赤ちゃんと一緒のお出かけは、ほほえましく、楽しいものです。
赤ちゃんと一緒の時間を、より楽しく過ごせるように、「赤ちゃんと一緒にどこに行こうか」とあれこれ思いを巡らせるものですが、赤ちゃんの月齢によってもお出かけの楽しみ方や、スポットは異なります。
そこで今回は、
・赤ちゃんと一緒にお出かけを楽しみたい
・赤ちゃんの成長に合わせたお出かけスポットを知りたい
・赤ちゃんとお出かけするときに気を付けることは?
といった方に、それぞれの月齢に応じた、赤ちゃんと一緒でも楽しめるお出かけスポットの選び方と、赤ちゃんとお出かけするときの注意点について詳しくご紹介します。
この記事の目次
生後1カ月頃の赤ちゃんとのお出かけ
産まれて間もない赤ちゃんは、抵抗力も弱く、温かい室内で過ごすことが多くなります。
1カ月健診が終わる頃には、家の庭や近くの公園、短時間で済むお買い物など、徐々にお出かけの範囲を広げていきましょう。
しかし、いくらお出かけができるようになったからといっても、まだまだ生まれて間もない赤ちゃんが一緒です。その日の体調や気候によっても、状況は大きく異なります。
無理をしてしまうのではなく、あとちょっと足りない位のお出かけの方が、赤ちゃんにとってもママにとっても安心です。
車通りの少ない遊歩道や、河川沿いなど、自然の風と温かい日差しを感じられるような、ちょっとしたお散歩程度のお出かけがおすすめです。
首がすわってきた頃の赤ちゃんとのお出かけ
首がすわってくると、ベビーカーでのお散歩や抱っこ紐(子守帯)でのお出かけも可能になり、グンとお出かけがしやすくなります。
ママの胸の中や背中に赤ちゃんを感じながらのお出かけですので、赤ちゃんにとってもママにとっても、安心感いっぱいです。
混雑や強い日差しの時間帯は避け、公園やショッピングも一緒に楽しみましょう。事前に授乳室やおむつ替えができる所を探しておくと、より安心です。
多くの場合、百貨店や大きなショッピングセンターには、赤ちゃんとのお出かけにも安心な、さまざまな設備も揃っています。
たまにはママも、ウィンドウショッピングを楽しみながら、屋上遊園や広場などで、ゆったりと日向ぼっこするのもおすすめです。ゆとりのある計画でお出かけしましょう。
おすわりができるようになった赤ちゃんとのお出かけ
おすわりができるようになってくると、赤ちゃんの行動範囲や興味の範囲もぐっと広がります。
公園でレジャーシートの上で遊べるようにもなり、ベビーカーで、ちょっと長時間のお出かけも可能になります。
児童館やコミュニティサークルなどにも参加できるようになります。デパート等の遊戯施設にも行けるようになり、室内の児童施設でも、安心して遊ぶことができます。
1人で立てるようになった赤ちゃんとのお出かけ
自分の足で立てるようになると、急に行動範囲が広くなります。
赤ちゃん自身も、目に入るものに興味を持ち、好奇心旺盛になってくる時期ですので、たくさんの美しい物や動植物など、自然にも触れさせてあげたい時期です。
広い公園や動物園、水族館などにも一緒に出かけてみましょう。赤ちゃんにとっても、驚きや発見の多いお出かけになります。
大きな公園でボール遊びや砂場遊びなども楽しめるようになり、児童館などに行ってみると、他の赤ちゃんとも関わりが持てます。
ママにとっても他のお母さんとの交流も兼ねた、楽しいお出かけになります。
ただし、赤ちゃんの行動範囲も広くなりますので、けがなどには注意が必要です。また、何にでも興味を持ち触ったり口にしたりしますので、お手拭きなども多めに持参すると安心です。
赤ちゃんともっと遠くにお出かけしたい時には
育児も慣れてきた頃には、赤ちゃんともっと遠くまでお出かけしたくなってくるものです。
赤ちゃんと一緒のお出かけならば、赤ちゃんのからだにあまり負担をかけずに出かけられるように、休憩を取りながら、ゆったりと出かけられる所が良いでしょう。
また、遠くにお出かけするときは、ぐずってしまうこともあるので、赤ちゃんと長距離お出かけ!夢中になるおもちゃを選ぼう!でご紹介しているようなおもちゃを持っていくと安心です。
行く途中には、赤ちゃんのお昼寝の時間など、こまめに休憩時間が取れるように、余裕を持った計画を立てるようにしましょう。
赤ちゃんとのお出かけで気をつけることは?
楽しい赤ちゃんとのお出かけですが、おむつの交換や授乳が必要になったり、急に赤ちゃんの体調が悪くなったりと、外出先では何が起こるかわかりません。
そんな時に慌てないよう、赤ちゃんとお出かけするときはしっかり準備しておきましょう。
赤ちゃんとのお出かけに持っていくもの
おむつセットや授乳セットはひとまとめにして用意しておきましょう。慣れないお出かけに、いつもより回数や量が多くなってしまうかもしれないので、おむつの枚数を多めに持っていくのがおススメです。
タオルやおむつ替えマット、胸元を隠せる授乳用のケープなどがあると屋外でもおむつ交換や授乳ができます。
お出かけ中に赤ちゃんが体調を崩してまうことはよくあります。ケガや急な発熱により、病院にかかるかもしれません。
赤ちゃんのためにも必ず母子手帳と保険証は常に携帯しておくようにしましょう。
赤ちゃんとのお出かけに必要な準備については、赤ちゃんとのお出かけ必需品と抱っこ紐とベビーカーの使い分けの記事で詳しくご説明しています。
赤ちゃんとお出かけする場所や季節によって持ち物を用意しましょう
お散歩や公園でのピクニックなどの屋外や、乾燥しやすい場所に行く場合は特に水分補給が必要です。
こまめに水分補給できるように、水筒やミニパックのジュースなどを用意しておきましょう。
また、赤ちゃんが汗をかいたり服を汚してしてしまった場合のために着替えも準備しておくと安心です。
夏などの紫外線が気になる季節には日焼け対策をする、寒い季節にはブランケットやおくるみなどを持って行くなど、お出かけする場所や季節に応じて持ち物を準備することが大切です。
赤ちゃんとのお出かけにはママの動きやすさも考えて
赤ちゃんとのお出かけにはたくさん準備するものがありますが、ママが動きやすいことも大切です。
お買い物ですぐにお会計ができるように、貴重品を小さなショルダーバッグやウエストポーチに入れて持ち歩いたり、ポケットがたくさんついたマザーズバッグを選んだり、荷物をなるべくコンパクトにしておくと便利です。
ママがつまずいたり、赤ちゃんをしっかり支えることができるように、安全のためにもできるだけママの両手を開けておくようにしましょう。