発達障害の育児の大変さ

発達障害の特徴と発達障害の育児で気をつけること



自分の子どもに対して、親は生まれる前から大きな夢や希望を抱いています。

しかし、実際に生まれ育てていくうちに、他の子どもと比べるつもりはないけれど、言葉や行動、視線、コミュニケーション・・・何かが違うと感じ始め不安になり、調べていくうちに発達障害かもしれないと疑い始めることがあります。

発達障害であることがはっきりするのは3~4歳くらいで、それまでママは不安に耐えながら育児をすることになります。

幼児期の発達障害児を育てるのは本当に大変で、ママは毎日毎日泣きたい気持ちでがんばっていることでしょう。

そこで今回は、

・うちの子って周りの子供となんか違う?
・発達障害ってなに?
・いじめられそう・・・
・同じような悩みを持つママと知り合いたい

といった方に、発達障害の症状と、発達障害であることが分かってからの、終わることのない過酷な育児の日々、理解のない人々とのトラブルなど、悩みが絶えることがないママの立場ですが、具体的にどんなことに気をつけて育児すればよいのかご紹介します。

発達障害とは

発達障害とは、脳のある部分の機能のアンバランスによって、言語、感覚、認知などの分野に遅れが生じ、周囲とのコミュニケーション力、想像力、予測力、身体能力などにおいて、周囲の人との関わりのミスマッチから、社会生活に困難が発生する障害です。

自閉症、ADHD、学習障害、アスペルガー症候群、広汎性発達障害、読書障害など障害の種類もさまざまで、複数の症状が重なることも多く、同じ診断名でも人によって障害の度合いなどが違います。

現在では、さまざまなカテゴリーで診断されていたものを、自閉スペクトラム症と統合しています。

多くの場合は感覚機関、言語、社会性、予測力、記憶機能などに問題を抱えています。

また、発達障害の人は眠りが浅かったり、急に眠気が来るような睡眠障害や、大勢でいると相手の声が聞こえにくくなる聴覚障害などを合併しています。

子どもの発達障害の場合、小学校に上がる前の3~5才頃に、家族や幼稚園でその症状に気づく場合が多いのです。

走りまわったり、高いところに登ったり、じっとしていられない、まったく指示が聞けない、人見知りしない、とまらない言動、反復行動、パニック、かんしゃく、偏食などが特徴で、一般的には社会適応が困難で、周りと常にトラブルを抱えている場合が多いので、本人も家族も生き辛さを感じています

どんなトラブルが起きる?

発達障害を抱えている子どもやその疑いのある子供(グレーゾーン)の場合、見た目は普通の子どもですが、学校や地域のコミュニティー、家庭内でさまざまなトラブルを起こすことがあります。

自閉症

アスペルガー症候群と違い、話し言葉の発達の遅れがみられ、コミュニケーション障害、対人関係の障害、パターン行動、こだわりが強いというようなことでトラブルを生むことがあります。

いつも限定された、同じような形で繰り返される、パターン化した行動に対する執着があり、
普段と違うことや手順で物事が進まないと過度に不安定となり、動かなくなってしまったり、周囲の人の対応が余計ストレスとなって大声で奇声をあげたりするので、自閉症であると分かっている人との間でもコミュニケーションがうまくできないことも多くあります。

良く知っている場所や環境においては落ち着いて活動できるのも特徴です。

また、アスペルガーと違い、視覚優位という特性があり、口で注意するよりも紙に書いて見せて注意を促す方が効果があるといわれています。

アスペルガー症候群

広い意味では自閉症の1つのタイプであるといえます。

自閉症のように言葉の遅れはありませんが、コミュニケーション障害、対人関係障害、社会性の不足、パターン化した行動、興味の偏り、不器用であるという特徴があります。

コミュニケーション能力が低く、場の空気を読むと言うことが苦手であるので、相手のことを考えずに、一方的に話しまくり嫌気を差されたり、自分勝手であるといわれることが多いです。

興味のあることに対しては、大量の記憶があったり、まわりがびっくりするような集中力を見せたりします。

乳児期の特徴的な行動としては、音に過敏に反応し、大きな声やくしゃみを嫌がって泣く、1日中同じぬいぐるみや同じ本で遊ぶなど、異常なほどの熱中がみられます。

また、育児中に、親が見ているが目が合わない、焦点が合いづらいなどの特徴がみられます。

注意欠陥多動性障害(AD/HD)

とにかくじっとしていらない、集中力がなく不注意である、注意されてもおしゃべりを止められないというような衝動的な行動が多く、7歳頃までにはその特徴が色濃くでます。

しかし、その行動が問題になるのは中学生頃までで、大人になるにしたがって症状が軽くなる人が多いのが特徴です。

子どものころは先生からは、注意をまったく聞いてない、授業中もじっと座っていられない、忘れ物が多いと叱られることが多くなります。

学習障害(LD)

知的発達には遅れがないにも関わらず、聞く、話す、書く、読む、計算する、予想するなどある特定の分野が極端に苦手であるというような特徴があります。

まったくコミュニケーションなども問題ないにもかかわらず、計算ができない、数の概念がよく分からない、字が書けない、読めないというようなことが起こります。

例えば、計算はとてもできるのに、字が覚えられないなどの症状から、先生からは勉強不足であると指摘されたり、親の教育不足だと言われることもあります。

発達障害の育児に気を付けるには

発達障害の子供を育てていると、見た目には特別障害は認められないので、その特徴である奇妙な行動や言動が、自分勝手、わがまま、変な子という印象を与え、本人や家族の意志がまったく伝わらずに不本意な理解の仕方をされることがあります

本人は普通の感覚で言っていることが、まったく別の解釈をされて人を大きく傷つけたり、誤解をされることもあるので、本人や家族にしてみれば周りから理解してもらえずに非常に辛い思いをしてしまうこともあります。

発達障害を周囲に話す?話さない?

発達障害であるという事実を周囲に話すか、話さないか、これにはさまざまな意見があります。

子どもが発達障害であることを親、先生、クラスメイト、クラスメイトの父兄などに完全に話している人もいますし、子どもが発達障害であることを家族だけが知っている人、つまり担任の先生にも話していないという人もいます。

発達障害があることを、周囲の理解を得ようと話をするという人もいます。

奇妙な言動を繰り返す子どもに対して、何らかの診断が下されているということを話をすることは、この変わった行動は、発達障害から来る症状で、子どもに悪気はないんです!ということを先生や友達に分かってもらって理解をしてもらえ、いくらか問題は少なくなるかもしれません。

特に、友達に危害を加えたり、先生にいつも怒られてばかりという人には、話をすることによって得るものも大きいかもしれません。

発達障害であっても、学習能力が高いけれども、注意力がないために宿題や忘れ物が多い、運動能力がかなり低い、周りにさほど迷惑をかけないという発達障害の子どもなどは、発達障害であると診断があっても、あえて話をせずに生活するという子どももいます。

話をすることによって周囲の理解を必要とする子どもなのか、特に必要のない子どもなのかという判断は親がするしかありませんが、子どもの特性、周囲の状況、周囲の声などを良く判断して、理解を得るか得ないかを決めましょう。

話をすることによって、大なり小なり色眼鏡で見られる可能性も出てくるので、覚悟も必要です。

いじめへの対処

発達障害児の言動は、時に、場の空気を読めなかったり、一般的に理解できないこともありますが、これらの言動は発達障害の大きな特徴であって、本人に悪気のないものがほとんどです。

親は何とか子どもを理解しようとしますが、友達などは子どもですので、特に深く考えずに、発達障害児をいじめの対象にしてしまう場合があります。

笑われたり、馬鹿にされたり、ひどい言葉を投げつけられたり、叩かれたり、物を隠されたり・・といういじめを日常的に受けていて、幼い時から心に深い傷を負っている発達障害児は多いのです。

毎日のようにいじめられていると自分を肯定できなくなり、人が怖くなったり、うつになったりする発達障害の子どもが出てきます。

周りの大人や親の目が常に届くとよいのですが、なかなかそのような状況にない場合などは、日々子どもを良く観察していじめられていないか確認する必要があります

変におどおどしたり、幼稚園や学校に行きたがらなかったり、夜尿の再開や、体に傷があったり、本人がはっきりいじめを訴えなくても兆候がみられたら、無理をして学校や幼稚園に行かせる必要はありません

まず大切なのは、発達障害の子どもの心を守ってあげることです。ただでさえ生きづらい世界で苦労している子どもの気持ちを大切にしましょう。

ママや家族はいじめにあっているならば非常にショックを受けると思いますが、一番苦しんでいるのは発達障害である子ども自身です。

もしその子どもが傷ついているならば、いつでも親は味方であること、自分を否定することなく、大切に思うことを全面的にあらわして安心させてあげましょう。

もし、いじめが学校や幼稚園、地域の中で起こっているならば先生や子どもたち、地域の人の理解を求めることも大切です。

子どもを好きになれない?

自分の子どもが発達障害かもしれないと思いながら育児をしてきた人は、ある段階ではっきり発達障害であるという診断が出ると安心する人もいます。

一方、全く発達障害を疑っていなかったにも関わらず、周囲の勧めで検査を受けてみると発達障害であると診断を受けた人などは、我が子の障害に大きなショックを受けることも少なくありません。

発達障害であるということが分かった経緯は人それぞれですが、発達障害の子どもを育てるということは非常に多くの苦労をします。

理由が分からず泣き続けたり、視線が合わなかったり、じっとしていられなかったり・・・どうして?何で?私の育て方が悪いの?何で分かってくれないの?何でできないの?という、行き場のない怒り、悲しみにぶち当たることは一度や二度ではないはずです。

自分の子どもなのに、理解できない行動や言動に腹が立って発達障害であると分かっていても、「好きになれない!」って思うこともあるかもしれません。

もうどうにでもなってしまえ、というような投げやりな気持ちになったとしても、ママが悪いのではありません

しかし、発達障害の子どもにも罪はないのです。仮に、「この子のこと嫌い!どうにでもなれ!」という気持ちが一時期あったとしても、それはママがこの子のことをとても大きく愛していることのあrわれです。

愛しているからこそ、理解できないことにイライラして嫌になるのです。一生懸命その子どもと向き合って育てているからこそ、不安になり、我が子に怒りを感じたりするのです。

これは発達障害があるとか、ないとかいう問題だけではありません。障害のない子どもに対しても、親は子どもに対して時に嫌いになったりするのです。

我が子の存在を認められない自分を否定してはいけません。発達障害の育児と真剣に向き合っているからこそ感じる感情なのです。

子どもを好きになれない自分がいたならば、「私は今がんばっているんだな」と感じてください。

相談できる仲間を作ろう!

発達障害の育児の辛さは、本当にそれを体験している人、経験した人にしか分かりません。毎日24時間、365日休みなく発達障害児の育児をしているのですから、気持ちに余裕がなくなって嫌になったり、愚痴を聞いて欲しいと思うのは当然です。

最近では、発達障害児を持つママや家族のためのコミュニティーが色々とあります。

実際に会ってさまざまな悩みを相談したり、打ち明けあったりするグループもありますし、インターネット上でのやり取りをするグループもあります。

人間はいつも一生懸命というわけにはいきません。疲れる時もありますし、弱音を吐きたいときもあって当然です。

自分一人で色々な悩みを抱えていても状況は一向によくなりません。辛いことも同じ立場にいる仲間に聞いてもらうだけで、笑い話になることもあります。

自分の殻に閉じこもって悩んでばかりいないで、自分と同じ気持ちでいる仲間を探しましょう。

もし可能であるならば、子どもと少し距離をとるためにも丸一日、数時間でも誰か信頼できる人に子どもを預けてみましょう。

発達障害を抱える子どもにとって、一番近くで支えになってあげられるママが毎日笑顔でいることこそが、一番幸せで安心できることなのです。

疲れたら、休んで構いません。がんばり過ぎない、自分を時には甘やかすことが大切です。

そして、発達障害についてよく知り、自分と子どもに何が必要なのかを助言してもらえる場所をみつけましょう。

日本発達障害ネットワークなど、親の会や研究会を開いている団体も多いので、探してみて下さい。

監修:Etuko(産婦人科歴12年)

プロフィール:産婦人科医は「女性の一生の主治医である」と考える医師のもと看護師として12年勤務。述べ18万人の妊婦さんのサポートにあたる。筋肉、骨フェチで体幹バランス運動にて機能訓練をおこなっています。

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