妊娠中期の吐き気

妊娠中期の吐き気の原因と8つの対処法




妊婦さんとつわりによる吐き気は切っても切れない仲で、つわりに苦しむ妊婦さんは肉体的にも、精神的にも追い詰められて本当につらい状態になります。

ほとんどの妊婦さんでは、つわりは妊娠初期、つまり妊娠4ヶ月あたりには、落ち着いてきてすっかり元気になる場合が多いのですが、中には妊娠中期になってもつわりに苦しむ人がいます。

つわりは決して妊娠初期の頃だけのことではありません。徐々に吐き気がなくなってくるという人もいますが、全く症状が良くならない場合もあります。

24時間常に気持ちが悪く食べることもできない、動くこともできない、トイレから離れられないという重症の人もいます。

妊娠初期からつわりに苦しんでいる妊婦さんにとってみれば地獄のような苦しみで、つわりに耐えられないので、もう妊娠は懲り懲りだという人も珍しくありません。

妊娠中期までつわりによる吐き気苦しむ人もいますが、中には出産直前まで吐き気が続く人がいます。出産の苦しみよりも、つわりの苦しみの方がつらいという人もいます。

そこで今回は、

・妊娠中期に起こる、吐き気の原因が知りたい
・妊娠中期のつわりの特徴を知りたい
・妊娠中期に吐き気をやわらげる方法を知りたい

といった方に、妊娠中期の吐き気の原因と対処法について詳しくご紹介していきます。

妊娠中期まで吐き気で苦しんでいる人も、これからご紹介する方法を試しながら、なんとか乗り越えていきましょう!

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妊娠中期の吐き気の原因

妊娠中期は俗に「安定期」ともいわれます。それだけ、妊婦さんにとっては体調も安定し過ごしやすい日々が続くからですが、妊娠中期になっているにも関わらず、つわりによる吐き気に苦しむ人がいるのはどうしてでしょう。

体内の赤ちゃんは元気で何の問題もないのに母体だけがどうして吐き気に苦しむのでしょうか。

いくつか原因が考えられるので、それぞれ詳しくみていきましょう。

また、同時に胃もたれや胸やけに悩まされる場合もあります。妊娠中期の胃もたれについては、妊娠中期に胃もたれはどうして起きる?胃もたれの原因と対処法の記事にて詳しくご紹介していますので、こちらも参考にしてください。

ホルモンの関係

プロゲステロンというホルモンが妊娠によって体内に増えることによって吐き気をもたらすといわれています。

妊娠していなくても生理前にもプロゲステロンは体内に増加し、そのために生理前に気分が悪くなったり、胃がムカムカしたり、吐き気があるという人がいます。

生理前の排卵があるあたりは、女性の体が妊娠しても良いという状態になります。このために妊娠に必要なプロゲステロンというホルモンが増加するので、妊娠していない人でも同じ現象を起こす可能性があります。

一般的に妊娠初期の時期につわりがあり、吐き気があるというのは、プロゲステロンが胎盤の完成するまでに増加することが原因とされています。

胎盤が完成したあとは、プロゲステロンの影響を受けることが少なくなり吐き気もおさまるわけです。しかし、胎盤が完成したあとでもつわりによる吐き気が治まらない人は、プロゲステロンが増えすぎていることが原因です。

胎児の成長が原因

妊娠中期では、多くの人がお腹のふくらみがはっきり分かります。それだけお腹の中の胎児が大きく成長しているということです。

母体が胎児に比べて小柄であったり、多産児である場合などは、妊娠中期であっても子宮が大きいので、上にある胃を圧迫します。

胃が下から持ち上げられるので胃がムカムカする、吐き気がするという人がいるのです。

胎児が大きく順調なことは喜ばしいですが、平均よりも大きな赤ちゃんである場合は妊婦さんの吐き気が他の人よりも強く感じるかもしれません。

便秘が原因の吐き気

便秘によって吐き気を感じるのは妊婦さんだけの話ではありません。特に妊婦さんは妊娠中期から後期にかけて便秘の症状が悪化する人が多く、便秘の悩みを持っている妊婦さんは少なくありません。

お腹が大きくなるごとに、胃や腸が圧迫されて腸の活動が悪くなります。腸に便が溜まるので、その上にある胃は必然的に状態が悪くなります。胃の調子が悪いと吐き気が出てくるのも不思議ではありません。

吐き気の原因が分からない人は便秘の状態に陥っていないか客観的に判断しましょう。便秘が酷いと他の体の調子が悪くなります。

妊娠中期で便秘が酷い人は、産婦人科で下剤を処方してもらって早めに便秘を解消しましょう。

便秘を解消するためには食物繊維などを多く摂る必要がありますが、吐き気があってなかなか食べられない人は、無理をせずに下剤に頼るのもいい方法です。

吐き気をやわらげる8つの方法

妊婦さんにとって吐き気はつらいものですが、そんな吐き気をやわらげる方法がいくつかあります。吐き気をやわらげる方法について、8つの方法を詳しくご紹介していきます。

吐き気を和らげる食べ物

吐き気があるときに食べる行為は本当につらいものです。食べ物の匂いや写真だけでも吐き気を感じる人がいるのですから大変です。

ご飯の炊ける匂いが嫌だという話は良く聞きますが、パンに変えてみてはどうでしょうか。パンの中でも全粒粉などは小麦の栄養がそのまま摂取できますし、食物繊維も多いので胃や腸にも優しく働きます。

玄米や雑穀などを使った食パンもありますのでお気に入りを探してみましょう。その際、バターなど油を摂るとかえって気持ちが悪くなりますので、できるだけシンプルな食べ方で食べるのがおすすめです。

また、クラッカーなど一枚で栄養も摂取できるように工夫されているものも多いです。匂いなどもありませんので少しずつ食べるのに適した食品です。

酸っぱいものも口の中が爽やかになるので吐き気があるときには適しています。レモンなどの柑橘類や梅干が代表格です。

少しずつ分けて食べる

つわりによる吐き気にも色々あって、空腹になると吐き気があるという「食べづわり」というものがあります。

とにかく常に食べておくと気分がすっきりする人は、全く食べられない人に比べてまだ対処がしやすいです。

妊娠中期はまだ胎児のそれほど大きくなっていないので、母体の体重がこの時期に急激に増えるのは食べすぎが原因です。

ですから吐き気があるので大量に食べ物を食べて体重をむやみに増やしてしまうのは問題です。

常に食べて吐き気を楽にしたいというのであれば、食事を小分けにして回数を多くとるのが大切です。小さな一口大の大きさのおにぎりを多く用意したりしておくと便利です。

味付けもできるだけシンプルで、薄味であることが吐き気を少なくするために効果的です。いつでもどこでも、少量ずつ食べるという吐き気の対策は、効果がある人にとっては非常に良い方法です。

注意点として、カロリーの摂りすぎ、栄養の摂りすぎには常に気をつけましょう。妊娠中期にも関わらず、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病などの危険もあります。

消化の良い食品をとる

大きくなったお腹が胃を圧迫することで吐き気を感じる人は、胃に負担をかけない食事にしましょう。負担がかからないのは、消化の良い食品です。

お粥やうどん、白身魚など、消化しやすいもので栄養があるものがいいです。

油ものやケーキ類などはできるだけ避けて、汁物などを増やすのもいいでしょう。リンゴなども消化の良いものの代表です。

便秘をしないように心がける

便秘と吐き気には関係があります。吐き気があるのに食物繊維をできるだけ食べるようにいわれてもつらいですが、キャベツやバナナなどを積極的に食べます。

消化を助けるためにもスムージーのようにジュース状に形態を変えてみると飲みやすくなります。また、本当に便秘がつらい場合は食べないという方法も有効です。

食べるのに出ないということを繰り返すと、余計に便秘が酷くなり吐き気がでます。妊娠中期でまだ楽に体が動くので家の中でもできるだけ動いて腸の働きを助けましょう。じっとしていると余計に腸も動かなくなります。

オリゴ糖を摂る

妊娠中の便秘対策として、オリゴ糖の摂取は非常に効果的です。

お粥に混ぜて摂ることもできるので、固形物を食べることができない状態でも、摂取できます。

漢方薬を処方してもらう

吐き気がどうしても治まらないときは、病院で吐き気止めを処方してもらいましょう。食べられない時は点滴での栄養補給もしてくれますので無理に我慢する必要はありません。

担当の産婦人科の先生の相談してみましょう。専門医の中には苦しい吐き気が妊娠中期になっても治まらないといってもなかなか薬を出してくれない場合もあります。

その代わりに漢方薬を積極的に使うという専門医もいます。

漢方のなかでも「六君子湯」「半夏厚朴湯」などが良く処方されます。妊娠中期で担当の病院がないという人はいないと思われますが、担当医が漢方を出していないのであれば、漢方薬局などに相談してみましょう。

つぼを押す

つわりに効くツボはいくつかあるので自分にあったツボを探してみましょう。手首の付け根の中央から指2本分の場所にある内関(ないかん)と呼ばれるツボです。妊娠中期のつわりだけでなく、乗り物酔いにも効果があります。

内関のツボバンドという、ツボを常に刺激できるアームバンドがありますので使ってみるのもよいでしょう。

足裏の裏内庭(うらないてい)という足の人差し指の下の肉のふくらみ辺りのツボも効果があります。

なかなか1人ではツボを長時間押せないので、家族の人に刺激してもらうか、お灸をするとよいでしょう。足の三里(あしのさんり)という膝にあるツボも有効ですが、流派によっては妊婦さんに向いていないツボとされています。

ハーブティーを飲む

ハーブティーの本場ヨーロッパなどでは、ハーブによる吐き気の緩和は珍しくありません。むしろ一般的なものです。

ハーブも色々ありますが、ミントティーなどは気分がすっきりするので効果的です。

しかし、妊娠中期の体にとって、危険なハーブティーもあります。特に子宮を収縮させる効果があるとされる、ラベンダーやシナモンのハーブティーなどは裂けましょう。

妊娠中のお茶はこれで決まり!ココマガおすすめ厳選9種!の記事にて、妊娠中でも安心して飲めるお茶をご紹介していますので、参考にしてください。

ハーブティーは、全く知識のない人は自己判断で飲むのではなく、できるだけ専門家に相談して、妊娠中期の吐き気に適しているハーブティーなどを探しましょう。

妊娠中期に再来するつわり

妊娠初期にやっとつわりが終わり、これからは気分爽快に妊婦生活を送れる!と思ってるころに、何となくつわりのような吐き気に襲われる人がいます。

一度はなくなった吐き気が、妊娠中期に再来するということがあるのです。

これは、つわり第2波とか、第2のつわりと呼ばれるものですが、妊娠中期以降に再び吐き気が起こる人、また、妊娠初期には吐き気がなかったのに妊娠中期になって吐き気がある人は、妊娠初期のつわりの吐き気とは別のものと考えましょう

妊娠初期に起こるつわりの原因は、プロゲステロンというホルモンの増加が原因でした。妊娠中期にはプロゲステロンの影響を受けることが少なくなるので、ほとんどの妊婦さんは妊娠初期の時点でつわりによる吐き気から解放されます。

しかし、個人差はありますが、多くの場合、ホルモンが影響しているのではなく、胃痛や胃の違和感から来る吐き気は、お腹が大きくなってくる妊娠中期以降の吐き気の特色です。

妊娠初期のつわりには胸焼けや吐き気の症状がありますが、胃痛やげっぷの症状はあまりありません。

妊娠中期に入ると胎児が大きくなることで胃が刺激され、圧迫されて胃酸が逆流することが原因で吐き気、胸焼け、ゲップ、胃痛などの症状がある吐き気になるわけです。

強い酸である胃酸が食道を逆流してくるので胸がチクチク、ヒリヒリします。つわりの第2波が来ない人もいますし、妊娠初期の続きで切れ目なく吐き気がする人、プロゲステロンの影響と共に、胃の圧迫も影響している混在型の人もいます。

第2のつわりの対処法

妊娠中期の子宮の圧迫が原因している吐き気に関しては、胃と食べ物の関係に注意して乗り切ることが大切です。食べた後は30分ほどは消化の妨げになるので、横になるのを我慢しましょう。

また、ゲップなどの原因、胃を大きくする原因になりますので、炭酸飲料などは避けましょう。消化の悪い油物や胃に負担をかける刺激物はできるだけさけて、1回の食事の量を減らして回数を増やしましょう。

妊娠中期のつわりを放置してはいけない

妊娠中期というのは胎児がどんどん大きくなってくるので、妊娠初期の頃よりも妊婦さんは赤ちゃんに必要な栄養を考えて、積極的に食生活を改善する必要があります。

つわりによる吐き気のために、妊娠初期に栄養が取れなかったという人は、より一層妊娠中期には栄養を考えなくてはいけません。

しかし、妊娠中期に引き続き吐き気がある人、新たに吐き気が出てきてしまった人は、栄養をきちんと摂れないことを、食べられないことを放置してはいけません。

妊娠中期は、妊娠初期よりも、多くの栄養を摂る必要があるので、これまで飲んでいた葉酸サプリメントを栄養素の多い、小粒のサプリメントを摂取するなどの工夫もしてみましょう。

担当医師に相談すれば、点滴で栄養を補給してもらうことも可能ですし、さまざまなアドバイスもしてもらえます。吐き気があるということをしっかり説明して専門家の意見を聞きましょう。

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