お腹の赤ちゃんが横向き

お腹の赤ちゃんが横向き?横位のまま出産できる?原因や対策!



赤ちゃんを授かってウキウキワクワクのはずが、妊婦検診で赤ちゃんが横向きになっていることが発覚!

これって大丈夫なの?と不安になってしまいますよね。

エコー検査で赤ちゃんの性別や状態、姿勢を確認するのが一般的ですが、中には逆子になっている赤ちゃんもいます。

そして実は、横向きになっている赤ちゃんも少なくはないのです。

そこで今回は、

・横位とはどういう状態なの?
・なぜ赤ちゃんが横向きになるの?
・横向きを直す方法は?

といった方に、妊娠したら是非とも知っておいてもらいたい「横位」について詳しくご紹介します。

横位って何?逆子とどう違うの?

横位って何

「横位(おうい)」とは、お腹の中の赤ちゃんが横向きの状態になっている、「胎位」の一つです。

お母さんの子宮は、赤ちゃんの出口となる「子宮口」が下側となり、上側には「子宮底」と呼ばれる子宮の天井部分がある、縦に長くなっている臓器です。

ですから「頭位(とうい)」と呼ばれる正常な胎位であれば、赤ちゃんの頭は下に向いていて、お尻や足は上を向いていることになります。

しかし逆に、頭が上にあってお尻や足が子宮口側の下になっている場合を「逆子(さかご)」または「骨盤位(こつばんい)」といいます。頭位から180度回転して逆さまになってしまっている状態です。

そして頭位から90度、つまり縦長の臓器である子宮に対して横向きになってしまっている胎位を「横位」といい、赤ちゃんの頭が左側に向いていると「第一横位」右側を向いていると「第二横位」と呼ばれています。

もっとも、横位とはいえ子宮に対して直角のような真横になっているケースは少なく、斜めになった状態の斜位をとっている場合が多くなります。

横位は、妊娠前半期には多くみられる胎位で、妊娠9ヶ月までなら珍しい症状ではありません

その後ほとんどが徐々に姿勢を変えて頭位や逆子となり、分娩時まで横位になっている確率は約0.3~0.4%と非常にまれな症状です。

なぜ横位になってしまうの?

お母さんの子宮の中は羊水で満たされています。そのため、妊娠28週ごろの身体が小さな赤ちゃんは、実は子宮の中を元気に動き回ってさまざまな体勢をとっているのです。

そして自分にとって居心地のいい場所で落ち着きます。それが頭位か逆子か、または横位なのかは赤ちゃんによりますが、妊娠中期では約半数が逆子や横位だといわれています。

それ以降は少しずつ頭位へと位置を変えていくのですが、妊娠後期になってもそのままの姿勢の赤ちゃんもいます。

しかしいよいよ出産となってくれば、横位だった赤ちゃんのほとんどが頭位か逆子へとシフトチェンジします。横位のまま出産を迎えてしまう確率はかなり低いといえます。

横位になる原因は?

お腹の中の赤ちゃんが横位になる要因としては、前置胎盤・子宮の形態異常・狭骨盤・水頭症・多胎妊娠・巨大児・羊水過多症などいくつか挙げられます。

また、初産のお母さんより、出産経験がある経産婦のお母さんに横位が多いともいわれています。

とはいえ、前置胎盤や多胎妊娠だからといって必ずしも横位になるわけではなく、逆子や横位の赤ちゃんのほとんどに、とくに異常が認められないことも多いので、逆子や横位になる原因は明らかにされていないということになります。

横位のままで出産するとどうなるの?

横位のまま妊娠後期を迎えても、分娩時には体勢が変わっている場合がほとんどなので、「妊娠35週目までは様子をみましょう」とおっしゃる医師がほとんどです。

横位のままでの出産は、全分娩の0.3~0.4%程度しかないので、あまり早い時期から深刻になる必要はありません。

ただ、出産の時期になっても頭位にならないようなら、経腟(けいちつ)分娩、つまり自然分娩はまず無理だと考えてください。

横向きのままでは、赤ちゃんの肩が先に出てきてしまい不自然で窮屈な姿勢になったり、早期破水をおこして「臍帯脱出」が起きる恐れがあります。

臍帯(へその緒)が圧迫されると赤ちゃんは呼吸困難に陥ってしまい、最悪の場合は産まれる前に亡くなってしまう危険性もあるからです。

さらに、お母さんの子宮の下部が異常に伸びきって薄くなり、子宮破裂をおこす状態にもなりかねません。

また、けいれん陣痛や微弱陣痛になって分娩が長引くことも少なくありません。

ちなみに、横位での出産のお母さんの死亡率は2%で、赤ちゃんの死亡率は37%となっており、経膣分娩(自然分娩)での死亡率は50%という恐ろしい数字になっています。

万一赤ちゃんが横向きのまま出産に臨まなければならないような事態になったら、リスクのある出産は避けて、赤ちゃんとお母さんの安全をまず最優先に考えましょう。

横位を直す方法はあるの?

骨盤位(逆子)や横位は、妊娠30週を過ぎたあたりから自然に頭位へと胎位が変わっていきます。

ですが、お腹の赤ちゃんがだんだん大きく育ってくると、子宮の中で動きにくくなってきて頭位へと身体の向きを変えるのが難しくなります。

その場合は、赤ちゃんの胎位が変わるように「外回転術」や「逆子体操」などを行う場合があります。

また他にも、お母さんが赤ちゃんの横位を直すためにしてあげられることがありますのでご紹介していきます。

ただし、赤ちゃんとお母さんにとってリスクがあることも考えられるため、必ずかかりつけの医師に相談してから行ってください。

そして、絶対に横位が直るというものでもありません。もし頑張ったのに赤ちゃんが横向きのままだったとしても、それはお母さんのせいではないことを知っておいてください。

外回転術

外回転術とは、専門医の両手によってお腹の上から赤ちゃんの向きを変える方法です。

お腹に両手を添えて、赤ちゃんを回転させます。保険が適用される施術で、施術時間は2~3分ほど、赤ちゃんの心拍を確認しながら行います。

子宮内の羊水がもっとも多い妊娠30週ごろに行うことが多いですが、早産の可能性も考えて妊娠35~37週ごろに行うケースもあります。

成功率は約60%と高いのですが、その後また赤ちゃんが回転してしまったり、胎盤が剥がれる「胎盤剥離(たいばんはくり)」を起こしたり、早産になってしまったりというリスクも考えなければなりません。

なお外回転術は、子宮奇形や前置胎盤、羊水が少ない場合、出血していたり子宮口が開いている場合、破水している場合、臍帯(へその緒)が赤ちゃんの首に巻きついている場合などには行うことができません。

逆子体操

逆子体操とは、お尻を高くあげることで赤ちゃんの回転を促す方法です。

四つん這いになって行う「胸膝位(きょうしつい)体操」と仰向けに寝転んで行う「ブリッジ体操」があり、ともに妊娠30週が過ぎても頭が下向きにならない場合に行います。

逆子体操は、頭位になっていない赤ちゃんの向きを変える体操として有名ではありますが、科学的な根拠はありません

とはいえ、実際に逆子体操をしたら逆子や横向きが改善されたというお母さんがたくさんいます。

しかしその反面、臨月間近に逆子体操をしたことで、へその緒がお腹の赤ちゃんの首に巻きついてしまい死産したという例もあります。

逆子体操を取り入れる際には、必ずかかりつけの医師に相談して、お腹が張ったり異変を感じたらすぐに中止するようにしましょう。

また、早産傾向のあるお母さんや、羊水が少ないお母さんは、医師や専門家の指導のもとで行うようにして、切迫流産などの危険がある場合は絶対に行ってはいけません。

①胸膝位体操

胸膝位(きょうしつい)とは、胸と膝を床につけて腰を上方につきあげるようにした体位のことで、胸膝位体操は四つん這いの姿勢になって行います。

まず、膝が痛くならないようにカーペットや布団、ヨガマットなどで四つん這いになります。

そして顔と胸を床につけて、両膝も床につけたままお尻を高く上げます。顔には枕やクッションを敷いておくと楽にできます。膝の角度を90度に保つようにするのがコツです。

最初は短い時間から始めて、慣れてきたら15~20分ほどその体勢をキープしてください。この胸膝位体操は、寝る前に行うのがいいでしょう。

②ブリッジ体操

ブリッジ体操は仰向けに寝転んで行いますので、身体が冷えないよう布団やヨガマットを敷いて行ってください。

まず仰向けに寝転びます。

次に、お尻の下に枕かクッションを挟み込んで、30~35cmほどお尻を持ち上げます。骨盤ごと持ち上がるように場所や高さを調整しましょう。

最初は無理をしないように1~2分から始めて、慣れてきたら10分ほど姿勢をキープするようにしてください。ただし、お腹が張るようならすぐにやめましょう。

注意点

逆子体操はダイエットの体操とは違って、やればやるほど効果があるというわけではありません。というより、やり過ぎると身体に余計な負担がかかってしまうのでかえって危険です。

体調をみながら、無理をしない範囲で行うのが鉄則で、1日に1回でも短い時間でも大丈夫です。

10分やらなきゃ、15分はしなきゃ、30㎝は高くしなきゃと頑張り過ぎないでください。

お母さんが無理をすると赤ちゃんにも悪い影響が出てしまいますので、気持ちを楽にしてできることだけやりましょう。

お腹の赤ちゃんにはお母さんの声が聞こえているともいいますので、「一緒に頑張ろうねぇ」「ほーら、頭を下にしてごらん」など優しく話しかけながら行うのもいいです。

なお、逆子体操の後ですぐ動くのはやめましょう。ちょっと横になって、身体を充分に休ませてから動くようにしてください。

お母さんが横になるときは向きに気をつける

お母さんが横向きで寝るときにどっちを向いて寝ればいいかは、赤ちゃんの頭がどちら側にあるかで違ってきます。

まず、お腹の赤ちゃんの頭がどっちに向いているかをエコー検査でチェックしましょう。

そして、赤ちゃんの頭が右側ならお母さんは反対の左側を、赤ちゃんの頭が左にあればお母さんは右側を下にして寝ます

赤ちゃんが回転して胎位を変えやすいように、お母さんも手伝ってあげるのです。

お腹が大きくなってきたら仰向けで眠るのがつらくなり、寝返りをうつのにも一苦労という状態になります。

夜、一旦布団に入ってしまったら一晩中その姿勢のままということもありますので、せっかくなら赤ちゃんが体勢を変えやすい向きで眠ってあげましょう。

身体が冷えないように心がける

冷えは、逆子や横位の原因の一つともいわれています。お母さんは身体が冷えないようにくれぐれも気をつけてください。

暖かい服装で、身体を温めるものを口にして、血の巡りを良くして、子宮の中で赤ちゃんが元気に動いて正しい位置におさまるよう促してあげましょう。

とくに足元の冷えには要注意です。靴下の重ね履きやモコモコスリッパを活用して、それでも足元がポカポカと温まっていないようなら、朝晩に足湯をするというのも考えてみましょう。

逆子体操も、身体が温まっている状態のほうが効果的です。入浴後や就寝前がベストで、冬場ならば比較的暖かい時間帯もオススメです。

とはいえ、あまり着込んでしまうと体操がしにくくなりますので、腹巻や毛糸のパンツなども駆使して部分的に冷えを予防してください。

鍼やお灸でツボ押しでツボを刺激する

ツボを刺激することで体内の血流を促し、子宮の筋肉の緊張を和らげて赤ちゃんの回転を促す方法です。

妊娠30週を過ぎてから行いますが、刺激する場所がズレてしまうと、効果がないだけでなく赤ちゃんを危険な状態にさらすこともあり得ます。

決して自己判断ではせず、かかりつけの医師に相談のうえ、信頼できる鍼灸師の指導下で行うようにしましょう。

横位で気をつけることは?

横位で気をつけること

お腹の赤ちゃんが横向きでも逆子でも、肝心なのは神経質になり過ぎないことです。

横位であることにお母さんがストレスを感じると、子宮は緊張してしまい赤ちゃんは余計に回転しづらくなります。

赤ちゃんが横向きになっているのは、お母さんや赤ちゃんに問題があるからではありません

きっとその姿勢が赤ちゃんの落ち着く場所なのでしょうし、胎盤の位置やへその緒の関係で動けないということも考えられます。

ですから、赤ちゃんが選んでその体勢をとっているのかもしれません。いずれにしても、かかりつけの医師によく相談して、わからないことは何でも聞いて、不安を取り除いていきましょう。

お母さんは、お腹の赤ちゃんのためにもリラックスして、ゆったりとした気持ちで出産に臨んでくださいね。

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