子宮頸管無力症ってどんな症状?原因はハッキリしているの?

子宮頸管無力症ってどんな症状?原因はハッキリしているの?




医師から妊娠中の定期健診で、子宮頸管無力症といわれた場合は、出産までの間とにかく安静に過ごしていかなくてはなりません。状況に応じて対応方法なども異なりますが、そもそも子宮頸管無力症とはどのような状態なのでしょうか?

そこで今回は

・子宮頸管無力症の兆候はある?
・子宮頸管無力症になる原因を教えてほしい!
・子宮頸管無力症になったら必ず入院するの?

といった方に、子宮頸管無力症の原因や症状や、子宮頸管無力症と診断された場合の治療方法について詳しくご説明します。

子宮頸管無力症はなぜ危険?

子宮頸管無力症はなぜ危険

子宮頸管無力症は、本来であれば子宮をしっかりと支えるはずの子宮頸管が、何らかの形で子宮を支えることが難しくなり、出産を迎えていないタイミングで子宮が収縮を起こしたり、子宮口が開いてしまったりする状態のことをいいます。

妊娠中の症状で心配することはいくつかありますが、中でもこの子宮頸管無力症は危険視されることが多く、すぐに対処をしなければいけないと診断されることがあります。なぜ、ここまで子宮頸管無力症が危険視されているのでしょうか。

早産や流産のリスクが高まる

子宮頸管無力症になってしまうと、人によって妊娠中期の段階で破水したり、子宮口が開き出血が起こるなどのケースもあります。

このような症状から、子宮頸管無力症は早産や流産に対するリスクが高くなることが知られています。子宮頸管無力症は、子宮が大きくなってくるにしたがって症状も大きくなるので、迅速な対応が必要です。

早産や流産を防いでいくためにも、子宮頸管無力症の早期発見は重要です。

流産が習慣化する可能性がある

子宮頸管無力症の人は、流産が習慣化してしまう可能性が高くなります。一度、子宮頸管無力症によって流産してしまうと、その後も同じような流産を繰り返す方は少なくありません。

その結果、妊娠することに対し恐怖感を覚えてしまう、または不安感に苛(さいな)まれ妊娠そのものを避けるようになる女性もいます。

子宮頸管無力症の症状や発見は?

子宮頸管無力症の症状や発見は

子宮頸管無力症はどのような症状があらわれるのか、また発見のタイミングや発見方法についてご紹介します。

妊娠初期での自覚症状は特に無し

妊娠初期の段階で、子宮頸管無力症における自覚症状はありません。そのため、ご自身では子宮頸管無力症ということに気がつかないケースがほとんどです。

ただし稀なケースですが、子宮頸管無力症によって初期の段階で流産してしまい、ここで初めて子宮頸管無力症と診断を受けることもあります。

子宮頸管は目に見える部分ではなく、さらに前述のとおり基本的には初期の段階で症状がないので、見過ごしてしまう妊婦さんが多いのです。

妊婦健診での発見

妊娠中は定期的な健診を行うので、この健診によって発見されるケースがほとんどです。妊娠中期以降の健診であれば、無力症の症状があらわれることが多く、発見された段階で対処法についても検討します。

妊娠中期になると赤ちゃんが大きく成長しており、子宮も徐々に大きくなってくるので、子宮頸管無力症による子宮口が開いてしまう症状や、その他にも子宮そのものが下に下がってきてしまう症状が見られます。

妊娠中期以降の症状について

妊娠中期を過ぎると子宮頸管の症状があらわれてくるので、妊婦さん自身も体に異変を感じ受診をするケースが多いです。前述の通り、子宮口が開いてしまうので妊娠中期にも関わらず破水が起きてしまったり、その他にも子宮が強い収縮を起こしやすくなります。

子宮頸管無力症の割合はどのくらいなの?

子宮頸管無力症の割合はどのくらいなの

子宮頸管無力症と診断される妊婦さんは、全ての妊娠の中で0.05%から1%程度です。そのため、子宮頸管無力症の発症率そのものは、さほど高いものではありません。

ただし見えない部分ですので、誰でも子宮頸管無力症になる可能性があるという意識を持っておくことは大切です。中期以降になれば子宮頸管無力症の場合、必ず診断を受けることになるので、全くわからないまま出産が近づいてしまうことはありません。

子宮頸管無力症の原因はどんなこと?

子宮頸管無力症の原因はどんなこと

子宮頸管無力症になってしまう原因は、どのようなことが考えられるのでしょうか。

子宮頸管が短い

子宮頸管が短い人の場合は、子宮頸管無力症と診断されることが多くなります。子宮頸管は一般的に3.5cm から4.5cm 程度ですが、平均より短い場合はどうしても子宮頸管の力が弱くなってしまい、これが原因で子宮頸管無力症になります。

多胎妊娠

双子の妊娠をはじめとして、多胎妊娠だと子宮の大きくなる速度や重さなど、1人の赤ちゃんを妊娠している場合とは大幅に違ってきます。

そのため子宮の重みに耐えられなくなり、子宮頸管無力症になってしまうのです。また多児妊娠ではない場合でも、羊水過多などといった症状が見られる場合には、子宮頸管無力症と診断されることもあります。

過去に流産や手術経験がある

過去に子宮頸がんをはじめとして、子宮頸管や子宮の手術を受けた、もしくは流産の経験がある方などは子宮頸管無力症になる可能性が高いです。

手術をしたことにより何らかの形で子宮頸管や周辺組織の筋力が弱くなって、次の妊娠の際に子宮頸管無力症を発症してしまいます。

特に子宮内容除去の手術や子宮頚部円錐(えんすい)切除手術などを受けた場合には、子宮頸管無力症になる可能性が上がります。

元々の体質的なもの

元々の体質的で子宮頸管の筋力が弱いというのも、子宮頸管無力症の原因の一つです。子宮頸管無力症は、私生活などにおける部分での原因はほとんどありません。

体質的なもの、もしくは過去に何らかの形で子宮頸管に強い刺激があり、筋肉が低下してしまったなどが原因ですので、診断を受けた場合でも自分を責める必要はありません

過去の出産時の傷

出産経験をお持ちの妊婦さんは、過去の出産の際に子宮頸管が傷がついてしまい、この傷が子宮頸管無力症の原因になってしまうことがあります。

一度子宮頸管無力症と診断されると、次の妊娠も子宮頸管無力症の診断を受けることがほとんどですので、できるだけ早く対処することが重要です。

子宮に奇形が見られるケース

日常生活や妊娠などにはさほど大きな影響は与えずとも、子宮そのものに奇形があると子宮頸管無力症の発症率は高くなります。

こちらも体質的なものですが、赤ちゃんの成長とともに大きくなる子宮の様子をチェックしながら、さらには子宮頸管無力症の対処も含めて、定期的な検診を行いながら妊娠継続をすることになります。

子宮頸管無力症は予防できるの?

子宮頸管無力症は予防できるの

子宮頸管無力症の原因は上記でお話したとおりですが、早産や流産のリスクが高くなるのは本当に怖く、毎日のように不安に押しつぶされそうになる妊婦さんも多いです。

子宮頸管無力症は、あらかじめ自分自身で予防することはできるのでしょうか。

私生活における予防法はない

妊婦さんの私生活を送っていく中で、残念ながら子宮頸管無力症を予防するための方法はありません。トレーニング方法やその他にも子宮頸管無力症を防ぐ器具などは特にありませんので、診断を受けてから初めて対処方法を考えていくことになります。

あらかじめ予防することができないので、妊娠中期を迎えるまでは気付きませんが、診断を受けた段階で対処すれば出産までの間は大きな問題もなく、無事に出産を迎えることが可能です。

出産までの対処法

子宮頸管無力症の診断を受けてから対処する方法はありますので、万が一診断を受けてしまった場合にも心配する必要はありません。

もちろん対処方法をとった後も安静は必要になりますが、やはり事前の予防法がありませんのでドクターの指示に従っていくというのが、1番の方法です。

その他、安静が必要になるのでご家族にも協力を得て、できるだけ横になる時間を増やしたり家事の負担を減らすといった工夫も取り入れましょう。

子宮頸管無力症は必ず手術するの?

子宮頸管無力症は必ず手術するの

子宮頸管無力症の妊婦さんは流産や早産のリスクが高くなるので、場合によっては手術が必要になります。

ですが、手術をせずに安静にして様子を見る場合も多くありますので、必ずしも手術が必要なわけではありません。

また、手術を受けた後の経過次第で退院し、ご家庭で安静にしながら出産までを過ごすこともあります。

ただし、お腹の赤ちゃんが大きくなりすぎて子宮頸管に大きな負担がかかっている時や、施術後にもやはり早産のリスクが高くなってしまうときには、入院して極力体を動かさないように過ごす場合もあります。

子宮頸管無力症の手術とは

子宮頸管無力症の手術とは

子宮頸管無力症と診断され、手術が必要な場合には、2つの方法で手術を行い子宮口が開いてしまうことを防ぎます。この方法によって早産や流産といったリスクを低減させ、無事に出産を迎えることができます。2つの方法とはどんなものでしょうか。

シロッカー法

シロッカー法とは、内子宮口側で子宮口を閉じるといった方法です。膣壁を切開して、内子宮口に近い筋肉の部分を糸で縛る手術になります。

マクドナルド法

マクドナルド法は、膣壁などを切開することなく子宮頸部を体内から糸で縫合する、またはテープで縛るなどといった方法で閉じておく方法にです。

近年では、大きなホチキスのような器具を使って子宮口を留めるといった最先端技術もあり、前述のシロッカー法に比べると短時間で施術が終われる特徴があります。

また切開を行わないため、こちらの方が比較的簡単で、施術を受ける妊婦さんとしても気分的に楽だといった意見もあります。

子宮頸管無力症の人は次の妊娠を避けた方が良い?

子宮頸管無力症の人は次の妊娠を避けた方が良い

子宮頸管無力症になってしまった人は、次の妊娠でも同じように症状があらわれてしまうため、次の妊娠を諦めてしまう方もいます。確かに子宮頸管無力症は2度目、3度目の妊娠においても同じような症状となり、手術が必要になるケースがほとんどです。

状況に応じて入院が必要となり、早産や流産のリスクが高くなることから妊娠が怖くなってしまう女性もいます。しかし、ここまでお話してきた通り、子宮頸管無力症は対処法があります。

妊娠中期もしくは妊娠中期以降に手術をおこなった結果、無事に出産を迎える妊婦さんは多いです。ですので、子宮頸管無力症と診断された場合でも次の妊娠を諦めず、前向きに検討しても大丈夫です。

一度子宮頸管無力症と診断された人は、次の妊娠では初期の段階から入院して安静に過ごしたり、その他にも、初期の段階で手術を行い、子宮口が開いてしまうことを防ぐ処置をとるクリニックもあります。

早期発見と対応により安全な妊娠継続につながる

早期発見と対応により安全な妊娠継続につながる

子宮頸管無力症は、流産や早産のリスクが高くなることから非常に危険視されています。しかし、早期発見と早期の対応によって安全な妊娠生活を継続することができます

そのため、早期発見をするためにも定期健診には必ず出向き、その他にも、破水と思われる症状や不正出血などがあった場合にはすぐに受診しましょう。

お腹が強く張ってしまう場合にも受診をすることによって、子宮頸管無力症の発見につながります。子宮頸管無力症といわれながらも、2人3人と元気にお子さんを出産している方は多いですので、あまり心配し過ぎないで出産をむかえましょう。

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