つわりで眠くなる

産後のひどい寝汗はいつまで?原因と病気の可能性は?



産後の女性の身体にはトラブルがつきものです。「ひどい寝汗」もその一つ。

それまで汗っかきな方ではなかったのに赤ちゃんを産んでから急に寝汗がひどくなった、寝汗をかくにしても量が半端なく多すぎる、寝汗が気持ち悪くて夜中に目が覚めてしまうなど、急激な体調の変化に驚いて対応しきれないママも少なくありません。

そこで今回は、

・なぜ産後には寝汗をかきやすくなるの?
・ひどい寝汗にはどうすればいいの?
・寝汗はいつまで続くの?
・重大な病気を抱えている危険性はあるの?

といった方に、出産後からたくさんの寝汗をかくようになった理由や、ひどい寝汗に対処する方法を詳しくご紹介します。

出産や家事で疲労を抱えているママが、夜は寝汗を心配せずにぐっすり眠って疲れを癒せるよう、少しでも手助けになれば幸いです。

産後にたくさん汗をかくのはホルモンバランスの乱れのせい

及ぼす影響
出産後からママの身体が妊娠前の状態に戻るまでの期間を「産褥期(さんじょくき)」といい、この時期に汗の量が多くなることを「産褥期多汗(さんじょくきたかん)」といいます。

これは、産後特有の症状で一時的なものです。
妊娠によって通常の数百倍ともいわれるほどの女性ホルモンが作られるようになり、出産によって胎盤が身体から出ていくと、その大量の女性ホルモンも胎盤とともに一気に身体の外に出ていきます。
そのため、女性ホルモンが急激に減ってしまったママの身体はホルモンバランスが乱れてしまうのです。
ホルモンバランスの乱れは、体温の調節や汗腺機能の調節がうまくできなくなる原因となります。

また、女性ホルモンが減少したことで、発汗機能を活発にする男性ホルモンが優位になってしまい、たくさんの汗をかきやすくなるのも一因です。
いうなれば、産後のママの身体は一時的な「更年期」状態ということです。

しかし、産褥期が過ぎて子宮や卵巣の機能が回復していけば、女性ホルモンも妊娠前と同じように分泌されるようになり、ホルモンバランスの乱れも整っていきます。
産褥期に無理をせず、身体の回復に専念するよう心掛けていれば、徐々に多汗も治まってくることでしょう。

昼間はあまり汗をかかないのに寝汗がひどい原因は?

昼間はそれほど汗をかかないのに夜だけ汗をかく、寝汗がひどくて目が覚めるといったママも多いでしょう。

寝汗とは生きている上で自然に起きる生理現象で、汗をかくことで眠りに最適な体温まで下げて睡眠の質を上げるという働きがあります。
健康な大人なら一晩に約200ml、だいたいコップ1杯分ほどの寝汗の量が正常だとされています。

つまり、目が覚めてしまうほど大量の寝汗をかいたり、夜中に着替えなくてはならないほどの寝汗というのは普通の状態ではなく、「産褥期多汗」だけでは済まされない原因が潜んでいる可能性があります。

産後の大事な時期、赤ちゃんの授乳で数時間おきに起きなければならない状況で、やっと身体を休めることができる睡眠は貴重な時間です。
寝汗で睡眠を妨げられないよう、原因を見つけて早めに対処しましょう。

ストレスを抱えていませんか?

現代社会ではただでさえストレスを抱えることが多いものです。
ましてや、妊娠や出産といった大仕事を終えた後にする慣れない育児や忙しい毎日では、産後間もないママにストレスがないという方が珍しいでしょう。

「しっかり赤ちゃんのお世話をしなければ」「家事もちゃんとこなさなければ」「手抜きせずに栄養のある食事を作らなければ」など、責任感が強くて几帳面なママほど自分を追い込んでしまいストレスが溜まっていくものです。
中には、パパの協力がまったく得られずにイライラしているママもいるでしょう。
お義母さまなどがママの育児方法に干渉しすぎてイライラさせられるケースもあるでしょう。

産後のママにはストレスとなる要因がたくさんあるようです。
とはいえ、過度なストレスは自律神経の乱れを引き起こすことになります。
自律神経が乱れると交感神経と副交感神経の切り替えがうまくできなくなり、体温の調節や汗腺機能の調節にも支障をきたしてしまい、夜にひどい寝汗をかく原因となってしまうのです。

寝る前に身体を温め過ぎていませんか?

冬など寒い季節に寝汗がひどい場合は、すぐに寝付けるようにと寝る前に身体を温め過ぎてしまっている可能性が考えられます。

女性には冷え性が多いため、寒い季節はお風呂で身体を温めてから寝るという方もいるでしょう。
しかし、お風呂から上がってすぐにお布団に入ったり、コタツの中にずっと入っていて身体が温まっている状態でお布団に入ったり、エアコンや電気毛布などの暖房器具で寝室やお布団を温めて就寝することは、かえってたくさんの寝汗をかくことになります。

身体を温めるのは良いことですが、眠るためには体温を下げる必要があります。そして、体温を下げてくれるのが汗です。
身体が温まって体温が高いままだと、その体温を下げるためにたくさんの汗をかかなければなりません。
それがお布団の中ならば、たくさんの寝汗をかいて体温を下げることになるのです。

お風呂から上がってもすぐにお布団に入らず、少し体温が下がるのを待って就寝しましょう。
また、エアコンや電気毛布などはタイマーを使って上手に利用してください。

寝室や寝具は快適ですか?

眠るのに最適な寝室内の環境は、温度が夏は26℃前後、冬が18℃前後、湿度は50%前後です。
お布団の中の快適な温度は33℃度前後で、湿度は50%前後とされています。

この温度と湿度の数値より高ければ高いほど、人は就寝中に暑くなって寝苦しさを感じ、体温を下げるために大量の汗をかきます。
とくに梅雨時や雨が数日続いたようなときには、湿度が高くなって不快指数も上がります。
エアコンの除湿機能や扇風機なども使って快適に眠れるよう工夫しましょう。

また、冬に人気のあるモコモコのパジャマやフワフワの毛布などで、身体の体温が下がりにくくなっている場合もあります。
羽毛布団や湯たんぽ、暖かい敷きパッドなど、冷え性の方には欠かせないあったか寝具がたくさんありますが、あまり使い過ぎると体温がうまく下がらずに寝汗につながります。

そして、汗を吸わない素材では寝汗を吸い取ってくれずに、身体がベタついてムレてしまいます。
せめて身体に直に触れるパジャマは、吸水性や吸湿性、速乾性のある、汗も湿気もしっかり吸収してすぐに乾かしてくれる素材のものを選びましょう。

アルコールを摂り過ぎていませんか?

産後のママには関係ない話だとお思いかもしれませんが、母乳が出なかったり飲ませられないといったケースもあり、「母乳を与えないならアルコールを飲んでもいいかな」というママも少なからずいらっしゃいます。
もちろん、母乳を与えないのならママがアルコールを飲んでも赤ちゃんには影響はありません。

とはいえ、寝る前のアルコールや、アルコールの摂り過ぎはひどい寝汗を引き起こす要因となり得ます。
これは、アルコールを摂取することによって、体内に有害な物質である「アセトアルデヒド」が発生するためです。

身体は、この有害物質を体内から排除しようと汗や尿をたくさん出そうとします。
そのため、寝る前にお酒を飲んだり飲み過ぎてしまったときは、寝ている間に大量の汗をかきやすくなるのです。

また、妊娠前する前は酒豪だったという女性も、長い妊娠期間はアルコールから遠ざかっていたために、以前より許容量が少なくなっていることがあります。
少ししか飲んでいないと思っても、身体には大きな負担となっているかもしれませんので、くれぐれも飲む量には気をつけましょう。

ひどい寝汗から考えられる病気とは?

身体のどこかに異常が起きているときは寝汗をかきやすくなります。
身体全体ではなく、上半身だけや下半身だけなど部分的に寝汗をかいている場合は、病気からくる寝汗ということも考えられますので注意してください。

これといった原因が思い付かず、何日もひどい寝汗が続くときには病院での受診も考えましょう。
また、寝汗だけでなく、倦怠感やめまい、吐き気や頭痛、微熱や動悸、体重の減少などの症状もみられるようなら、ひどい寝汗は重大な病気のサインかもしれません。すぐに病院で診てもらいましょう。

自律神経失調症

自律神経失調症とは正式な病名ではなく、自律神経のバランスが崩れによってつらい症状が引き起こされる、いうなれば病気というより「状態」のことです。

自律神経は私たちが無意識のうちに働いてくれる神経ですが、ストレスやホルモンの働きの乱れなどによってそのバランスが崩れてしまうことがあります。
すると、慢性的な疲労・めまい・偏頭痛・不眠・便秘・下痢・手足のしびれ・口やのどの不快感などさまざまな症状が慢性的に起こるようになってしまいます。

ひどい寝汗も、眠っている間に自律神経が正しく機能していないためと考えられます。

バセドウ病

バセドウ病とは甲状腺機能亢進症の代表的な病気で、甲状腺ホルモンが必要以上に分泌されてしまう病気です。
バセドウ病の女性の患者さんの割合は、男性の患者さんの5倍ともされています。

バセドウ病になると新陳代謝が活発になり、脈拍は速くなり汗をかきやすくなります。
例えるならば、常にジョギングをしているような状態です。

また、日中の汗だけでなく寝汗も多くなり、暑がりになって疲れやすくなり、37.5℃前後の微熱が出ることがあります。
精神的にも落ち着かなくなり、イライラが増えて不眠になったり、食欲が増えて体重の増減が激しくなるケースもあります。

結核

結核とは「結核菌」を吸い込むことによって起こる感染症で、近年でも結核に罹る人は少なくありません。
健康体であれば、結核菌が体内に入り込んでも発病しない場合が多いのですが、小さな子供や高齢者、免疫力が低下している人などは発病の危険性があります。
出産や育児で心身ともに疲労が溜まっているママも安心できないのです。

結核菌に感染して防ぎきれずに発病すると、初期には、痰(たん)・寝汗・微熱・だるさなど風邪にそっくりな症状が現れます。
さらに病状が進んでいくと、痰に血が混じったり喀血(かっけつ)したりします。
放っておくと呼吸困難を起こしてしまい、最悪の場合は命にかかわる危険な病気ですので、寝汗が続いたり咳が続くようなら早めに病院で受診しましょう。

白血病

白血病は「血液のがん」と呼ばれ、1年間に数千人発症するといわれている病気です。
主に「急性白血病」「慢性骨髄性白血病」「慢性リンパ性白血病」の3つに分かれており、人によって状態が異なります。

慢性骨髄性白血病は、初期の段階では自覚症状が現れないことが多く、かろうじて自覚できる症状に、寝汗が増える・全身の倦怠感・体重の減少があります。

慢性リンパ性白血病の場合には、さらに初期症状を自覚することが難しくなります。
サインとしては「リンパ節の腫れ」がありますが、痛みを伴わないため発見が遅れがちになってしまうのです。
さらに病状が進行すると、寝汗が増える・全身の倦怠感・微熱が続く・体重の減少などが現れてきます。

また、慢性骨髄白血病は、数年後にはほぼ100%という高い確率で急性白血病へと移行するとされています。
慢性リンパ性白血病の場合は、他の白血病に比べて症状の進行がはるかに遅く急性転化する可能性はほとんどありませんが、いずれにしても専門機関での早急な治療が必要です。

産後のひどい寝汗に対処する方法

寝汗対策として、まず原因を探りましょう。
ストレスが溜まっていないか?寝る前に身体を温め過ぎていないか?寝室や寝具の環境は快適か?ついつい寝る前にお酒を飲み過ぎていないか?一度よく見直してみましょう。

そして、寝汗をかいてもすぐ着替えられるように枕元に替えのパジャマを用意しておきましょう。
吸水性・吸湿性・速乾性に優れた素材のパジャマがオススメです。寝汗をスッキリと拭き取れるタオルも忘れないでくださいね。

それから注意したいのは、必要以上に寝汗をかくことを気にしないことです。
「今夜もまた寝汗で目が覚めてしまうかもしれない」などの不安がストレスとなり、さらに寝汗をかく要因となってしまうこともあります。
いつかは治まる一時的なものと考えて、「寝汗をかいたら拭いて着替えればいいだけのこと」ぐらいの気持ちでいましょう。

産後は、育児に家事にと疲れが溜まりやすい時期です。精神的につらい事もあると思います。
出来ないことは出来ないと開き直って、あれもこれもと気負わずにゆったりと過ごすようにしてください。
また、体調がすぐれなかったり異常を感じたときには、すぐに担当の医師に相談するようにしましょう。

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