へその緒が赤ちゃんに絡まる臍帯巻絡とは!?原因と対処法

へその緒が赤ちゃんに絡まる臍帯巻絡とは!?原因と対処法




臍帯巻絡(さいたいけんらく)は聞き慣れない言葉ではないでしょうか?臍帯とは一般的に「へその緒」と呼ばれているものです。

臍帯巻絡とは文字通りへその緒が、赤ちゃんの体のさまざまな所に巻きついている状態のことをいいます。しかし、臍帯巻絡はなぜ起こるのでしょうか。

そこで今回は、

・臍帯巻絡とはなに?
・臍帯巻絡の原因とはなにか?
・臍帯巻絡の場合の対処法を教えて!

といった方に、臍帯巻絡とはなにか、原因と対策について詳しくご紹介します。

そもそも臍帯巻絡(さいたいけんらく)とは?

そもそも臍帯巻絡(さいたいけんらく)とは

臍帯巻絡という言葉を妊婦さんでも知らない・聞いたことがないという人もいるかもしれません。臍帯とは一般的によく知られている名称で「へその緒」のことなのです。

臍帯は非常に重要な役割を持っています。胎盤と赤ちゃんを結びつけていて、酸素や栄養を赤ちゃんに供給しているのです。

臍帯巻絡とは、そんな重要な臍帯が赤ちゃんの体のさまざまな所に巻きついている状態のことです。

臍帯巻絡を聞いたことがなかった、知らなかったという妊婦さんは臍帯巻絡がどのようなもので、危険があるのかを一緒に学んでいきましょう。

妊婦さんの約2割が臍帯巻絡

臍帯巻絡は妊婦さんの約2割の人がなるといわれています。10人の妊婦さんの内2人は臍帯巻絡であると考えると、意外と多くの妊婦さんが臍帯巻絡という状態になりえるといえます。

臍帯巻絡で臍帯が赤ちゃんに巻きついている所もさまざまです。しかし、約8~9割が首のあたりに巻きついています。しかし、中には手足や体に巻きつくことも十分に考えられます。

しかし、臍帯巻絡となっているからすぐに危険な状態だということはまずありません。ほとんどの臍帯巻絡はとくに問題なく出産できるのです。

また、どの妊婦さんでも臍帯巻絡となる可能性がある以上、最低限の情報だけは頭に入れておき冷静な対処が必要です。

臍帯巻絡による妊婦さんの影響

臍帯巻絡による妊婦さんへの影響はほとんどありません。しかし、臍帯巻絡と診断されて焦ったり、不安になったりすると違うトラブルが起こってしまいます。焦りや不安はストレスにつながるため、妊婦さん自身のみならず赤ちゃんにも悪影響を及ぼすのです。

ですから、臍帯巻絡は妊婦さんの精神的なものに影響を与えるとも考えられます。ですから、臍帯巻絡と診断されたからといって悲観的にならないようにしましょう。悲観的になってもいいことはなくマイナスにしかならないのです。

臍帯巻絡による赤ちゃんへの影響

ほとんどの場合が、臍帯巻絡でも赤ちゃんに対する影響はありません。赤ちゃんが羊水に浮いている状態では臍帯が締め付けることはまずないです。

それに、臍帯巻絡と診断されてからしっかり経過を観察することによって、赤ちゃんへの影響を与えないようにしています。

確かに難しい症状ではありますし、臍帯巻絡による死産も確認されています。しかし、大多数の臍帯巻絡の赤ちゃんはなんの影響もなく出産されており、元気に育っています。

臍帯巻絡の原因

臍帯巻絡の原因

医学が発達して現在でもはっきりした臍帯巻絡の原因がわかっていないのが現状です。しかし、原因は推測されています。

赤ちゃんが活発に動いたり、臍帯が通常より長かったりすることが臍帯巻絡の原因となっているのではと推測されているのです。

傾向として、胎動の激しい赤ちゃんは臍帯巻絡となる場合が多くなっています。いずれにしても、まだ決定的になにが原因なのかを解明できていないのが現状です。

へその緒が長い

臍帯が長いことが臍帯巻絡の原因の1つではないかとされているのですが、赤ちゃんの臍帯が長いから臍帯巻絡となったのか、それとも臍帯巻絡となったために赤ちゃんの臍帯は長くなったのかはわかっていません。

現在では臍帯巻絡となったために、臍帯が引っ張られた結果臍帯が長くなったのでは、とする意見が多くなっています。

いずれにしても、臍帯巻絡となった赤ちゃんは臍帯が長い傾向はあるが、臍帯が長かったのが臍帯巻絡の原因か、臍帯巻絡となったから長くなったのかは定かではありません。

臍帯巻絡の兆候や症状

臍帯巻絡の兆候や症状

妊婦さんにとって気になるのは臍帯巻絡の兆候や症状ではないでしょうか。臍帯巻絡の兆候・症状を知っていれば早期に気付き対応できると考えるかもしれません。

しかし、残念ながら胎児が臍帯巻絡となっていても、基本的に妊婦さんの自覚症状はないので、兆候を感じ取ることもできないのです。

しかし、赤ちゃんにとっては臍帯から酸素や栄養を供給されているので、複数回体に絡まったり、きつく締まったりするとうっ血することもあり、ひどい時には呼吸困難を引き起こす可能性もあります。

どうやって臍帯巻絡と気付くの?

どうやって臍帯巻絡と気付くの

臍帯巻絡の兆候や自覚症状がないのに、妊婦さんはどうやって臍帯巻絡と気付くことができるのでしょうか。

臍帯巻絡とわかるのは、超音波検査(エコー検査)でわかることが多いです。妊娠検診などのエコー検査で臍帯巻絡かどうかはある程度判断はできるので、あまり臍帯巻絡ではないかと心配をするのはやめましょう。

また、他にもパワードプラ法やパルスドプラ法などを利用して臍帯巻絡かを判断することもあります。

エコー検査

妊娠診断ではエコー検査をします。エコー検査では赤ちゃんの様子を見ることができて、妊婦さんは母親になるのだとより実感することもあります。

しかし、エコー検査は赤ちゃんの様子を妊婦さんに見せるのが目的ではありません。エコー検査によって体内の赤ちゃんを継続的に観察することによって、異常が起こっていないかを確認しているのです。

もちろん、その中に臍帯巻絡になっているのかの確認も含まれています。エコー検査で臍帯巻絡かはある程度は判断できるので、定期的なエコー検査をおすすめします。

パワードプラ法

エコー検査で臍帯巻絡かどうかをほとんど確認できるのですが、より確実に臍帯巻絡かを診断できるのが、へその緒の血流を調べるパワードプラ法です。

パワードプラ法なら100%に近い診断ができるので安心です。さらに、臍帯巻絡の回数も推測できるます。

パルスドプラ法

臍帯巻絡の場合にはパルスドプラ法を利用することがあります。パルスドプラ法を利用することによって、血流障害が引き起こすようなきつい臍帯巻絡なのかを確認します。

パルスドプラ法によって臍帯静脈波動の存在を確認し、臍帯巻絡がどのくらいきつい巻きつきなのかを推測します。

臍帯巻絡を予防するには?

臍帯巻絡を予防するには

できるだけ臍帯巻絡とならないようにしたいのが妊婦さんの思いです。しかし、残念ながら臍帯巻絡の予防法はないのが現状です。

なので、臍帯巻絡かどうかを確認するためにも定期的な妊娠検診でエコー検査をすることが大切なのです。

しかし、臍帯巻絡になったらどうしようとかマイナスに考えないようにしましょう。臍帯巻絡になってもいないのに不安になるのはストレスが溜まるだけです。

妊婦さんにストレスが溜まるのは違う意味でよくありません。ストレスは妊婦さんのみならず、赤ちゃんにとっても悪影響を及ぼすのです。

ですから、臍帯巻絡の予防ができないからといって焦らずに、冷静に過ごすようにしてください。

臍帯巻絡を治す方法

臍帯巻絡を治す方法

もし、臍帯巻絡だと診断された場合にはどのような治療法があるのかも妊婦さんにとっては気になるはずです。

しかし、妊娠中の外からの治療を施すことはできません。ですから、出産前に臍帯巻絡を治す方法はまだ無いのが現状です。

臍帯巻絡かどうかの確認はでき、どのような状態で臍帯が体に巻きついているのかなども、詳しく高確率でわかるようにはなっているのですが、妊娠中に治す方法はないのです。

ここまでの情報だと、予防もできなければ妊娠中に治すこともできない難しい症状で、臍帯巻絡となったら悲観的になってしまうかもかもしれません。

しかし、臍帯巻絡は多くの場合が普通に分娩することができるので、臍帯巻絡と診断されたとしても冷静に落ち着いて対応をしてください。

臍帯巻絡とわかったときの対処法

臍帯巻絡とわかったときの対処法

臍帯巻絡だとわかるのは病院での検査の結果です。さらにいえば、妊娠検診のエコー検査で臍帯巻絡であるとわかることがほとんどです。

ですから、しっかり担当医とどんな状態なのかを話し合いましょう。心配なら1人で抱え込んだりしないで担当医に話してみるのです。

そうすることによって担当医との信頼も築けますし、安心もできるはずです。臍帯巻絡だと診断されたからと無駄に焦ったり、1人で抱え込んだりしてもストレスが溜まるだけです。前を向いて現状を把握して冷静に生活しましょう。

ノンストレステスト(NST)の利用

すべての出産前に、ノンストレステスト(NST)を行います。もちろん臍帯巻絡でも行います。NSTを行うことで正常な出産ができるかどうか、赤ちゃんや子宮の状態を確認します。

また、NSTにより赤ちゃんの心拍数などを計ることができます、NSTの結果やその他の状況を含め臍帯巻絡でもどうような分娩で出産するのかが決定されます。

臍帯巻絡でも自然分娩できるのか?

臍帯巻絡でも自然分娩できるのか

臍帯巻絡と診断されて不安になるのは、出産を無事成功できるのか、出産は自然分娩でできるのか、といったことではないでしょうか。

臍帯巻絡でも1回の巻きつきなら、ほとんど問題なく自然分娩で出産できます。それでは、複数巻きついている状態では自然分娩できないのでしょうか。安心してください、複数の巻きつきでも多くの場合で無事に出産できていますし、自然分娩で出産しています。

ただし、分娩中は臍帯の圧迫により赤ちゃんの心音が低下するなどのリスクもあるので注意してください。ですが、自然分娩で出産できるのかは、NSTなどを利用して細心の注意を払って行われるのでほとんどの場合で成功しています。

帝王切開による出産

状況によっては自然分娩を諦めて、帝王切開による出産になる場合もあります。無理をして死産になっては困るので、帝王切開による出産も選択肢の1つなのです。

臍帯巻絡で帝王切開による出産になる場合は、複数回巻きつきがあるときや自然分娩で心音の低下が見られたときに帝王切開による出産にすることがあります。

赤ちゃんに負担が掛かった結果、死産となってしまうリスクを背負ってまで自然分娩にこだわる必要はありません。ですから、医師の判断によっては安全な出産方法として帝王切開による出産を選択する場合もあるのです。

臍帯巻絡が原因による死亡・障害は?

臍帯巻絡は妊婦さんの約2割が経験している出産トラブルの1つなのですが、ほとんどの場合は異常なく出産できます。

しかし、残念ながら臍帯巻絡が原因で死産となってしまう可能性もあります。死産になるのは臍帯が複数回巻きついていることがほとんどです。また、日本産婦人科学会に報告されている臍帯異常による死産率は、全出産数の約0.1%とのことです。

臍帯巻絡になると障害や後遺症が残るのではと疑問になる妊婦さんもいるでしょう。臍帯巻絡による、胎内の赤ちゃんへの脳への酸素供給・栄養供給が妨げられることによって、障害や後遺症が残るのではと感じているのでしょう。

その心配はありません。赤ちゃんは羊水に浮かんでいるうちは臍帯に締め付けられることはまずありません。また、出産時には絡まった臍帯の処置をすぐさま行うので障害や後遺症が残ることはまずないのです。

臍帯巻絡でも焦らない

臍帯巻絡でも焦らない

臍帯巻絡と診察されても焦ってはいけません。また、余計な心配をしたりして不安を募らせるのもいけません。ましてや自分の責任だと責めるのはもってのほかです。

臍帯巻絡は予防もできなければ、妊娠中に治すこともできないのです。さらに、臍帯巻絡になる原因もわかっていないのです。

にもかかわらず、臍帯巻絡は妊婦さんの約2割がなっている症状です。ですから、焦ったり、不安になったりする必要はありません。

現在の医療では臍帯巻絡と確認することは容易です。妊娠検診のエコー検査でわかることが多く、臍帯巻絡だとしても無事に出産できることがほとんどです。

ですから、もし臍帯巻絡と診断されても落ち着いて冷静に対応してください。元気な赤ちゃんを出産できますので、医師と相談し臍帯巻絡の問題を解決しながら、出産に挑みましょう。

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