恥ずかしい!?妊娠中期の内診ってどんな検査?痛みはあるの?

恥ずかしい!?妊娠中期の内診ってどんな検査?痛みはあるの?




妊娠すれば産婦人科で定期的に検診を受けなければなりません。しかし、内診台にあがっての内診は、妊婦さんにとってもっとも嫌な検査です。

もちろん、耳鼻咽喉科に行って耳の中や鼻の中を診てもらうのと同じように、膣や子宮を診てもらうのは必要な検査だと理解できるのですが、だからといって、恥ずかしさや怖さがなくなるわけではありません。

そこで今回は、

・妊娠中期の内診はどんなことをするの?
・内診を受けるときはどんな服装でいけばいいの?
・男のドクターだとどうしても恥ずかしい

といった方に、妊娠中期に内診を受ける必要性や重要性と、内診を楽に受けるためのコツなどについて詳しくご説明します。

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内診とは

内診とは

内診では、超音波検査(腹式エコー)やMRI検査ではわかりにくい膣内・子宮・卵巣などの状態を、指や専用の器具を使って確認します。

また、経膣超音波検査・子宮頸がん検査・クラミジア検査なども内診台にあがって受けます。

妊娠初期の内診では膣からエコーの器具を入れて子宮の状態を調べます。

エコー検査については、妊娠初期のエコー検査なぜやるの?検査の大切さとわかることで詳しくご紹介しています。

そして妊娠中期になると、赤ちゃんを子宮に留めておく役目をもつ、子宮頸管の状態を調べます

子宮頸管は分娩時に赤ちゃんが通る出口となるため、その時点での長さや硬さを確認することで、流産や早産の兆候をいち早く知ることができるのです

その際には、超音波検査も同時に行って合わせて判断します。

また、赤ちゃんに異常がないか、赤ちゃんと胎盤の位置、羊水の量なども確認して、膣粘膜の状態やおりもののようすから炎症・出血・菌の繁殖なども調べます。

そして、必要があれば分泌物を採取して、検査してもらうことになります。妊娠中期での内診の回数は、病院や医師によって違います。

あまり内診を行わないことも多いですが、万が一の事態があっても早期発見できるように、毎回内診をするところもあります。

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内診で婦人系の病気が早期発見できる

内診には、婦人系の病気を早期発見できるというメリットもあります。そして、それこそが、妊娠の経過を診るだけではないもう一つの目的です。

内診で、子宮の大きさや形や向きなどを調べることで、膣内・子宮・卵巣などに異常がないかを確認でき、子宮筋腫・子宮がん・卵巣がん・卵巣のう腫・膣感染症・膣炎などを早い段階で発見することが可能となります。

いずれも放っておけば、重篤な症状を引き起こす女性特有の病気ですので、早期発見できる内診はかなり有効な方法です。

また内診のときに、膣の分泌物、子宮頚管の粘液、細胞などを採取することで、子宮ガンやクラミジアやB群溶連菌などに感染していないかを調べることもできます。

子宮頚ガンは、セックスの経験がある女性すべてに可能性がある病気ですので、妊娠初期に検査する必要があります。

また、クラミジアは流産や早産の原因にもなり、出産時には胎児に感染するケースもあるため、やはり妊娠初期に検査しなければなりません。さらに、赤ちゃんが感染していないかも確認します。

B群溶連菌(GBS)とは、赤ちゃんの命にかかわる特に危険な悪玉菌です。このB群溶連菌は、膣の中に善玉菌とともに存在し、これが増えると流産・早産・胎児感染・敗血症などの事態を引き起こす「細菌性膣炎」や「絨毛羊膜炎」の原因になります。

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内診は、ママだけでなく、お腹の赤ちゃんが健やかに成長するためにも必要な検査です。

内診の方法とは

内診の方法とは

内診の方法には、まず膣の粘膜を直接見る「視診」、触れておりものの状態はどうか膣に炎症がないかをみる「触診」があります。

ほかにも指を使う「双手診(そうしゅしん)」や器具を使う「膣鏡診」もあります。

「双手診」とは、膣内に指を挿入して触診する検査のことです。1~2本の指を挿入して、膣の入口や膣内を調べます。

もう片方の手は下腹部にあてて、両方の手で子宮をはさむようにして触診します。

このように両手を使って行う方法を「双手診」または「双合診」といい、子宮の硬さや形、卵巣の腫れなどがわかります。

「膣鏡診」とは、膣鏡(クスコ)と呼ばれる器具を挿入して行う検査のことです。膣の内部は筒状になっていますが、内壁はピッタリとくっついているので中までは見えません。

そこで膣鏡を挿入して膣内を広げ、医師が膣や子宮膣部を目で直接見ます。

膣鏡は2枚のヘラのようなものが重なった形をしているので、ヘラ同士がくっついた状態で挿入して、ヘラを開くことで膣壁も広がるという仕組みです。

この膣鏡診を行うことで、膣の奥や子宮膣部、子宮頸管の入口まで確認することができます。

内診には必ず膣鏡診が付いてくる?

内診だけならまだしも、毎回のように膣鏡診をされるのは、嫌だという妊婦さんも多いです。

ですが、もちろん膣鏡診をするには、それなりの理由があるので、内診だけの場合と、内診と膣鏡診を組み合わせる場合があります。

たとえば、おりものが多いときは内診だけでは不十分です。内診は指での触診となるので、おりものの量や性状、粘り気が多いか、サラッとしているかなどだけ観察することになります。

しかし膣鏡診なら、量も性状も色も目で確認することができます。さらに外子宮口の様子も見られるので、流産や早産の兆候がないかも観察できます。

それらのメリットから、内診と膣鏡診を組み合わせて行うのです。また、子宮頸がん検査やクラミジア検査で、細胞などを採取する場合も膣鏡を使用します。

ちなみに、妊娠中期になると内診を行わない医師も多いです。内診によって刺激を与えると、流産や早産を引き起こしてしまう可能性がある、そう考える医師はなるべく内診をしない方向で検診を行います。

しかし逆に、内診は妊婦検診の基本である、という考えから毎回内診を行う医師もいます。妊婦さんも、内診を嫌がる人もいれば、内診を受けて「順調ですよ」と言ってもらうことで安心する人もいます。

医師も妊婦さんも、考え方によって受け止め方が人それぞれです。

内診の順序と流れとは

では、実際の内診とは、どういう流れで行われるものなのでしょう。内診では、デリケートな部分を診察されるうえに、かなり恥ずかしい格好で診察を受けなければなりません。

恥ずかしさや怖さで、かなり不安になってしまうでしょうが、いずれ出産となれば同じ体勢で赤ちゃんを産むことになります。今のうちに慣れておこうというぐらいの気持ちでリラックスしていきましょう。

まずは下着を脱いで内診台へあがります。最近では、歯科にある診察台のように体を乗せれば電動でリクライニングするタイプが多いのですが、たまに自分でよじ登らなければならない、古いタイプの内診台もあります。

どちらのタイプも、脚を乗せている部分が左右に大きく開くようになっており、ほとんどの場合がお腹の辺りにカーテンが備え付けられていて、医師からは妊婦さんの上半身が見えないようになっています。

もしカーテンが無い場合で検査の様子を見たくないときは、遠慮せず看護師や医師などに申し出ましょう。その場に応じた処置をしてくれます。

内診が始まると、まず外生殖器に変色や腫れや傷などをみる視診と触診が行われます。このときに傷や出血などがあれば、細菌感染の検査のために、細胞などを採取されて培養検査をすることがあります。

つぎはクスコという膣鏡を使って「膣鏡診」を行います。クスコにはさまざまなサイズがあって、基本的には妊婦さんの体格に合わせたサイズが選ばれます。

ですが、膣壁を広げるときに少し痛みを感じる人もいますので、痛みが心配であれば最初から医師に「小さめのクスコで検査してください」と伝えておくのもいいでしょう。

またクスコは金属製のため冷たさを感じることがあるので、前もって少し温めておいたものが使用されます。

最後に指による「双手診」が行われますが、その際に医師はスムーズに触診できるよう潤滑油を塗布した検査用のグローブを装着します。

1本または2本の指を膣内に挿入して、もう片方の手で下腹部を圧迫して内臓を固定し、骨盤・膀胱・子宮・直腸などの状態をチェックします。また40歳以上の高齢出産の場合は、直腸検査も同時に行われることがあります

膣内の検査同様、指を挿入することで直腸ガンの有無を調べ、骨盤が正しい位置にあるかどうかも確認します。この検査による痛みの感じ方で、子宮内膜症を発見することもあります。

内診を受けるための準備

内診を受けるためにはまず心の準備が必要ですが、ほかにも必要なものがあります。保険証や母子手帳はもちろんですが、念のためにお薬手帳があれば持って行きましょう。

そして、内診のときに出血した場合も考えて、ナプキンやポケットティッシュを持参しておくと安心です。

また、基礎体温をつけている人は、基礎体温表を持参するのも、医師が診察するときの参考になります。

服装は、腰までまくり上げやすいスカートか、フレアースカートなどの脚を広げやすいものにしましょう。もし、パンツスタイルで行く場合はお尻が隠れるようなトップスがおススメです。

下着は脱ぎ着がしやすいものにして、タイツやストッキングなどは避けて靴下やハイソックスを履くほうが楽です。内診の前にはトイレに行き、ビデなどで清潔にしておきましょう。

ちなみに、内診を受ける前日や出かける寸前に、お風呂やシャワーを使うと思いますが、清潔にすることに神経質になり、洗いすぎるのは避けてください

普段なら隠すべきところを診察される恥ずかしさから、せめて清潔にしておかなければと考える妊婦さんもいるのですが、洗いすぎて膣の中まで清潔にしてしまったら正確な診断ができません。

膣内のおりものや分泌物によって検査をするので、細菌検査などが行えないほど洗浄してしまっては意味がありません。正しい検査結果が得られるように、過度な洗浄はせず、判断材料となる情報を用意して内診を受けましょう。

内診を楽に受けるコツ

何科であっても、病院で診察を受けるのは緊張するものです。それが産婦人科の内診となればなおさらでしょう。

緊張に加え見せたくない部分を、見せなければならない恥ずかしさもあり、そのうえ指や器具を挿入されるわけですから、リラックスしろという方が無理かもしれません。

ですが産婦人科の内診となると、緊張しすぎることで膣の壁が硬くなってしまうこともあり、かえって痛みを感じることがあるのです。

緊張すると全身に力が入りお尻が持ち上がってしまいます。そうなると指も器具も挿入しづらくなって内診が難しくなり、よけいに痛みが増してしまいます。

なるべく全身の力を抜いて、ため息をつく要領で口から「フゥ~」と息を吐いてみましょう。息を吸うことよりも吐くことに集中して、口をすぼめてゆっくりと吐くことがポイントです。

そして、同時に腰と脚の力をストンと抜いてみましょう。息を吐くことで余分な力が抜けていき、内診もスムーズに行うことができます。

「赤ちゃんの名前は何にしよう」など楽しいことを考えてリラックスするのが、内診を楽に受けて痛みを軽減させるコツです。

もしそれでも痛いときは「痛い!」とハッキリいいましょう。なるべく痛くないように、そして早く終わるように頑張ってくれます。

ただ、内診にはどうしても多少の苦痛はつきもので、安全に出産するためには、必要不可欠なものだということも念頭においておきましょう。

内診は本当に痛い?我慢は必要?

内診は本当に痛い?我慢は必要

内診の際には、多少の違和感や痛みを感じることがあります。違和感や痛みを伴う場合、内診はできるだけしたくないという妊婦さんも少なくありませんが、抵抗してしまっては医師も充分な情報を得ることができません。

妊婦さんにすれば、かなり深く指を挿入されるのは気分も悪く、辛いことですが、それは正確な情報を一度で得るためのことで、何度も不必要に内診しないでいいようにとの配慮です。

本当の意味で、妊婦さんに対して優しさや思いやりをもって内診していますので、我慢できる範囲の痛みなら安心して任せましょう。

ちなみに、医師の腕の良さなどに関係なく、どうしても男性の医師ではリラックスできないという妊婦さんは、女医さんの病院を探すのも一つの選択肢です。

最近では、妊婦さんが緊張しないように、内診を女医さんが担当してくれる病院もあるので、事前に確認しておくのも安心できておススメです。

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