唐辛子

妊娠中に辛い物はダメは「うそ?」「本当?」




妊娠中には、それまで普通にしていたことでも、急に気になるようになるものです。特に、食べ物がお腹の赤ちゃんや母体に与える影響への心配はあるものの、食生活はすぐに変えることも難しく悩むところです。

「妊娠中には、辛いものを控えた方が良い」とも言われますが、辛い物はどうしていけないのでしょうか?妊娠すると、急に脂っこい物が食べたくなったり、ハンバーガーが食べたくなったりと、食の好みが変わることもあります。ここでは、妊娠中の「辛いもの」に注目して考えてみましょう。

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韓国の妊婦さんはキムチを食べるのか?

辛い食べ物といえば、韓国を思い浮かべる方もいることでしょう。本場韓国の妊婦さんは、妊娠中に伝統食であるキムチやその他、唐辛子の入ったものは食べないのでしょうか。

韓国では一般的に、辛い物が妊婦さんに悪影響を与えるとは考えられていません。韓国人の妊婦さんの多くは、妊娠中であってもキムチやその他の辛い料理も、妊娠前と変わらず普通に食べます。もちろん、つわりなどでキムチの匂いがダメという妊婦さんもいるので、そういった方は当然、食べるのを控えます。

では、私たち日本人も気にせず辛い物を食べても大丈夫かというと、そもそも唐辛子の辛さに対する耐性が異なるため、私たちが参考にするのにはちょっと無理があるかも知れません。

一方、産後授乳を行うママさんは、キムチを控えることがあるようです。これは、母乳成分にキムチの成分が移り、赤ちゃんに影響を与えるからと考えられているからです。

香辛料には良い効果もある

妊娠すると、味覚がそれまでとは異なってくることがあります。妊娠前までも辛いものには目がなく、激辛料理が好きだった方も、また、妊娠を機に辛いものが急に食べたくなる方もいます。

辛みの成分である香辛料には、体を温めてくれる効果があるばかりか、代謝を高める効果もあります。妊婦さんにとっての最大の敵は「冷え」です。妊娠中に体を冷やさないように心がけることは、妊婦さんの常識中の常識です。

体を衣服などで温めることはもちろんですが、香辛料などを上手の摂り入れ、体の中からも温めていくことは、理に適ったことだとも言えるでしょう。香辛料には、唐辛子やわさびなどいくつかの食材がありますが、体を温めてくれる食材としても最近話題になっている食べ物が「しょうが」です。

しょうがには、吐き気を抑える効果があるともされていますので、つわりの時期に効果的に使うことで、食欲も湧きますし、一石二鳥だといえます。しかし、妊娠初期には、いつも以上に臭いを強く感じやすくなる方もいます。香辛料の臭いが刺激となって、吐き気を感じてしまうこともあります。

香辛料を食事で摂り込むことで、血流が良くなり内臓の働きも向上しますし、交換神経を活性化させて、代謝が活発になる効果もあります。また、辛み成分は発汗作用に働き、汗と共に体内の老廃物が排出される効果も期待できます。

妊婦さんに辛い物が良くないと言われる理由

これまでご紹介している中では、辛い物を食べても特段問題はなさそうですが、ここからは、妊娠している時に辛い物を食べることで考えられる、妊娠中ならではのリスクについてご紹介します。

胃もたれや胃痛

辛い食べ物や香辛料には、食欲増進の効果もあります。しかし、妊娠初期はホルモンのバランスが乱れ、免疫力も低下しやすくなりますので、胃が荒れやすく、胃もたれや胃痛を引き起こす可能性が高くなります

妊娠中に辛い物などの刺激物を多く食べることが、良くないと言われている理由の1つだと言えるでしょう。

水分、炭水化物の摂り過ぎ

また、辛い物をたくさん食べることで、辛みを和らげるために一緒に、多くの水分も摂ってしまいます。そのため、むくみの原因にもなります。さらに、辛い物を食べる際には、一緒にご飯も進みやすくなり、炭水化物も多く食べ過ぎてしまうことが考えられます。

妊娠中は、体重管理も1つの課題です。増えすぎる体重は、母体にもお腹の赤ちゃんにとっても、良いことではありません。様々な合併症を引き起こす可能性があるからです。

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塩分の摂り過ぎ

辛い物は、辛さばかりに注目されがちですが、もっと気をつけなければならないことがあります。それは、「塩分」です。

辛い物は、辛いことだけが問題なのではなく、辛さに隠れ気付きにくいその他のことに、問題が多くあるのです。辛い物には、たくさんの塩分が含まれていることが多いものです。そのために、辛いものを食べるのと同時に、知らず知らずのうちにたくさんの塩分を摂ってしまっています

日本人の好きなカレーには、お玉1杯に約2.1gの塩分があります。また、レトルトカレーには、家庭で作るカレー1食分以上の塩分が含まれています。妊婦さんの1日の塩分摂取の目安量は、7gとされていますし、日本人の平均的な女性の食塩摂取量は、10.1gとも言われていますので、普通に食事をしていても、もしかしたら塩分を摂りすぎている方が多いのかもしれません。

塩分の過剰摂取がもたらすリスク

妊娠中の母体の健康管理として良く言われるものに、「体重管理」と「塩分」があります。妊婦さんが塩分を多く摂取すると、血液中の塩分量も必然的に増えた状態になりますので、結果的に、塩分を多く含んだ血液がお腹の赤ちゃんに運ばれることになってしまいます。

そのために、血液を通して赤ちゃんにも、過剰の塩分が蓄積されてしまい、高血圧気味の赤ちゃんが生まれてしまう可能性も否定はできません。塩分を摂り過ぎることで高血圧を発症すると、それに伴う合併症も怖いものです。塩分を摂り過ぎると、体の組織が水分を吸収しやすくなります。

妊娠中は、それでなくても体内に余分な水分を貯留しやすくなっていますので、さらにむくみやすくなります。妊娠中毒症の予防のためにも、塩分は注意したいものですので、辛い物も控えた方が良いと言われるのでしょう。

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産後は特に注意が必要

産後には、母乳にもママの食事が影響を及ぼすといわれています。辛い物などの刺激物は、なるべく避けるようにしましょう。また、脂肪分や糖分を取り過ぎると母乳が出にくくなるとも言われています。出産後の食べ物は、母乳の出方や味にも影響することがあるので、特に注意しましょう。

こんな症状にはご注意を

胃腸の働きが弱っている場合には、辛いものが胃を荒らす原因になったり、下痢や痔を引き起こしたり悪化させる原因になります。胃腸障害を起こす可能性があるのです。

また、妊娠中は、ホルモンのバランスも崩れがちですが、腸内環境を整えることが大切なのです。辛い物や刺激の強い物を食べることで、胃腸の粘膜を刺激し傷付けてしまうこともありますし、痔の原因になってしまうとの報告もあります。下痢が続く場合には、特に刺激の強い物は避け、消化が良く温かい物を食べるようにしましょう。

関連記事>>妊娠初期、超妊娠初期にみられる下痢の原因と対処法

もちろん、日頃から胸やけや胃もたれを起こすほど辛い物を食べてはいけません。妊娠4ヶ月頃から、頻繁にげっぷが出るようになる方もいます。お腹の赤ちゃんが大きくなることで、胃を圧迫されることが影響するからです。しかし、それだけではなく、香辛料を多く摂ることで、胸やけや唾液の分泌が多くなることも影響すると言われています。

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適量を心がけましょう

妊娠中であるか否かに関係なく、健康のためには何でも「適量」を保つことが大切です。どんな食べ物でも言えることですが、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」なのです。辛みの成分は、新陣代謝を促し、メリットも多い反面、デメリットもあります。適量を心がけ、健康を維持しましょう。

バランスの良い食事を心がけて

バランスの摂れた食事は、健全な体だけでなく、心にとっても大切な栄養となります。激しい食事制限など、好きなものを食べられない生活は、ストレスにつながりますので、栄養のバランスを考えた上で、好きなものを出来る限り制限せずに食べたいものです。

好きな食材や食べ物を制限し過ぎて、ストレスをためてしまう方が母体には良くない、という意見もあります。ママが食べている毎日の食事は、お腹の中の赤ちゃんの分も食べているということを忘れてはいけません。食べ過ぎや栄養のバランスが欠けないよう心がけ、毎日の食生活を楽しみましょう。辛みだけではなく、酸味を利かせたり、シソやネギなどの香草を上手に使うのも良いでしょう。

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