妊娠初期に胃もたれするのはどうして?つわりと胃もたれの関係

妊娠初期に胃もたれするのはどうして?つわりと胃もたれの関係




妊娠初期は、つわりで食べ物の匂いを嗅いだだけで、気分が悪くなるという方も多いのではないでしょうか?

また、吐き気を伴う、食べ物の好みが変わるなどの症状を訴える方も少なくありません。つわりは妊婦さんによって、症状の度合いも異なり、個人差のあるものですが、つわりで頻繁に吐き気や吐き戻しを繰り返しているとひどいケースでは胃もたれを感じてしまうこともあります。

胃痛までとはいかないものの胃もたれをいつも我慢しているのは辛いですよね。

そこで今回は、

・妊娠初期に胃もたれするのはどうして?
・妊娠初期のつわりと胃もたれの関係を知りたい
・妊娠初期のつわりと胃もたれの対策は?

といった方に、妊娠初期の悩みの症状である胃もたれとつわりとの関係について詳しくご説明します。

関連記事>>「吐きつわり・食べつわり」辛いつわりを乗り切る対処法

妊婦さんはみんな胃もたれを感じているの?

妊婦さんはみんな胃もたれを感じているの

つわりは妊娠初期の4週から6週ごろから始まり、12週から16週ごろまで続くといわれています。妊娠初期の症状を単なるつわりと表現していますが、その症状は人それぞれです。

もちろん代表的な症状は、吐き気やむかつきなどの症状ですが、ほかにも、頭痛を感じる方もいますし、眠気や体の疲れなどを感じる方もいます。

複数の症状を併発する方もいて、これがつわりと簡単にいえるものではありません。食べ物の匂いを嗅いだだけで、気分が悪くなって吐いてしまう方もいれば、ただ何となく胃がむかむかするといった胃もたれの症状を感じるだけという方もいます。

そのため、つわりがあるといってもすべての方が胃もたれを感じる訳でもなく、胃もたれの症状も人によって異なります。すべての妊娠初期の妊婦さんが胃もたれを感じる訳ではありません。

妊娠初期のつわりによる胃もたれの原因とは?

妊娠初期のつわりによる胃もたれの原因とは

つわりの症状として胃もたれを感じる妊婦さんはたくさんいます。どんなつわりの症状が原因となって、胃もたれを感じてしまうのか、つわりによる胃もたれの原因を見ていくことにしましょう。

匂いに敏感になるつわりによる胃もたれ

食べ物の匂いに反応して胃のもたれを感じる方もいますし、あらゆる匂いに敏感に反応し、その過剰反応として胃もたれを感じる方もいます。

いずれにせよ、何かの匂いに反応して胃もたれを感じるという症状があります。これは色々な説がありますが、胎盤が形成されるときに絨毛から分泌されるヒト絨毛性ゴナドトロピンが原因となっているという説が有力とされています。

人は体の中にほかのものが入ってくるとそれを排除しようと働く機能がありますが、赤ちゃんの半分はパパの遺伝子を持っているため、それを異物と感じてしまうことによる症状がつわりとして表れるという考えです。

一種のアレルギー反応のようなもので、その状況を過剰に反応しない妊婦さんの場合、つわりによる胃もたれも軽かったり、全くあらわれないこともあります。

食べづわりによる胃もたれ

妊娠初期のつわりの中には食べづわりというものがあります。一日中、もしくはほとんどの時間何かを口にしていないと気持ち悪くなってしまう症状のつわりです。

軽い場合でも空腹の状態になると気分が悪くなってしまうというケースもありますが、これを胃もたれと感じることも少なくなく、厄介なつわりといえます。

また、食べ物を常に口にしているということは、胃にも大きな負担になります。胃が常に食べ物を消化しているのですから当然です。単なる気持ち悪い症状が、胃への負担が原因となり、胃もたれの症状となってあらわれることがあります。

参考記事>>「吐きつわり・食べつわり」辛いつわりを乗り切る対処法

食べ物を受け付けないつわりも胃もたれの原因

つわりの症状はさまざまで全く食べ物を受け付けることのできないほど、症状が悪化してしまうつわりがあります。

栄養が摂れないこともあり、心配な点も多いつわりですが、空腹なのに食べ物を入れられないことで、胃もたれを生じてしまうこともあります。

胃酸ばかりが出てしまい胃の壁を傷つけてしまうのです。結果胃もたれの症状としてあらわれます。

吐き戻しによる胃もたれ

食べ物を食べることができても、どうしても気持ち悪くなって吐き戻してしまうという妊婦さんも少なくありません。吐いてしまうのは本当につらいですが、この吐くという行為は胃にも大きな負担となります。

女性ホルモンであるプロゲストロンがもたらす、胃の働きを弱めてしまう作用が原因といわれていますが、消化不良を引き起こしてしまったり、胃酸過多を引き起こしてしまい、吐いてしまうのです。

何度も吐く行為を繰り返すことで、ますます胃は荒れ、余計に吐くという悪循環が起こります。胃液が逆流するわけですから、食道炎なども心配となってきます。

参考記事>>「吐きつわり・食べつわり」辛いつわりを乗り切る対処法

つわりというストレス自体が胃もたれの原因に

妊娠初期のつわりは本当に毎日の悩みの種です。どうしたらいいのかわからず、毎日耐える生活を送るしかないという方も多くいます。

こうしたつわりへのストレスが原因となり、胃を荒らし、胃もたれになることがあります。つわりが治まれば、胃もたれもよくなる方がほとんどですが、長く続く辛さは本当にストレスとなってしまいます。

胃もたれの原因別つわり対処法

胃もたれの原因別つわり対処法

胃もたれの原因はさまざまなつわりの症状からくるものです。胃もたれを引き起しているつわりそれぞれについても対策をしていくことで、胃もたれを改善していきましょう。

匂いづわりによる胃もたれの対策は?

匂いづわりはその名のとおり特定の匂いに対し起こるつわりです。人によってその対象となる匂いは異なりますが、まずは、その匂いの原因に近づかないことがつわり対策といえます。

料理に対し、つわりを覚え、胃もたれを覚える場合には、無理して食事の用意をしないようにしてみましょう。特にご飯を炊く時や魚や肉を焼くときに出る匂いは、強くなりますので、旦那さんや家族に協力してもらい、食事の準備をお願いしてみましょう。

食べづわりによる胃もたれの対策は?

食べていないとひどくなるつわりには、空腹を避けることが大切です。一度に食事をとることはしないで、空腹になる前に小分けに食べるようにするとつわりの症状も軽くなります。

同時に胃に負担をかけない食べ方ですので、胃もたれの症状も少しずつ改善していきます。おおよそ2時間おきぐらいに食事をとるようにしてみましょう。

食べ物を受け付けないつわりによる胃もたれの対策は?

全く食べ物を受け付けないつわりは、なんでもいいので少しずつ胃に物を入れるようにするのが一番です。

トマトや果物、ヨーグルトなどは酸味があるため、口もさっぱりして食べやすいです。また、冷たい果物やそうめんなども食べやすく、少量から食べることができるのでおすすめです。

ただし酸味のある食べ物や冷たい食べ物は食べすぎると胃もたれを悪化させてしまいますので、注意しましょう。

また、それでも食べ物を受け付けないときはサプリメントなどで栄養を補うことも大切です。

葉酸サプリメントの効果的な摂り方と葉酸が男性に与える効果や、葉酸サプリの正しい選び方とおすすめの葉酸サプリランキングの記事にて妊娠中に必要な栄養素をカバーした葉酸サプリについてご紹介していますので参考にしてください。

参考記事>>つわりや便秘にも効果的!妊婦さんにおすすめの果物

つわりの吐き戻しによる胃もたれの対策は?

まずは、消化の良い食べ物を少量ずつとるようにしましょう。消化が早く進めば、吐くものが少ないため、吐いて辛いということがなくなります。

また、水分をとることも大切です。胃酸を薄めることで吐き気がもよおしてくるのを防ぐことができます。

イオン水などは体への吸収もよいですので、おすすめです。吐き気の繰り返しによる胃もたれにも、消化の良い食べ物や少量ずつ食べる方法は、負担を減らすことができ良い方法です。ぜひ実践してみましょう。

つわりのストレス改善法

つわりのストレス改善法

つわりによるストレスを減らすためには、やはり原因となるつわりを軽くする方法を試してみるしかありません。ですが、つわりは一発で改善できるという策はありません。

全く食べられない食べ物を少しでも食べられるように、常に食べていなくては気持ち悪くなるのを少しでも抑えられるようにと改善していくしかありませんが、何もしないでただ耐えてこの時期をやり過ごすよりは、胃もたれもずいぶんマシになります。

少しでもつわりが改善できるよう、胃もたれが軽くなるよう、つわりと胃もたれに良いとされる方法を試してみましょう。

つわりによる胃もたれ対策にビタミンB6を摂る

妊娠初期のつわりの治療にも使われるのがこのビタミンB6です。治療のために点滴などとして使用されることが多く、重症化したつわりにも効果があるとされています。

病院で点滴してもらわなくても、ビタミンB6は食べ物から摂ることもできますので、試してみましょう。サツマイモやジャガイモといったイモ類やピーナッツなどのナッツ類、レバーやゴマ、バナナ、ニンニクなどにも含まれています。

ナッツ類は胃が荒れている場合にはあまりおすすめできませんが、イモ類は消化が良いことでも知られていますので、献立に上手く取り入れながら、つわりのストレスを軽減し、胃もたれを改善していきましょう。

体を締め付けるものは着ない

ブラジャーやレギンスなど締め付けの原因となるインナーを着用しているとつわりの症状が悪化するといわれています。

血液の流れを良くすることでつわりが軽くなることもありますが、同時に胃の消化機能を高めてくれることも期待できますので、試してみましょう。

ひどいつわりは、医師に相談しよう

ひどいつわりは、医師に相談しよう

つわりを解決することでそのストレスも軽減されますので、ひどいつわりに悩まされている場合にはできるだけ医師に相談してみましょう。

症状によって、点滴などの治療をしてもらうことができます。我慢を重ねこれ以上ストレスとならないよう、胃に負担とならないよう医師による治療を受けることも大切です。

病院に行くかどうかの判断基準は?

つわりがある時、基本的に安静にし、症状が治まるのを待ちますが、つわりで胃もたれがひどくなると、重症妊娠つわりと診断されることがあります。

妊娠初期は胎児も多くの栄養を必要としませんので、妊婦さんの2~3キロの体重の減少はOKですが、全く食事がとれなく、胃もたれによる吐き気などが治まらない場合は危険です。

栄養失調や脱水症状を併発することもありますので、食べ物や水分も取れないという場合には、医師の診察を受けましょう。

重症妊娠つわりということも

つわりによる胃もたれで医師の診察を受けると重症妊娠つわりと診断されることがあります。

尿の中のケトン体の量などで判断しますが、吐き気を伴って食事がとれず、妊婦さんの脂肪を栄養としているような場合には、ケトン体の量が増えますので、医師による治療が必要です。

もちろんつわりの症状は妊娠によるものですので、医師でも完全に治すことはできませんが、水分や糖分、ビタミンなどの補給や嘔吐薬で妊婦さんの症状を改善していきます。場合によっては、入院が必要なケースもあります。

妊娠初期は家族に協力をしてもらおう

妊娠初期は家族に協力をしてもらおう

妊娠初期のつわりは、非常につらいものです。その上胃もたれの症状があるのですから、そのつらさも耐えがたいことでしょう。

しかし、そういった妊娠中の症状は、たとえ一緒に住んでいる旦那さんさえ、あまり気づいてもらえないものです。

家事をやっていない、食事の支度をしていないことばかりが目立ってしまい、「妊娠にかこつけてさぼっているだけでは?」などと思われてしまうことも少なくありません。

実際に妊娠してつわりがあっても軽い症状で済む方もいますから、そう思ってしまうのも経験のない男性にとっては仕方のないことですが、きちんと話して伝えればわかってもらえるはずです。

「つわりは個人差も多く、どうやら私はひどいみたいなの。」と話して、まずは理解してもらいましょう。その上でできる限りのことを協力してもらいましょう。

つわりは妊娠中期になるとその症状も治まるといわれています。一時的な協力ですので、遠慮せずつわりと胃もたれが回復するまででも手伝ってもらえるよう、お願いしてみましょう。

つわりによる胃もたれだからと甘く見ないで

つわりによる胃もたれだからと甘く見ないで

つわりは妊娠初期に起こりやすい症状のため、病気ではないからと必死に我慢する妊婦さんも少なくありません。

ですが、それが結果的に胃もたれの原因となってしまうこともあります。胃もたれがひどくなると、ますますつわりがひどい症状となってしまい、より悪循環を招いてしまいます。

つわりだから、ただの胃もたれだからといって甘く見てはいけません。ひどい症状を招いてしまう前に、対策や改善できる方法を試して体調を整えていくようにしましょう。

それでも改善が見られない場合やひどくなってしまう場合には医師の判断を仰ぐことも大切です。

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