「初めての妊娠で、妊娠線ができないようにしたい!」、「上の子のときに妊娠線ができてしまったから今回はしっかりケアをしたい!」と考えているママも多いでしょう。
そんなママ達におすすめしたい妊娠線予防クリームの使用方法について紹介していきます!
この記事の目次
そもそも妊娠線ってなぜできてしまうの?
巷でよく“妊娠線”って聞くけど実際どういうものなの?と疑問に思っているママもいることでしょう。
皮膚は表皮・真皮・皮下組織から成り立っているのですが、妊娠に伴って皮下脂肪が増えていく過程で真皮と皮下組織は伸びにくいため、亀裂が生じてしまいます。
この亀裂を“妊娠線”と呼び、新しくできたものはピンク色で、妊娠終了とともに色が白くなっていくのですが、この跡は生涯消えません。
妊娠線はお腹だけにできると思われがちですが、妊娠に伴って脂肪がつきやすいところの胸、お尻、太もも、二の腕にもできるのです!
できるだけ今の皮膚の状態を保てるよう、妊娠線予防クリームの効果的な塗り方を知ってケアしていきましょう。
部位別!妊娠線予防クリームの効果的な塗り方
妊娠線ができやすいお腹、胸、太もも、お尻、二の腕各部位へのクリームの塗り方とポイントを紹介していきます!
お腹の妊娠線予防クリームの塗り方
①手のひらにたっぷりとクリームをのせます
②おへその位置で「の」の字を書くように優しくクリームを塗っていきます
〈ポイント〉
・「の」の字を書くように塗ることで、腸の動きを促すことができるので便秘解消にもなります!
・お腹が大きくなってからは、自分からは見えない下腹部の塗り忘れに注意しましょう。
胸の妊娠線予防クリームの塗り方
①手のひらにたっぷりとクリームをのせます
②胸全体を大きく回すように塗ります
③脇の下から中心にかけてクリームをのばすようにするとより効果的!
〈ポイント〉
・出産後、おっぱいは脇側のほうが張りやすくなるので、妊娠期から脇側のほうにクリームを塗ることで、妊娠線を予防しやすいです!
・脇の下にはリンパ節があるので、脇の下からマッサージするようにクリームを塗ることでリンパが流れていきます
・胸全体、とくに乳首を刺激してしまうとお腹が張りやすくなってしまい、早産リスクもあるのでお腹が張っているときには控えましょう。心配な方は医師や助産師さんに相談してみましょう。
太ももの妊娠線予防クリームの塗り方
①手のひらにたっぷりとクリームをのせます
②太もも外側からお尻にかけてぬっていきます
③次に内ももの膝のほうからももの付け根に向かってぬっていきます
〈ポイント〉
・太もも外側からお尻にかけての部分は妊娠線ができやすいので念入りにおこないましょう
・膝部分から、ももの付け根に向かってクリームを塗ることでリンパの流れを促すことができます!
お尻の妊娠線予防クリームの塗り方
①手のひらにたっぷりとクリームをのせます
②お尻の下側から上にかけてクリームをのばします
二の腕の妊娠線予防クリームの塗り方
①手のひらにたっぷりとクリームをのせます
②肘から肩にかけてまんべんなくクリームをのばしましょう
妊娠線予防クリームはいつから?どのくらい?
妊娠線予防クリームはいつから塗り始める?
妊娠線をできるだけ予防したいけど、いつからケアをしたらいいの?と悩むママも多いことでしょう。
妊娠してすぐからケアをはじめるとお腹やおっぱいへの刺激となり流産の危険性もあるため、妊娠すぐからのケアはあまりおすすめできません。
また、妊娠してすぐの時期はつわりに苦しむ妊婦さんもいることでしょう。つわりの時期は匂いに敏感になってしまうのでクリームの匂いが気になってしまいます。
また“クリームを塗らないと!”と意識しすぎるとストレスにもなってしまいます。
まずは自分の体調が落ち着くまでは、リラックスして過ごしましょう。
妊娠4ヵ月頃で子宮の大きさは握りこぶしくらいの大きさと言われ、このあとから徐々にお腹が大きくなってきたり、体重も増えてきたりするので、安定期と呼ばれる頃からケアをはじめましょう。
しかし、妊娠初期でも普段通りお肌のケアをしたい!乾燥が気になる!というときにはお腹にやさしく保湿クリームや妊娠線予防クリームを塗るようにしましょう。
妊娠線予防クリームの量はたっぷりと!
身体の1ヵ所に対して、手のひらに500円玉よりちょっと大きめくらいの量を目安にしてクリームを塗りましょう。
たっぷりと塗らないで薄く塗りムラができてしまうとクリームの効果は薄れてしまい、妊娠線の予防にならなくなってしまいます。
そのため、1回1回十分にクリームを塗るようにしましょう。
妊娠線予防クリームを塗る頻度
1日2回、朝晩に塗ることがおすすめです。
特にお風呂上がりは、
・クリームの成分が肌に浸透しやすくなっている
・肌が乾燥しやすい状態 になっている
ので、必ず塗るようにしましょう。
たっぷり使えるおすすめの妊娠線予防クリーム
たっぷり使える妊娠線予防クリームとして【ママ&キッズ ナチュラルマーククリーム】がおすすめです!
肌をしっかり保湿する「うるおいサポート成分」と、肌の伸びを良くする「弾力・柔軟性サポート成分」が配合されているこちらのクリームは 無香料、無着色、低刺激、弱酸性 と妊娠中のママにうれしいポイントがそろっています!
妊娠するとにおいに敏感になってしまったり、体質が変化し肌荒れしやすくなったりするので、この4点がそろっていると安心ですね。
なんとこちらのクリームのボトルは二重構造で内袋が残量にあわせてつぶれていくため、中身が空気に触れません。
そのため、限りなく防腐剤を減らし、肌への負担を減らすことが可能なのです!
また、低刺激なので、もしクリームが余ってしまっても、赤ちゃんのボディクリームとしても使えます!
ママ&キッズ:公式ページ
妊娠線予防クリームの効果を最大限にするためには?
実はただ塗るだけでは効果は最大にはならないのです!
妊娠線予防クリームの効果を最大限活かすための方法を紹介していきます!
あたたかい手で塗ろう
手のひらにクリームをとったあと、手のひらをあわせてクリームをあたためるようにしましょう。
クリームが人肌程度にあたたまることでクリームが柔らかくなり、肌になじみやすくなります。
また、肌に塗るときに手があたたかいと不快感がなく、リラックスすることにもつながります。
妊娠線予防クリームを塗りながらマッサージをしよう
海外の研究によると、妊娠線予防クリームとマッサージをおこなうことで効果的に妊娠線を予防することができると報告されています。
クリームの塗り方の手順を参考にして、身体をマッサージしながら塗るようにしましょう。
また、マッサージは妊娠中においてのリラックス効果としても大きな効果があるとされていたり、マッサージによってリンパの流れを促進することができたりするのでママには嬉しいことばかり!
しかし、お腹が張っているときにマッサージをしながらクリームを塗ってしまうと早産のリスクがあがってしまうので控えましょう。
お腹が張っているときには、横になって十分に休むことが妊娠中の大原則です!
身体の洗い方も注意
身体をボディスポンジでゴシゴシと強く洗ってしまうと皮脂が洗い流されてしまい、乾燥しやすくなってしまいます。
乾燥してしまうと妊娠線ができやすいといわれているので、身体の洗い方も注意し、特に妊娠線ができやすといわれている場所は優しく洗うようにしていきましょう。
妊娠線予防クリームのママの疑問や不安を解決!
妊娠線予防クリームを使おうと思っているけど、疑問がある… そんなママのために疑問を解決していきます!
1日塗り忘れたけど大丈夫?
1日塗り忘れたから妊娠線ができてしまったということはありません。
妊娠線予防クリームを塗っていても、妊娠線ができることもあります。
神経質になりすぎず、肌を乾燥させないことを心がけましょう。
塗った後に子どもに触っても大丈夫?
上の子がいるママはクリームがついた手で子どもに触れていいのか悩ましいところ。
商品よっては赤ちゃんの保湿目的でも使えるクリームもあります。
さきほど紹介した【ママ&キッズ ナチュラルマーククリーム】は低刺激性で赤ちゃんにも使えるとのこと!
商品の説明をしっかり読んで赤ちゃんに使えるものを使うと安心して子どもに触れることができます。
赤ちゃんにも使える妊娠線予防クリーム
赤ちゃんにも使える妊娠線予防クリームとして【アロベビーフォーマム】もおすすめです。
99%天然由来・国産オーガニックなので妊娠中のママもお子さんも安心して使用することができます!
そして7種類の植物由来抗炎症成分が配合されているので、妊娠期特有のかゆみのケアにもなります。
妊娠線を予防しながら、かゆみや肌荒れのケアまでしてくれるママにとっては嬉しいポイントですね。
日々のケアで妊娠線を予防しよう!
今回は妊娠線予防クリームの塗り方や使用方法について紹介していきました。
クリームの効果を最大限に活用できるようポイントを押さえて毎日のケアで妊娠線を予防してきれいな肌を保っていきましょう!
監修:natsumi(看護師)
プロフィール:産婦人科にて勤務後、保育園看護師として勤務中。母子に寄り添うことをモットーに日々働いています。