産後ダイエットで「ほうれい線」がでた!産後のほうれい線の消し方




妊娠によって女性は10ヶ月の間に平均10キロほどの体重が増えます。

こんなに短期間にこれだけの体重が増えることなど人生の中でも出産くらいなもので、普段では体験しない身体の変化がたくさんあります。

顔も、妊娠中はいつもよりもふっくらします。そのため、産後にダイエットをすると身体が痩せるに伴って、顔も急激に痩せてしまい、ほうれい線が目立ってしまう場合があります。

そこで今回は、

・産後ダイエットしたらほうれい線ができてしまった
・産後にダイエットをする予定である
・ほうれい線の正しいケアを知りたい

といった方に、産後ダイエットでできたほうれい線を消す方法について詳しくご紹介していきます。

産後のほうれい線の原因は?

ほうれい線は、鼻の両脇から唇の両端にかけて伸びる2本の線で、普通は顔の老化によって濃くあらわれます。

顔の肉が重力で下がってきたり、ハリがなくなって起こる現状です。

老化が原因でできたほうれい線を消すには、肌自体をリフトアップしたりする必要があるので、なかなか消えないものです。

ですが、出産後のダイエットによってできるほうれい線の原因は老化が原因ではなく、

・体重を急激に落とし肌にハリがなくなったこと
・乾燥によって肌の潤いがなくなったこと

が原因ですので、比較的短時間に目立たなくすることができます。

特に自分でダイエットした覚えのない人でも、産後疲れが取れなかったり、育児ストレス、授乳疲れで体重が急激に減ったりと、体力が予想以上に下がる場合があります。

これもほうれい線が色濃く出る原因になります。

産後のほうれい線を消す方法

産後ダイエットでできてしまいがちな、ほうれい線ですが、自分自身のケアで解消することができます。

産後ダイエットでできたほうれい線を消す方法はいくつかありますのでご紹介していきます。

保湿が一番

ほうれい線を薄くするには、保湿して細胞一つ一つに水分を行き渡らせて肌にハリとつやを与えることが大切です。

お風呂にゆっくり浸かった後は特に肌の水分が蒸発しやすい状態なので、すばやく化粧水で保湿し、パッティングして浸透させ、肌にたっぷりの潤いを行き渡らせましょう。

そして、その浸透させた水分が蒸発しないように、乳液や美容液でしっかりと蓋をします。

そのあと、サランラップを使ってさらにその上から蓋をして、10分程度パックをすると、化粧品の美容成分が肌により行き渡るようになり、効果的です。

産後で忙しく、肌ケアに時間を割くことができない人は、オールインワンで保湿力のあるゲルを使うとケア時間が少なく済みます。

コラーゲンが体内でしっかりと作られるようにする

水分とともに、ほうれい線を薄くするために必要なものは肌のコラーゲンです。コラーゲンには肌の細胞にツヤとハリを与えふっくらさせます。

ヒアルロン酸やプラセンタなど、ほかにも肌に潤いとハリを与える美容成分はありますが、まずはコラーゲンがしっかりと体内で作られるようにすることが大切です。

食べ物に気をつける

体内でコラーゲンを作るために必要なのはタンパク質(アミノ酸)です。

コラーゲンは体内に入ると分解されますが、コラーゲンそのものを摂取することは、コラーゲンの材料を補給するという意味では効果的だといわれています。

豚足、鳥の軟骨、ウナギ、牛すじなどはコラーゲンがたっぷり含まれている食品として有名ですが、動物性の食べ物に偏ってしまうので、野菜などもバランスよく摂取するようにしましょう。

特に、ビタミンCはコラーゲンを作る上で必要不可欠なものなので、意識的に摂取しましょう。

産後で色々と料理する時間がない人は、コラーゲンたっぷりの鍋メニューにすると、簡単で栄養バランス最高の献立になります。

女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンを取るために豆乳鍋にしたり、豆腐を入れるものおすすめです。

口周りの筋肉を鍛える

ほうれい線が出る人は口の周りの筋肉が落ちていて、無意識にしているとどうしても「へ」の字口になってしまいます。

ほうれい線を目立たないようにするには、常に口角を上に上げておくことを意識することが大切です。

口の周りに筋肉などあるのか?と思うかもしれませんが、表情に大きな影響を与える筋肉はたくさんあります。意識してトレーニングしましょう。

口周りの筋肉のトレーニングメニュー

まず、「あ、い、う、え、お」と声を出さずに大きくゆっくり口を動かしましょう。

そのときに目をつぶらずに見開いて口を動かすことで顔全体の筋肉を連動させます。顔のいろいろな部分に神経を集中させて動いているところを意識して動かします。

この運動を10回ほど繰り返したあとに、割り箸を横にして前歯の上下で軽くかみましょう。最初は小さな口からスタートして徐々に左右にゆっくり広げて口角を上げます。

口を横に広げたまま10分程度キープするのが目標ですが、最初はなかなか上手くいきませんので、疲れたらゆっくり口をすぼめて休憩しましょう。休んだ後はまた、同じように左右に口を広げます。

今度は、上の歯は上唇で、下の歯は下唇で包むように唇を口の内側に巻き込みます。そのまま口を大きく開いてキープした後、ゆっくりもとの位置に戻します。

10回ほどこの運動を繰り返したあと、今度は歯を包んでいた唇を前に突き出して「う」の口でほうれい線を伸ばします

ほうれい線を内側から伸ばす

口を軽く閉じて、舌をつかって内側からほうれい線を伸ばします。前歯の歯ぐきの上から舌で皮膚を上に持ち上げてしわを伸ばすような気持ちで、順番に口の内側で舌を左右に大きく回します。

舌でできるだけ遠くに、皮膚を持ち上げるような気持ちで行うと効果的です。左右それぞれ10周ほど回します。

鏡を見ながらまわすと舌の力でほうれい線が持ち上げられているのが確認できます。

朝の身支度の時に少し時間をとるかもしれませんが、育児中の忙しい人でも一日中簡単にできるほうれい線ケアできる方法です。

リンパマッサージをする

産後ある程度の若さがありながらほうれい線が目立つ人は、リンパの流れが悪くなっている恐れがあります。

出産後は不慣れな動きも多く、外出して運動する機会もなかなかありません。

家でじっとしていれば誰でもリンパの流れが悪くなりますので、ほうれい線の気になる人は首や肩から上のリンパマッサージをしてみましょう。

マッサージがしやすいようにオイルやクリームを顔につけて、中指と薬指を使って優しく顔のリンパの流れを良くするマッサージをします。

ほうれい線のマッサージは、口の下側から口角に向けて指でなでます。今度は口角から鼻の下をなでます。そして、目の周りやこめかみ辺りのマッサージをゆっくり行いましょう。

リンパが流れがよくなると、顔のむくみも取れてほうれい線が薄くなるだけでなく、小顔効果もあります。

顔のマッサージが終わったら、耳の下から鎖骨や肩に指を滑らせて、最後に脇の下のリンパ節をマッサージします。

両サイドの髪をひっぱる

ほうれい線を伸ばすために、両サイドの耳の上の髪を内側で少量とって頭の後ろでゴムひもで止めます。ゴムひもは他の髪で覆うように隠します。

目じりから口元あたりの皮膚が上に上がるので、ほうれい線が薄くなります。

皮膚を全体に上に上げて、肌自身に本来あるべき理想のポジションを刷り込むので、ゴムを外した後も皮膚が幾分上に上がろうとする力が働きます。

高齢出産の産後のほうれい線

最近は高齢出産をされる方も多いですが、若くして出産した人が産後ダイエットをしてほうれい線が目立ってしまった場合と、40代のほうれい線とでは原因が違います。

年齢が40代以上になると出産とは関係なく、単純な老化現象としての肌のたるみもありますし、体重の増減を短期間に体験したことで、伸びた肌が元に戻らなくなっている可能性があります。

新陳代謝も落ちているこの年齢で肌自体が伸びきってしまうと、戻りが非常に遅いので、体重が落ちると肌が急激に弛み、急に老けたような印象を与えるようなほうれい線がでます。

体力が消耗されてたり、ストレスが溜まっている状態であるとよりひどくほうれい線が出るので高齢出産の人はダイエットをする前にきちんと体力を元に戻すことが大切です。

どうしてもほうれい線が気になる場合

いろいろ試してみたけれどセルフケアでは、ほうれい線がなかなか消えない場合は、エステティックや美容整形など専門家の手を借りる方法もあります。

エステでの施術

エステでのほうれい線に対する施術内容は、保湿や美容液の導入がメインです。基本施術の後に、コラーゲン、ヒアルロン酸などの美容エキスがたっぷり入ったパックをします。

また、超音波や高周波を利用した美顔器を使って、肌の奥底まで美容成分を導入できます。細胞一つ一つにしっかり保湿するために、ほうれい線もたった1回の施術で薄くなる実感を持てます。

育児に忙しいお母さんはなかなか頻繁にはエステに通うことはできませんので、月に1〜2回ほどエステの施術に頼り、そのほかの日はセルフケアにするという具合でほうれい線対策をしましょう。

美容整形の施術

美容整形でのほうれい線対策で一番人気なのは、顔にメスを入れないプチ整形といわれるもので、ほうれい線のあたりに注射器で直接ヒアルロン酸を注入する方法です。

ヒアルロン注射は10分くらいの施術時間、費用は一本3〜5万円ほどです。施術後は、はっきりとほうれい線だったあたりの肌がふっくらとして、しわが消えますので実感を持てる施術です。

個人差がありますが、その効果は3ヶ月から半年ほどあります。徐々に効果がなくなってくるので再び注射でヒアルロン酸を注入する必要があります。

ほうれい線を悪化させないために

産後ダイエットによるほうれい線は、保湿対策が一番ですが、保湿ができていても物理的な力がほうれい線にかかると、どんどんほうれい線は濃くなります。

特に、授乳などで顔が下向きだったり、寝ながら授乳している人は横向きで長時間寝転んでいることが多くなります。

肌が弛むことでもほうれい線はあらわれますので、不自然な体勢で長時間過ごさないようにしましょう。

できるだけ眠るときは仰向けで眠ったり、授乳中にずっと下を向かないことも大切です。

産後の急激なダイエットは避けるべき?

乾燥肌で肌水分が減ったり、潤い、ハリがなくなったためにできたほうれい線は、水分補給をしたり、筋肉トレーニングなどで口角を上げる方法で、比較的簡単に消えます。

出産直後にお腹が小さくなったにも関わらず、体型がすっかり崩れてしまったことにショックを受けて急いでダイエットする人がいますが、基本的に出産して授乳していれば暴飲暴食をしない限り、1年ほどかけてゆっくりと元の体重に戻ります。

ゆっくり時間をかけて体重を落としていくと、顔を含めた身体の皮膚は、ゆっくりともとに戻るので、弛んであまることはないですが、ハードなダイエットをすると、皮膚の水分が急激に失われたうえに、伸びたままの皮膚が上に重なるという、まさに老化と同じ現象が起きてしまいます

顔だけでなく、体中で同じ減少が起きるので、すっかり老けたように見えてしまいます。体重を単純に減らすことは美容上あまり意味のないことです。

美しく痩せるためには、急激に体重を落とすことなく徐々に体重を減らしつつ、脂肪を筋肉に変えることが大切です。

顔の肉も急激に落としてもゲッソリするだけです。ほうれい線がなく、豊かな明るい表情があってこそはじめて美しさが引き立ちますよ。

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