妊娠期の体温変化の理由

妊娠中は暑いの?寒いの?妊娠期の体温変化の理由とは?



妊娠すると、妊娠前と比べ「暑さを感じる」という話を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか?

実際に妊娠初期から、つわりなどとともに暑さを感じる方は多くいます。

これは胎児をお腹に抱えているため、その体温のせいではないかなどと色々いわれていますが、反対に妊婦さんの中には、妊娠したことで「寒い」と感じる方もいるようです。

どうして人によって体温の感じ方は違ってくるのでしょうか?

そこで今回は、

・妊娠すると暑いと感じるのはなぜ?
・妊娠すると寒いと感じるなぜ?
・妊娠前と比べ体温が違うと感じるのはなぜ?

といった方に、妊娠すると暑く感じたり、寒く感じるのはなぜなのか、その理由や対処法について詳しくご紹介します。

暑いと感じる理由は妊娠の月齢ごとに違う

暑いと感じる理由

妊娠は10か月という長い間続くことになります。

そのため、シーズンをまたいで妊娠時期を過ごすことになり、その間に暑い夏を迎える方も少なくありません。

妊娠前と比べ暑さを感じる妊婦さんも多く、特に夏の暑い時期にはその体温の高さが辛い方も多くいます。

しかし、暑いと感じる理由だけ見てみても、妊娠初期と妊娠後期ではその理由も違います。

暑さを感じる理由と対処法についてまずは見ていくことにしましょう。

妊娠初期は暑さを感じることが多い

妊娠初期は、特に暑いと感じる方が多くいます。

まだ妊娠に慣れていないため、この体温の上昇を強く感じてしまったり、辛いと感じてしまう妊婦さんも少なくありませんが、あまりの暑さから「熱が出ているのでは?」「体調が悪いのでは?」と心配してしまう方もいます。

どうして妊娠初期は暑いと感じてしまうのでしょうか?

妊娠初期の体温変化

妊娠を望んで基礎体温を付けていた方も多いでしょうが、基礎体温を見比べればその理由が見えてきます。

受精卵が子宮内に着床してはじめて妊娠となりますが、その時女性ホルモンの一つである黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌が高まります。

実はこの黄体ホルモンは妊娠を維持させるために大切な役目を担っています。

体温を上昇させ、受精卵の発育を促したり、子宮内膜を厚くさせ、卵を守る役割があるのです。

妊娠が成立しなかった場合、この黄体ホルモンは高温期終了とともに分泌量も落ち着き、生理を引き起こしますが、妊娠に至った場合、黄体ホルモンはしばらくの間分泌を続けることになりますので、妊娠前よりも0.2度から0.3度体温が上昇します。

これが妊娠初期に暑さを感じる原因になっているのです。

妊娠維持のための黄体ホルモンの分泌は、一般的に胎盤が完成する妊娠4か月頃まで続きますので、特にこの妊娠初期に暑さを感じる方が増える理由となっています。

暑さを感じることは悪いことではなく、まさしく妊娠している証なので、問題はありません。

体温がもともと高い方などは37度を超えることもあるため、「熱なのでは?」と勘違いしてしまうこともあります。

妊娠初期も後半になるとほとんどの方が暑さを感じながらも、体が慣れてきますので、それほど辛さを感じることはなくなります。

また、妊娠中期に入り胎盤が完成を迎えると黄体ホルモンの分泌量も安定し、妊娠の状態も安定期に入るため、暑く感じることも少なくなります。

妊娠初期特有の暑さといえますので、少しの間の辛抱と思い妊娠初期の暑さと付き合っていくようにしましょう。

妊娠初期の暑さが辛いと感じる場合

もともとの体温が高い方などは、妊娠初期の暑さになかなか耐えられず、辛いと感じてしまう方も多くいます。

妊娠初期は、暑さだけでなくつわりや妊娠初期の体調の変化に悩まされる方も多いため、体の暑さを辛いと感じてしまいがちが、特に心配する必要はありません。

暑いと感じたからといって体を冷やすことは、妊娠を維持しようと働いている黄体ホルモンの効果を打ち消してしまうため、良いことではありませんが、衣服の着脱で体温を調節する分には体を冷やしてしまう心配は少ないので、冷やし過ぎない程度に衣服で調節し暑さをしのぎましょう。

暑いと感じる時には少し上着を脱いだり、また暑さを感じることがなくなったらすぐに羽織るなど、体温の調節を小まめに行うようにしましょう。

妊娠初期の季節にもよりますが、衣服で体温調節ができるような恰好を心掛けるのがおすすめです。

脱ぎ着しやすい服装であれば、体温を小まめに調節できますので、暑さを辛いと感じることも軽減されます。ぜひ自分自身で体の暑さを辛さに変えない工夫をしてみてください。

また、暑いと大量に汗をかくことがあります。汗をかくことで体温の調節はできますが、時間が経つと冷えの原因となってしまいます。

風邪などをひいてしまうこともありますので、しっかり汗を拭きとるよう心がけましょう。

しかし、中には本当に熱がある場合もあります。38度を超えるようなときは受診しましょう。

妊娠初期は軽い風邪などにも特に注意が必要な大切な時期です。

妊娠初期だから暑くても仕方がないと我慢してしまい、このような熱の症状に気づかないというのでは困りますので、普段と異なる暑さを感じたときにはしっかり体温を測りましょう。

妊娠中期から妊娠後期の暑さの原因とは?

妊娠中期から妊娠後期の暑さ

妊娠初期の暑さがおさまり、ようやく快適に過ごせると思ったのもつかの間、また暑さがぶり返り始める妊婦さんが増えてきますが、これは妊娠初期に感じる暑さとはまた理由が異なります。

妊娠中期になると胎児も大きく成長してきますが、この胎児の体温の影響で妊婦さんも暑く感じてしまうことがあります。

また、妊娠すると胎児を守ろうと腹部に脂肪が付きだします。脂肪がつくということは、当然熱がこもることになるわけですから暑いと感じるようになります。

暑いと感じて汗をかくことも増えますので、汗を吸い取ることのできる下着を着用するなど、工夫をしてみましょう。

また、この妊娠後期が夏という場合、汗が原因で胸の下などにあせもができてしまう妊婦さんもいます。

妊娠中期に入ると乳腺も発達してきて、胸のサイズが大きくなりますが、同時に下着のサイズが合わなくなってきます。

合わないブラを着用していると乳腺の活動が停滞してしまい、熱を帯びてしまうため、暑さを感じることで汗をかき、あせもを発症してしまうこともありますので、締め付けの少ない、大きなサイズのブラに変更しましょう。

キャミソールタイプのものなどがおすすめです。また、締め付けの強い服装なども暑さの原因となりますので、余裕ある動きやすいものに見直してみましょう。

寒いと感じることの多い妊娠初期

妊娠初期は基礎体温も高温期が続くため、暑さを感じる妊婦さんが多くなりますが、その一方で、寒いと真逆の感覚を覚えてしまう妊婦さんもいます。

特に妊娠初期に集中している寒気の原因は、急激に活発になるホルモンとつわりなどが影響していると考えられます。

女性ホルモンの働きのバランスが崩れることで更年期障害になるといわれていますが、この更年期障害の症状には、冷えや火照りなど、体温調節に不具合が生じる症状が多く見られます。

妊娠初期も妊娠前と比べ、同様にホルモンのバランスが今までと大きく変わることになりますので、体温調節が上手くいかなくなります。

また、つわりなどで体調を崩してしまっていると、体の代謝機能や自律神経などが正常に働かなくなってしまうため、体温の調節が上手くいきません。

こうしたことが原因となって寒気を感じることがあります。体調の悪化から、風邪などを引いてしまうこともあり、熱が引き金となって寒気を感じることもあります。

さまざまなことが大きく変化する妊娠初期は、体調管理を万全に行っていくよう心がけましょう。

妊娠初期の寒気は流産のサイン?

妊娠初期は妊娠を維持するために高温期が続きますが、寒気を感じることは、この妊娠が継続できない危険性を秘めています。

つまり、流産してしまうケースが考えられます。

流産してしまう場合、妊娠を継続させるために必要な黄体ホルモンの働きが弱まるため、体温は急激に下降を始め、妊娠前の状態に戻ろうとするのです。

妊娠初期に寒気を感じた場合には、危険なサインと捉え、警戒しておくことも大切です。心配な点が寒さの他にある場合には急いで病院を受診するようにしましょう。

妊娠中期、後期にも寒気が襲うことがある

妊娠中期、後期にも寒さを感じる妊婦さんがいますが、この原因には次のようなことが考えられます。

貧血

一つ目は貧血です。妊娠中は胎児に血液を送るため血液量が増えますが、血液の中の赤血球などの増加がこれに追い付かず、貧血を起こしてしまうことがあります。

妊婦さんにとっては決して珍しいことではないのですが、貧血を起こしてしまうと体の末端まで栄養分が届かなくなってしまうため、体は冷えを感じてしまいます。

寒さを感じたら、まずは貧血を疑い、鉄分の多い食事を心掛けるようにしましょう。

体温が下がるため

二つ目の理由は高温期が終わるためといえます。

妊娠中期になると、今まで妊娠を維持するために出ていた黄体ホルモンが胎盤から分泌されるようになってきます。

つまり今まで高かった体温が落ち着くことになります。そのことで冬などの場合外気の寒さに改めて気づくことがあり、それが寒気と感じてしまうことがあります。

通常は徐々に安定期に入っていくため、寒いと感じることはないのですが、ホルモンの分泌や体温などは個人差も多いため、寒気となってあらわれてしまう方もいます。

こうした寒気は妊娠にとっても何の問題もありませんので、心配する必要はありません。

腎盂炎などの病気の可能性

三つ目は、腎盂炎など病気が潜んでいる場合です。腎盂炎は妊婦さんの0.5~2.0%の方が発症する病気で、妊娠中にもよく見られる病気の一つです。

大腸菌などの細菌が、尿道を通じて腎臓の腎盂と言う場所に侵入し、炎症を引き起こします。

妊娠中は子宮が大きくなったり、便秘になったりと、もともとある器官を圧迫してしまうことがありますが、膀胱も強く圧迫されることがあり、それが原因で炎症を引き起こしやすくなります。

また、尿漏れなどがあるように、ホルモンの影響から尿道からの細菌が侵入しやすくなり、腎盂炎になってしまう可能性も増えます。

腎盂炎なるとその炎症から発熱などを伴い、悪寒を感じることがありますので、寒さを感じた場合は腎盂炎が原因となっている場合も考えられます。

排尿などに違和感があるなど、他の症状と寒気を同時に感じる場合には、医師に症状を説明し、診察してもらうようにしましょう。

妊娠期の寒さには注意しよう!

妊娠期は暑さを感じることはあまり重要視する必要がありませんが、反対に寒いと感じる場合には何かしらの危険信号かもしれません。

体調の変化を見逃さず、背景にある病気などに十分注意を払うようにしましょう。胎児のためには体は暖かい状態であることが一番です。

体を温める食事を心掛けたり、厚着をし、体を冷やさないようにしましょう。

まとめ

まとめ

妊娠中は、ホルモンや体調が妊娠していない時と比べ、大きく変化します。そのため感じ方に個人差はありますが、時折暑く感じたり、寒く感じたりすることも多くなります。

こうした体温の変化に問題があるケースはそうあるわけではありませんが、やはり細やかな体調管理が大切です。

暑い時には汗をかいて冷やしてしまうことを避けたり、寒いと感じたときには一枚多く衣服を羽織るなど体温調節にも気を使っていくと良いでしょう。

また、食事の内容にも注意を払うようにしましょう。普段から栄養のバランスを考えながら、体を温める食事を心掛けるようにしてください。

暑いからといって冷たいものを取りすぎると、体温を下げてしまうことになり、胎児の発育にも悪い影響が出てしまいます。

常に体を温めておくことを意識し、常温などの飲み物を取るなど、体を冷やさない工夫をしていくようにしましょう。

この記事が役に立ったらシェアしよう!


おすすめアイテム&おすすめ記事

妊婦さんの口コミNo,1
ナチュラルマーククリームが今なら初回サンプル付きでお得!
妊娠中〜産後の肌荒れはこれひとつでOK!?人気のオールインワンゲルの秘密とは
お肌のお手入れ楽々!
妊娠中〜産後の肌荒れはこれひとつでOK!?人気のオールインワンゲルの秘密とは
ララリパブリック新パッケージ
お得なキャンペーン開催中!
葉酸サプリの失敗しない選び方と葉酸サプリおすすめランキング!
LINEでお得な情報をGET!
ココマガ公式「LINE@」始まりました!お得な情報をGETしよう!

葉酸サプリタイアップキャンペーン開催中

人気ブランドの葉酸サプリをお得にGETする大チャンス!ココマガ読者さまだけの限定特典をご用意していただきました。

米仏でもNo,1獲得!ララリパブリック

  • 300円OFFクーポン!はこちら
  • 定期2,980円

キングオブ葉酸!ベルタ葉酸サプリ

  • 酵素サプリプレゼント!
  • 定期3,980円

妊活におすすめ!ママナチュレ

  • たんぽぽ茶プレゼント!
  • 初回3,980円
葉酸サプリの選び方を見る

はじめての方はこちら!

妊娠周期ごとのまとめ記事

はじめての妊娠の方に、読んでもらいたい記事をまとめました。周期ごとのママや胎児の様子を把握しておきましょう。



妊娠初期・中期・後期のカテゴリー

妊娠初期妊娠中期妊娠後期
アルコールカフェインストレス解消
つわりマタニティブルー・産後うつ便秘・下痢
冷え・むくみ腹痛・お腹の張り妊婦検診・検査
妊娠中のおしゃれ妊娠中のスキンケア妊娠中の仕事
妊娠中の体重管理妊娠中の外出・旅行妊娠中の家での過ごし方
妊娠中の病気妊娠中の運動妊娠中の食事
妊娠中の栄養葉酸サプリ妊娠線・妊娠線予防
出産出産予定日出産準備
陣痛・おしるし高血圧・低血圧高齢出産
妊娠初期妊娠中期
妊娠後期アルコール
カフェインストレス解消
つわりマタニティブルー・産後うつ
便秘・下痢冷え・むくみ
腹痛・お腹の張り妊婦検診・検査
妊娠中のおしゃれ妊娠中のスキンケア
妊娠中の仕事妊娠中の体重管理
妊娠中の外出・旅行妊娠中の家での過ごし方
妊娠中の病気妊娠中の運動
妊娠中の食事妊娠中の栄養
葉酸サプリ妊娠線・妊娠線予防
出産出産予定日
出産準備陣痛・おしるし
高血圧・低血圧高齢出産
目次
をみる
関連記事
をみる