妊娠初期の口内炎

妊娠初期に口内炎はできやすい?妊娠初期の口内炎の原因と対処法




妊娠すると体調にさまざまな変化が起きます。特に妊娠初期は、今までとは何となく違う・・・ちょっとした体の変化が多くあらわれます。

何となく熱っぽく、だるい感じで風邪でも引いたかな?と思うような症状が良く起こりますが、その中の症状に「口内炎」があります。

そこで今回は、

・どうして口内炎ができるの?
・口内炎を予防するには?
・市販のお薬を使っても大丈夫?

といった方に、妊娠初期の口内炎の原因とその対処法についてご説明します。

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口内炎になりやすい状況

一口に口内炎といっても原因はさまざまです。よくあるのは、食べ物を食べているときに歯で口腔内を噛んでしまったり、虫歯や欠損した歯が尖っていたために口腔内に傷を付けてしまったり、硬いものを食べるときに口腔内の粘膜を傷つけてしまったりして、炎症を起こしたことにより口内炎を発症するパターンです。

また、ストレスを感じたり、生活習慣が乱れたり、栄養のバランスが悪くなることで口内炎になる場合もあります。アレルギー性の口内炎もあります。

アレルギーの対象となる食べ物を食べたり、金属に触れたり、歯磨き粉に含まれる化学物質(ラウリル硫酸ナトリウム)や鎮痛剤、抗生剤にアレルギー反応を起こして口内炎ができることも少なくありません。

体質的に口内炎になりやすい人もいます。唾液の量が少ない人は、口の中が乾燥しやすいことから雑菌や細菌が繁殖しやすく、口内炎になりやすい体質といえます。

胃が弱いことから口内炎になることもあります。医学的に原因として不明なこともありますが、胃もたれしやすい人は口内炎を起こしやすい傾向にあります。

妊娠初期の口内炎の原因

妊娠初期は、ホルモンバランスが崩れることでさまざまな症状がおこり、ママ達も戸惑うこともあるでしょう。妊娠初期の口内炎の原因をいくつかあげてみます。

ホルモンバランスの崩れ

妊娠初期は受精卵着床と共に、女性ホルモンである黄体ホルモンの分泌が急増します。そのため、ホルモンバランスを崩し口内炎がいつも以上にできやすいとされています。

ホルモンバランスが崩れると自律神経が乱れ、免疫機能が低下することから、外界からの細菌やウィルスが体内に侵入しやすくなるので口内炎ができやすくなります。

栄養バランスも保ち、口の中も衛生的にしているにもかかわらず、口内炎が治らない場合はホルモンバランスが原因の口内炎であると考えられます。

口腔内の不衛生

口腔内の不衛生は口内炎の原因に直結します。きちんと毎日食後の後に歯磨きをするという習慣を守っていれば特に問題はありませんが、妊娠初期というのは、体調を崩しやすく、人によってはつわりで長期間寝込んでしまう人も珍しくありません。

食べ物も食べられず、吐き気が常にあるような状態で動くこともままなりません。そのような状態で、毎日何回か洗面所に行って歯を磨くということが難しくなり、口腔内がどうしても不衛生になってしまいます。

口の中で細菌が繁殖していつの間にか口内炎を引き起こします。つわりで食事も思うようにとれないのも加わり、栄養状態も悪いのでなかなか治りにくい状態になります。

栄養不足

妊娠初期はつわりの症状がキツイ人は、食べ物の栄養バランスを考えて食事を摂るほどのゆとりはありません。とりあえず、食べられるものを食べるということが大切ですのでその点は仕方がありません。

しかし、栄養バランスが崩れたり、栄養不足になったりすると口内炎の原因になります。口内炎では特に、ビタミンBが不足することで症状が悪化します。

睡眠不足

妊娠初期のつわりは24時間ずっと続く、何日も船に揺られている感覚に似ています。

夜中もつわりで吐き気があるのでぐっすり熟睡できずについ寝不足になってしまう人もいます。質の良い睡眠をある程度の時間取れないということで体調が悪くなり、口内炎の原因になります。

ストレス

妊娠したことによって喜びも大きいですが、不安や心配事、プレッシャー、つわりの辛さなど心理的にストレスを大きく感じているのが妊娠初期の状態です。

常に体が緊張状態になっていてゆっくり休めていないことによって目に見えないストレスと戦っています。ストレスという心理的なことで口内炎の原因になります。

妊娠初期に多い口内炎はアフタ性口内炎!

口内炎には、ウィルス性やアレルギー性のもの、ストレス、疲れによる免疫力の低下、睡眠不足、ビタミンB2などの栄養不足、物理的なものの刺激などさまざまな原因のものが考えられますが、妊娠初期にかかる口内炎は「アフタ性口内炎」が多いと一般的にいわれています。

アフタ性口内炎は2~10ミリほどの大きさの白い潰瘍が頬、舌、歯茎、唇の内側などに発生します。

白い潰瘍の周りは赤く縁取られているのが特徴です。1つずつできることもありますし、2~3個が連なってできることもあります。

若い人に多くできる傾向が見られますが、アフタ性口内炎は1つできると10日~2週間ほどその症状がありますが多くの場合、自然治癒していきます。

妊娠初期の口内炎の予防法

妊娠初期の口内炎、できないで済むならそれにこしたことはありませんが、どんな予防法があるのでしょうか?事前に知ってストレスの元となることは少しでもなくしましょう。

口の中を清潔に保つ

基本的なことですが、1日3回食事の後に歯磨きをすることを徹底しましょう。つわりで体がしんどいという人も歯磨きをすることによって気分転換にもなりますし、洗面所に行くのが無理ならば家族の人に頼んで、歯磨きセットをベッドまで運んでもらいましょう。

歯磨きが難しいという人は、うがいだけでもかまいません。しっかり何回もうがいすることによって口腔内の雑菌などの大部分がなくなります。

歯磨きする場合でも、まず歯ブラシの質を考えましょう。あまり刺激の強い硬いものは万が一にも口腔内を傷つけることもあるかもしれませんので、できるだけ歯ブラシも柔らかい毛先のものを選びましょう。

磨き方も強く擦ると口内炎の原因にもなりかねませんので、できるだけ優しい感じで磨きます。

歯磨き粉は、ミント系のものは付けるとすっきりするので、気分転換になって妊娠初期のつわりの時期にはよいです。

しかし、歯磨き粉の刺激が気になるようでしたら、特に歯磨き粉を付ける必要はありません。歯磨き粉を付けないで磨いても、きちんとブラッシングさえできていれば口腔内を衛生的に保つことができます。

歯磨き粉の中には、有害な化学物質が入っているものもあり、アレルギー性口腔炎を招く恐れもあるので、アレルギー体質の人は特に歯磨き粉の成分もチェックしましょう。

液体で口腔内を清潔にする商品も多数あります。また、口の中の唾液分泌が少ないと、口腔内が乾燥し雑菌が沸きやすくなるので免疫力も下がってきます。

唾液の分泌が少ないと感じる人は、口に水分を含ませて口壁面を潤すことも大切です。また、ガムや飴などを食べて唾液を分泌させやすい状態にしましょう。

栄養のバランスを整える

つわりの人が多い、妊娠初期に栄養バランスを整えるのは非常に難しいのですが、口内炎の予防には栄養バランスのよい食事を摂ることが必須です。

特にビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンCが口内炎の予防に効くとされています。ビタミンB群はしっかり摂取するようにしましょう。

ビタミンB2を多く含む食品には、レバー、うなぎ、納豆、卵、乳製品などがあります。

ビタミンB6は、レバー、かつお、マグロ、バナナなど、ビタミンCは、レモンなどの果物、野菜、特にピーマン、ブロッコリー、パセリなどが消化がよいでしょう。

ビタミンBが不足すると疲れやすくなります。つわりなどによって、どうしても食べ物が食べられない場合でもサプリメントなどで上手に栄養補給することが大切です。

規則正しい生活をする

口内炎は精神的なストレスや、日常の普通の生活リズムが乱れることに原因がある場合が多いので、妊娠初期の場合は特にきちんと考えて生活しましょう。

早寝早起きを基本とし、食事をできるだけ決まった時間に食べることを基本としましょう。お風呂も体調がよいならばゆっくり入ったほうが神経も休まりますし、血流も良くなります。

妊婦さんでも飲めるハーブティーや、アロマオイルなどを使って体全体をリラックスさせましょう。規則正しい生活をすることで体調が整ってくるのでさまざまな口内炎の原因を取り除くことができます。

妊娠初期の口内炎、自分でできる対処法

妊娠初期は色々な病気の症状があっても、胎児の成長に影響のないように薬の服用は避けたいものです。そのためにもできるだけ、自宅で、自分でできる口内炎の対処法を試してみましょう。

塩水うがい

口腔内を清潔にするために、うがいをしたり、歯磨きをしますが、塩水でうがいをすると殺菌作用もあるので1日数回でいいので30秒ほどうがいをしましょう。

できれば、起きた後すぐ、毎食後、寝る前はうがいをした方が効果があります。塩水ですので少し刺激になりますが予防効果もあるので是非試してみましょう。

もう少し痛みが我慢できるならば、塩を直接患部に塗ると治りが早くなります。ただし、患部に塩を塗ることでかなりの刺激になり痛みを伴いますが、2~3日で症状が和らいできます。

緑茶でうがい

緑茶には殺菌作用があるので毎日口に含んで飲むだけでも口内炎に効果があります。

緑茶に含まれるカテキンが口腔内を殺菌してくれますので、つわりで歯磨きなどができない人が口内炎になった場合は、水の変わりに緑茶を飲むようにしましょう。

ただし、緑茶にはカフェインも含まれていますので、くれぐれも飲みすぎには注意しましょう。

うがいで注意する事

口腔内を殺菌するために、「イソジン」を使用したいところですが、イソジンにはヨード成分が含まれています。

このヨード成分は胎児の先天性甲状腺機能低下症の原因になるとされていますので、イソジンの使用は妊娠初期の場合避けるようにしてください。

はちみつ

はちみつには殺菌作用があるので、口内炎の患部に直接塗ると細菌の侵入を防いでくれるので効果があります。

昔からある民間治療方法ですが、痛い患部に直接塗るので大きな痛みがあるのが難点です。

妊婦さんが食べるはちみつですので、できるだけ純粋なはちみつを選ぶようにします。妊婦さん自身がはちみつアレルギーでないことが摂取の条件です。

オリーブオイル

オリーブオイルは台所にあるという家も多く、もともと食用のものですから安心です。オリーブオイルには抗酸化作用や抗炎症作用があるので、痛む患部にそっと塗ってみるとよいでしょう。

ただでさえ強い痛みがあるので、オリーブオイルを塗ると痛みが倍増する場合もありますが、口内炎が早く治るという例もあります。

塗る勇気がない人は、毎日スプーン一杯ほどのオリーブオイルを飲むというのでも効果があるようです。体に入れるだけでも効果があるので、毎日の料理にオリーブオイルを使ってみるというのもよいでしょう。

ビタミンサプリを飲む

口内炎ができるのはビタミン不足が大きな原因の1つです。特にビタミンB6,ビタミンCを摂取することが治癒への早道ですが、つわりでどうしても食べ物から栄養が摂ることができない場合は、市販のビタミンのサプリメントを利用しましょう。

また、妊婦さんに必要な葉酸のサプリメントなども口内炎に有効ですので積極的に摂りましょう。

葉酸サプリの選び方は、葉酸サプリの正しい選び方とおすすめの葉酸サプリランキングをご覧ください。

市販薬の使用

妊娠初期ですので胎児への薬の影響を考えると、できるだけ薬の使用は控えたほうがよいのですが、自然治癒するためには10日から2週間ほど時間がかかってしまいます。

妊娠初期は栄養の管理も必要ですので、口内炎をできるだけ早く治したいと考えるならば、市販薬を使うことによって1週間ほどで症状が緩和されます。

しかし、口内炎の市販薬で有名な「ケナログ」などの薬はステロイドが使用されています。妊娠中のステロイドの使用は控えた方が良いとされておりますので、なるべく自然治癒を待つか、専門医に相談しましょう。

口内炎でない場合もある

妊娠初期のために口内炎ができていると思い込んでいたら、実は口内炎でなく違う病気だったということがあります。

口腔内突起ができたら白板症というガンである場合もあります。

薬を塗っても2週間以上も患部が治癒しないという場合は、単なる口内炎ではない可能性もありますので、放置せずに必ず専門医を受診しましょう。

病院のススメ

妊娠初期で体調が落ち着かない時期で、あまり病院に行く気がしないという人もいますが、口内炎のために胎児に大切な栄養摂取ができないというのでは問題です。

色々家で試してみても痛みがひどい場合は、我慢せずにかかりつけの産婦人科でいいので受診して口内炎の薬を処方してもらいましょう。

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