりなどで飲める物が限られてしまうこともあり、ハーブティーとして利用することが多いかもしれませんが、ハーブはたとえハーブ製品でなかったとしても、至るところで配合されていることがあります。

敏感になってしまう必要はありませんが、例えばローズマリーやカモミールなど、定番のハーブほど妊娠中は注意しておきたいハーブだったりするので、成分表などをチェックすることも必要です。

また、妊婦さんが安心して利用できるハーブでも摂取量に気を付けなければいけなかったり、妊娠初期の不安定な時期は利用を控えることも必要です。

ハーブだから安全と思うのではなく、注意事項を理解した上で自分に合ったハーブ製品を見つけたいですね。

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