妊娠後期にチョコレート!甘い物が食べたくなる原因と対処法

妊娠後期にチョコレート!甘い物が食べたくなる原因と対処法




甘い物が大好き!というママは多いはず。食べると幸せな気持ちになりますし、食べ過ぎなければストレス解消効果も期待することができます。

科学的にも幸福感を得られるとして甘い物が挙げられています。そんな甘い物の代表格がチョコレート。妊娠中でも、ふとした拍子にチョコレートが食べたくなるママは多くいます。

しかし、妊娠中となると身体はママだけのものではありません。また、妊娠後期は出産も近付いてきていますから、チョコレート1つ食べるのにも赤ちゃんへの影響が気になります。

そこで今回は、

・妊娠中に甘いものが食べたくなるのはどうして?
・妊娠後期にチョコレートを食べても大丈夫?
・妊娠後期に甘いものが食べたいはどうすればいい?

といった方に、妊娠後期にチョコレートを含む甘い物は食べても良いものなのか、またどうしても食べたい時はどうすればいいのか詳しくご説明します。

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妊娠中に甘い物が食べたくなる理由

妊娠中に甘い物が食べたくなる理由

チョコレートなど甘い物を食べたくなる理由が、妊娠によるホルモンバランスの変化と身体の代謝の変化といわれています。

妊娠初期の場合には、ホルモンバランスの乱れ、後期の場合には身体の代謝の変化による影響が強くでます。この影響で、甘い物が苦手なママでも甘い物を食べるようになってしまうとされています。

どうして、それらを理由に甘い物が食べたくなってしまうのかについては以下の通りです。

味覚が変化する

女性ホルモンは、黄体ホルモン(エストロゲン)と卵胞ホルモン(プロゲステロン)の2つのホルモンで成り立っています。

しかし、妊娠すると赤ちゃんを育てやすい身体を作るために黄体ホルモンが増え始め、バランスが崩れてしまいます。特に妊娠初期から甘い物が無性に食べたくなる場合に当てはまりますが、黄体ホルモンは味覚に影響を与えることがわかっています。

そのため、甘い物が苦手なママが急に甘い物を食べ始めてしまう他、薄い味を感じにくくなってしまうので、甘い物など濃い味を無性に食べたくなってしまうママが多くなります。

味覚の好みは個人差があるので甘い物だけでなく、塩辛い物を好きになったり、妊娠前まで嫌いだった物を好きになってしまうこともあります。

糖分が足りなくなる

妊娠後期のママに当てはまる代謝の変化によって、身体の中の糖分が減少してしまうことから甘い物を食べるようになってしまうとされています。

糖分が足りなくなる理由としては、妊娠後期に入ると赤ちゃんの成長のために更にブドウ糖が赤ちゃんへ送られてしまうことが挙げられます。

ママに必要な分まで赤ちゃんへ送るようになってしまうので、ママの身体は糖分不足に陥ってしまいやすく、それを補おうとするためにチョコレートなどの甘い物を食べるようになってしまうと考えられています。

妊娠後期にチョコなど甘い物は食べてもいいの?

妊娠後期にチョコなど甘い物は食べてもいいの

妊娠8~10ヶ月の時期を指す妊娠後期ですが、無性に甘い物が食べたくなってくるのは妊娠6ヶ月を過ぎたあたり、早ければ妊娠中期から始まっているとされています。

甘い物を想像するのは人それぞれですが、やはり甘い物=チョコレートと結びつけるママは多くいます。妊娠後期に甘い物を食べることに関する相談を調べてみると、チョコレートを食べるのを控えるべきか悩むママをよく見かけます。

では、実際のところ控えるべきなのかというと、絶対食べてはいけない物でもありません。ただし、妊婦生活の終盤であっても体重増加や妊娠中毒症の原因にもなることから、過剰摂取は禁物という条件付きになります。

妊娠中にチョコレートを食べて胎児に影響はないの?

妊娠中にチョコレートを食べて胎児に影響はないの

一般的な考えとして、妊娠中はチョコレートを食べるのは良くないという話はよく聞きますし、かかりつけの医師から甘い物は控えるように、と指導を受けたことがあるママもいるのではないでしょうか。

しかし、実際のところは先に触れたように体重増加などの原因になってしまうことから、ママと赤ちゃんの健康を考えた意味合いが強くあります。

間接的な影響だけでなく、チョコレートを食べ過ぎてしまうことでダイレクトに赤ちゃんへ悪影響を与えてしまうかどうかは、科学的にもわかっていないのが現状です。

妊娠中のチョコの食べ過ぎにより考えられる悪影響

妊娠中のチョコの食べ過ぎにより考えられる悪影響

お腹の中の赤ちゃんにダイレクトに影響がないにしても、チョコレートなど甘い物を食べる際には注意する必要があります。

特に、チョコレートに関しては控えるべきという一般的な考えがあるのも、きちんと根拠があります。節度を守れば食べても良いチョコレートが、ママたちの悩みの種になってしまう理由。

その悩みの元となっているチョコレートのデメリットは次のような点になります。

高カロリーによる体重増加

前述にもあるように、妊娠中にチョコレートを食べ過ぎると体重増加の原因になります。

体重の増加の原因にチョコレートが例としてよく挙げられるのは、種類によるものの糖分や脂肪分が高いことが理由にあります。

そのカロリーは板チョコでお馴染みの明治ミルクチョコレートで、55gの1枚に対し307kcal。1日に食べても大丈夫なおやつの目安は100kcalとされているので、高カロリーといわれるのもわかりますよ。

妊娠後期にチョコレートを食べ過ぎてしまうママは板チョコ1枚をペロリと食べてしまう人が多く、また臨月は特に太りやすいとされていますから、チョコレートを食べるのは注意が必要です。

カフェインの影響

医師だけでなく、ママ達の間でもチョコレートを食べるのに悩む理由として一番に挙げられるのがコーヒーを代表に挙げられるカフェインが、チョコレートにも含まれていることです。

カフェインは大量に摂取してしまうと胎児の発育を阻害したり、未熟児、流産や死産のリスクが高まるなどの原因にもなることがわかっています。

妊娠中のカフェイン摂取については、妊娠超初期からコーヒーに注意!妊婦にカフェインが及ぼす影響の記事にて詳しくご説明しています。

そのため、お腹の赤ちゃんへの影響を考えると1日150~200mg位までにカフェインの摂取も抑えましょう。チョコレートのカフェインの量は原料であるカカオの量で決まります。

ただし、ミルクやブラック、ホワイトチョコレートなど種類によって使用されているカカオの量が異なるので、カフェインの含有量も商品によって変わります。

目安を挙げておくと50gの板チョコ1枚に対してレギュラーコーヒーの1/6。コーヒーほどではないにしろ、チョコレートが控えた方が良いイメージになってしまうのも仕方がありません。

妊娠中に他に気をつけるべき食べ物は?

妊娠中に他に気をつけるべき食べ物は

甘い物というとチョコレートに手を出してしまうママは多いようですが、チョコレートだけでなく甘い物全般、食べる際には過剰摂取に注意が必要です。

チョコレートのようにカフェインが含まれていないものでも、スイーツ系には間違いなく砂糖が含まれているからです。

それらを衝動のままに食べ過ぎてしまうとママが妊娠糖尿病になってしまったり、代謝の低下、羊水過多、網膜症に低血糖など身体に悪影響が出てしまいます。

また、赤ちゃんが低血糖になったり巨大児、糖尿病になりやすくなります。砂糖は体重増加の原因にもなりますから出産時において、早産の確率が上がり、陣痛が始まっても子宮が開きにくくなってしまうこともあります。

ですから、チョコレートだけでなく、ケーキなどのクリームやバターをふんだんに使用した洋菓子やメイプルシロップ、砂糖が含まれる甘いものも食べる時は気を付けましょう。

悪いことばかりじゃない!?チョコレートのメリット

悪いことばかりじゃない!?チョコレートのメリット

以上のことから、妊娠後期を含む妊娠中にチョコレートなどの甘い物は、食べ過ぎてしまうことでママの身体に悪影響を与えることがわかります。

直接的ではないにしろ赤ちゃんにも影響があることを考えると、なるべくチョコレートは控えた方がよいのかな、と考えてしまうのも無理はありません。

しかし、甘い物は食べる量を守ればママにとって気分転換の方法の1つになるように、チョコレートにも適量であれば食べるメリットがあることがわかっています。メリットに関しては次の通りです。

赤ちゃんがよく笑う子に

チョコレートは過剰摂取してしまうとママにも赤ちゃんにも良くないですが、適量を守れば先に触れたようにママの気分転換に良いとされています。

気分転換が上手くできているとストレスを感じることが少なくなりますし、ママの身体の中でフェニルエチルアミンと呼ばれる気分の高揚を促すホルモンが分泌されます。

このホルモンはママだけでなく赤ちゃんにも影響を及ぼすとされており、フィンランドのヘルシンキ大学が行った実験結果ではそのホルモンの効果もあり、妊娠中にチョコレートを食べるとよく笑う赤ちゃんが生まれるいうことが発表されています。

妊娠高血圧症候群の予防

チョコレートの中でもビターチョコレートに関してですが、このチョコレートを食べることで妊娠高血圧症候群になるリスクが69%低減することが、アメリカのエール大学研究チームによって発表されています。

チョコレートに含まれるテオブロミンという成分によって、胎盤の血流量が増加することが理由に挙げられており、この作用によって妊娠後期3ヶ月の間に、1週間につき5回以上ビターチョコレートを摂取したママは妊娠高血圧症候群になる確率が40%下がったとも同じ研究チームによって報告されています。

妊娠後期、甘い物と上手に付き合うには?

妊娠後期、甘い物と上手に付き合うには

チョコレートにメリットがあったとしても、やはり食べ過ぎては良い効果も得ることはできません。だからといって、甘い物が好きな人がチョコレートなど甘い物を我慢するというのは大きなストレスになります。

とはいえ、妊娠後期に「甘い物が食べたい!」という気持ちは相当なもので、少しだけと思って食べ始めたら止められなくなるママは多いはず。

妊娠後期に甘い物と上手く付き合っていくにはどうしたら良いのでしょうか。

食べる量を決めておく

予め自分の中で食べる量を決めておくのも、甘い物との付き合い方の1つです。例えば、チョコレートであれば板チョコ1枚に対し、1日に食べるのは1/4まで、ケーキであれば2つ3つではなく1つで終わらせるなど、食べる量をママ自身でセーブするという方法です。

もしくは週に2~3回までと食べる日を決めておくのも良いでしょう。甘い物は大量に食べてしまうのが一番良くないので、絶対食べていけないわけではありません。食べるにしても少量に抑えることが大切です。

果物など自然の甘みを取り入れる

ケーキやチョコレートなどのお菓子ではなく、果物や野菜の甘みを代用する方法です。甘い物を食べたという満足感が得られるだけでなく野菜、果物には身体に良い栄養成分も含まれているので身体にも良い影響を与えます。

おススメは腹持ちも良く甘さのあるサツマイモや栗、砂糖を使用したお菓子を食べている位の甘さを誇るプレーン。

特にサツマイモは冷蔵庫に入れて保存することができ、温め直して食べることができるのも魅力です。果物でゼリーを作るのもおすすめです。

参考記事>>つわりや便秘にも効果的!妊婦さんにおすすめの果物

洋菓子ではなく和菓子!

お菓子であることに変わりはないので、食べる量には気を付ける必要がありますが、洋菓子ではなく和菓子を食べるのも甘い物食べる時の工夫です。

カロリーはありますが、和菓子は餡子を使用しているのでチョコレートを食べるよりもカロリーを抑えることができ、何より餡子の原料である小豆には食物繊維や鉄分など身体に良い成分も含まれているので、妊娠後期に甘い物を食べるにはおススメのお菓子の1つです。

ただし、お饅頭であれば1日に1個というように食べ過ぎに注意して下さい。

甘い飲み物の活用

ダイエットでも行われている方法ですが、チョコレートなど甘い物が食べたくなった時にお水を飲むのも食べ過ぎを抑えることができます。

ただし、水の飲み過ぎもママの身体に良くないとされているのでガブ飲みは禁物です。お腹を満たすという意味であれば、コップ1杯くらいで十分です。

また、水だけでなくお菓子の代わりに甘い飲み物を飲むのも方法の1つ。豆乳や牛乳を温めて少量の砂糖、ハチミツを入れればほのかな甘みを楽しむことができます。甘い物が食べたいと思ったら是非、試してみましょう。

他にも、小腹がすいた時にノンカロリーのチョコレートや飴を舐めるのも良い方法です。口さびしくなくなりますし、外出中であればケーキなどの誘惑から逃れる効果も期待できます。

妊娠後期のママはブドウ糖が不足しているということから、ブドウ糖だけを摂取できるブドウ糖飴という物もあります。ただし、他のお菓子と同様、食べ過ぎは良くないので摂取量には気を付けて下さい。

出産が目前に迫った妊娠後期。ラストスパートに気が緩み、チョコレートの誘惑に負けそうになってしまうかと思いますが、過剰摂取はマタニティブルーや虫歯などの原因にもなってしまうことがわかっています。母子共に健康で出産を迎えられるように自分に合った方法で甘い物と向き合い、妊娠生活を乗り切って下さい!

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