妊娠中期の出血

妊娠中期の出血は子宮ポリープが原因?手術をしないとダメ?




妊娠中期は少しずつお腹のふくらみも目立ち始め、胎動が楽しみになる時期です。また、つらかったつわりからも解放され、ママも気分的に楽になります。

しかし、そんな妊娠中期に突然出血してしまうことがあります。

妊娠中期以降に出血すると早産や流産などを心配しますが、妊娠中期に子宮ポリープが発見されることも多く、このポリープから出血が起きることもあります。

そこで今回は、

・妊娠中期に出血があったら病院に行くべき?
・子宮ポリープはどうしてできるの?
・妊娠中期に子宮ポリープが見つかったら手術するの?

といった方に、子宮ポリープとはどのようなものなのか、子宮ポリープになる原因や手術などについて詳しくご説明します。

妊娠中期の出血はポリープかも?

ポリープかも

妊娠中期に出血を起こすのは、ポリープが原因のケースが多くあります。ほかにも日常生活を送っていく中で、子宮に大きなダメージが加わったり、少しの衝撃でも粘膜が傷ついてしまい出血します。

妊娠中期に子宮ポリープが見つかると大変ショックですが、基本的には良性で、そのままガンになる可能性体に悪影響を与える心配はありません

ポリープには2種類ある

妊娠中期に見つかる子宮のポリープは2種類あります。それぞれでできる部位などが違っていますので、正しく知識を持っておきましょう。

子宮頸管(しきゅうけいかん)ポリープ

子宮頸管というのは膣の部分につながっている管で、これがひとつの軸となり、子宮をしっかりと支えています。子宮頸管はガンができる場合もありますが、ポリープができる場合もあります。

子宮内膜ポリープ

子宮内膜ポリープは子宮頸管とは違い、子宮の内膜部分に直接ポリープができてしまう症状です。

子宮内膜そのものは女性ホルモンの量に従いながら、厚くなったり薄くなったりを繰り返しているのですが、増殖がパワーアップしてしまうと、部分的にポリープとなってあらわれます。

ポリープの原因は?

ポリープの原因

子宮頸管ポリープや子宮内膜ポリープは妊娠中期に見つかる方が多いといわれていますが、必ずしも妊娠中期に限ったものではありません。

原因のひとつとしては、ホルモンバランスの大きな変化が考えられています。

また、出産経験がある、さらには流産の経験があるママの場合、何らかの形で妊娠中に子宮が炎症を起こしてしまい、これが引き金となって子宮内膜ポリープができてしまうケースもあります。

ポリープの原因そのものは、これだと明言できるものではありません。しかし、まったく妊娠を経験していないママに比べると、すでに出産を経験したママにできてしまうことが多い傾向にあります。

このようなポリープは人によっても違い、とても小さなケースから5㎜を超えるほど大きくなってしまうようなケースもあります。

妊娠中期に出血が起きたらクリニックに連絡を

クリニックに連絡を

妊娠中期に出血があったときには、どのような状態であれクリニックに連絡を入れ確認しましょう。妊娠中期の出血が子宮ポリープの発見に繋がることは多くあります。

様子を詳しく知らせること

妊娠中期に出血してしまい、クリニックに連絡を入れる場合には必ず様子を詳しく知らせましょう。

現在妊娠何週目であるのか、出血に気が付いたのはいつなのか、どのような出血だったのかということをしっかり伝える必要があります。

また、お腹の張りがあるか、体調に変わったことは無いか、などを聞かれることもあるので、慌てずに今現在の様子を詳しく伝えることが大事です。

その上で受診が必要な場合には、やはりここでも落ち着いてクリニックに向かいましょう。

妊娠中期の健診後に出血することもある

子宮内膜ポリープや子宮頸管ポリープがあると、妊娠中期の妊婦健診のあとで出血することがあります。

健診時に触診や超音波検査でのダメージが、粘膜に伝わってしまいポリープができている部分から出血が起きるのです。

子宮頸管ポリープや子宮内膜ポリープはどちらも非常に柔らかいので、ほんの少しの刺激でも出血してしまいます。

妊娠中期は安定期となるので、パートナーとの性生活を行うこともあり、この刺激から出血することもあります。

また、ポリープそのものが比較的大きいと、ポリープには直接血液が巡らなくなりますので、ポリープ部分は粘膜組織が壊死する形になり、ここから月経と思われるほどの出血が見られるケースもあります。

妊娠中期の子宮ポリープは切除するの?

切除するの

妊娠中期に子宮のポリープが見つかった場合は、手術で切除しなければならないのでしょうか?お腹に赤ちゃんがいる状態で手術をするのは、とても不安です。

経過をみることが多い

妊娠中期に見つかった子宮ポリープは、大きさにもよりますが基本的には経過を見るというケースがほとんどです。

妊娠中期の子宮内膜ポリープや子宮頸管ポリープは悪性の腫瘍として判断されることは少なく、良性のものとして判断され、さらにはそのまま経過を見ていても自然に体内へと吸収されることがほとんどです。

ポリープが大きく成長していて自然に治癒する可能性が低い場合に切除となります。

切除するのはこんなとき

ポリープを切除するのは、ある程度大きくなったポリープを小さくするためにお薬などを服用しても、効果がなかったり出血が多くなってしまうケース。

さらには、ポリープが原因で不妊に悩んでいるケースがあります。

切除後に検査をすることもある

ポリープの切除が必要になった場合には、ポリープの大きさによって切除した後、良性か悪性かを見極めるための検査をすることがあります。

悪性とされるのは、すでにポリープがガン細胞に変わっているというケースや、子宮内膜増殖症のリスクが高い場合です。

病変を確認するために細かな検査をすることもあります。

子宮内膜増殖症とは、子宮の内側を覆う粘膜である子宮内膜が過剰に増え、異常に厚くなってしまう病気です。

増殖する過程で子宮内膜の細胞が癌(がん)化して、子宮体がん(子宮内膜がん)へと進行する可能性があります。

ポリープの切除方法は?

ポリープの切除方法

妊娠中期のポリープを切除しなければならないといった診断になった場合、どのような切除方法を用いるのでしょうか。

また、切除をすることでお腹の赤ちゃんへの影響はないのでしょうか?

内膜掻爬術(ないまくそうはじゅつ)

子宮内膜ポリープがある程度大きくなってしまった場合には、内膜掻爬術といった方法でポリープを取り除くことがあります。

内膜掻爬術というのは、鉗子(かんし)と呼ばれている器具などを子宮内部に差し込み、ポリープの部分を切除する方法です。

基本的には入院の必要はなく、外来で切除が行われ当日中に帰宅することができます。

日常生活はもちろん、お腹の赤ちゃんへも悪影響を与えてしまうことはほとんどありません。ただし内膜掻爬術をおこなった後、出血が続くときには改めて検査をする必要があります。

子宮鏡下手術

子宮頸管ポリープであっても子宮内膜ポリープであっても用いられる方法のひとつに、子宮鏡下手術があります。

この方法はあらかじめ子宮頸管をカメラが通る大きさに広げる処置を行います。

子宮頸管が広がったら、実際の手術を行うことになります。子宮内部や子宮頸管の様子をカメラで確認しながら、ポリープを切除するといった方法です。

見えない状況で行う掻爬術に比べると、ポリープを根元部分からしっかり切除することができる方法です。

手術を行われている間は、基本的に痛みはありません麻酔や鎮静剤などを使用することがほとんどです。

妊娠中のポリープの切除については、肯定的な考え方と否定的な考え方の両方があるため、医師とよく相談して検討することが大切です。

子宮鏡下手術時の入院や麻酔について

全身麻酔や下半身麻酔など、麻酔の種類は病院の方針やポリープの数、大きさ、患者さんの症状によっても違いますが、外来で麻酔なしで手術をし、その日のうちに帰れる場合もあります。

一般的には手術前日に入院して、手術の次の日に問題がなければ退院となるケースがほとんどです。

妊娠中の麻酔は大丈夫?

妊娠中のママにとって一番気になるのが麻酔による赤ちゃんの影響です。

赤ちゃんにとって、発育上大切な時期である妊娠初期はできるだけ避けた方がいいですが、実際に手術の麻酔によって、赤ちゃんの奇形や死産につながってしまったケースは報告されていません。

妊娠中の麻酔に関しては意見がさまざまですが、病院で行われる手術に使う麻酔の量では、赤ちゃんの奇形や死産につながることはない、というのが一般的な考えです。

ただし、必ずしも安全であるとは言い切れないため、医師の説明をしっかり受け、不安なことや疑問があれば必ず伝えましょう。

妊娠中期を過ぎれば問題なし?

過ぎれば問題なし

妊娠中期のポリープは場所や状態によって切除する、しないが決まってきます。また、妊娠中期をすぎればまったくその後は問題なく生活できると、安心してしまうママも少なくありません。

しかし、妊娠中期をすぎれば絶対に大丈夫とは言い切れません。場合によっては、妊娠後期に入ってからも向き合っていかなくてはならない症状となることもあります。

繰り返す場合もある

妊娠中期の子宮ポリープや子宮頸管ポリープは、自然治癒するケースがほとんどですが、一度治癒した後も再び繰り返してしまうことがあります。

妊娠中期に見つかったポリープが自然治癒した場合には、出産まで再発しないことが多いのですが、稀に短期間で再発してしまうケースや、出産後に再びポリープが見つかってしまう場合もあります。

やはりホルモンバランスの変化などによってポリープができてしまうため、影響を受けやすい方はどうしても繰り返してしまいます。

出産までに大きくなれば切除のケースも

自然治癒することの多いポリープですが、妊娠初期に見つかったポリープが出産までに大きくなってしまうようであれば、出産時に大量出血につながる可能性が高く、それまでの間に切除することになります。

妊娠中期にポリープができると不妊になるの?

不妊になるの

妊娠中期の段階で子宮内膜ポリープや子宮頸管ポリープが見つかると、その後不妊になるのではないかと心配になるママもいます。

ポリープと不妊の関係についてはまったくゼロとは言い切れない部分があります。

子宮ポリープができた部位によっては不妊になったり、受精卵が着床しにくい状態を招いてしまったり、子宮内膜の状態が落ち着かず妊娠しにくくなってしまう場合もあります。

とはいえ、子宮内膜ポリープや子宮頸管ポリープが原因で不妊になるケースは非常に少ないので、極端に心配する必要はありません。

ひとつのデータとしてわかっているのは、子宮内膜ポリープを摘出した後の妊娠率が75%以上だということです。

しかし、頻繁にポリープを繰り返してしまう方は、ホルモンバランスの状態によって子宮内膜の全体にポリープができてしまう場合もあります。このようなケースは不妊の傾向が強くなります。

ポリープの自覚症状は?

ポリープの自覚症状

妊娠中期にポリープが見つかる場合、健診や出血以外で自覚症状があるのでしょうか?

痛みなどは特にない

ポリープができていても、痛みなどを感じることは特にありません。ポリープ自体が痛みを引き起こすような細胞として、体に認識されていないからです。

そのため、ほとんどのママは子宮頸管ポリープや子宮内膜ポリープができていても気がつかないまま過ごしてしまいます。

若干の出血は見過ごすこともある

おりものの色が少し茶褐色になる程度の出血の場合には、さほど気にせず過ごしてしまうママも少なくありません。

妊娠中期にはやはりお腹が大きくなりますので、このような影響に伴い若干の出血が見られることもあります。

しかし、お腹の張りなどが強くなければ大きな問題はないと見過ごしてしまい、その後出血をして受診したらポリープが見つかったり、その後の健診で見つかるというケースがほとんどです。

妊娠中期の健診で見つかっても落ち着いて説明を聞くこと

説明を聞くこと

ポリープは、妊娠中期の妊婦健診で見つかることがほとんどですが、子宮内膜ポリープや子宮頸管ポリープを恐れるあまり、毎日意識してしまうのはよくありません。

ポリープができていても良性のものが多く、次の妊婦健診まで気がつかなくても極端な悪影響はありません。

妊婦健診でポリープが見つかっても、落ち着いてドクターの説明を聞いて、その後の対処や過ごし方を考えていきましょう。

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