妊娠中に蕎麦を食べてもいい

妊娠中に蕎麦を食べてもいい?食品アレルギーが赤ちゃんに出る?



妊娠すると一番心配になるのが、赤ちゃんが無事生まれてくれるかということです。

出産はもちろんのこと、その後問題となる病気がないかなど、母として常に考えてしまいますよね。

妊娠中は、胎児の色々な器官が形成される大切な時期でもありますので、その栄養源となる食事に特に気を遣うお母さんも多いですが、妊娠中の食事が胎児のアレルギーの原因になるなどの噂を耳にすることがあります。

赤ちゃんのアレルギーの有無はお母さんの食事によって変わることがあるのでしょうか?

そこで今回は、

・蕎麦アレルギーとは?
・アレルギー対策に妊娠中は蕎麦を食べない方がいい?
・赤ちゃんの食べ物アレルギーを予防するには?

といった方に、妊娠中の食べ物は赤ちゃんの食品アレルギーに関係があるのか、蕎麦を中心に、食品アレルギーについて詳しくご紹介します。

赤ちゃんに増える食物アレルギー

赤ちゃんに増える食物アレルギー

近年では乳幼児の食品アレルギーが増えています。

おおよそ7人から10人に食物アレルギーがあるといわれるほどです。

そのため、妊娠中に気を付けられるものであれば、何とかしてあげたいお母さんも増えています。

アレルギーの症状は、皮膚症状の他に、呼吸器、消化器、目などさまざまな場所にあらわれます。

主な食物アレルギーとして扱われる食材には、卵、乳製品、小麦などがありますが、重度のアナフラキシーショックを起こしてしまった場合、命にかかわることもあり、お母さんとしてはできるだけ回避してあげたいと思う病気の一つです。

現代ではその診断技術も進歩し、離乳食が始まる頃にはアレルギーを診断できるようになってきており、治療法も確立されているため、きちんとした治療を行えば乗り越えられる病気ではありますが、やはり親として赤ちゃんがかゆがったり、呼吸を苦しそうにしている姿は見たくないものです。

蕎麦アレルギーとは

蕎麦やそば茶、そばがきなど昔から日本人になじみの深い蕎麦ですが、この蕎麦にもアレルギー反応を起こす子がいます。

アレルギーとは、本来無害なものに免疫機能が過剰に反応してしまい、体に異変となってあらわれるものですが、蕎麦の場合、そば粉に含まれている蕎麦アレルゲンという、たんぱく質に反応して起こるアレルギーのことをいいます。

蕎麦のアレルゲンたんぱく質によって引き起こされるアレルギー反応は、一般の食品同様、かゆみや蕁麻疹、湿疹、目の充血、くしゃみ、鼻水、のどのかゆみ、吐き気、嘔吐、呼吸困難などの症状を引き起こしますが、その中でもやはり心配なのが重度のアナフラキシーショックです。

蕎麦は食品アレルギーの中でも、もっとも心配されるこのアナフラキシーショックを起こす頻度の高い食品とされていますので、特に小さな赤ちゃんの場合、蕎麦の取り扱いに注意が必要となります。

蕎麦のたんぱく質は水溶性のため、茹で汁にも溶けだし、蕎麦を茹でた鍋を使って調理したものを口にしてしまうとアレルギー反応を起こします

また、そば粉は細かいため飛散することもあるので、舞い上がりなどでもアレルギー反応を起こしてしまいます。

蕎麦に限ったことではありませんが、わずかな量であっても重篤なアナフラキシーを起こす危険性があります。

蕎麦のアレルギーは妊娠中の食事に関係する?

蕎麦に限らず、赤ちゃんをアレルギーにさせないために、妊娠中の食事でアレルゲンの要因となる食品を控える方も少なくありませんが、果たして妊娠中の食事は、赤ちゃんのアレルギーに関係しているのでしょうか?

結論からいいますと、妊娠中の食品の摂取が赤ちゃんのアレルギー発症に関係はありません

妊娠中の食事にどんなに気を付けていても、蕎麦アレルギーになってしまう可能性はありますし、逆にお母さんがたくさん蕎麦を食べていても、赤ちゃんが蕎麦アレルギーにならないことも少なくありません。

つまり、妊娠中の食事がアレルギーの発症に影響することはありません

蕎麦は栄養豊富

妊婦さん自身が蕎麦アレルギーでない限り、妊娠中にお蕎麦を食べても赤ちゃんの影響への心配はありません

むしろ、蕎麦はビタミンやミネラル、鉄分、食物繊維など、さまざまな栄養が豊富に含まれているため、妊婦さんの栄養バランスを整えるのに優れた食品といえます。

妊娠中に陥りやすい鉄欠乏症貧血や便秘、妊娠高血圧症候群の予防改善にも効果的ですので、ぜひ摂り入れてみましょう。

妊娠中の食生活によるアレルギー発症を心配する必要はなし

妊娠中の食生活によるアレルギー発症

毎日の食事の度にそばを食べていたという場合は、多少の影響も考えられるという意見もありますが、色々なメニューの中で蕎麦を少し多めに食べたからといって、赤ちゃんが蕎麦アレルギーになってしまうわけではありません。

妊娠中、赤ちゃんをアレルギーにしないためにアレルゲン食品をまったく食べないよう気を付けてもいる方もいますが、アレルゲンは妊娠中のお母さんの食事よりも別の要因が原因となることが多くなっています。

アレルゲン食品を排除するあまり、栄養が偏り、それが赤ちゃんへ悪影響を与えてしまう場合があるので注意しましょう。

偏食は胎児への栄養補給に偏りが

三大アレルゲンと呼ばれる卵や乳製品、小麦粉の他に蕎麦や大豆など、良質なたんぱく源を、妊娠中、食事で制限してしまうと胎児への栄養補給に偏りが生じてしまいます。

アレルゲンを心配するがあまり、食品アレルギーの要因として考えられる食品を排除する考え方もありますが、これは胎児の発育に良い影響を与えません

脳や細胞を形成するために必要な物質ですので、まずは健康な赤ちゃんに育てるためにも、栄養の偏りがないようバランスの良い食事をしっかり摂っていきましょう。

妊娠中は色々な食品を区別なく、バランス良く摂っていくことが大切です。

食品添加物に注意

近年、食品アレルギーが増加したことには、食品添加物との因果関係が疑われています

妊娠中の食生活がアレルギー発症に関係しないとはいえ、インスタント食品やファストフード、菓子類は、妊娠中にも良くないとされている食品添加物が多く含まれていますので、注意しましょう。

また、加工食品にも保存料や着色料、甘味料、香料など食品添加物がたくさん含まれています。

便利で簡単だからと多用するのではなく、新鮮で安全な食材を摂るよう心がけましょう。

蕎麦などの食品アレルギーに考えられる原因とは?

それでは、蕎麦を代表とした食品アレルギーの原因について見ていきましょう。

遺伝

妊娠中の食事に関係はありませんが、遺伝については関係性が認められています

親のどちらかにアレルギー素因がある場合、約30%の割合で、両親ともにアレルギー素因がある場合約50%の割合で、妊娠後期にお腹の中の胎児にアレルギー抗体(IgE抗体)が作られることが明らかとなっています。

また、このアレルギーの遺伝は両親に発症が認められない場合でも、おじいちゃんやおばあちゃんにアレルギーがある場合、赤ちゃんにアレルギー素因が遺伝することがあるので、身内にアレルギー体質を持っている方がいる場合は、注意が必要です。

ただし、両親などと同じ食品アレルギーを発症すると宣言できるものでもないため、妊娠後期のアレルギー抗体が作られる時期に、食品アレルギーの発症を防ぐために特定食品だけを排除してもその予防策とはなりません。

また、他のアレルギーが発症する場合もあり、食品制限を実行する意味はありません。

小児ならではの食品アレルギー

小さなころに発症する食品アレルギーの多くは、年齢とともに食べられるようになることが多くなっています。

これは、成人になってから発症する食品アレルギーと大きく異なる点ですが、小さな子供の食品アレルギーは、消化機能の発育と深い関係があるからです。

子供はもともとアレルギー抗体(IgE抗体)が作られやすく、消化機能がまだ十分に発育しきれていないため、消化しきれない、消化しにくい食品にアレルギーを起こしやすくなります。

一般的にたんぱく質は、体内に入ることでアミノ酸に分解されますが、蕎麦のたんぱく質は酵素によって分解されない構造をしています。

そのため消化機能が発育していない場合、アレルゲンとなってしまうのです。

しかし、子供の場合、アレルゲンだからといって、まったく食べてはいけないものでもありません。

慣らしていくことで、段々アレルゲンとしていた食品を口にすることができるようになる場合もあります。

むしろ色々な食材から豊富な栄養を補給していくことで、胎児の発育ペースも上がり、消化機能の発育にも良い影響を与えることになりますので、多くの研究者や医師はアレルゲンの排除を推奨していません。

蕎麦アレルギーを防ぐためにお母さんができること

蕎麦アレルギーを防ぐ

食品アレルギーがなぜ発症してしまうのか、はっきりとした原因は解明されていませんが、妊娠中のアレルゲンの排除の意味がないのであれば、どんなことが食品アレルギーの対策となるのでしょうか?

母乳育児

母乳の中にはさまざまな栄養が含まれていますが、その中でも蕎麦アレルギー予防に効果を発揮してくれる成分が、TGF-βです。

TGF-βは食品アレルギーなどの過剰な免疫反応を抑えることができる成分で、母乳によって赤ちゃんに与えることができます

つまり、母乳育児をしていくことが蕎麦アレルギーの対策となってくれます。

母乳の中のTGF-βはお母さんごとによって、量も変化しますが、多ければ多いほど、赤ちゃんのアレルギー発症率は反比例し、下がります。

つまり、母乳育児をすることはもちろんのこと、この母乳に含まれるTGF-β量を増やすことができれば、より蕎麦アレルギーの発症も抑制することができます。

では、TGF-βの量を増やすためにはどのようなことをしていけばいいのでしょうか?

乳酸菌の摂取

この研究を行った中尾氏によると、お母さんがたくさんの乳酸菌を摂取することで、TGF-βが増やせるといいます。

今ではヨーグルトやドリンク、飴、サプリメントなど、多種多様な乳酸菌、その乳酸菌を含んだ製品が売られていますが、乳酸菌の種類を問わず、できるだけたくさん摂るよう心がけるとお母さんの腸内環境が良くなり、TGF-βも増えます。

赤ちゃんのアレルギーの発症率を抑えることができるのです。

最近では、TGF-βと乳酸菌をセットにしたサプリメントも販売されるようになっていますので、アレルギー体質で子供の遺伝が心配な方は、試してみる価値もありそうです。

参考資料>>公開特許公報:アレルギー予防法または治療法(TGF-β)

母親の積極的なアレルゲン摂取がポイント?

母乳による育児は、母親の食べた食事が母乳にも移行してしまうため、アレルゲンとなる食事を減らして食品アレルギー対策としているお母さんも少なくありませんが、成育医療センター調査によれば、この説は真逆であることが考えられています。

母乳のみで育児した母親3600人を対象に、母親の食事が子にどう影響を与えたのかを調べた研究によると、卵をあまり食べないようにした母親では、卵アレルギーを発症した子供の割合は約26%だったのに対し、たまに食べていた母親の子供が卵による食品アレルギーになった割合は約10%しか認められませんでした。

また、毎日食べた親子に至っては、5%という結果が出ました。

この研究では、牛乳などでも調査が行われており、牛乳を飲んだお母さんの子供のアレルギー発症率は2%となっており、まったく牛乳を飲んでいないお母さんの、子供のアレルギー発症率の半分以下でした。

そのため、蕎麦など他のアレルギーに関しても同じことがいえると予想できます。

妊娠中も、アレルゲンとなる食品をまったくとらないで過ごすよりも、積極的に食事として摂取していくことがポイントといえます。

一部の医療機関では、アレルギーなどを懸念して、卵や牛乳などのアレルゲン食品を控えるよう指導しているところもありますが、むしろ反対の結果が出たといえます。

お母さんは偏食をせず、アレルゲンを含む食事もとり、小さなうちから母乳を通じて子供に与え、アレルゲン食品に慣らしていくことが大切です。

まとめ

お母さんの誰もが心配になる赤ちゃんのアレルギーですが、妊娠中にたくさん蕎麦を食べたからといって、蕎麦アレルギーの発症率が上がるという訳ではありません。

赤ちゃんのアレルギーを懸念して、アレルゲンとなる食品を食べるのを我慢するお母さんも増えていますが、むしろ偏食をしないことの方が大切です。

無理な食事制限はしないことが一番です。赤ちゃんの蕎麦などの食品アレルギーを予防したいのであれば、母乳育児を心掛けてみましょう。

母乳育児中は積極的にアレルゲンとなる食品もとるようにしましょう。

また、TGF-βという、母乳に含まれる過剰免疫反応を抑制する成分を増やすためにも、たくさんの乳酸菌を摂るようにしてくださいね。

この記事が役に立ったらシェアしよう!


おすすめアイテム&おすすめ記事

妊婦さんの口コミNo,1
ナチュラルマーククリームが今なら初回サンプル付きでお得!
妊娠中〜産後の肌荒れはこれひとつでOK!?人気のオールインワンゲルの秘密とは
お肌のお手入れ楽々!
妊娠中〜産後の肌荒れはこれひとつでOK!?人気のオールインワンゲルの秘密とは
ララリパブリック新パッケージ
お得なキャンペーン開催中!
葉酸サプリの失敗しない選び方と葉酸サプリおすすめランキング!
LINEでお得な情報をGET!
ココマガ公式「LINE@」始まりました!お得な情報をGETしよう!

葉酸サプリタイアップキャンペーン開催中

人気ブランドの葉酸サプリをお得にGETする大チャンス!ココマガ読者さまだけの限定特典をご用意していただきました。

米仏でもNo,1獲得!ララリパブリック

  • 300円OFFクーポン!はこちら
  • 定期2,980円

キングオブ葉酸!ベルタ葉酸サプリ

  • 酵素サプリプレゼント!
  • 定期3,980円

妊活におすすめ!ママナチュレ

  • たんぽぽ茶プレゼント!
  • 初回3,980円
葉酸サプリの選び方を見る

はじめての方はこちら!

妊娠周期ごとのまとめ記事

はじめての妊娠の方に、読んでもらいたい記事をまとめました。周期ごとのママや胎児の様子を把握しておきましょう。



妊娠初期・中期・後期のカテゴリー

妊娠初期妊娠中期妊娠後期
アルコールカフェインストレス解消
つわりマタニティブルー・産後うつ便秘・下痢
冷え・むくみ腹痛・お腹の張り妊婦検診・検査
妊娠中のおしゃれ妊娠中のスキンケア妊娠中の仕事
妊娠中の体重管理妊娠中の外出・旅行妊娠中の家での過ごし方
妊娠中の病気妊娠中の運動妊娠中の食事
妊娠中の栄養葉酸サプリ妊娠線・妊娠線予防
出産出産予定日出産準備
陣痛・おしるし高血圧・低血圧高齢出産
妊娠初期妊娠中期
妊娠後期アルコール
カフェインストレス解消
つわりマタニティブルー・産後うつ
便秘・下痢冷え・むくみ
腹痛・お腹の張り妊婦検診・検査
妊娠中のおしゃれ妊娠中のスキンケア
妊娠中の仕事妊娠中の体重管理
妊娠中の外出・旅行妊娠中の家での過ごし方
妊娠中の病気妊娠中の運動
妊娠中の食事妊娠中の栄養
葉酸サプリ妊娠線・妊娠線予防
出産出産予定日
出産準備陣痛・おしるし
高血圧・低血圧高齢出産
目次
をみる
関連記事
をみる