妊娠検査薬で陽性が出たら確実

妊娠検査薬で陽性が出たら確実?妊娠していない場合はあるの?



「生理が遅れている」「体の調子がいつもと違う」そんな時、まず疑うのが妊娠です。

妊娠の陽性、陰性の確実な判定は病院で行いますが、病院に出向く前に、自宅で「妊娠しているかどうか?」確認するために使用するのが妊娠検査薬です。

妊娠検査薬は近年では精度も高まり、妊娠していないのに陽性反応が出ることは少なくなっています。

それでも病院を受診したら、妊娠していないと言われてしまったり、陽性反応が出たにもかかわらず、生理が来てしまうこともあります。どうしてこんなことが起こるのでしょうか?

そこで今回は、

・妊娠検査薬が陽性を示すのはなぜ?
・妊娠検査薬で陽性だったのに妊娠していないことはあるの?
・妊娠検査薬の正しい使い方は?

といった方に、妊娠検査薬の陽性判定について詳しくご説明します。

妊娠検査薬が陽性を示す仕組みは?

妊娠検査薬が陽性を示す仕組み

妊娠したかどうか確かめるために使われている妊娠検査薬ですが、どのような仕組みで妊娠したか分かるのでしょうか。

女性の体は妊娠するとさまざまなホルモンを分泌し始めますが、この仕組みを利用して妊娠したかどうか判定するものが妊娠検査薬です。

妊娠検査薬には数秒尿をかけて、しばらく置いたのちに結果を見ることになりますが、妊娠すると、尿にヒト絨毛性ゴナドトロピン(human chorionic gonadotropin)が排出されます。

このホルモンは、受精卵が子宮内膜に着床すると分泌を始めるホルモンで、妊娠が経過すればするほどその分泌量が上昇するため、妊娠したかどうかが分かる仕組みとなっています。

通常の妊娠では、排卵後10日ほどでHCG量が上昇をはじめ、排卵後12日(着床後3日)頃にはHCGの量が25IU/Lになります。

また、排卵後14日頃(着床後5日)には、50IU/Lに達します。

妊娠検査薬はこのHCG値が50IU/L以上あれば陽性と判定されるため、時期が早すぎる場合、陽性判定が出ないこともありますので、注意が必要です。

妊娠検査薬を使用するのはいつ?

妊娠検査薬はHCG値が50IU/L以上あらわれた場合、陽性と判定をしてくれますので、この数値に達していない場合、陰性と判定されます。

妊娠した場合、陽性と判断される時期は排卵後14日あたりからなので、排卵後2週間過ぎてから検査しましょう。

ですが、ほとんどの方がいつ自分は排卵しているかということを知らないケースが多いため、妊娠検査を使用するおおよその目安は、生理を基準として考えられています。

通常妊娠が始まると、4週ごろから母体の尿の中にHCGが排出されるようになります。そのため、妊娠4週目ごろに検査を行うのが適当な時期といえます。

女性の生理予定日を基準で考えると生理のサイクルが28日の方の場合、前回の生理開始日の28日後に次の生理が始まることになりますので、次の生理予定日頃から使うことができることになります。

ただし生理予定日はその周期を上回る場合や下回る場合などもあり個人差もあります。

また、この尿中に含まれるHCGというホルモンの分泌も人によって増え方が異なります。早い段階で50IU/Lに達する方もいれば、4週間後ではその値に満たない方もいます。

そうした個人差も考慮して、妊娠検査薬の使用基準は、次回生理予定日の1週間後に設定されていることが多くなっています。

この頃であれば間違いなく、妊娠=陽性の判定が下せることになるからです。

現在の妊娠検査薬はその判定確率も99%と高く、陽性と判定が出ればほぼ妊娠していることとなりますので、妊娠を知る目安として多く使用されています。

妊娠検査薬で陽性が出ても妊娠していない?

妊娠検査薬で陽性が出ても、妊娠していない可能性がゼロという訳ではありません。

検査をした方の中には、陽性が出て、病院で正式に妊娠を確認してもらおうと出向いても、残念な結果を言い渡されたケースもあるからです。

また、妊娠検査薬で一度は陽性判定が出たにもかかわらず、もう一度検査をしてみたら、陰性になってしまった方もいます。

妊娠検査薬の測定法が間違っていたり、尿をかける時間が少なかったりすると正確な判定は出なくなってしまいますが、間違いなく検査を行って陽性が出たのに妊娠していないことはあり得るのでしょうか?

まずは妊娠検査薬の使い方からおさらいしましょう。

妊娠検査薬の使用方法

妊娠検査薬は尿を吸収される所定の位置に尿をかけ、判定を下します。そのためこの判定個所に尿をしっかりかけることが大切です。

一般的な妊娠検査薬では、所定の場所に排出している尿を3秒間かけるものが多くなっています。

紙コップなどに尿を貯め、尿を吸収する個所に付けて検査することもできますが、この場合排出した尿を直接かけるより長い時間尿に浸す必要があり、その時間は一般的に5秒程度です。

そのまま、尿吸収部分に取り付けられていたキャップを付け、テーブルなどの水平な場所において、1分経つのを待ちます。

通常は終了したかどうか表示されるサインが出るものが多くなっていますので、この終了サインが付くまで待ちましょう。

終了サインが付いたら、陽性か陰性か結果を判別します。妊娠検査薬は色々なメーカーで販売されているため、それぞれのメーカーによって尿をかける時間や放置時間が異なり、また、判別マークも異なります。

説明書などをよく確認した上で、しっかり正確に検査を行うよう心がけましょう。

陽性と判定されたのに妊娠していないのはなぜ?

>陽性と判定されたのに妊娠していない

正確に検査を行った上で、陽性判定が出たにもかかわらず、妊娠していないということはありえます。

陽性と判定されたにもかかわらず、妊娠していなかった場合、必ずしも妊娠検査薬が間違って判断を下したわけではなく、尿の中にHCGホルモンが実際に排出されており、そのホルモン値を見て陽性と判断されることもあります。

「妊娠していないのにHCGが尿に混ざることはあるの?」と疑問に思う方もいるでしょうが、必ず妊娠が原因となってHCGホルモンが排出されるケースばかりではないからです。

妊娠検査薬で陽性と判断されたのに、妊娠していないケースには、どのようなものが考えられるのでしょうか?

フライング検査に気を付けて

排卵の時期には、分泌されるLH(黄体刺激ホルモン)によって陽性反応が出てしまうことがあります

この排卵時期とは、卵巣で成熟された一つの卵子が卵巣から出てくる日を指しますが、通常生理予定日の14日前とされています。

しかし、卵胞が成熟して排卵されるまでの期間である、卵胞期や生理が始まるまでの黄体期にもLH(黄体刺激ホルモン)は多く分泌され、これには個人差があります。

また、生理の周期により長さが異なります。生理が不順であったり、生理周期が乱れている場合でも排卵日の予想は難しくなります。周期が遅れ、検査した日の前後が排卵日と重なると、妊娠検査薬で陽性反応が出てしまうことが多くなるのです。

妊娠を待ち望んでいる方にとって、検査を行うまでの期間は長く感じることも多いですが、生理予定日迎える前に早く検査を行ってしまうと、正確な判定結果が得られません。

また、生理予定日を誤って計算してしまっても妊娠の有無がしっかり判定できません。確実に生理が来ないと分かってから妊娠検査を行うことが大切です。

基礎体温を付けるなど生理周期を把握して、フライング検査をしないよう注意しましょう。

尿が原因となる場合

尿にはさまざまなものが含まれています。

一般的に、体に不必要なものが排出されるわけですが、体が健康な状態でない場合、尿に含まれている一つの成分の量が異常に多かったり、通常排出されないものが排出されてしまうことがあります。

こうした場合、妊娠検査薬が陽性を示してしまうことがあります。高い濃度で血液やたんぱく、糖などが出てしまうことも少なくありません。

つまり、正確に妊娠検査薬が反応しないケースが出てしまうのです。

性腺刺激ホルモン剤(ゴナドトロピン)を使用している場合

性腺刺激ホルモン剤(別名ゴナドトロピン)を使用している場合も、陽性反応が出てしまうことが多くなります。

卵巣に刺激を与え、その発育や機能を整えてくれる作用があるため、治療目的などとして処方されることが多いホルモン剤ですが、これを投与している場合、陽性判定が出てしまいます。

不妊治療などで使われることもあるため、不妊治療中の方は特に妊娠検査薬の使用に注意が必要です。

治療のためにHCGホルモン剤を使用している場合は、尿の中にHCGが排出されてしまうことになりますので、陽性判定が出てしまうケースが多くなります。

妊娠判定を行う際には不妊治療を行っている病院で検査してもらうことが一番といえます。

HCG産生腫瘍がある場合

絨毛上皮腫などのHCG産生腫瘍があるケースでも、妊娠検査薬の判定で陽性が出てしまうことがあります。

絨毛上皮腫の他にも異所性HCG産生腫瘍として奇形腫(精巣、卵巣未分化胚細胞腫)、胃癌、肺癌、膵臓癌などでもHCGホルモンが尿に排出されるケースもありますので、注意しましょう。

異常妊娠

染色体異常が原因となり、胎盤の大元となる絨毛が異常に増殖してしまい、胎児を吸収してしまう胞状奇胎という病気や、子宮外妊娠の場合なども、妊娠検査薬で陽性反応が出てしまうことがあります。
子宮外妊娠の場合は、通常妊娠時よりもHCG値が低く、擬陽性が長く続く場合などに疑われます。

また、子宮外妊娠の場合、陽性と出る時ばかりでなく、HCGの値が少なく、陰性と判断されることもありますが、通常の妊娠と異なり、ピンク色の血液が出続けたり、下腹部の痛みを伴うこともあります。

体調面に異変を感じた場合には、陽性判定だけを頼りに妊娠していると判断するのではなく、異常妊娠を疑ってみることも大切です。

できるだけ早く病院を受診するようにしましょう。

閉経後の場合

閉経後の女性は卵巣機能が低下してしまうため、その機能を補おうとして脳下垂体から、疑似HCGが分泌され、もちろんその疑似HCGは尿として排出されます。

そのため妊娠検査薬を使用した場合、陽性反応が出てしまうことがあります。実際に閉経後の女性の尿から作られたHCG製剤などは、不妊症の治療薬としても使われています。

LH(黄体刺激ホルモン)が過剰に分泌されている場合

フライング検査でも触れましたが、排卵時に分泌されるLH(黄体刺激ホルモン)は、HCGと科学的にも似た構造をしているため、このLHが過剰に分泌されている時に妊娠検査薬を使用すると誤反応を起こすことがあります。

流産や中絶をして間もない場合

流産や中絶をした場合、徐々にHCGの値が低下していきますが、まだ完全に下がりきっていない場合に、妊娠検査薬を使用すると陽性の反応が出てしまうことがあります。

陽性反応が薄く出た場合は?

妊娠検査薬を使ってうっすらと陽性反応が出ることがありますが、こうした場合、妊娠したかどうかの判断に困ってしまいます。

うっすらと出てしまった陽性反応はどう捉えればいいのでしょうか?

時間通りに薄い陽性反応が出た場合

各メーカーの指定するよう、正反応と同じ色の薄い陽性反応があった場合、妊娠している可能性は十分に考えられます。

HCGに反応して色が付いている可能性があるからです。

このケースの多くは妊娠検査の時期が早すぎたりして、HCGが十分に反応できる値に達していないことが原因だと考えられますので、日にちを改めて妊娠検査をしてみましょう。

また、病院に出向いて正確に判断してもらうのも確実です。

時間が経過した後に薄く印が出る

妊娠検査薬に記載されている検査時間が過ぎても陽性反応が出なかったにもかかわらず、時間が経過した後に見てみると、薄いグレーなどのマークが浮き出ていることがあります。

これは蒸発線といって妊娠反応を示すマークとは異なります。そのため、妊娠している可能性は極めて少ないと考えられます。

マークののぞき窓にしみ込んだ水分が蒸発する際に、濃縮された尿が残り、誤反応を起こしてしまうことがあるからです。

のぞき窓からぼんやりと見える程度のマークは陽性反応とは異なりますので、注意しましょう。意外とこのケースでの受診が多いです。

これはメーカーなどによっても出る、出ないの差がありますが、あくまで時間内に陽性反応が出ているかで判断するようにしましょう。

正確な妊娠判断は病院で

正確な妊娠判断は病院で

最近では妊娠検査薬の性能も上がっていますが、誤反応が起こる可能性はゼロではありません。

正確な判断は病院に委ねることが大切です。病院を受診するかどうか知るべき判断材料として使ってみましょう。

また、正確に測定するためにも、濃度のある朝一番の尿を使うなど、工夫も必要です。上手に妊娠検査薬を活用し、妊娠を知る一つの目安として使ってくださいね。

監修:Etuko(産婦人科歴12年)

プロフィール:産婦人科医は「女性の一生の主治医である」と考える医師のもと看護師として12年勤務。述べ18万人の妊婦さんのサポートにあたる。筋肉、骨フェチで体幹バランス運動にて機能訓練をおこなっています。

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