切迫早産とは?子宮頸管が短いと切迫早産のリスクが高くなる?

切迫早産とは?子宮頸管が短いと切迫早産のリスクが高くなる?




妊娠中にハードな運動をしてしまうことや、その他にも無理な生活をしてしまうと早産のリスクが高まるといわれています。

しかしこのように無理な生活をしなくても、子宮頸管の短い方の場合は切迫早産のリスクが高まりますので、きちんとした検査を行った上で、子宮頚管が短いといわれた場合には安静な生活が必要となります。

そして、切迫早産のリスクが高くなった時には入院をする必要も出てくるので、ご家族の協力も不可欠です。

そこで今回は、

・切迫早産とは?
・子宮頚管が短いと切迫早産になりやすい?
・切迫早産を防ぐ方法は?

といった方に、切迫早産や子宮頚管の長さとの関係、予防法などについて詳しくご紹介します。

切迫早産とはどんな状態?

切迫早産とはどんな状態

切迫早産は入院の必要性が高く、安静が必要です。

子宮頚管が短い場合にもリスクが高くなる切迫早産というのは、どのような状態なのでしょうか。

早産になりそうな時

一般的に早産というのは、妊娠22週から妊娠36週の間に生まれることです。

切迫早産というのは、この早産になりかけている状態のことをいいます。

現在では医療の発展により、早い時期に赤ちゃんが生まれてしまっても、何もなく健康に成長する確率が高くなってきましたが、それでも身体が十分にでき上がっていない状態で生まれると、障害や後遺症を発症する可能性が高いのは変わりません。

ごく一般的な早産と呼ばれるものと、切迫早産にはこのように大きな違いがあります。

早産のリスクが高くなる

切迫早産の可能性が高くなればなるほど、早産のリスクが高くなってしまいます。

切迫早産は赤ちゃんが十分育っていない段階で、出産の準備を迎えようとするので、どうしても出産のタイミングそのものが早くなってしまうことが多いです。

少しでも赤ちゃんがお腹の中で育つ時間を長くするためにも、切迫早産を防いでいくことがとても大切になります。

とにかく安静にしなければならない

切迫早産の疑いが出たときには、とにかく安静にしていなければなりません。

子宮に対して刺激を与えないことはもちろんですが、可能な限り横になって体を休めることにより、1日でも長く赤ちゃんがお腹の中で成長してくれるように、妊婦さんは無理をせず休めるような環境を作る必要があります。

また、場合によって切迫早産のリスクが非常に高くなってしまうようであれば、入院するという選択肢も出てきます。

ドクターの判断によって切迫早産が疑われた当日から、すぐにでも緊急入院となるケースも珍しくありません。

切迫早産の症状は?

切迫早産の症状は

切迫早産について、妊婦さんとしては何か特徴的な症状から気がつくことができるのでしょうか。

定期健診などで切迫早産の疑いが出るケースもありますが、妊婦さんも以下でご紹介するような症状が出た時には速やかに受診しましょう。

安静時でも下腹部痛や背中の痛みが出る

横になり安静にしているときや、ソファーなどに腰掛けて座っている時であっても、強い下腹部痛が治らない場合、さらには背中が痛い場合などは、切迫早産の可能性が高いといえます。

子宮が収縮を起こしており、この影響から下腹部や背中に痛みが出るのです。

強いお腹の張りが起きる

こちらもやはり子宮の収縮によって出てくる症状ですが、お腹が強く張ってしまう場合にも切迫早産の疑いがあります。

お腹の張りと共に下腹部痛や背中の痛みなどが同時に出てくる場合には、さらに切迫早産の危険度も高まるため、自分で運転するのではなく、タクシーやご家族の運転する車でクリニックに向かいましょう

また痛みが強すぎる場合や張りが強すぎて動けなくなってしまうような場合には、救急車を要請します。

不正出血が見られる

妊娠中には基本的に出血は見られないものですが、比較的量が多いと感じられる不正出血がみられたり、その他にも頻繁に短期間で不正出血が見られる場合には、切迫早産を疑ってみてください。

破水してしまう

こちらの症状については、すぐにでもクリニックに連絡を入れて受診する必要がありますが、破水してしまった時には、なるべく自分で動かず救急車を要請しクリニックまで行くようにしてください。

破水の症状が分からないという妊婦さんもいるようですが、実際には温かい液体が自分の意思とは全く関係なく流れてくるので、すぐに気がつきます。

子宮頸管はどこにあるの?長さは?

子宮頸管はどこにあるの?長さは

子宮頚管というのは、どこにあるのかをご存知ではない方もいるようです。

子宮の下には、赤ちゃんが生まれてくるための産道やさらには膣の入り口などがありますが、子宮頸管は内側にある子宮の入り口と外側にある子宮の入り口をつないでいる場所になります。

外子宮口から内子宮口まで

子宮頸管の場所は、外子宮口から内子宮口までとなっています。この子宮頚管の長さをしっかりと計り、短すぎるようであれば対処が必要です。

検診時のエコーで長さがわかる

子宮頸管の長さを自分で知るためには、妊娠した後の検診によって把握することができます。検診時にはエコーを使って検査をするため、この時に子宮頚管の長さを測ることができるのです。

平均的な子宮頸管の長さは?

平均的な子宮頚管の長さは3.5㎝から4.5㎝です。

4㎝以下の場合には子宮頚管が若干短いことで、ドクターからも安静な生活を促されるケースがほとんどです。

人によっては子宮頚管が反対に長いケースがあり、7㎝以上も子宮頸管が存在しているという場合もあります。

週数によって極端に短くなってしまうこともある

子宮頸管は、出産が近づいてくると子宮が大きくなるに従って短くなる

のですが、このように出産が近づいてから子宮頚管が短くなるのはごく自然なことです。

切迫早産のリスクが高くなるのは、子宮が大きくなっていない状態で短い場合です。

出産が近づくに従って2.5㎝くらいまでは短くなるのですが、そうではない状態で4㎝以下である場合や、その他にも3㎝以下である場合は、細心の注意を払いながら妊娠期間を過ごさなければなりません。

長すぎても問題ない?

子宮頸管は上記の通り人によって7㎝以上も存在することがあります。このように長過ぎてしまうと、反対に何か心配なるのではないかと気になる人もいるでしょう。

子宮頚管が長すぎることによるデメリットやリスクなどは特にありませんので、長いからといって気にする必要はありません。

3㎝以下の場合には入院が必要になるケースが多い

子宮頚管が3㎝以下の場合には、極端に子宮頚管が短いため、妊娠初期の段階や妊娠中期の段階で入院が必要になってくるケースがあります。

子宮頸管があまりにも短いことで切迫早産のリスクが高くなると、日常生活を送ることも難しくなるため入院して動作を制限し、とにかく安静に過ごすことが最優先になります。

子宮頸管が短い原因は何?

子宮頸管が短い原因は何

子宮頚管が短くなってしまう原因についてご紹介していきましょう。

細菌感染

子宮頚管が短くなってしまう原因の一つに細菌感染があります。

細菌感染を起こすことによって、子宮頸管や子宮頸管の周辺、さらには子宮口の周辺なども炎症を起こしてしまうことがあります。そういった炎症から子宮頚管が圧迫されて短くなるケースがあるのです。

体質によるもの

体質によって、もともと筋肉量が少ない方や子宮の筋肉が弱い方の場合は、子宮頚管が短くなってしまうことがあります。

子宮の筋肉が弱いというのは子宮をしっかりと支える筋肉にも影響が出てしまいますので、筋力が弱いことによって子宮が下がり、その結果として子宮頸管が圧迫されて短くなります。

切迫早産を防ぐための治療はできる?

切迫早産を防ぐための治療はできる

子宮頚管が短いことによる、切迫早産のリスクが高い場合には、治療をすることができるのでしょうか。またその場合の治療方法はどんなものなのでしょうか。

子宮口を縛る手術

可能な限り赤ちゃんが子宮の中で大きく育つことができるように、子宮口を縛るという手術を用いることがあります。

このように子宮口を縛ることによって、早期の段階で子宮の収縮が起きてしまうことを防ぎます。1日でも長くお母さんのおなかの中で赤ちゃんが成長できるような環境を作ります。

投薬などが必要なこともある

状況に応じて切迫早産のリスクが高くなってしまった場合には、入院をするとともに投薬をして子宮の収縮を抑えること、さらには点滴で収縮を抑えることもあります。

入院期間について

子宮頸管が短く切迫早産の可能性が考えられる場合は、入院が必要なこともあります。

またこの場合の入院期間については、人によって違いがありますが、長くなると3ヶ月から4ヶ月程度入院するケースもあります。

そのため、このような入院期間はどのように生活をするのか、ご家族の協力を得るようにしましょう。

特に上のお子さんがいらっしゃるご家庭の場合には、妊婦さんが切迫早産のリスクによって入院してしまうと、お大変なことがたくさんあります。

それでも妊婦さんはお腹の赤ちゃんを守るため、切迫早産を防ぐことが最優先になりますので入院しなければなりません。

このときのお子さんのお食事や、その他さまざまなお世話を、誰がするのかについては、やはりご家族の協力なしにはできないことです。

切迫早産を防ぐためにできることは?

切迫早産を防ぐためにできることは

子宮頚管が短いといった診断を受けた場合、自分の力で子宮頸管を伸ばすことはできません。しかし子宮頸管が短いことによる切迫早産を防ぐ努力はできます。

ただし、このような努力に関しては必ずドクターの指示のもと行うようにしてください。

独断で無理に行ってしまうと、体に負担をかけてしまうことがあります。子宮頚管が短い場合、切迫早産を防ぐためにドクターからアドバイスを受けるのは以下の2つがメインとなります。

スクワットをする

ゆっくりとした速度でスクワットをする方法です。ゆっくりとスクワットをすることによって、子宮周辺の筋力を高める、さらには子宮頸管を守るための筋力を高めるといった効果があります。

1日に行う回数や行うスピードに関しては、子宮頸管の状態や妊娠週数によって異なるため、ドクターに言われたことを守ってください。

階段の上り下りをする

スクワットと同じような効果になりますが、階段の上り下りをするというのも子宮頸管をしっかり支える筋力をつけるためには効果的な運動です。

ただし、このような運動はお腹が張っている時や、その他にも下腹部痛がある時では避けなければなりません。

あくまでも体調がよくお腹にも、特にいつもと違った様子がないタイミングを見計らって行ってください。

少しずつこのような運動を取り入れていくことによって、子宮頸管や子宮口を守っている筋力が強くなり切迫早産の予防につながっていきます。

家庭内で気をつけること

この他にも家庭内での生活において、いくつか気をつけるべきポイントがあります。

重たいものを持たない

洗濯物をはじめとして、この他にも重たいものを持たないことが大切です。重たいものを持っときにはどうしてもお腹に力が入ってしまい、この動作が子宮の収縮を引き起こしてしまうことがあるからです。

特にお洗濯物を干す際にも、体をかがめて洗濯物を取り、背筋を伸ばして干すといった動作を繰り返しますので注意が必要となります。できるだけお腹に負担のかからない方法を考えましょう。

入浴の際には滑らない工夫をする

入浴をする際に足元が滑ってしまうと、どうしても全身に力が入ってしまうことになります。

また、万が一滑って転倒するようなことがあればとても危険です。そのためお風呂場の床には滑らないマットを敷くなどの工夫をしましょう。

浴槽と床に大きな段差があるご家庭の場合、この段差を極力取り除く工夫も必要になってきます。

すぐに慌てる必要はない

子宮頚管が短いと診断された場合、すぐに慌てる必要はありません。切迫早産を防ぐための運動や治療方法も存在しています。

子宮頚管の長さは体質によって違ってくるものですので、自分を責めてしまうようなことも避けましょう。

ドクターからの指示を仰ぎながら、日常の生活を過ごすことで、切迫早産を回避することにつながっていきます。

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