お灸で妊活!冷えを改善!

お灸で妊活!自宅でできる効果的なツボとタイミング



お灸自体は知っていても、実際にお灸を使ってみたことのある方は少ないのではないでしょうか。

なんとなくお年寄りの治療方法というイメージを持たれがちですが、実は冷えの改善など体の不調全般の改善効果が期待できる、優れた民間療法の一つでもあります。

そこで今回は、

・お灸って何?
・お灸は妊活にどんな効果があるの?
・お灸をするときの注意点は?

といった方に、お灸についての説明や、妊活に期待できる効果などについて詳しくご紹介します。妊活方法の一つとしてぜひお灸を取り入れてみてください。

お灸ってそもそも何?

恥骨ってどこ

お灸とは、モグサを体のツボの上に置いて燃やし、その温熱による刺激で体調を整える治療の技術です。

東洋医学の一つ、その起源は二千年以上前の、古代中国が発祥といわれています。日本にお灸が伝わってきたのは6世紀頃。仏教と一緒に伝来したというのが一説です。

江戸時代の俳人である松尾芭蕉が書いた「奥の細道」にもお灸にまつわる記述があり、お灸伝来後の普及ぶりやブームは記録としても残っています。

お灸に使うモグサって?

では、お灸で使用するモグサがどのようなものなのか、簡単に説明しておきましょう。モグサは、漢字では「艾(もぐさ)」と書きますが、原料は乾燥させたヨモギの葉です。

春の野草として知られているヨモギは、草団子やよもぎ団子として食べたことがある方も多いでしょう。ヨモギ自体は、日本全国に自生しているキク科の多年草です。

河原や道端にも生えている植物で、日本人には馴染みの深い植物です。ヨモギは料理やお菓子に使うだけでなく、昔から薬草としても使用されてきました。

ヨモギの汁で止血をしたり、煎じて飲めば利尿剤、解熱剤として働き、胃腸の働きを整えたりする効果もあるとされています。

そしてヨモギを乾燥させたものを艾葉(がいよう)と呼び、腹痛や下痢・便秘などの症状を改善させる生薬として親しまれてきました。

その他にも、身体を温めたり、生理不順を改善したりする効果も知られており、妊娠中には子宮収縮を抑制して切迫早産などを予防するともされています

お灸は東洋医学から生まれた治療法

お灸は東洋医学ということをお伝えしましたが、東洋医学は西洋医学と、考え方自体が異なります。

簡単にいうと、薬で病気の症状が出ないようにしたり、悪くなったところを手術で取り除いたりするのが西洋医学ですが、東洋医学は、どうして病気になったのかその原因を考え、原因を取り除く、もしくは改善するために治療を施します。

ですので、東洋医学では根本解決を目的に、未病(病気になる前のなんとなく調子が悪い感じ)を防いだり、自然治癒力を高めたりするのが治療の中心です。

お灸は、体のツボを温め刺激することで気の流れを正常化し、エネルギーを滞らせないようにして、体の調子を整えていくために行う治療方法なのです。

お灸の煙はモグサ独特の香り

お灸はモグサからできていますので、燃やすとヨモギ独特の香りがします。

決して嫌なにおいではなく、どちらかというと爽やかですっきりとした香りといわれますが、この香りはヨモギに含まれるシネオールという成分を燃やした時に生じるにおいです。

シネオールは、ローズマリーやローリエなどのハーブにも含まれている成分で、リラックス効果もあります。

ヨモギは日本では生薬として知られていますが、ヨーロッパでも「ハーブの母」といわれているほど有名な植物で、国を問わずその効能が期待されています。

お灸って熱くないの?

体の上に直接火をつけたモグサをのせるので、熱くないのか心配になるかもしれませんが、基本的に熱すぎることはありません。

しかし、その日の体調によって熱さの感じ方が異なることはあります。

熱さの感じ方の違いで、その日の自分の体調がわかるのもお灸の良さです。

ただし、お灸中熱くて我慢できないような場合には、火傷に繋がることもありますのですぐにやめましょう。

妊活にうれしいお灸にはどんな効果があるの?

お灸には、東洋医学ならではの症状改善が期待できるさまざまな効果があります。お灸の効果について説明していきましょう。

血の巡りが良くなり体が温まる

お灸はツボの上に火をつけたモグサを置くことで、柔らかい刺激を与えます。

適度な熱が加わってじんわりと温まることで血管が広がり、血流が良くなります。
そのため、お灸をした部位だけでなく、全身がポカポカと温まってくるのです。

妊娠しやすい体づくりには、冷えは大敵です。血流が悪いと卵巣や子宮への血の巡りも悪くなり、生殖機能が低下することもあります。

また、血行が悪く体が冷えると、むくみや肥満の原因にもなります。

肩や背中の凝りなども冷えることで悪化しますので、体を温めるというのは妊活では特に重要なこととなります。

未病を防ぐ

未病とは、病気になる前の「なんとなく調子が悪い」体の症状のことで、「病気未満の症状」と考えてください。

例えば、朝から疲れている、体がだるい、眠れない、やる気がしない、など気分的な症状も含め、病気ではないけれど、なんとなく調子が悪いというような状態ですが、皆さんも心当たりがあるのではないでしょうか。これが未病です。

東洋医学では、体の中のエネルギーが滞ると体調に影響があらわれると考えられ、そのエネルギーのことを「気・血・水」と呼んでいます。

「気・血・水」は人間の生命活動には不可欠であり、全身を巡るこの「気・血・水」が弱くなると、ツボにその反応があらわれるといわれます。

ツボごとに作用が異なるので、刺激する場所によって症状の改善箇所も違ってくるのです。

お灸でツボを刺激することで、エネルギーの滞りをなくし、体にあらわれている症状を改善するため、冷え性や体の凝りなどの症状から、ストレスや不眠などの症状にまで効果が期待されています。

睡眠やストレスも妊娠のしやすさに影響しますので、食事や運動からの改善アプローチだけでなく、ツボを刺激して気の流れを整え、不眠やストレスを解消することで、妊娠しやすい体へと整えてくれる可能性が高まります。

リラックス効果

モグサを燃やすと、その香りでのリラックス効果が期待できます。

モグサの成分であるヨモギにはシネオールという成分が含まれており、この成分には消毒や殺菌作用だけでなく、鎮静効果もあるのです。

モグサを燃やした時に発生する煙を吸い込むとリラックスした気持ちで精神的に安定し、妊活中の不安やストレスなども癒してくれるでしょう。

自律神経を整える

体には数百ものツボがありますが、ツボによってその効果が異なります。腰痛など痛みに効くもの、胃痛など内臓の働きに効くもの、疲労やストレスに効くものまでさまざまです。

その中には冷え性の改善や、婦人科系の症状に効くものなど、妊活中の方は覚えておきたいツボもたくさんあります。その中の一つとして、自律神経を整えるツボもあります。

このツボを刺激することで、自律神経の働きを改善する効果が期待でき、また体の中の気の巡りが良くなること自体にも、自律神経を整える作用があります。

自律神経の乱れはホルモンバランスの乱れを引き起こすこともあるため、妊活中はしっかりと自律神経を整えたいものですから、お灸を活用するのもおすすめの一つなのです。

お灸の効果はいつから感じられる?

妊活ってなに

東洋医学は、漢方をはじめ即効性のある治療方法ではありません。お灸をした後すぐに症状が改善するということではなく、繰り返していくことで少しずつ体の調子を整えていきます。

もちろんお灸をすることで体は温まったり、香りの効果でリラックスできたりと、その時にあらわれる効果もあります。

まずはお灸をきっかけとして自分の体の状態を知り、今不調としてあらわれている症状は何が原因なのか、その根本を解決することを目指しましょう。

妊活中は、食事改善や日頃の運動量を増やすなど、ライフスタイル全体を見直しながら、今体にあらわれている症状を良くする一つの方法としてお灸を上手に活用してみてください。

お灸の副作用はあるの?

お灸の副作用は少なく、毎日長時間行うと、熱っぽさを感じたり頭痛が発生したりすることがありますが、長くても数日で回復していきます。

発熱していたり体調が悪かったりする時には副作用が出やすいので、お灸はお休みしましょう。

お灸はどのくらいの頻度ですればいいの?

毎日行うことで体の変化に気がつきやすくなります。同じツボを刺激することで、その日は熱いと感じるのか、それとも熱さを感じにくいのか、体調やコンディションがわかるようになってきます。

1日30分程度であれば、毎日行っても問題ありません。むしろ体が温まるようになり、どちらかといえばやりすぎてしまう場合が多いので、頭痛やだるさを感じるような時は使用しないようにしてください。

お灸をするタイミングは?

寝る前などリラックスしたときに行うのが効果的であるといわれますが、低血圧の方は朝お灸をすることで体が温まり血行が促進されるので、寝覚めが良くなります。

お灸は体を温める効果を期待して行う治療なので、入浴の前後や飲酒後、運動後などには不向きです。

不妊治療で通院している時は必ず相談

すでに産婦人科などで病院の治療を受けている場合には、お灸をしてもいいかどうか医師に相談してからはじめるようにしてください。

西洋医学と東洋医学では、症状に対するアプローチ方法が異なるため、複数の治療を行っても問題がないかどうか、必ず確認するようにしましょう。

自宅でお灸をする際の注意

お灸は鍼灸院などの専門機関でしてもらうだけでなく、自宅で行うこともできます。

自宅でできるお灸の商品はたくさんあり、お灸専門の会社では、使い方や症状に合わせた相談会などを行っているところもあるので、気になる方は参加してみましょう。

熱すぎる時は我慢しない

体調・気候・気温や湿度・環境によって、お灸の熱さの感じ方は毎日異なります。

じんわりと心地良さを感じる程度よりも熱い場合には、無理をせずにその時点でやめておきましょう。

残り火に気をつける

お灸は火を使いますので、きちんと火が消えているか、温度が下がっているか注意しなければなりません。

土台や台座のついたお灸を使用する時も、万が一のことを考え必ず冷めてから取り外すようにしましょう。

火傷に注意する

お灸が熱すぎる時、燃え残りでまだ火がついている時は、どちらも火傷をする可能性があります。
やり方を間違えたり無理をしたりすると、火傷に繋がる恐れがありますので、必ず使い方を守りましょう。

お灸をしようとしている体の箇所が濡れているのも危険です。汗をかいている時は、少し時間をおいてから行うようにしてください。

体調が悪い時も控える

熱が出ているときや、体の調子が悪い時はお灸を控えましょう。特に発熱時は、体を温めすぎることになってしまいます。

高血圧の方や病院で診察を受けているような時は、まず医師に相談しましょう。体を刺激することで、症状が悪化する危険性があります。

妊活中におすすめのツボ

妊活中におすすめのツボ

ツボによって効果や作用が異なりますが、妊活中の方におすすめの、温めると良いツボをいくつかご紹介します。

照海(しょうかい)

足の内側にあるツボ。くるぶしから、親指半分くらい下のところにあります。

生理痛を緩和させる効果がある他、月経不順や冷え性も改善します。

三陰交(さんいんこう)

内くるぶしの一番高いところに小指の端をあて、膝に向かって指4本分上がったところにあるツボ。
足の骨のすぐ横でアキレス腱側です。

冷えに効くツボで、下痢・生理痛・頭痛・全身倦怠・食欲不振・夏バテ症状などにも効果があります。

足臨泣(あしりんきゅう)

足の甲にあるツボです。足の小指と薬指から骨に沿って足首に向かって沿わせ、骨が交差するところにあります。

このツボは、頭痛・首や肩の凝り、月経不順に効果的なツボです。

承山(しょうざん)

ふくらはぎにあるツボです。ふくらはぎの中央にあり、膝裏とくるぶしの中間くらいに位置します。アキレス腱から筋肉に変わる境目です。

こむら返りを防ぐため安眠作用があるとされていますので、妊活中のストレスなどによる不眠に効果的です。また、このツボは「膀胱経(ぼうこうけい)」という腎臓・膀胱といった水に関連したツボの一つです。

腎臓機能の回復・腰痛・膝の痛み・むくみにも効きます

ここで紹介した以外にも、体にはたくさんツボがありますので、ご自身が認識している症状に合わせてお灸を試してみてください。

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監修:成田 亜希子(医師)

プロフィール:弘前大学卒業後、内科医として地域医療に従事。その傍ら、保健所勤務経験もあり、国立保健医療科学院での研修も積む。感染症や医療行政にも精通している。プライベートでは二児の母。

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