妊娠中期に張り止めを飲む

妊娠中期に張り止めを飲むのは赤ちゃんへの影響無し?安全なの?



近年では、妊娠中期以降にお仕事されているママさんも増えてきました。

その上、日常生活では家事を行っていかなくてはならず、大きなお腹を抱えながらお仕事や家事をしていく中で、お腹が張ってしまうこともあります。

また、切迫早産のリスクが高くなってしまうようなママさんもいます。

頻繁にお腹が張ってしまう時や、お仕事にも支障が出てしまうとき、さらには切迫早産のリスクが高くなった場合、張り止めの薬が処方されることもあります。

妊娠中期にこのような薬を飲むことに対し、不安を抱えてしまうママさんも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、

・どうして張り止めが処方されるの?
・妊娠中期に張り止めを飲んでもいいの?
・張り止めを飲んでも赤ちゃんに影響はない?

といった方に、張り止めの薬が持つ効果や副作用などについて、詳しくご紹介します。

張り止めを飲むケースとは?

張り止めを飲むケース

張り止めの薬を飲むケースというのは、どのような場合でしょうか?

もちろんお腹が張ってしまうというのが大前提になるのですが一度やニ度、お腹が張った程度で張り止めの薬が処方されることはありません。

切迫早産のリスクがあるとき

切迫早産のリスクがあるときには、まず張り止めの薬を服用しながら子宮の収縮を抑えていく必要があります。

切迫早産は子宮口が開いてしまうことなどもありますので、このような状況を回避していくためにも、まずは子宮の張り止めのお薬を服用し、子宮が活発に動いてしまうのを抑えていくのです。

それによって結果的には子宮の入り口が開いてしまうこと、そして陣痛のように赤ちゃんを押し出そうとする子宮の働きそのものを抑えながら、切迫早産を予防していきます。

張りが頻繁に起きていて不安が大きいとき

切迫早産の疑いがなくとも、日常生活を送る中で頻繁に張ってしまい、お腹が張ることによってママの不安が大きくなる場合も処方されます。

寝不足になってしまったり、精神的なストレスによって精神状態が不安定になってしまうような時には、一時的に張り止めの薬を服用し、まずはママの気持ちを落ち着かせるという目的で処方されることもあります。

一日の中で何度もお腹が張ってしまったり、毎日お腹が張ってしまうため、家事や近所への買い物をするのも怖くなってしまうなどのケースが該当します。

仕事をしていて張りが強いとき

お仕事をされているママは体を動かすことも多く、お腹の張りが気になってしまうこともあります。

お腹の張りが気になってしまい、お仕事に支障が出てしまったり、その他にもお仕事を休むことができず頑張るママさんの場合、切迫早産のリスクがなければ張り止めの薬を服用しながらお仕事は続けていくといった対処方法が用いられることになります。

張り止めはどんな薬?

張り止めの効果を持つお薬は一つだけではありません。お薬によって違いがありますので、そういった違いもしっかりと把握しておきましょう。

交感神経を優位にする

妊娠中期のお腹の張りを抑えるために処方される張り止めの薬は、主に交感神経を優位にするという働きを持っています。

一般的に内臓が活発に働くのは、交感神経が優位になっている時ですが、これは運動している時や体そのものがとても活発な場面での状態です。

一方でリラックスしている時などには、副交換神経が優位になります。内臓をしっかりと休めたいという働きが強くなり、基本的には内臓が元気に動くことはありません。

リラックスしている状態だけでなく、眠っている間なども副交換神経が優位になっているのです。

しかし、子宮の収縮を引き起こす筋肉は、副交感神経に支配されています。

つまり、妊娠中期のお腹の張りというのは、ママがリラックスしている時にも引き起こされることが多く、その他の内臓が活発に働いている時ではないタイミングで子宮が活発に動き始めることが多いのです。

ホルモンバランスによるものなど、さまざまな原因もありますが、張り止めの薬は交感神経を活発にして副交感神経の働きを抑え、子宮の収縮を抑えるようにします

そうすることによって、子宮は一時的であっても活発に働くことがなくなり、筋肉の収縮なども穏やかになるため、張りそのものが軽減されていきます。

週数で変わることが多い

張り止めの薬は、一般的に「ウテメリン」「リトドリン」「ズファジラン」が処方されます。リトドリンはウテメリンのジェネリック薬品になります。

これらは基本的に、妊娠16週までに処方されるお薬と、16週以降に処方される薬というように分かれます。

妊娠16週までに処方されるズファジランは、比較的副作用も穏やかですが、反面、流産を抑えていくため張り止めの効果が強いものとなっています。

一方で16週以降に処方されるウテメリン・リトドリンは、副作用も張り止めの効果も、どちらも強いものとなっています。

穏やかな作用というよりも、服用後は短時間でしっかりとした効果を発揮するため、これに伴って副作用が出やすい特徴を持っています。

ただし、必ずしも週数に応じてどちらかの薬が処方されるわけではありません。ママさんの体調や子宮の収縮状態によって、どちらの薬が処方されるのかはドクターの判断になります。

切迫早産で入院すると注射をすることもある

お腹の張りが強いだけでなく、切迫早産のリスクが高い場合には、すぐ入院を強いられることもあります。

また、このように緊急入院になってしまった場合には、切迫早産を即座に予防していくため、まずは張り止めの薬を注射することがあります。

これは筋肉注射となり、一時間おきに注射をするケースとニ時間おきに注射をするケースで分かれています。

こちらについても、ドクターの判断によるものですので、ママさんが決められるものではありません。

しばらくの間は筋肉注射で張り止めの薬を体内に取り込みながら、ある程度症状が治まった段階で、服用する形の薬に変更していくというケースがあります。

張り止めの副作用は?

張り止めの副作用

妊娠中期にお腹の張りが強くなってしまうと、どうしても切迫早産や流産などが心配になってしまいます。

そこで張り止めの薬を服用することによって強い張りを軽減し、予防していくわけですが、張り止めの薬にはいくつかの副作用があります。

人によって副作用が強くあらわれてしまう場合もあります。どのような副作用があるのか見ていきましょう。

動悸や息切れが多い

張り止めは交感神経を優位にする作用があるため、体内は活発に働くようになります。

その結果、それまではリラックスしていた状態であっても、張り止めの薬を服用すると動悸や息切れなどといった副作用がみられることがあります。

このような症状を感じるママは多く、副作用の存在そのものを知らずに服用してしまうと、驚いてしまいクリニックに駆け込むこともあるようです。

薬の効き目と同時に副作用があらわれますが、服用からニ時間程度でこうした副作用も徐々に落ち着いていくので、過度の心配はいりません。

吐き気やめまいがすることも

ママが薬を服用する際の体調や、その人の体質によって、強い吐き気を覚えてしまうことや、めまいが出てしまうような副作用もあります。

特に空腹の状態で張り止めの薬を服用してしまうと、このような副作用が強く出てしまうことがあるので気をつけましょう。

赤ちゃんへの影響は?

張り止めの薬を服用することで上記のような副作用がみられることがありますが、赤ちゃんに対する悪影響などはありません

妊娠中期の張りを抑える、または切迫早産を予防していくといった目的で開発されているお薬となりますので、妊娠中のママが飲んでも大きなリスクはないのです。

ただし、このような張り止めの薬の成分には、葉酸の吸収を妨げてしまうものがあるので、張り止めの薬を服用する際には、食生活に気を配りましょう。

張り止めの薬と葉酸を取り入れるタイミングを上手にずらしていくといった工夫が必要になります。

短期間であれば、そこまで神経質になる必要はありませんが、ある程度継続して張り止めの薬を服用する場合には、葉酸の摂取量が減ってしまうことが考えられるので、タイミングをずらすことと、葉酸を少し多めに摂取するなどといった工夫を取り入れていきましょう。

それ以外で、極端に胎児への障害が残ってしまうケースや、直接的に流産や早産につながってしまうようなリスクはありません。

張り止めの副作用が強すぎるときは?

副作用が強すぎるとき

張り止めの薬には副作用がありますが、副作用が強く出てしまい耐えられない時には、どうすれば良いのでしょうか?

妊娠中期のママが自分で判断をするのは難しくなりますので、まずはドクターに相談した上で対処法を考えていくことになります。

お薬の量を減らしてみる

副作用が強く出てしまい、つらくて耐えられない場合には、張り止めの薬を服用する量を減らすといった対応になることもあります。

お薬の量を減らすことによって副作用そのものも出にくくするといった目的になります。

お薬の種類を変えてみる

今まで服用していた張り止めの薬が体質的に合わないケースもありますので、そういった場合はお薬の種類そのものを変えるといった対処が取られることもあります。

似たような効果を持つお薬であっても、含有されている成分が少しでも違っていれば、副作用の出方にも違いがありますので、こういった部分を考慮してお薬が変更となる場合もあります。

服用後はしばらく安静にする

張り止めの薬を服用した後は、しばらく安静にするというのも副作用が出にくくするための工夫になります。

体を動かしていると、どうしても交感神経が優位になり、体が活発に働いている状況の中さらにたくさんのエネルギーを使うことや、体内のはたらきが活発になってしまうことを助長します。

そのため、服用後はしばらく安静にして体を休める状況を作ることで、副作用の症状そのものが抑えられるケースがあるのです。

張り止めが効かないときは?

副作用が強く出てしまう場合ではなく、張り止めの薬を服用していてもお腹の張りが引かず効果が実感できない場合にはどうしたらよいのでしょうか?

必ずドクターに相談する

張り止めの薬の効果を発揮せず、お腹の張りが止まらないからといって、不安な気持ちから独断でお薬の量を増やしてしまうようなことは避けましょう。

副作用が強く出てしまうリスクが高まります

必ずドクターに相談した上で、お薬の量を増やす、お薬の種類を変えてみる、その他にもお腹が張る原因を追究し、ライフスタイルの中で工夫を取り入れてみるなどといった方法になります。

妊娠中期の張り止めはいつまで飲むの?

いつまで飲むの

妊娠中期の張り止めはいつまで服用すればいいのでしょうか。基本的には処方された分をしっかり服用することが大切になります。

ケースバイケースになることが多い

どのくらいの期間、そしていつまで張り止めの薬を服用するのかはケースバイケースになります。

お薬を服用してある程度張りが治まるようであれば、長期間にわたって服用せず、短期間の服用のみでその後は過ごしていくことになります。

しかし、お仕事をされていてお薬を服用していないと張りが出てしまうような場合には、長期間に渡って服用することもあります。

切迫早産のリスクがある場合には症状が落ち着くまで

切迫早産のリスクが高いと診断されてしまった場合には、切迫早産の症状そのものが落ち着くまでは最低限張り止めの薬を服用することになります。

こちらに関してはママさんが独断で決められるものではありませんので、検診に出向きながら状態を確認していくことになります。

入院している場合でも同様に、症状が落ち着いてきたら徐々にお薬の量を減らすまたは、お薬を服用する回数を減らすといった方法で、最終的にはお薬を服用せず退院して生活が送れるような状況にします。

しかし、ママさんの体質によっては切迫早産のリスクが出産直前まで拭いきれないことがありますので、このような場合には妊娠中期から出産までの間張り止めの薬を服用することになります。

妊娠中期の張り止めはドクターの指示をしっかり守る

妊娠中期に張り止めの薬を飲むことは、胎児への大きな悪影響などはありません。

そのため、ママの独断で張り止めの薬を服用したり、我慢するようなことをせず、しっかりドクターの指示通りに服用してください。

そうすることが胎児をしっかりと守ることにつながっていきます。

独断で服用をやめてしまったり、量を減らしてしまうことで切迫早産のリスクが高くなることもありますので、必ずドクターの指示を守りましょう。

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