妊娠超初期の出血

これって着床出血!?妊娠超初期の様々な出血の原因と見分け方




妊娠超初期であるかどうかは、なかなか簡単に判断できませんが、妊娠している場合は、体内ではさまざまな変化がはじまっています。

それに伴い、色々な症状を感じる場合もありますが、目に見える症状として、着床出血といわれるものがあります。

着床出血自体は、通常の妊娠でもあらわれるものですので、心配することはありませんが、それが着床出血であるかどうかの判断は、簡単ではありません。

子宮外妊娠や、化学流産による出血やその他の可能性も考えなくてはいけません。

そこで今回は、

・着床出血とはなに?
・着床出血と生理や他の出血との違いは?
・着床出血があれば妊娠検査薬で反応が出るの?

といった方に、着床出血、子宮外妊娠による出血、化学流産による出血について、それぞれの症状や見分け方について詳しくご紹介していきます。

妊娠超初期に起こり得る出血についての理解を深め、正しい対処を行えるようにしておきましょう。

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着床までの流れをまず把握しよう

まずは、着床までの流れを把握し、着床出血の起こるタイミングを理解しておきましょう。生理周期と着床出血の関係を理解することで、着床出血か否かの判断もしやすくなります。

妊娠0週の出血は最終生理

妊娠超初期は妊娠0週から3週とされていますが、妊娠0週が前回の生理開始日として計算されているので、妊娠0週、妊娠1週というのは排卵もされておらず、子宮内は空っぽの状態です。

妊娠0週0日に出血してしばらく出血が続くというのは、いつもどおりの生理が始まり、妊娠はしていません。

前回の生理開始から妊娠0週に入っているので、感覚としては理解しがたいですが、生理が1週間ほど続く人は、前回生理がすっかり終わったころに妊娠1週に入ります。

この頃は、まだ子宮の中は空っぽで胎児のかけらもありません。まだ妊娠はしていないということです。

妊娠超初期の妊娠0週の出血は、普段と同じ生理による出血です。

妊娠2週は排卵と受精、出血はしない

妊娠2週からが本格的に妊娠にいたる卵子の動きがあります。

妊娠2週には卵子が排卵され、受精に至った場合に卵子が受精卵に変り、細胞分裂を始めます。細胞分裂をしながら3日から4日かけて旅を続け、子宮へ到達します。

そこから2日から3日かけて子宮内に着床することによって妊娠します。妊娠2週に出血することは稀ですが、人によっては着床が予定よりも早くなり、この時期にいわゆる着床出血がある場合があります。

生理や着床出血以外に出血するのであれば、子宮関係の病気も考えられますので専門医を受診しましょう。

妊娠3週は着床

受精卵が子宮内に着床するのは、一般的に妊娠3週目とされています。

子宮内膜に受精卵がしっかり着床すると、妊娠が成立します。着床後には母体のホルモンバランスが急激に変化しますので、徐々に体の変化に気がつくという人もいます。

受精卵がしっかり着床すると、血中に妊娠を維持するためのエストロゲンやプロゲステロンというホルモンが多量に分泌されますが、一般的な妊娠検査薬に反応を示すほどの分泌ではないので、妊娠検査薬を使ってある程度妊娠を自分自身で確信するには、もう少し時間が必要です。

しかし、この受精卵が子宮内膜に着床する妊娠3週に、「着床出血」という微量の出血があるという人がいます。詳しくみていきましょう。

着床出血とは

着床出血とは、受精卵が子宮内膜に深くもぐりこんで着床する際に、繊毛が子宮の壁を傷つけることで起こる、ごく少量の出血のことです。出血だけでなく痛みを伴う人もいます。

出血といっても真っ赤な鮮血のようなものではなく、薄いピンク色、薄い赤色という色彩です。質感はおりもののような感じで、血液のようなサラッとしたものではありません。

生理予定日よりも少し早い時期に、おりものの色が濃いようなものが出てくるので、もし着床出血だったとしても、おりものと勘違いしている人も多いです。

おりものの量が普段に比べて多かったという人もいますし、粘りが強いおりものだったという人もいます。

出血量もかなり微量で、生理でもないので、1日から2日で終わってしまうので妊娠を意識していない人などは、「今回の生理はおかしいな?生理不順かな?」などと思ってしまいます。

着床出血の起こる割合

また、着床出血が見られるのは妊婦さんの約1割から2割ほどですので、ほとんどの人は着床出血はありません。

着床出血は、通常の生理予定日と同じような時期に起こることも多いために、生理と区別がつかずに、着床出血であることに気付かない場合が多いことも影響していますが、着床出血がないからといって、妊娠には何の問題もありません

何度も出産した妊娠経験のある人でも、その存在さえ知らないという人は大勢います。

妊娠を今か今かと待ち望んでいる人は、着床出血などの症状の知識を持っているので、着床出血の有無で一喜一憂する場合があるのですが、あってもなくても妊娠自体に影響するものではありません。

着床出血が起こる時期と期間

着床出血が起こる時期は、次回生理予定日の1週間ほど前から生理予定日の間です

軽い出血なので1日から2日で終わるという人がほとんどですが、ごく稀に、普通の生理のように1週間以上続くという人がいます。

1週間も続くと普通の生理と間違いやすく、元々生理不順の人はさらに分かりにくくなります。

生理予定日の約2週間前から、生理予定日の約2週間後の間に見られる排卵出血や、妊娠や生理とは別の要因で出血する、不正出血の場合も考えられますので見分けが難しくなります。

基礎体温と着床出血

着床出血と、普段どおりの生理や不正出血とはっきりと見分けるのは難しいですが、平常時から基礎体温をつけている方は見極めがしやすくなります。

一般的に、前回生理が始まって1週間ほど経った頃からを卵胞期といい、それから5日ほど経つと排卵期に入り、排卵日が来ます。

排卵期がもっとも妊娠しやすい時期で、卵胞期と排卵期が妊娠しやすい時期とされています。この時期に妊娠が成立するとプロゲステロンという物質が分泌されることによって体温が高温期に入ります。

妊娠したがどうかは、この高温期があるかないかで見極めることになります。

もしこの高温期が続かず、体温が下がっていった場合に出血をすれば普段どおりの生理である可能性が高まります。

逆に、高温期がある程度続いている中で出血した場合は、妊娠の成立に伴う着床出血であったと考えることができます。

ただし、人によっては生理予定日の1週間ほど前まで高温期が続くという人もいますので、これらも個人差があるため、確実なこととはいえません。

着床出血であるか、普通の生理であるか知りたいのであれば、妊娠を意識した段階で基礎体温のデータをしっかり取りましょう。基礎体温のデータがあると体調の変化にも気がつきやすいことが多いので判断する時に役立ちます。

基礎体温の計り方については、基礎体温の計り方と妊娠超初期の基礎体温の変化の記事にて詳しくご紹介していますので、参考にしてみましょう。

着床出血と妊娠超初期症状

受精卵が子宮内膜に着床し、妊娠が成立した妊娠超初期には、着床出血や微熱、身体のだるさ以外にも、さまざまな初期症状を感じる方もいます。

妊娠超初期に見られる主な症状として、

・風邪のような症状
・吐き気や下腹部のはり
・生理時のような胸の痛みやはり
・腰痛や全身のだるさ

などがあります。もちろんこれらの症状の感じ方には個人差もあり、人によっても異なりますし、全く感じない方もいます。症状がないからといって心配する必要はありません。

着床出血と妊娠検査薬

妊娠が成立している時に起こる着床出血ですが、妊娠を待ち望んでいる方は、毎日の体調の変化に非常に敏感になっているものです。

そのため、妊娠3週頃に着床出血と思われる症状が出た場合は、すぐに妊娠検査薬で妊娠を確認したくなります。

しかし、妊娠検査薬では、この時期に妊娠時特有のホルモンであるhcG(ヒト繊毛性ゴナドトロピン)が検査できるほど分泌されていないため、反応はありません

この場合、受精卵が実際には着床していて、妊娠が成立しているにも関わらず、妊娠検査薬が反応しない「フライング検査」になってしまいます。

早期妊娠検査薬

妊娠検査薬は着床出血らしきものが確認されてから、2週間ほど経ってから使えるということになりますが、最近ではhcGホルモンが微量であっても検出できる市販の妊娠検査薬があります。

生理予定日ぐらいから使用できますので、1日でも早く知りたいと人は早期妊娠検査薬を購入して検査してみましょう。

また、hcGホルモンの分泌には個人差があるので、人によっては普通の検査薬でも、実際に反応が出るといわれている時期よりも、早くはっきりと陽性反応が出る人もいます。

子宮外妊娠による出血

受精卵が子宮内膜に着床すれば妊娠したということになりますが、受精卵が子宮内膜以外の卵管内などで着床してしまう場合があり、これを子宮外妊娠といいます。

本来は子宮内で着床すべきものが、他の場所で着床することによって出血を伴う場合があります。

子宮外妊娠による出血の見分け方

子宮外妊娠で出血する場合は、妊娠超初期ではなく妊娠7週から12週のあたりで「多量な出血」を伴うとされています。

子宮外妊娠による出血量は、生理よりも多い場合が多く、激しい腹痛や重度の貧血、吐き気がある場合もあります。

卵管破裂や卵管流産という危険もあり、命の危険性もあるので手術の必要があります。

妊娠超初期で子宮外妊娠を診断するのは難しいのですが、できるだけ早く分かったほうが対処も早くできるので、身体に何ともいえない違和感や不調があるなど、おかしいなと思ったらすぐに専門医を受診しましょう。

子宮外妊娠と妊娠検査薬

子宮外妊娠による出血が、妊娠超初期〜生理予定日にあった場合でも、正常な妊娠による着床出血か生理なのかの見極めが非常に難しいので、一度妊娠検査薬を使ってみましょう。

結果が陰性ならば普通の生理と思われますが、妊娠検査薬での結果が陽性の場合、着床出血か子宮外妊娠の可能性があります。

着床出血である場合は特に問題ありません。生理予定日前後の少量の出血だけで妊娠を断定するのは難しいのですが、検査薬から陽性反応が出た場合は、速やかに専門医を受診するようにしましょう。

万が一、子宮外妊娠の可能性がある場合、できるだけ早く専門医を受診して、正常な妊娠であるかどうかの判断をしてもらいましょう。

化学流産と出血

化学流産とは、受精卵が子宮内に着床したとしても、長く続かずに流れてしまうという流産です。

医学的には生化学的妊娠と呼ばれ、流産の回数には含まれないことになっています。

妊娠超初期で化学流産による出血が起こった場合、時期的に次回生理予定日あたりに出血するので、普通の生理か化学流産なのか分からないことが多いです。

昔は妊娠超初期では、妊娠検査薬による妊娠判定が難しい場合が多かったので、化学流産による出血や痛みであるということが分からず、無意識のうちに化学流産することが多くありました。

しかし、最近の妊娠検査薬は反応が早期に出るものがあるので、妊娠を意識している人は妊娠超初期段階で自分の妊娠に気がつきやすく、その後の出血の様子がおかしければ化学流産を疑います。

妊娠したと気づいた後に、生理同等以上の出血量があり、しばらく続くのであれば、専門医を受診しましょう。

化学流産を経験したことのある人の中には、生理による出血と思っていたら、チョコレートのような血の塊が一緒に出たり、生理が終わった2日後あたりに、親指の頭ほどの白い塊が膣から出てきたという人がいます。

その際の生理の出血はドロっとした感じで、普通の生理のときのサラっとした血ではない場合が多いです。

化学流産での出血以外の症状

妊娠超初期の時期である、生理予定日あたりに化学流産が起こっても、普通は分からない場合が多いのですが、出血の他にも色々な症状があります。

まず痛みが生理痛よりも相当ひどかったという人が多いのが特徴です。お腹がえぐられるように痛いと感じる場合などは、明らかにいつもと違う症状なので気づくことができます。また、吐き気や頭痛、臭いに敏感になり、まさに妊娠初期の症状に似ています。

化学流産からの脱出

生理予定日近くになって、基礎体温が高温を示したまま出血した場合、流産による出血なのか単なる生理による出血なのか分かりません。

妊娠の可能性があり、妊娠を待ち望んでいる人は、生理の様子や基礎体温には敏感になっていますので、数値や症状が予定と違っていると気になります。

基礎体温が高温のまま出血した場合、妊娠しているのに出血している可能性がありますので早急に産科医を受診しましょう。

妊娠超初期段階で妊娠を見極めるは難しいので、医師も妊娠を疑い、流産かもしれないと想定します。hcGを投与したり、化学流産を防止するための飲み薬などで対応してくれます。

妊娠しても流産を繰り返す体質の人もいるので、早急に専門医の指示をもらいましょう。

もし、妊娠しているにも関わらず出血が長期に渡っている場合は、流産となってしまう場合もありますが、中には、持ちこたえて出産までこぎつける人もいます。

すぐに化学流産だとあきらめないで、専門医に対処してもらえれば助かる命もあることを覚えておきましょう。

膣内のただれ

妊娠超初期の出血には膣内部のただれが原因となっている場合があります。

産科での内診や性生活での刺激により、子宮膣部のびらんなどが元々ただれていると、出血の原因になります。また、子宮頸部にできた良性の腫瘍や、ポリープがある場合も出血します。

腫瘍やポリープが存在することを妊娠の機会に知る人も多いですが、できるだけ安全な妊娠を継続するためには、妊娠を意識した段階で産科医を受診し、子宮やその周辺の臓器に異常がないかというチェックはしておきましょう。

妊娠発覚後にそれらの治療を同時進行する場合は、母体、胎児ともに何らかの問題が起きる可能性があります。

便秘による出血

女性の中には妊娠前から便秘に悩む人も珍しくありません。

また、妊娠したとたんに子宮周辺の臓器が敏感になり、便秘になるという人もいます。便秘になると排便時に肛門が激しく痛みますし、出血するという人もいます。

ペーパーに軽くつくほどの出血の人もいますが、中には鮮血が激しくでるという人もいます。いわゆる痔による出血ですが、妊婦さんにとって痔はあなどれません。

お腹が全く目立たない妊娠超初期、初期、中期の頃まではまだ良いのですが、後期に入ってくると普段便秘でない人でも重い便秘に悩まされます。

妊婦さんと痔は切っても切れない関係なのですが、この痔を平時から放っておくと分娩時に大量出血を伴うこともあり危険です。

妊娠超初期でもこのような便秘による出血がある場合は、専門医に相談して早急に治療しておくと、その後症状も悪化することはありません。慢性的な痔に発展する場合があるので注意しましょう。

妊娠を意識している場合は、便秘薬の使用も控える方も多くいます。そんな時は、食生活や生活習慣を見直したり、便秘解消に有効なオリゴ糖を摂取するようにしましょう。

その他の不正出血

着床出血以外の少量の出血の場合に、他に考えられるものとしては、

・通常の生理の時期がずれて出血したもの
・婦人科系の疾患による不正出血
・女性ホルモンの乱れによる不正出血

などがあります。

通常の生理の時期が若干ずれてきた場合には、ストレスなどの精神的なことが影響を及ぼすことも考えられますので、大した問題がないことも多いものです。

しかし、その他の不正出血は、最悪の場合、重大な婦人科系の疾患や流産、子宮外妊娠などの異常妊娠が隠れている場合も考えられます。

さらに、おなかの痛みや出血に伴って気分が優れない時が続いたり、下腹部の痛みが長く続いたりする場合には、胞状奇胎である危険性もあります。

胞状奇胎の場合には、早期処置を施さなければ、母胎にも危険が及んでしまうこともありますので注意が必要です。

出血とともに異変を感じたら、すぐに婦人科の検診を受けるようにしましょう。

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