妊娠中期のぎっくり腰

妊娠中期のぎっくり腰はどう治す?ぎっくり腰の症状と原因




妊娠中期はお腹も少しずつ大きくなり、腰への負担も妊娠初期に比べると増えてきます。

そういった状況の中、普段と変わらない生活をしていると、突然、腰に激痛が走り動けなくなってしまうことがあります。

妊娠中期には、生まれて初めてぎっくり腰を経験したというママも少なくありません。

そこで今回は、

・ぎっくり腰とはどんな状態?
・妊娠中期はぎっくり腰になりやすいの?
・妊娠中期のぎっくり腰は受診したほうが良い?

といった方に、妊娠中期のぎっくり腰はどう治せば良いのか、ぎっくり腰の症状や原因などについて詳しくご紹介します。

ぎっくり腰とは

ぎっくり腰とは

そもそも、ぎっくり腰というのはどのような症状なのでしょうか。

ぎっくり腰は急性腰痛症といわれるもので、姿勢を変えたときや重たいものを持った際に、腰の周りの筋肉の一部や関節などが損傷し、急に腰に激痛が走る症状です。

ぎっくり腰になってしまった場合には、一般的な腰痛と大きな違いがあり、自分でもすぐにこれがぎっくり腰だと気が付きます。主な症状として4つあげます。

痛くて動けない

ぎっくり腰になると痛みを感じた瞬間から、しばらくの間は動けなくなってしまいます。その場に座り込んでしまう、または倒れこんでしまうという人もいるほどの痛みを伴います。

急に腰の部分への痛みが走るので、そこで座り込んでしまい、その後は四つ這いになってベッドまで移動し横になったら最後、しばらくは起き上がることができません

人によっては吐き気やめまいが出る

あまりにも強い痛みを感じるため、人によっては痛みによる吐き気、さらにはめまいを起こす方もいます。

損傷した筋肉の影響によって別の筋肉が圧迫されたり、椎間板ヘルニアなどを同時に発症してしまうと、飛び出した椎間板による圧迫から吐き気が出ることもあります。

足が痺れる感覚を覚える

主に椎間板ヘルニアのケースで見られるのですが、妊娠中期のママはお腹が大きくなり、骨盤周辺や腰の周辺が圧迫されているので、ぎっくり腰になってしまうと足がしびれる感覚を覚えることがあります。

この場合には、足の付け根をはじめとして、膝の裏部分がしびれるといった感覚を覚えるママもいます。

腰が伸ばせない

痛みが軽減してくるまでは腰も伸ばすことができません。そのため、直立姿勢をとることができないので常に前かがみの姿勢となって過ごしていかなくてはなりません。

無理に腰を伸ばそうと思えば激痛が走りますので、まるでお婆ちゃんになったように腰を曲げ、前傾姿勢になってしまいます。

妊娠中期にぎっくり腰になりやすい原因

ぎっくり腰になりやすい原因

妊娠中期にぎっくり腰を経験するママは多いのですが、なぜ妊娠中期はぎっくり腰になりやすいのでしょうか。

寒くなるとぎっくり腰になりやすいといわれていますが、このように季節的なものばかりではなく、妊娠中期の体の変化によってもぎっくり腰が起きやすくなります。

運動不足で筋肉を使っていない

妊娠すると安静に過ごすママが非常に多く、妊娠前に比べると運動量なども減り、運動不足によって腰の筋肉などが休んでいる状態です。

そこで、使っていない筋肉を急に使ってしまうとぎっくり腰になります。

子宮に圧迫され血行が悪い

妊娠中は、大きくなった子宮に腰周りや骨盤周りの筋肉などが圧迫され、血行が悪くなります。

血行が悪くなると、やはり少しの動作でも筋肉に大きな負担を与えてしまうことになるので、これが原因となってぎっくり腰が生じます。

背中側の負担が増える

赤ちゃんが成長するにしたがってお腹が大きくなり、お腹をせり出すような姿勢をとることによって、背中側にかかる負担が増えてきます。

特に妊娠中期、そして妊娠後期になると、さらに背中側への負担が大きくなりますので、ここでも腰周りの筋肉が圧迫されます。

腰を反らす姿勢をとることで腰の筋肉に常に負担がかかり、少し姿勢を変えるだけでもぎっくり腰になることがあります。

リラキシンの分泌によるもの

妊娠中期は妊娠初期に引き続き、リラキシンというホルモンが分泌されています。このリラキシンは、出産に向けて産道周辺を柔らかくする働きや骨盤を緩めるといった働きを持っています。

妊娠中期は少しずつ骨盤が緩み始めるので、内臓を支えるための負担が大きくなり、腰周りの筋肉への負荷そのものも大きくなっている状態です。こういった影響からも妊娠中期はぎっくり腰になりやすいといえます。

ぎっくり腰になったらどうする?

ぎっくり腰になったら

ぎっくり腰になってしまうタイミングは誰にもわかりません。今までと同じような生活をしている中で、突然ぎっくり腰になってしまうケースがほとんどです。

もし妊娠中期にぎっくり腰になってしまった場合には、どうすれば良いのでしょうか。

とにかく安静

ぎっくり腰になってしまった場合は、すぐにでも受診したいと思うものです。しかし、しばらくの間は動くことさえできません。

そのため、まずはぎっくり腰になったとき、とにかく安静を最優先にしましょう。横になったまま動かないというのが1番です。

腰周りなどの筋肉が損傷を起こし、さらに炎症が起きていますので、この炎症が治まるまでは無理な行動をすればするほどひどくなります。

ある程度痛みが引いて自分で起き上がれるようになってから病院に出向いても、遅くはありません。

またご家族の協力が得られるようであれば、ぎっくり腰は直後でも受診することは可能です。ママが一人で無理をして受診するようなことは避けて下さい。まずは安静さが大切です。

痛みがあるときは冷やす

ぎっくり腰は強い痛みを伴いますので、痛みがあるときにはとにかく冷やしましょう。筋肉が炎症を沈めていくためには冷やすことが何よりも重要です。

炎症が出ているときに温めてしまうと逆効果ですので、まずはできるだけ冷やします。

ただし妊娠中期にお腹を冷やすことは避けたいので、極端に冷やす方法ではなく、お水で濡らしたタオルを患部に当てたり、アイスノン枕などを使用する際には、タオルでしっかりと巻き、冷やしすぎない程度にすることが大切です。

毛布にくるまるなど、患部以外は身体を冷やさないようにしましょう。

痛みが引いたら温める

痛みが引いて炎症のピークが過ぎたら、次は温めましょう。温めて血行を促進することによって症状は徐々に緩和していきます。

強い痛みがあるときにはまずは冷やし、痛みが軽くなったら温めることを覚えておきましょう。

ぎっくり腰の直後に患部を温めてしまと、炎症がさらに酷くなりますので、治るまでの時間も長くなってしまいます。

薬の服用について

妊娠中期にぎっくり腰になってしまうと、痛み止めの薬などを服用するのが難しくなります。受診して医療機関で処方された薬であれば構いませんが、市販の鎮痛剤などは使用しないで下さい

市販の鎮痛剤の中には、胃腸に対する悪影響の強いものなどがあります。赤ちゃんのことを考えると、むやみに市販薬を使用するべきではありません。

お薬が使用できない分、痛みが引くまでの時間も長くなってしまいますが、服用しないのが一番安全です。

これが妊娠中期にぎっくり腰になってしまった場合のもっとも辛い点といえます。

コルセットの使用について

一般的にぎっくり腰になってしまった場合には、腰の筋肉に負担をかけないためにコルセットを用いることになります。

しかし妊娠中期のママはコルセットをきつく締めることができません。

腹帯を使用しているママもいるので、コルセット代わりに腹帯を使いましょう。近年ではマジックテープで簡単に装着ができる腹帯なども販売されています。

ぎっくり腰になってしまったら、しっかりと腰周りを支えるためにも、さらしを用いるのもおすすめです。

どうしてもさらしを用いて汗疹ができてしまう場合などは、マジックテープのタイプでも構いません。可能な限り腰をしっかりと固定してサポートできるように気をつけましょう。

お腹への圧迫が強くなってしまうことを避けるため、きつく巻きすぎないように注意して、体に沿うようにゆるく巻きましょう。

湿布薬などを使っても良いの?

患部を冷やすため、そして炎症を取り除くために湿布薬を使っても良いのか悩むママもいます。

湿布薬は主に患部を冷やすというよりも、炎症を鎮めるための成分が効果を発揮しますので、使っても特に問題はありません。

湿布薬に使用されている成分が、皮膚を通り抜けてお腹の赤ちゃんにまで影響を与えることはありません。

あくまでも湿布薬というのは、皮膚の表面から炎症を鎮めるための成分が広範囲にわたって効果を発揮しますので、体内への心配をする必要はないのです。

ただし、冷やした状態で湿布を使ってしまうと筋肉などが冷えすぎることがありますので、常温で保管している湿布薬を使いましょう。

痛みの強いときには温湿布ではなく冷湿布を使い、痛みが和らいできたら温湿布に切り替えます。

温めるのにホッカイロを使っても良い?

ある程度痛みが引いてきた場合には温めることが大切ですが、患部を温める際にホッカイロを使っても大丈夫でしょうか。

ホッカイロは低温やけどのリスクもあり、肌が赤くなったり、あせもの原因になることがあります。

就寝時など、長時間使わないようにする、貼るタイプのものは直接地肌につけないなど、注意して使用しましょう。

心配な場合はホッカイロを使わず、ホットタオルや、ゆっくりと入浴する方法で温めていきましょう。

妊娠中期のぎっくり腰は治りにくい

治りにくい

妊娠中期のぎっくり腰は、妊娠していないときに比べて治りにくい傾向にあります。妊娠していなければコルセットをきつく巻いたり、鎮痛剤を用いてすぐに痛みを取り除くことができますが、妊娠中期はそうもいきません。

そこで少しでもぎっくり腰を治していくためのコツをお話していきます。

重たいものを持たない

何よりも大切なのは、安静の次に重たいものを持たないことです。ここでの重たいものは、大きな荷物だけではありません。

洗濯物をはじめとして、お米なども気をつけましょう。重たいものを持つときには腰の部分に強い力が加わりますので、無理をすると治りにくくなります。

動作に気をつける

日常生活でさまざまな動作をする際にも、気をつけていかなくてはなりません。

ドライヤーを使うとき

入浴後は髪の毛を乾かすためにドライヤーを使用するママはたくさんいます。ドライヤーを使用する上で、知らず知らずのうちに腰への負担は大きくなっています。

そのため、ドライヤーを使用するときには急に腕を上げるのではなく、ゆっくりと腕を上げていくようにしてください。

髪を乾かす際に激しくドライヤーを動かすと、その分腰にも負担がかかり痛みが増してしまいます。

低い場所にあるものを拾うとき

自分の目線よりも低い場所にあるものを拾うときや、取るときに前屈姿勢をとることがあります。

前屈姿勢というのはぎっくり腰になりやすく、さらにはぎっくり腰になっている状態の中で大きな負担がかかります。

低い場所にある物を取るときには、必ず膝を曲げて取るようにしてください。腰だけを前屈させて取る動作は控えましょう。

くしゃみをするとき

くしゃみをするときは、とても強い力が腰の部分に加わります。直立した状態でくしゃみをすると、それだけでもぎっくり腰になってしまう人がいるほどです。

そのため、くしゃみが出そうになったら片手を壁などに付く、または腰の部分を強く押さえる、膝に手をつくなどといった方法で腰への負担を軽減します。

起き上がるとき

寝起きに起き上がる際には、仰向けの状態のまま起き上がってしまうと、腰に対しての負担がとても大きくなります。

そのためまずは横向きになってから、ゆっくりと起き上がることを意識して下さい。

ぎっくり腰に良い体操を取り入れる

体操を取り入れる

妊娠中期にぎっくり腰になってしまった場合や、ぎっくり腰を防いでいくためにおススメな体操があります。

2つご紹介しますが、体操といっても非常に簡単なものですので、痛みのないときにはぜひとも取り入れましょう。

●膝たおし
1.仰向けの状態になります。
2.両方の膝を軽く曲げます。
3.両足をそろえ左右にそれぞれ、ゆっくり膝を倒していきます。

●ねこのポーズ
1.手も膝も肩幅に開き、四つん這いになります。
2.ゆっくり息を吐きながら背中を丸めていきます。
3.息を吸いながら背中を反らしていきます。

どちらの運動も2,3回繰り返すだけで良いです。痛みのあるときには控えるべきですが、痛みのないときにこうした体操は筋肉を緩め、ぎっくり腰防止にも効果的です。

また、妊娠中でお腹が大きくても、お腹に負担がかからず安心です。

ぎっくり腰になったら家事もお休み

家事もお休み

ぎっくり腰になってしまったら、無理をせず痛みが引いて症状が改善するまでは、家事もお休みしましょう。ギックリ腰の痛みは経験した本人でなければわかりません。

思うように身動きをとることもできず、自分でも情けなくなってしまうほど強い痛みが出てくるのですが、特に妊娠中期はお腹の赤ちゃんのこともありますので無理をしないのが1番です。

また、一度でもぎっくり腰を経験すると、その後も繰り返してしまうケースがありますので、ひとつひとつの動作に気をつけながら過ごしましょう。

特に寒くなる季節や季節の変わり目は、ぎっくり腰を起こしやすいので注意してくださいね。

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