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産後に多い便失禁の原因とは

産後に多い便失禁の対策とは?恥ずかしくても放置しないで!



赤ちゃんの育児が始まる産後。

新しい発見があったり、慣れない育児に慌ただしい日々を送っているママがほとんどですが、産後はさまざまな身体トラブルに悩まされるのが辛いところです。

また、その症状は数多く、ママによって悩む症状が異なる場合も少なくありません。

それを誰かに相談できればいいのですが、症状によっては相談しづらい症状もあります。その1つが便失禁です。

そこで今回は、

・便失禁とは?
・どうして産後は便失禁になりやすいの?
・便失禁になったらどうすればいい?

といった方に、産後に便失禁になりやすい理由や症状、対策などについて詳しくご紹介します。

産後に便失禁になる人は意外といる

サウナは危険なの

尿漏れは聞いたことがあるけど、便失禁は、どちらかというと、高齢者の方が悩みやすい症状というイメージを持つ人もいるでしょう。

しかし、産後に入って便失禁で悩むママは意外と多いのです。

あまり聞いたことがない、というのは、むしろ本人たちが相談しないことがほとんどで、1人悩んでしまっているケースが多いから。

実際、産後のママだけでなく、便漏れで悩む人は増加傾向にあり、その数は現在だけでも約500万人はいると予想されています。

どんな症状があるの?

いきんでいないのにも関わらず、気付いた時には便が漏れてしまっている症状を、便失禁といいます。

知らない間に便が漏れてしまう他、尿漏れの場合と同様、咳やくしゃみをした時、重い物を持ち上げたタイミングで便が漏れてしまうことも。

また、便意を感じているものの我慢できず、便を漏らしてしまう場合もあります。

便の量や固さも人によって異なり、ただ下着を汚す程度場合や、液状の便、便汁が出てしまう人、固まった便が大量に出てしまう人など、その症状は分かれています。

便失禁の分類

便失禁といっても、人によって症状が異なることからわかるように、便漏れは症状によっていくつかの種類に分けることができます。

症状における便失禁の分類については次の通りです。症状を自身で理解することは対応の第一歩です。

確認するのに抵抗があるかもしれませんが、自分でも確認するようにして下さい。

切迫性便失禁

漢字の雰囲気でわかる人もいるかもしれませんが、便意を感じているにも関わらず、我慢ができずに便漏れをしてしまう症状のことを指します。

便意を感じているなら我慢できそうな気が、と思うかもしれませんが、この症状の場合、お手洗いへ行くまでの時間も我慢できない場合がほとんど。

全体で見ても患者の16%がこの症状で悩んでおり、産後のママが便失禁になってしまう場合、この症状であることが多くなっています。

漏出性(ろうしゅつせい)便失禁

便意を感じる切迫性便失禁に対し、漏出性便失禁は、便意を感じず本人がまったく気付かない、無意識に便が漏れてしまっている症状をいいます。

全体でみると半分近くの患者がこの症状で悩んでおり、高齢者の便漏れも漏出性便失禁の場合が多くなっています。

便特有の臭いで気付くこともありますが、便意を感じることがないため、ほとんどの場合はお手洗いを利用した際などに、下着を確認した時に気付くことが多いのもこの症状の特徴になります。

混合性便失禁

読んで字のごとく、症状が混合しているもので、先に挙げた切迫性便失禁と漏出性便失禁の両方の症状が見られる状態を指します。

2つの症状に比べると、そんなに発症する人は多くないですが、全体のうち35%ほどがこの症状に悩んでいるとされています。

このように、便失禁は人によって複数の症状が重なる場合も少なくありません。そのため、切迫性か漏出性かはっきりせず、両方の症状が引き起こされる場合も珍しくありません。

腹圧性便失禁

お腹に力が入った時に便が漏れてしまう症状のことで、重い物を持った時など腹筋に力を入れる際や、咳、くしゃみをした瞬間に便が漏れてしまうことも。

切迫性便失禁と異なり、便意を感じないタイプではありますが、重い物を持った時などふとした瞬間に出てしまうため、漏出性のように本人は気付かないことが少ないのも特徴。

人によって個人差はありますが、漏れ出てしまう量もちょい漏れ、少量の場合が多いとされています。

産後の便失禁の原因

ケーキは出ない

産後の場合、切迫性便失禁になりやすいことがわかりましたが、産後に入ってから便漏れの症状に悩まされる人が多いことがわかっています。

妊娠・出産以前は便失禁の症状がなかったママが、産後になって便漏れの症状に悩まされてしまうのはどうしてなのでしょうか。

考えられる原因についてまとめてみると、以下のような原因が挙げられます。

陰部の神経障害

出産はママが思っている以上に身体にダメージを与えています。陰部の神経もその1つで、出産する時、赤ちゃんを外へ出してあげるためにいきむのですが、その時に神経が痛んでしまいやすいのです。

陰部の神経は外肛門括約筋に含まれており、この筋肉は肛門を締める役割を果たしています。

出産により神経がダメージを負ってしまうと、外肛門括約筋にも悪影響が出てしまい、意識して肛門を締めるのが難しくなってしまうため、便失禁になってしまいやすいのです。

後々症状が引き起こされることも

陰部の神経障害が原因の場合、ママの年齢によっては外肛門括約筋が上手く動かなくなってしまっても、他の筋肉がサポートしてくれることで症状がすぐには出ないケースもあります。

しかし、だからといって治ったわけではないため、年齢と共に他の筋肉も弱ることで、便失禁の症状に後々苦しむ場合もあるので、注意するようにしましょう。

会陰裂傷

出産時には会陰が裂けてしまうママも多くいます。

理由はいくつか挙げることができますが、例えば分娩の速度が速く、会陰の伸びが間に合わずに裂けてしまったり、赤ちゃんの頭が子宮口より大きい、会陰裂傷のことを考えて切開を事前にしていても、それ以上に裂けてしまう場合もあります。

会陰裂傷は、その具合によって4種類に分けることができるようですが、それがかすり傷程度のものでも便失禁を引き起こす場合があります。

むしろ、皮膚を損傷するなど軽いケースであるほど本人も自覚しにくいので注意が必要です。

筋肉の低下

肛門括約筋を痛めてしまうなど、肛門付近に原因がある他、産後のママが便漏れをしてしまう理由には骨盤底筋が関わっている場合もあります。

この筋肉は子宮や膀胱などを支える役割があり、妊娠中は赤ちゃんのいる子宮を支えます。

しかし、その負担は大きく、さらに出産をスムーズに行えるように緩んでいく傾向にあり、産後は支える力がほとんどありません。

骨盤底筋が弱ってしまうと子宮や膀胱が支えられなくなるのはもちろん、直腸にも影響してくるため、便失禁になってしまうことがあります。

他にも原因は考えられる

自然分娩など出産時におけるダメージの他、便失禁になる原因は、他にもいくつか挙げることができます。

例えば、以前に痔の手術を受けたことがある人。この場合、自然分娩の場合と同様、手術で肛門括約筋を損傷してしまうことで、便失禁を引き起こす可能性があるといわれています。

また、事故などによる影響で、脊髄の神経に障害が出てしまった場合にも、便漏れのような症状が見られることがあるので注意が必要です。

さらに、他の病気の可能性を示している場合もあり、その関係で便意を感じにくくなってしまうことで、便失禁の症状があらわれることもあります。

過敏性腸症候群の場合も

便漏れの症状が見られる他、下痢が多かったり、お腹が張る、腹痛を感じるなどの症状が見られる場合には、便失禁ではなく過敏性腸症候群(IBS)の可能性も考えられます。

主な原因はストレス。特に産後は慣れない育児によるプレッシャーや不安、赤ちゃん中心の生活で、睡眠不足、疲労も溜まりやすく、ママはストレスを感じやすい時期のため、発症しやすいと考えられています。

基本的には下痢の他、便秘になってしまったり、症状が交互にあらわれる人が多いですが、過敏性腸症候群をきっかけに便漏れを起こしてしまう人も少なくないので注意が必要です。

便失禁になりやすい人の特徴

また、産後のママの場合には、いくつかの特徴に当てはまることによって便失禁のリスクが高くなるといわれています。

その特徴の中には、病院での出産ではなく自宅での出産を選択した人、分娩の回数が1回ではなく何回か経験のある人、赤ちゃんの大きさが4000g以上だった人などを挙げることができます。

分娩の回数に関しては、何度も出産をすることで、子宮などを支える骨盤底筋にダメージが蓄積され、回復しにくくなってしまうことで便失禁になりやすくなることが考えられます。

この特徴に当てはまるからといって、すべてのママが便漏れを発症するわけではありませんが、リスクはあると考えて注意するようにしましょう。

便失禁は自然に治る?

切れることもあるの

便失禁の場合、そのまま放置して治る可能性は低いことが考えられます。

ただし、産後のママが便失禁になってしまう原因は、主に出産時のダメージによるものが多いため、その場合には身体の回復と原因に合ったケアを日頃行うことによって時間はかかりますが、治っていく可能性が高いです。

しかし、ケアには個人差があり、便失禁になってしまうのには、さまざまな原因を挙げることができます。

そのため、症状が長引いてしまう場合には自己判断せず、病院を受診することが大切になります。

外出恐怖症、肌荒れの恐れも

便漏れを治さずにいるのは、日常生活に支障が出てしまうのはもちろんのこと、ママによっては外出恐怖症になってしまうこともあります。

便漏れをしてしまうと、臭いもしてくるため、周囲の視線が気になってしまうからです。

また、便漏れをしてしまうと、たとえ少量であったとしても下着や肌に付着しやすいので、肌が弱くなりやすい傾向にある産後は、便漏れが原因でデリケートゾーンなどお尻周辺がかぶれてしまう恐れもありますので注意しましょう。

何科を受診するべき?

便失禁に関しては、相談するのを躊躇してしまうだけでなく「何科へ行けば良いのかわからない」という理由で、症状を我慢してしまうママも珍しくありません。

基本的に、便失禁の症状に関しては肛門科や大腸肛門科、肛門外科や消化器科などの、大腸や肛門、消化器専門を受診しましょう。

不安な場合には、事前に病院に確認しましょう。また、産後のママの中には授乳中の人も多いはず。

そんな場合も考えて、受診する際に産後であること、授乳中である旨を伝えておくと産後のママに合った治療対応してくれるので安心です。

便失禁の治療について

便失禁の治療に関しては、最初に問診、他の検査を行った後、検査結果や症状の具合によって治療方針を固めていくことになります。

基本的に、下着が汚れる程度など、症状が軽いようであれば生活習慣の改善や、骨盤底筋が弱まっていることが原因にある場合には、骨盤底筋を鍛える体操など、日頃のケアで様子を見ていくことになります。

症状が進行していたり、日頃のケアでも改善が見られない場合には、薬物療法や外科療法など、ママと相談しながら他の治療法を検討していくことになります。

日頃からできる対策とは

産後の便失禁は、症状の具合によっては生活習慣を見直すことで改善することもあります。

食生活であれば栄養バランスの良い食事を心掛けるのはもちろん、食物繊維が含まれる食材を小まめに摂取することも大切ですし、腸を刺激しやすい珈琲などのカフェイン類やアルコール摂取を控えることも対策の2つになります。

また、便漏れをしてしまう時間帯や量、頻度など、自身の症状傾向を把握しておくことも、その時間帯になる前にトイレへ行くといった対策を取りやすくなります。

生活習慣の改善については医師からも指導があります。そのため、ここで触れた対策については参考に留め、必ず医師の指導に従うようにして下さい。

まずは病院へ相談を!!

産後の便失禁に関しては、原因によって日頃のケアや、骨盤底筋を鍛えたりするなどによって改善していく場合もあります。

ただし、効果に絶対はありませんのでやはり、症状が気になる場合には抵抗があるかもしれませんが、思い切って病院に相談することが大切です。

原因に合った適切な治療をすることができる分、早い回復を期待することができます。

便失禁は我慢していても、日常生活に支障が出てしまったりと精神的にも良くありません。

ストレスが解消できないでいると他の身体トラブルを招いてしまう恐れもありますので、早めに病院を受診するようにして下さいね。

監修:natsumi(看護師)

プロフィール:産婦人科にて勤務後、保育園看護師として勤務中。母子に寄り添うことをモットーに日々働いています。

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